【玉手箱の言語対策】練習問題と解答、出題内容別の解き方のコツも紹介
ES・選考対策公開日:2026.09.09
この記事でわかること
- 玉手箱の言語問題は、長文を読み設問に解答していく形式のテスト
- 出題内容は「論理的読解」「趣旨判定」「趣旨把握」の3種類
- 制限時間が短く、選択肢を区別しづらいため、玉手箱の言語問題は難しいと言われている
適性検査の中でも多くの企業が導入している「玉手箱」ですが、「何から手をつければいいのかわからない」「解く時間が足りない」などと悩むことも多いでしょう。本記事では、玉手箱の言語問題について、出題内容や難解と言われる理由、効率的な対策や解き方のコツを解説します。練習問題も掲載していますのでぜひ対策に役立ててください。
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玉手箱の言語問題とは?出題内容は?
玉手箱の言語問題は、提示された長文を読み進めながら設問に解答していく形式のテストです。受検者には論理的な読解力や、文章の要点を的確にとらえる力が問われます。
出題内容は「論理的読解」「趣旨判定」「趣旨把握」の3種類に分かれます。形式ごとに解き方のポイントが異なるため、まずは全体像をつかんでおきましょう。
■論理的読解
論理的読解は、玉手箱の言語問題の中でも難易度が高いといわれる形式です。テストは「15分で32問」または「25分で52問」が出題される2つのパターンがあります。
いずれも単純計算で1問あたり約28秒と使える時間が非常に短く、本番で焦ってしまいやすいため注意が必要です。
■趣旨判定
趣旨判定は、長文を読んで筆者の意図をすばやく読み取る力が試される形式です。10分間で8つの長文を読み、合計32問の設問に解答します。
提示された設問文をA・B・Cの3つの選択肢に振り分ける形式が基本です。1問あたり約18秒で処理する計算であり、言語問題の中でも特にスピード感が求められる形式といえます。
■趣旨把握
趣旨把握は、長文を読んで筆者の主張にもっとも近い選択肢を選ぶ形式です。12分間で10問を解く構成であり、長文1つに対して設問が1つだけ用意されています。
1問あたり約72秒の計算ですが、長文の読解時間を考慮するとすばやく要点を把握しなければなりません。解答時間が非常に短いため、全文を熟読すると時間切れになる可能性があります。
玉手箱の言語とSPIの言語の違いは?
最大の違いは出題範囲の広さと時間制限の厳しさです。
SPIは語句の用法から長文まで幅広く出題されますが、玉手箱は長文読解のみで構成されます。特に玉手箱は1問に使える時間が短く、速読力が必要です。玉手箱の受検が決まったら、長文をすばやく処理できるよう、時間を計りながら問題を解く練習に取り組みましょう。
SPIと玉手箱の違いを解説!問題の出題傾向や対策方法をご紹介
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玉手箱の言語問題が難しい・終わらないと言われる理由
玉手箱の言語問題に対して「難易度が高く時間内に終わらない」と感じる人は少なくありません。ここでは、受検者が難しさを感じる主な理由について詳しく解説します。
■問題数に対して制限時間が短い
玉手箱の言語問題は問題数に対する制限時間がタイトで、1問あたり20〜30秒程度しかかけられません。一例として、論理的読解は15分で32問、趣旨判定は10分で32問、趣旨把握は12分間で10問を解く必要があります。
ほかの適性検査と同じ感覚で進めると、最後まで解けずに時間切れになる場合があります。時間を計りながら解く練習を重ね、玉手箱特有のスピード感に慣れておくことが重要です。
■選択肢の判別基準に迷いやすい
論理的読解のテストで多くの人がつまずくポイントが、選択肢の区別の難しさです。選択肢は、A「本文から論理的に考えて正しい」、B「本文から論理的に考えて間違っている」、C「本文の情報だけでは正しいとも間違いとも判断できない」の3つで構成されます。その中でも迷いやすいのが、BとCの違いです。Bを選べるのは「本文の記述と明確に矛盾している場合のみ」です。
明確な判別基準をもたないまま検査に臨むと、解答に悩んで時間を奪われかねません。本文に書かれている事実を正確に切り分け、記述内容だけで正誤を判断できるか見極めましょう。
玉手箱の論理的読解の選択肢BとCの違いは?
選択肢BとCの違いは、本文の記述から「明確に誤りと判断できるか(B)」それとも「明確に正しいとも誤りとも判断できないか(C)」にあります。
選択肢Bは本文と明らかに矛盾する内容であり、選択肢Cは本文の記述だけでは正誤の判定ができない内容を指します。迷ったときは主観をなくし、本文に根拠となる記述がなければCを選びましょう。感覚に頼って選ばないことが重要です。
玉手箱の言語問題の解き方のコツ
■全体共通:常識や主観をもち込まない
■全体共通:わからない問題は見切りをつけて次に進む
■論理的読解:本文を読む前に設問を確認する
■論理的読解:選択肢の意味を理解する
■趣旨判定:事実と筆者の意見を区別する
■趣旨把握:各段落の最初と最後に注目する
玉手箱の言語問題で高得点を狙うには、形式に応じて効率的に解くことが欠かせません。まずは全体共通の基本をおさえた上で、出題内容ごとの解き方のコツを身につけていきましょう。
■全体共通:常識や主観をもち込まない
言語問題を解く際は、本文に書かれている内容だけを判断基準に置くことが大前提です。一般常識として正しく見える内容でも、本文中に根拠や記載がなければ正解にはなりません。無意識に自身の知識で補ってしまう落とし穴に注意しましょう。筆者が本文でどのように述べているかという視点に絞り、主観を挟まずに論理を見極める姿勢をもつことが重要です。
■全体共通:わからない問題は見切りをつけて次に進む
玉手箱は制限時間が短いため、1つの問題にこだわりすぎると、後半の問題に取り組む時間が足りなくなる可能性があります。そのため、わからない問題は早めに見切りをつけ、次に進むことが重要です。
ただし、完全な当てずっぽうで答えるのではなく、本文と設問を軽く見比べて、AかBかを判断できそうか、BとCで迷う問題かといった“当たり”をつけてから解答すると、正答率を上げやすくなります。一般に、玉手箱では誤答による減点(誤謬率)は見られないため、迷った問題で立ち止まりすぎず、解ける問題に時間を回す意識も大切です。
なお、一度解答すると前の問題に戻れないため、未解答のまま進まないよう注意しましょう。
■論理的読解:本文を読む前に設問を確認する
論理的読解では、本文を読む前にまず設問へ目を通す順番が基本となります。あらかじめ設問の意図を把握しておくことで、長文の中から必要な情報を効率よく拾い読みしやすくなるためです。
すべての文章を精読するのではなく、問われている個所に絞って解き進めることで解答時間を短縮できます。制限時間が厳しいテストだからこそ、手順を守ってスピードを維持する意識をもちましょう。
■論理的読解:選択肢の意味を理解する
論理的読解をすばやく解くには、3つの選択肢がもつ意味を正確に覚えておく必要があります。選択肢は、A「本文から論理的に考えて正しい」、B「本文から論理的に考えて間違っている」、C「本文の情報だけでは正しいとも間違いとも判断できない」の3種です。
本番中に意味を確認していると時間を浪費してしまいます。特に迷いやすいBとCの違いを踏まえ、演習を重ねて「本文に書かれていないからCを選ぶ」という感覚を事前に養っておきましょう。
■趣旨判定:事実と筆者の意見を区別する
趣旨判定は、各設問文が「筆者の訴え」に合致しているかを的確に判別する問題です。文章を読み進める際は、客観的な事実と筆者の主張(結論)を明確に切り分ける必要があります。
一般的に「しかし」「つまり」「だから」といった接続詞や転換語の直後には、重要な結論が置かれやすい傾向があります。選択肢で迷ったときは、それが「単なる事実」なのか「筆者の意見」なのかを基準にして判断しましょう。
■趣旨把握:各段落の最初と最後に注目する
趣旨把握において、一言一句を精読して丁寧に読み進めていると時間切れの原因になります。各段落の最初と最後に注目し、段落ごとの役割や展開を大まかに整理していく解き方が有効です。
各段落が「主張」「理由」「具体例」のどれにあたるかをすばやく見極めます。「しかし」や「一方で」といった逆接の語句の後は筆者の主張が現れやすいため、見落とさないように確認しましょう。
玉手箱の言語の練習問題
玉手箱の言語問題で得点力を高めるためには、実際の出題形式に合わせた練習が重要です。ここでは「論理的読解」「趣旨判定」「趣旨把握」の分野ごとの練習問題を6つ掲載します。例題を解いたあとに解答・解説を確認してみましょう。
■例題1:論理的読解
例題:
以下の文章を読んで、設問についてA・B・Cのいずれに当てはまるか答えなさい。
A.本文から論理的に考えて、設問文は明らかに正しい
B.本文から論理的に考えて、設問文は明らかに間違っている
C.本文だけでは、設問文が正しいか間違っているかは判断できない
近年、企業の採用活動においてオンライン面接を導入する動きが急速に広まっている。従来の対面面接と比較して、移動時間や交通費の負担を削減できるため、遠方に居住する求職者や多忙な社会人にとっても選考に参加しやすい環境が整いつつある。実際に、地方在住の求職者が都市部企業の選考に応募する割合が増加しており、企業側にとっても全国から優秀な人材を集められるメリットが生じている。一方で、画面越しでは求職者の微妙な表情の変化や雰囲気がつかみにくく、コミュニケーションのズレが生じる懸念も指摘されている。そのため、対面面接とオンライン面接を段階に応じて組み合わせる企業が多い。
また、オンライン環境特有の課題として、通信回線のトラブルによる中断リスクや、プライベートな空間を確保することの難しさが挙げられる。一部の求職者は自宅近くの貸し会議室やWEB会議ブースを利用して面接に臨んでいる。こうした利便性と課題の双方を踏まえ、オンライン選考を単なる補完手段ではなく、採用戦略の核として活用する動きは今後も定着していくと予想される。
1.オンライン面接の導入により、地方に居住する求職者が都市部の選考に参加する機会が増えた。
2.オンライン面接を実施するすべての企業で、通信トラブルによる中断が発生している。
3.対面面接の交通費負担は、オンライン面接よりも軽減される。
4.オンライン面接を導入した企業の売上高は平均して大きく増加した。
■例題2:論理的読解
例題:
以下の文章を読んで、設問についてA・B・Cのいずれに当てはまるか答えなさい。
A.本文から論理的に考えて、設問文は明らかに正しい
B.本文から論理的に考えて、設問文は明らかに間違っている
C.本文だけでは、設問文が正しいか間違っているかは判断できない
健康志向の高まりを受け、植物由来の原材料を使用した「代替肉」市場が世界的に拡大している。主に大豆や小麦などの加工技術向上により、本物の肉に近い食感や風味を再現できるようになり、環境負荷の低減を重視する消費者やベジタリアンを中心に需要が急増した。従来の代替食品は風味が損なわれやすいとされていたが、最新の抽出・成型技術の発展によって外食チェーンや一般スーパーの棚にも広く導入されるようになった。
しかし、原材料の確保にかかるコストや大量生産の難しさから、従来の精肉に比べて販売価格が高めに設定されるケースが多い。また、消費者の間では「本物の肉に代わる定番の選択肢」として定着するまでに至っていないとの見方もある。業界団体では製造工程の効率化や価格適正化を推進するとともに、健康面のメリットを普及させる活動を展開しており、今後の市場定着に向けた取り組みが続いている。
1.原材料や加工技術の進歩に伴い、代替肉は外食チェーンやスーパーなどでも販売されるようになった。
2.現在、代替肉の販売価格は従来の精肉よりも格段に安く設定されている。
3.植物由来の代替肉を購入する消費者の平均年齢は50代以上である。
4.代替肉の需要増加に伴い、従来の精肉を消費する人は世界で完全にいなくなった。
■例題3:趣旨判定
例題:
次の文章を読み、問題についてA・B・Cのいずれであるか答えなさい。
A.筆者が一番訴えたいこと(趣旨)が述べられている
B.本文に書かれているが、一番訴えたいことではない
C.本文には関係ないことが書かれている
近年、社員の学び直しを支援する「リスキリング(リスキル)」に取り組む企業が増加している。技術革新のスピードが加速する現代において、既存の業務スキルだけでは市場の変化に対応できなくなるリスクが高まっているためだ。特にデジタル分野の教育プログラムを導入し、業務効率化や新規事業の創出を目指す動きが目立つ。
しかし、単に教育機会を提供するだけでは、社員の自主的な学習意欲が伴わず、施策が形骸化してしまう事例も少なくない。学習に割く時間の確保や、習得したスキルを評価・活用する体制の整備が不可欠である。つまり、企業が持続的な成長を遂げるためには、教育制度の整備にとどまらず、学習意欲を促す組織風土や評価体制を含めた総合的な支援を構築することが極めて重要といえる。
1.デジタル分野のスキル教育を導入する企業が増加している。
2.企業が持続的に成長するには、教育制度だけでなく学習を促す組織風土や評価体制を構築することが重要である。
3.リスキル支援を行うすべての企業で、社員の離職率が劇的に低下した。
4.学習時間を確保できない社員には、給与を減額する制度を導入すべきである。
■例題4:趣旨判定
例題:
次の文章を読み、問題についてA・B・Cのいずれであるか答えなさい。
A.筆者が一番訴えたいこと(趣旨)が述べられている
B.本文に書かれているが、一番訴えたいことではない
C.本文には関係ないことが書かれている
少子高齢化が進む地域社会において、ボランティア活動を通じたコミュニティの維持が注目を集めている。高齢者の見守りや地域の清掃活動など、行政の手が届きにくい領域をボランティアが担うことで、地域の支え合い機能が保たれている現状がある。
一方で、活動を支えるボランティア自体の高齢化が進んでおり、若い世代の参加が限定的であることが深刻な課題として浮かび上がっている。若年層が参加しやすいよう、SNSを活用した広報や単発形式での参加枠の設置など、柔軟な運営スタイルへの転換が求められている。したがって、地域コミュニティを持続可能なものにするためには、時代の変化に合わせた柔軟な仕組みづくりによって若者の参加を促し、世代間の連携を強める対策が不可欠である。
1.ボランティア自体の高齢化が進み、若い世代の参加が少ない点が課題となっている。
2.全国のすべての市町村で、若者のボランティア参加率が毎年低下している。
3.行政は地域のボランティア活動に対して完全な資金助成を実施している。
4.地域コミュニティを持続させるには、柔軟な仕組みで若者の参加を促し世代間連携を強める必要がある。
■例題5:趣旨把握
例題:
文章を読んで、筆者の訴えにもっとも近いものを選択肢の中から1つ選びなさい。
持続可能な社会の実現に向けて、環境負荷の少ない製品を選択する「エシカル消費」への関心が高まっている。過剰包装を避けた商品や公平な取引によって製造されたフェアトレード商品などを選ぶ行動は、消費者が日常の中で地球環境や社会問題の改善に寄与できる有効な手段として定着しつつある。
しかし、現実には価格面での負担や情報の乏しさから、関心はあっても実際の購買行動に移せていない層が多く存在する。一般的な製品に比べてコストが高く設定されている場合、消費者が継続して買い続けることは容易ではない。また、どの商品がどのように環境や社会に貢献しているのか、明確な判断材料が乏しい点も普及の障壁となっている。
そのため、エシカル消費を一層定着させるには、消費者の善意や意識だけに依存するのではなく、企業側が適正価格での供給やわかりやすい情報開示を推進するアプローチが求められる。透明性の高い情報発信と購入しやすい環境が整うことで、意識レベルの関心にとどまらない持続的な購買行動へとつながっていくはずだ。
1.エシカル消費は価格が高すぎるため、国が一律で販売価格を統制すべきである。
2.消費者の善意に頼るだけでなく、企業側が情報開示と適正価格での供給を進めて継続的な購入環境を整えるべきである。
3.エシカル消費の関心はすでに薄れており、今後は従来の大量生産モデルへ戻るのが望ましい。
4.フェアトレード商品以外を購入する消費者は、社会問題に対する意識が極めて低いといえる。
■例題6:趣旨把握
例題:
文章を読んで、筆者の訴えにもっとも近いものを選択肢の中から1つ選びなさい。
キャッシュレス決済の普及は、店舗のレジ会計の効率化や消費者の利便性向上など、社会全体に大きなメリットをもたらした。現金を持ち歩く必要性が減り、データの自動管理によって家計管理や会計業務の負担軽減につながっている。
しかし、デジタルツールになじみの薄い高齢層や、小規模な個人店舗においては、操作の難しさや導入・決済手数料の負担が依然として大きな壁となっている。一部の地域や店舗では導入が進まず、地域間・世代間での利用格差が浮き彫りになる事態が生じている。さらに、通信障害や災害時の停電といった緊急事態において、決済システムが使用できなくなるリスクも無視できない。
したがって、利便性のみを追求して強引な完全移行を目指すのではなく、現金を併用できる柔軟なインフラを維持しつつ、安全かつ段階的な支援を行うことが重要である。あらゆる利用者が取り残されない社会体制を整備してこそ、キャッシュレス社会の真の価値が発揮されるだろう。
1.キャッシュレス決済はトラブルが多いため、すべての店舗で現金の取り扱いに限定すべきだ。
2.利便性を最優先し、高齢者の反対があっても速やかに完全キャッシュレス化を進めるべきだ。
3.利用格差や緊急時のリスクに配慮し、現金の併用や支援も含めた柔軟な体制整備を進めるべきだ。
4.個人店舗でのキャッシュレス決済導入費用は、すべて利用者が負担するのが適切である。
玉手箱の言語の練習問題の解答
上記、玉手箱言語の練習問題の解答です。詳しい解説は資料にまとめていますので、あわせて活用してください。
※ダウンロードには会員登録(無料)またはログインが必要です。
■解答1:論理的読解
解答:
1.A
2.C
3.B
4.C
■解答2:論理的読解
解答:
1.A
2.B
3.C
4.B
■解答3:趣旨判定
解答:
1.B
2.A
3.C
4.C
■解答4:趣旨判定
解答:
1.B
2.C
3.C
4.A
■解答5:趣旨把握
解答:2
■解答6:趣旨把握
解答:3
玉手箱の言語問題の対策方法
玉手箱の言語問題を突破するためには、解き方のコツを把握した上で対策を進めることが有効です。ここでは、本番で実力を発揮するための効果的な対策方法を紹介します。
■長文読解力・速読力を身につける
玉手箱の言語問題は、文章量に対して制限時間がタイトに設定されています。厳しい時間制限を乗り切るためにも、日ごろから新聞や本などの活字に触れ、意識的にすばやく読む習慣をつけておきましょう。
すべての文を精読するのではなく、接続詞や各段落のはじめと終わりから要点をつかみ取る訓練が有効です。あわせて、設問に出てきた言葉や言い換え表現を本文中からすばやく見つける読み方を意識すると、短い準備期間でも必要な情報を探しやすくなります。必要な部分だけを選んで読み込む力を養うことで、本番での時間切れを防ぎやすくなります。
■問題集を繰り返し解いて出題形式に慣れる
玉手箱の言語問題を攻略する第一歩は、専用の対策本を1冊用意して徹底的にやり込むことです。何冊も新しい問題集に手を出すと、かえって解法が定着しにくくなる場合があります。
同じ問題集を3周ほど繰り返し解き、独特の出題形式や論理展開をパターンとして定着させましょう。演習を反復するうちに、迷いやすい選択肢の判別基準も自分の中で明確になっていきます。
■時間を計って解き、時間配分をつかむ
本番で実力を出し切るには、解き方の理解だけでなくスピードへの慣れが不可欠です。対策の段階からタイマーを準備し、実際の制限時間を意識しながら練習に取り組みましょう。
1問あたりにかけられる時間を感覚として覚えることで、本番で迷った問題に見切りをつける判断もスムーズになります。時間配分を徹底した準備は、時間不足で焦ってしまうことを防ぐためにもおすすめです。
効率よくWEBテスト対策を進めたい方は、無料で受検できる「キャリタス模試」を活用してみましょう。本番に近い形式で練習を重ねることで、自身の現在の実力や時間配分の課題を正確に把握できます。早めに模試に挑戦し、万全の状態でテスト本番に臨みましょう。
玉手箱の効果的な対策は?実際に解いた先輩たちの体験談
玉手箱の効果的な対策方法を理解するには、実際に受検した先輩の声を参考にするのもよいでしょう。ここでは、『キャリタス就活』に寄せられたリアルな体験談を紹介します。
■玉手箱を受検した先輩たちの声
・玉手箱の参考書やほかの企業で経験を積み、問題の形式に慣れることが大切
・特定の問題形式だけに偏らないよう幅広い問題に取り組み、時間制限を設けて本番を意識した練習も行った
・玉手箱の問題集を一冊決め、言語の長文読解を繰り返し解いた
・長文読解が苦手だったため、文章を速く読み内容を理解できるように、参考書や別企業の受検で経験を積んだ
『キャリタス就活』の「ES・選考対策を探す」では先輩たちが経験した選考などに関する情報を確認することができます。適性検査の内容についても具体的な体験談が寄せられているため、企業ごとに対策を立てることが可能です。効率的な適性検査対策に活用してみてください。
玉手箱の言語問題に関するよくある質問
玉手箱の言語問題で時間が足りないときは、未解答で出すよりも適当に埋めたほうがいい?
空欄のまま出すよりも適当でも選択肢を埋めたほうがよいでしょう。
玉手箱では誤答による減点(誤謬率=間違えた問題の割合)が計算されないためです。残り時間がわずかになったら未解答の問題も直感で選んで全問埋め、1点でも得点を伸ばす可能性を残しましょう。
玉手箱の言語問題はSPIの言語対策をしていれば解ける?
SPIの言語対策だけでは十分な対策になりません。
SPIは語彙力や語句の用法などの幅広い問題が出題されるのに対し、玉手箱は長文読解に特化しているためです。出題形式や時間制限の厳しさも異なるため、玉手箱専用の対策を進めましょう。
SPIと玉手箱の違いを解説!問題の出題傾向や対策方法をご紹介
SPIと玉手箱はどちらも企業の適性検査ですが、出題傾向や難易度、対策方法に明確な違いがあります。「片方だけ対策すれば十分」と考えず、両者の特徴や違いを理解した上で、それぞれに合った準備を進めることが重要です。この記事で…
玉手箱の言語問題の日本語が「おかしい」と感じるのはなぜ?
違和感を覚えるのは、本文の情報だけを基に論理的に判断できるかを見るテストだからです。
正誤を厳密に分けられるよう、あえてまわりくどく感じる表現や、日常会話ではあまり使わない言い回しが使われることがあります。また、問題のルーツが海外由来であることから、日本語として少し機械的で読みづらく感じる場合もあります。
そのため、受検者は問題文の表現や正誤に明確な根拠が見つけにくく、「読みづらい」と感じてしまいます。正答するためには自身の主観を完全に排除し、玉手箱特有の論理パターンに順応していく対策が求められます。
玉手箱は何点とれたら合格ラインになる?
玉手箱の合格点は企業によって異なりますが、一般的には6〜7割が合格ラインとされています。
ただし、大手企業や人気企業では8割以上の正答率が求められるケースもあります。なお、企業ごとに具体的な合格点は公開されていないことが多いです。
そのため、7~8割以上の正答率を目指して対策することが理想的です。できるだけ高得点を狙えるようにしっかり対策していきましょう。
玉手箱の言語問題の対策を徹底して適性検査突破を目指そう
玉手箱の言語問題は制限時間が非常にタイトであり、長文をすばやく正確に読み解く速読力と、主観を排除した論理的な判断力が求められます。まずは出題形式ごとの特徴や解き方のコツを理解し、同じ問題集を繰り返し解くことで出題パターンに慣れておくのが重要です。時間配分を意識した対策を進め、自信をもって本番に臨みましょう。
『キャリタス就活』では学生の皆さんが安心してキャリア選びに臨めるよう、多数の企業情報やサポートを提供しています。特に就活の悩みを解決する「就活成功ガイド」では業界研究や面接対策など就活に役立つコンテンツを豊富に取り揃えています。あなたの就活にぜひ『キャリタス就活』をご活用ください。
PROFILE
キャリタス就活編集部
『本音をきく、本気でこたえる。』をテーマに、就職活動・就活準備をがんばる皆さんに向け、インターンシップ・キャリア情報やES・面接対策など、さまざまなシーンに役立つ情報をお届けしています。
「面接がうまくいかない」、「そもそも就活って何からはじめるべき」など、皆さんの本音に寄り添った記事を配信しておりますので、ぜひこの機会にご活用ください。



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