エントリーシート(ES)の志望動機の書き方!業界・職種別の例文も紹介
ES・選考対策公開日:2026.07.22
この記事でわかること
- ESの志望動機では志望度の高さやマッチ度、入社後のポテンシャルが評価される
- 作成時は「結論・背景・魅力・貢献」の4つの基本構成を意識することが重要
- 抽象的な内容や福利厚生・制度をメインとした志望動機はNG
就活の選考において、多くの企業から提出を求められるエントリーシート(ES)。なかでも「志望動機」は、選考の合否を大きく左右する非常に重要な項目です。 しかし効果的な作成方法がわからず、悩んでいる就活生も多いでしょう。この記事では、企業に評価される基本構成や結論の書き方・締めくくり方といった作成のコツを解説します。業界別・職種別の具体的な例文も紹介するので、志望動機を作成する際にぜひ参考にしてください。
※本サイトを運営している株式会社キャリタスは厚生労働省委託事業である「優良募集情報等提供事業者認定制度」において、「優良募集情報等提供事業者」として認定されています。
企業はESの志望動機を通じて何を見ている?
採用担当者がESの志望動機をチェックする際、評価しているいくつかのポイントがあります。そのポイントを知ることで、選考を通過しやすいESの志望動機の書き方が見えてくるでしょう。
■自社への志望度が高いか
採用担当者は、ESの志望動機を通じて「他社ではなく、なぜ自社を選んだのか」という志望度の高さを確認しています。志望度が高い学生ほど入社後も意欲的に働き、長く活躍してくれる可能性があると考えられるためです。
そのため、志望動機では入社への熱意と明確な志望理由を伝える必要があります。他社との違いを踏まえ、事業内容や理念への共感を記述するのがポイントです。
■企業の求める人物像や社風とマッチしているか
採用担当者は、自社が求める人物像や社風との合致度を重視する傾向があります。志望度が高くても、価値観や強みが企業の求める人物像と合わなければ、入社後に力を発揮しにくい場合があるためです。
志望動機では、自身の価値観や過去の経験、サークル活動などを企業の求めるスキルと結びつけ、入社後にどのように貢献できるかを示しましょう。
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■入社後に活躍できるポテンシャルがあるか
採用担当者は、ESの志望動機から学生が入社後に活躍・貢献してくれるポテンシャルがあるかどうかも確認しています。過去の経験や強みが自社の業務にどのように結びつくかを考え、活躍の再現性を評価しています。
入社後の明確なキャリアビジョンや、その企業で挑戦したいことを具体的に伝えるアピールが効果的です。
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ESの志望動機を書く前の事前準備
事前にしっかりとした土台を作ることで、説得力のある志望理由を組み立てやすくなります。ここでは志望動機を書く前の事前準備について確認しましょう。
■自己分析で就活の軸を明確にする
ESの志望動機を書く前に、自己分析を通じて自分が大切にしたい価値観や将来像を言語化しましょう。明確な就活の軸を定めることで志望動機の核を作ることができ、スムーズに作成を進めやすくなります。
また軸が明確であれば表面的な理由に終始せず、ガクチカなどほかの項目とも一貫性が出て説得力が高まります。過去の経験を振り返り、働く上で譲れない価値観や興味・関心を明確にしましょう。
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■企業研究を行い、他社との違いを理解する
ESの志望動機を作成するにあたり、企業研究を行い、志望企業の理念や事業内容および風土を深く理解することが求められます。説明会や公式サイトだけでなくOBOG訪問や、公開されていればIR情報等も活用しましょう。同業他社との違いを意識して惹かれた具体的な理由を探してみると効果的です。
企業の強みやビジョン、業界内でのポジションを調べ、その企業ならではの特徴や魅力を整理すると説得力を高めやすいです。
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■就活の軸と企業の特徴とのつながりを見つける
ESの志望動機では、自分の就活の軸と企業の魅力が重なる部分を整理することが重要です。就活の軸だけでは自分本位になりやすく、企業の魅力だけでは内容が一般的になりやすくなります。自分の就活の軸と企業の特徴の接点を見つけることで、説得力のある志望動機につながるでしょう。
たとえば「若手から挑戦できる環境で成長したい」という軸がある場合は、企業の研修制度や若手の活躍事例と結びつけると、志望理由に説得力をもたせやすくなります。
【基本構成】ESの志望動機の書き方
読みやすく説得力のあるESの志望動機にするためには、必要な要素を整理してから書きはじめることが大切です。以下の4つのステップを意識すると、自分の考えや熱意を論理的に伝えやすくなります。
ただし、必ずしもすべての文章をこの順番どおりに書く必要はありません。各ステップの要素が含まれており、全体の流れが自然であれば採用担当者に伝わるでしょう。
■①結論:明確な志望理由
ESの志望動機の書き出しでは、志望理由となる結論をはっきりと述べます。まずは、企業に関心を抱いた理由やどのような点に魅力を感じたかを伝え、なぜ志望するのかを端的に示しましょう。
結論が明確で印象的であるほど、その後の内容への期待感を高められます。まずは一番伝えたい核となる思いを提示することが大切です。
■②背景:具体的なエピソード
次に、なぜその志望理由に至ったのかという具体的なエピソードを伝えます。学生時代の経験や企業のインターンシップ・キャリアなどに参加した際の印象などを用いましょう。
具体的な体験を通じて説明することで、自身の考え方や価値観を裏付けられ説得力が増します。さらに、採用担当者に自身の人となりも伝わりやすくなります。
■③魅力:その企業を選ぶ理由
ESの志望動機では、「同業他社ではなく、その企業を選ぶ理由」を明確に伝えることが重要です。企業理念やビジョンおよび独自の事業戦略などを具体的に挙げ、企業を深く理解し共感している姿勢を示しましょう。
他社との違いまで言語化できると、採用担当者は企業研究の深さや志望度の高さを感じ取りやすくなります。
■④貢献:入社後のビジョン
文章の結びでは、入社後に貢献するイメージを具体的にアピールします。自分のスキルや経験が企業の目標達成にどのように生かせるかを伝えましょう。
挑戦したい課題やプロジェクトに触れることで意欲を示す手法があります。未来のビジョンと現実的に貢献するポイントをどちらも強調して締めくくるのが理想的です。
【結論編】採用担当者を惹きつける!ESの志望動機の作り方
ESの志望動機の書き出しは、採用担当者に「読んでみたい」と思わせるための重要なポイントです。ここではどのような内容を結論(志望理由)として書き出すか、またその例文について詳しく解説します。
■企業の理念やビジョンへの共感を志望理由の核とする
ESの志望理由の軸として企業の理念やビジョンへの共感を述べると、深い企業理解と熱意を示しやすいです。企業の理念やビジョンは、企業が大切にしている価値観や目指す方向性を表しています。企業の理念やビジョンに対して自分がどの部分に魅力や共感を感じたのかを整理した上で、志望動機に取り入れてみましょう。
志望動機の結論の書き方例文
・貴社の「挑戦を後押しする」という理念に深く共感し、志望いたしました
・「技術で社会を豊かにする」という貴社のビジョンに魅力を感じ、志望いたしました
・貴社が掲げる「顧客第一主義」の理念のもとで、人々の生活に貢献したいと考え志望いたしました
■過去の経験を志望理由の核とする
ESの志望動機では、過去の経験から志望理由を示すと、その企業を志望するに至った背景が明確になり、文章の説得力が高まります。学生時代の具体的な実体験が現在の志望にどのようにつながったのかを、わかりやすく示しましょう。
またこれまでに培ったスキルが志望企業でどのように生きるかを述べることで、貢献度の高さをアピールできます。
志望動機の結論の書き方例文
・大学時代のボランティア活動を通じて、子どもたちの学習機会の格差解消に貢献したいと考え、貴社を志望いたしました
・サークル活動で培った企画力を生かして新しい価値を提供したく、貴社を志望いたしました
・個別指導のアルバイトで培った傾聴力を生かし、貴社の営業職として貢献したく志望いたしました
■将来成し遂げたい目標を志望理由の核とする
ESの志望動機では、将来の夢や成し遂げたい目標を冒頭に掲げて志望理由を伝えるパターンも有効です。明確な未来のビジョンを示すことで、入社後の仕事に対する前向きな熱意が伝わりやすくなるでしょう。自分が叶えたい目標と、志望企業の事業領域や活躍できる環境とを紐づけて、一貫性のある内容として記述することがポイントです。
志望動機の結論の書き方例文
・貴社での業務を通じて、地方のデジタル化を推進したいと考え志望いたしました
・誰もが健康に暮らせる社会をフードビジネスの力で実現したく、貴社を志望いたしました
・日本の優れた技術を世界に広めるという目標を達成するため、貴社を志望いたしました
【締めくくり編】熱意が伝わる!ESの志望動機の作り方
ESの志望動機の締めくくりは、入社後の活躍イメージを採用担当者に印象づけるパートです。最後まで熱意をしっかりと伝えるための、効果的な結びのパターンを紹介します。
■自分の強みを入社後にどのように生かすか伝える
ESの志望動機では、入社後に自分の強みを生かして具体的にどのように貢献するかを提示して文章を結ぶパターンがあります。単に「入社したい」と伝えるだけでなく、強みを企業の業務や課題と結びつけることで、入社後の再現性や貢献意欲を伝えられます。
志望動機の締めくくり方例文
・大学時代に培った分析力を生かし、貴社のマーケティング部門で新商品の開発に貢献したいです
・私の強みである協調性を発揮し、チームの一員として周囲と協力しながら課題を解決したいです
・粘り強さを武器に、顧客のニーズに深く寄り添った提案を行い、貴社の売上拡大を支えたいです
■企業理念への共感をアピールする
ESの志望動機の最後に、企業理念に改めて共感を示すことで、志望度の高さを強調できます。理念に共感するだけで終わらせず、その実現にどのように関わりたいかまで述べるのがポイントです。
志望動機の締めくくり方例文
・入社後は、貴社が掲げる「あくなき挑戦」の理念のもと、変化を恐れず新しい価値の創出に努めてまいります
・社会貢献を重視する貴社の一員として、自らの仕事を通じて多くの人々の豊かな暮らしを支えたいです
・入社後は、「顧客第一」という理念を日々の業務で体現し、信頼される存在を目指して誠実に努力を重ねます
■入社後に活躍したい具体的な業務を伝える
ESの志望動機の締めくくりとして、具体的な業務へ挑戦したい旨を述べることで、意欲的な姿勢をアピールできます。具体的な業務に触れる際は、応募職種の役割や企業の事業内容から大きく外れないように注意が必要です。
志望動機の締めくくり方例文
・入社後は、顧客が抱える経営課題の解決に向けて深くコミットしたいです
・市場の潜在ニーズを掘り起こし、次世代のスタンダードとなる新サービスの開発に挑みたいです
・まずは店舗での販売業務を通じて現場の知識を深め、将来はエリアマネージャーとして貢献したいです
【業界別】ESの志望動機の例文
ESに記載する志望動機は、業界ごとの特性やビジネスモデルを意識して組み立てることが大切です。ここでは6つの業界に合わせた具体的な例文を紹介します。
■例文1.IT業界
「ITで社会を豊かにする」という貴社の企業理念に共感し、志望いたしました。貴社は、ITにあまり関心がない方や普段ITを活用する機会が少ない方に向けて、ITの魅力や便利さを伝えることに注力されています。そのような取り組みを通じてITに関心をもつ人が増えれば、社会へ大きな影響を与えられると考えております。
私は趣味でプログラミング言語を学び、WEBサイトを立ち上げた経験があります。実装する中で苦労もありましたが、実際に作り上げた際の達成感が、ITで社会に貢献したいという思いの原動力となっています。
入社後は、IT初心者の方にもわかりやすいWEBサイト制作や、ITの便利さを認知してもらうための企画に主体的に取り組みたいです。そして、ITを身近に感じられる機会を広げることで、貴社が掲げる「ITで社会を豊かにする」という理念の実現に貢献してまいります。
■例文2.メーカー業界
利用者の暮らしを支える商品を提供し、販売後も改善を重ねながら価値を高め続けている貴社の姿勢に魅力を感じ、志望いたしました。
大学で一人暮らしをはじめた際、貴社の高機能調理家電を日常的に使用し、直感的な操作性や生活の効率向上を実感しました。また、ゼミでユーザー視点から製品価値を分析する課題に取り組む中で、利用者の声に耳を傾け、継続的に改良を重ねる姿勢が真の価値創出につながると学びました。
貴社は販売後もアップデートを通じて機能改善を行い、商品を進化させ続けている点が特徴だと感じています。この姿勢は、私がゼミで学んだ価値観と重なります。入社後は、ユーザーの声を丁寧にくみ取り、より多くの人に選ばれる商品づくりに貢献したいです。
■例文3.商社業界
国や地域を超えて多様な企業・人・商品をつなぎ、現地に根差した価値提供を行っている貴社に魅力を感じ、志望いたしました。
大学では国際協力をテーマにした講義を通じて、地域ごとに異なる社会課題や価値観を理解した上で、解決策を考える重要性を学びました。また、留学生とのグループワークでは、意見や前提の違いをすり合わせながら議論を進め、多様な価値観が交わる環境でも新たな考えを生み出せることを実感しました。
貴社はアジアや中東などの成長市場において、現地のニーズをとらえながら事業を展開している点が特徴だと感じています。入社後は、相手の立場を理解しながら関係者と信頼関係を築き、商品や事業を通じて貴社のグローバル展開に貢献したいです。
■例文4.金融業界
金融の力を通じて、国内外の企業や人々の挑戦を支えたいと考え、貴社を志望いたしました。
大学では経済学を専攻し、市場の動きや金融システムの仕組みについて学んでいます。また、海外留学を通じて、国や地域によって経済環境や価値観が異なることを実感し、国際的な視点から金融をとらえる重要性を学びました。金融は資金調達や資産形成を支えるだけでなく、企業の成長や個人の将来設計にも深く関わる仕事だと考えています。
貴社は海外にも多くの拠点を持ち、国内外の顧客に対して幅広い金融サービスを提供している点が特徴だと感じています。入社後は、金融知識と多様な価値観への理解を生かし、顧客の課題や目標に寄り添った提案を行い、長期的な信頼関係を築ける人材を目指します。
■例文5.マスコミ・広告業界
大学のプロジェクトで宣伝広告を制作した経験から、広告が人の認知や行動に与える影響に関心をもち、貴社を志望いたしました。
制作過程では、デザイン、コピーライティング、SNS運用など多くの要素が関わっており、広告は単なる表現ではなく、目的やターゲットに応じて戦略的に設計されるものだと実感しました。特に、受け手の関心や行動を想定しながら表現を考える難しさとおもしろさを学びました。
貴社は多様な媒体を活用し、生活者との接点をとらえた革新的な広告を展開している点が特徴だと感じています。なかでも、SNSマーケティングにおける高い実績から、時代に合った広告の届け方を追求できる環境だと考えました。入社後は、生活者視点を大切にしながら発想力と課題解決力を磨き、企業と生活者をつなぐ広告づくりに貢献したいです。
■例文6.サービス業界
初めての海外旅行で貴社のツアーコンダクターの方に支えていただいた経験から、私もお客様に安心と感動を届ける旅行体験を提供したいと考え、貴社を志望いたしました。
学生時代から旅行が好きで、特にツアー旅行に何度も参加してきました。初めて海外ツアーに参加した際は、言語や文化の違いに不安を感じていましたが、貴社のツアーコンダクターの方が細やかに気遣い、温かくサポートしてくださったことで、心から旅行を楽しむことができました。この経験から、旅行の楽しさや感動を一人でも多くの方に届けられる仕事に携わりたいと考えるようになりました。
貴社は、旅行先の魅力を伝えるだけでなく、出発前から旅行中までお客様が安心して過ごせるサポート体制を大切にしている点が特徴だと感じています。入社後は、お客様の不安や期待を丁寧にくみ取り、安心して旅行を楽しめるご案内を行うとともに、記憶に残る時間を提供できるツアーコンダクターを目指します。
【職種別】ESの志望動機の例文
希望する職種ごとの役割や求められる資質を意識することで、選考で評価されやすい志望動機を作成できます。ここでは、5つの職種における志望動機の例文を紹介します。
■例文7.営業職
地域に根差し、お客様とオーナー双方に寄り添いながら、住まいを通じて地域に貢献する貴社の姿勢に共感し、志望いたしました。
私は大学で文化祭の実行委員を務め、会場手配や機材の日程調整、参加団体との交渉を担当しました。立場の異なる関係者の要望を整理し、双方が納得できる形を探る中で、信頼関係を築きながら調整する力の重要性を学びました。
貴社は、単なる物件紹介にとどまらず、お客様とオーナー双方の利益を考えた提案を大切にしている点が特徴だと感じています。入社後は、文化祭運営で培った調整力と対話力を生かし、お客様の希望条件のヒアリングや物件提案、オーナー様との折衝、契約までのサポートを通じて、地域に選ばれる営業担当を目指します。
■例文8.事務職
持ち前のサポート力を生かして、一般事務として社員の皆さまを支え、貴社の成長に貢献したいと考え志望いたしました。
学生時代には部活動のマネージャーを務め、メンバーが実力を発揮できる環境づくりに努めました。コミュニケーションを大切にしながら、日々の体調管理や練習のサポートを通じて、チーム全体のパフォーマンス向上を意識して行動してきました。
貴社の会社説明会に参加した際、社員の皆さんのお話を通じてクライアントに対して丁寧かつ迅速な対応を重視し、組織一丸となって高いサービス品質を追求されている姿勢に深く共感いたしました。
貴社に入社後は、社員一人ひとりを支える事務業務を効率化し、チーム全体の生産性を向上させることにより、クライアントへのサービスの質の向上にも貢献したいと考えています。
■例文9.エンジニア職
変化する技術を取り入れながら、社会に役立つシステムを提供する貴社の理念に共感し、エンジニア職を志望いたしました。
大学のプログラミング演習では、課題解決に向けてロジックを組み立て、実際にシステムが動作した瞬間に大きな達成感を覚えました。その後も自主的にアプリ開発に取り組み、試行錯誤しながら技術を習得するおもしろさを実感しました。この経験から、モノづくりへの探究心を生かし、人々の生活を支えるシステム開発に携わりたいと考えるようになりました。
貴社は変化の激しい技術動向を柔軟に取り入れ、社会的な影響力の大きいシステム開発を手がけている点に魅力を感じています。入社後は、継続的に学びながら信頼性の高いシステム構築に携わり、貴社の理念である社会に役立つ価値提供の実現に貢献してまいります。
■例文10.販売職
化粧品に関する専門知識を深め、お客様一人ひとりに合った提案ができる販売員を目指したいと考え、貴社を志望いたしました。
私は化粧品を選ぶ際、成分や効果を理解した上で自分に合う商品を選ぶことの大切さを実感してきました。その経験から、接客においても専門知識を基にわかりやすく説明し、お客様が安心して商品を選べるよう支えたいと考えるようになりました。
貴社は、資格取得を全面的にサポートする教育制度が整っており、社員が学び続けながら接客力を高められる点に魅力を感じています。入社後は、まず日本化粧品検定の資格取得を目指し、化粧品や肌悩みに関する知識を深めたいです。その上で、お客様の悩みや希望を丁寧に伺い、納得感のある商品選びを支えることで、貴社の成長に貢献してまいります。
■例文11.企画・マーケティング職
大学のゼミでSNSのトレンド分析を基に学園祭の集客企画を立案した経験から、データを活用して新しい価値を生み出す仕事に関心をもち、貴社を志望いたしました。
企画では、SNS上で話題になっている投稿や学生の関心を分析し、ターゲットに合わせた発信内容を検討しました。その結果、データに基づいて戦略を立て、成果につなげるおもしろさを実感しました。
貴社は、独自の市場調査力を基に多様な商品を開発し続けている点に魅力を感じています。入社後は、まず営業や販売促進などさまざまな業務を経験し、顧客や市場への理解を深めたいです。その上で、ゆくゆくは企画・マーケティング領域に携わり、ゼミで培った分析力と柔軟な発想力を生かして、長く愛される商品やサービスづくりに貢献してまいります。
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ESの志望動機がうまく書けないときの対処法
ESの志望動機の作成に行き詰まったときは、前述した「ESの志望動機を書く前の事前準備」を実践してみましょう。それでもうまく文章がまとまらない場合は、以下の方法を試すと解決の糸口が見つかることがあります。
■書けない原因を整理する
ESの志望動機が書けないときは、まず何に詰まっているのかを整理することが大切です。「志望理由が思いつかない」「企業の魅力が言語化できない」「文章にまとめられない」など、原因を分けて考えてみましょう。つまずいている個所が明確になると、自己分析や企業研究、文章作成のどこを見直すべきか判断しやすいです。
■個条書きで伝えたい内容を書き出してから文章にする
最初から完成した文章を書こうとせず、ESの志望動機で伝えたい内容を個条書きで整理する方法が効果的です。以下のテンプレートを参考にしながら、志望理由やエピソード、企業の魅力、入社後にしたいことを分けて書き出してみましょう。
穴埋めテンプレート
1.私はこの企業で【どのようなこと】がしたいか?
2.そう思った【過去のきっかけ(原体験)】は何か?
3.その実現に向けて、この企業の【どのような点】に魅力を感じたか?
4.入社したら、自分の【どんな強み】を生かして【どのように】企業に貢献できるか?
要素を整理してから文章にすると内容の抜け漏れを防ぎやすいです。箇条書きで書き出した内容を自然な文章に整える際は、生成AIを活用すると作業を効率化できます。
ただし、AIの出力をそのまま提出すると汎用的な内容になりやすいため、参考程度にとどめ、最終的には自分の経験や言葉を交えて仕上げることが大切です。
■第三者に添削してもらう
自分でESの志望動機を改善しにくい場合は、他者に添削をお願いしてみましょう。友人や家族に依頼し、熱意の伝わり方や文章の流れを確認してもらうと、自分では気づけない改善案を見つけられるケースがあります。知り合いに頼みづらい場合は、就活アドバイザーへの相談やAI活用で効率的にブラッシュアップするのがおすすめです。
『キャリタス就活』の公式LINEでは、AIによるES作成・添削サポートを手軽に受けられます。さらに、プロのキャリアアドバイザーに直接相談できる機能など、就活に役立つサービスが無料で利用可能です。ぜひ登録して活用してみましょう。
ES添削にAIを活用するとバレる?効果的な使い方やおすすめツールを紹介
選考の通過率を高めるためには、完成度の高いESが欠かせません。しかし、忙しい就活生にとってES作成に十分な時間を割くことは簡単ではありません。この記事では、忙しい学生さん向けに、ES添削でAIを活用するメリットや注意点…
ESの志望動機を書く際のポイント・注意点
ESの志望動機を作成するにあたり、評価を下げるリスクを回避するために意識したいポイントがあります。不採用を避けるための注意点をおさえ、好印象を与える書類を仕上げましょう。
■ほかの企業にも使い回せるような抽象的な内容は書かない
ESの志望動機では、ほかの企業にも使い回せるような抽象的な内容は書かないようにしましょう。「理念に共感した」「事業内容に魅力を感じた」という言葉だけでは内容が浅く、どの企業でも言える抽象的な文章になりがちです。
企業理念に惹かれた場合は、理念のどの部分に共感したのか、自身の経験や価値観とどのように結びついているのかまで具体的に書きましょう。事業内容や製品・サービス、具体的な取り組みに魅力を感じた場合も、どの点に惹かれたのかを言語化することで、使い回しではない独自の志望理由が伝わります。
■福利厚生や研修制度の充実ばかりを志望動機にしない
福利厚生や研修制度の充実ばかりを志望動機に書かないこともポイントです。福利厚生や研修制度のみを志望動機に挙げると、待遇面だけに惹かれたと見なされ、仕事への熱意や志望度が低いと受け取られる可能性があります。
制度の充実度に魅力を感じる場合でもそれだけに終始せず、企業がもつ本来の特徴や入社後に成し遂げたいことなども含めてアピールをすることが重要です。
■自己PRの内容と一貫性をもたせる
ESの全体を通して、志望動機と自己PRの整合性を意識しましょう。自己PRで伝えた自身の強みや経験を志望動機にもうまく組み込むことで、筋の通った説得力のあるエピソードになります。
自己PRの内容と一貫性をもたせつつも、全く同じ文章にならないよう表現を工夫しましょう。
■文語表現を使い、文字数指定に従って記載する
ESの志望動機では文語表現を使い、文字数指定に従って記載しましょう。ESはビジネス文書にあたるため、話し言葉(口語表現)は避け、書き言葉として自然な表現を用いることが大切です。
文体は「です・ます調」「だ・である調」のどちらでも問題ありません。「だ・である調」のほうが簡潔に表現でき、限られた文字数内で多くの情報を盛り込みやすいケースもあります。ただし、同じ文章の中で文体が混在すると読みにくくなるため、どちらかに統一しましょう。
また文字数指定がある場合は必ず指示に従い、少なくとも8〜9割以上を目安にまとめるのが基本です。指定がない場合は300〜400文字を目安とし、熱意とエピソードを簡潔にまとめて要点を明確にします。
ESの志望動機に関するよくある質問
インターンシップ等に参加していない企業に提出するESの志望動機はどのように書けばいい?
企業研究を基に「なぜその企業に惹かれたのか」「入社後にどのように貢献したいのか」を具体的に伝えることで説得力のある志望動機を作成できます。
公式サイトや説明会から事業内容や社風を調べ、自分の経験や価値観と重なる部分を整理してみましょう。
インターンシップ等に参加していないこと自体が不利になるとは限りません。大切なのは、企業理解が浅い印象にならないよう、調べた内容を基に志望理由を具体的に伝えることです。
同業他社との違いがわからないとき、ESの志望動機はどのように差別化すればいい?
ESの志望動機を書く際、同業他社との違いに迷う場合は、各社の社風や注力する事業領域を比較するのがおすすめです。
社長メッセージやIR情報を読み比べると、企業が目指す方向性の違いが見えてきます。さらに、OBOG訪問で現場の声を聞き、自分が働く姿をイメージできた要素を志望動機に盛り込むと効果的に差別化できます。
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「OBOG訪問」という言葉、聞いたことがある就活準備生は多いと思います。その企業で働く先輩たちがどんな働き方をしているか、どうやって入社したかなど、実際に会っていろいろな話を聞くというものですが、「本当に必要なの?」と…
ESの志望動機の作成にAIを使用してもいい?
志望動機作成にAIを活用すること自体は問題ない場合が多いです。
ただし、企業によっては募集要項等で利用を制限している場合があるため注意が必要です。また、出力された文章をそのまま提出すると汎用的な内容になりやすく、熱意が伝わりにくい場合があります。構成の整理や表現の改善といったサポートツールとして効率的に活用し、最終的には自分の言葉と経験を交えて仕上げることがポイントです。
以下の記事でAIの効果的な使用方法を解説しているので、あわせて参考にしてください。
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選考の通過率を高めるためには、完成度の高いESが欠かせません。しかし、忙しい就活生にとってES作成に十分な時間を割くことは簡単ではありません。この記事では、忙しい学生さん向けに、ES添削でAIを活用するメリットや注意点…
納得のいくESの志望動機を書き上げよう
ESの志望動機は、丁寧な事前準備と基本構成をおさえることで、採用担当者に響く説得力のある文章に仕上げることができます。もし作成に行き詰まったときは原因を整理し、テンプレートの活用や他者への添削依頼を試してみましょう。この記事で紹介した注意点を意識しながらブラッシュアップを重ね、自信のもてるESを完成させてください。
『キャリタス就活』では学生の皆さんが安心してキャリア選びに臨めるよう、多数の企業情報やサポートを提供しています。特に就活の悩みを解決する「就活成功ガイド」では業界研究や面接対策など就活に役立つコンテンツを豊富に取り揃えています。あなたの就活にぜひ『キャリタス就活』をご活用ください。
PROFILE
キャリタス就活編集部
『本音をきく、本気でこたえる。』をテーマに、就職活動・就活準備をがんばる皆さんに向け、インターンシップ・キャリア情報やES・面接対策など、さまざまなシーンに役立つ情報をお届けしています。
「面接がうまくいかない」、「そもそも就活って何からはじめるべき」など、皆さんの本音に寄り添った記事を配信しておりますので、ぜひこの機会にご活用ください。



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