【新卒】書類選考の通過率は?平均応募社数・落ちる理由と対策を解説

ES・選考対策

公開日:2026.06.03

【新卒】書類選考の通過率は?平均応募社数・落ちる理由と対策を解説

この記事でわかること

  • 新卒の書類選考の通過率は、50%程度が目安とされている
  • 通過率が低い人には、書類不備や企業とのマッチ度が低いなど共通点がある
  • 通過率をアップさせるには、自己分析・企業研究を徹底し、書類提出前に不備がないかチェックすることが重要

新卒の就活で最初の関門となる書類選考ですが、なかなか通過せず悩む就活生も多いでしょう。本記事では、書類選考の通過率が低い人の共通点や、通過率を上げるための対策を徹底解説します。応募書類で見直すべきポイントを整理できるので、書類の完成度を高めたい方はぜひ参考にしてください。

※本サイトを運営している株式会社キャリタスは厚生労働省委託事業である「優良募集情報等提供事業者認定制度」において、「優良募集情報等提供事業者」として認定されています。

新卒の書類選考の通過率はどのくらい?

新卒の書類選考通過率は企業により異なりますが、一般的に平均50%程度といわれています。「キャリタス就活 学生モニター2027 調査結果(2026年4月発行)」によると、エントリーシート(ES)提出から面接に進む割合は約59%と推定されます。この約59%という数値は、通過率の目安になるといえるでしょう。

新卒の書類選考の通過率はどのくらい?

エントリーシート提出の機会を得ても、実際は約半数の就活生が面接に至らず不採用となっています。特に大手や人気企業では、通過率が著しく低くなる傾向があります。

※企業によっては書類選考と面接の間に筆記試験や適性検査などの選考フローが挟まる場合もあるため、書類選考の通過率はあくまで参考値としてご覧ください。

通過率から考える内定に必要な応募社数|平均は25.9社

内定を獲得するには、選考の通過率を逆算したスケジュール管理が欠かせません。

一般的に、ESの通過率は企業規模や人気度で変動しますが、平均して「2社に1社は落ちる」と想定して臨むのが安全です。

20〜30社程度に応募し、その中から複数社の内定を得る就活生が多いとされています。実際に「キャリタス就活学生モニター2027 調査結果(2025年10月実施)」によると、26年卒者の1人あたりのエントリー社数の平均は25.9社でした。

  全体 文系 理系
エントリー社数/平均 25.9社 27.9社 21.2社

※表をスクロールしてご覧ください

  全体 文系 理系
エントリー社数/平均 25.9社 27.9社 21.2社

志望度が高い企業に絞って選考を進める場合は、限られたチャンスを無駄にしないために、1社ごとの対策にしっかり時間をかけることが重要です。特に応募書類は1枚ごとの質を高めて通過確度を上げる意識が求められます。

一方で、選考が不通過となる可能性もあるため、持ち駒が途切れないよう、最低限の応募数は確保しておくことも欠かせません。志望度とリスクのバランスを取りながら、戦略的に選考を進めていくことがポイントです。

書類選考を通過した後の一次面接の合格率はどれくらい?

一次面接の通過率は企業により異なりますが、一般的に30~50%程度といわれています

そのため、書類選考を通過しても、まだ安心はできません。一次面接では、基本的な受け答えに加えて、応募書類に書かれた内容との整合性も見られます。

そのため、提出前にESのコピーを取っておき、面接前に見返せるようにしておくと準備がしやすいでしょう。

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企業が書類選考でチェックしている観点

企業は書類選考において、まず基本情報を確認し「応募条件を満たしているか」をチェックします。その上で、「論理的な文章構成ができるか」や「マナーを守れるか」といった社会人としての基礎力を見ます。

また、自社の社風や価値観に合うかという「親和性・企業文化とのマッチ度」や、自社を第一志望としているか、熱意の根拠があるかという「志望意欲」も、合否を分ける重要なポイントとなります。

評価項目 具体的なチェック内容 ポイント
基本情報 氏名・大学名・専攻・経歴・資格
など
応募条件を満たしているか
社会人としての基礎素養 文章力・マナー など 社会人としての基礎的な能力をもっているか
社風とのマッチ度 応募書類の自己PR・ガクチカ など 自社の価値観と合っているか
志望度の高さ 応募書類の志望動機 など 自社で長く働いてくれそうな人材か

※表をスクロールしてご覧ください

評価項目 具体的なチェック内容 ポイント
基本情報 氏名・大学名・専攻・経歴・資格
など
応募条件を満たしているか
社会人としての基礎素養 文章力・マナー など 社会人としての基礎的な能力をもっているか
社風とのマッチ度 応募書類の自己PR・ガクチカ など 自社の価値観と合っているか
志望度の高さ 応募書類の志望動機 など 自社で長く働いてくれそうな人材か

書類選考の通過率が低い人の共通点

書類選考の通過率が低い人の共通点

書類選考の通過率が伸び悩む人には、いくつかの共通した特徴があります。意識次第で改善できるポイントが多いため、自分に当てはまるものがないか確認してみましょう。

■応募書類に不備がある

応募書類に誤字脱字、記入漏れ、指定書式からの逸脱などの不備があると、それだけで評価を下げる原因になります。採用担当者は限られた時間で多くの書類を確認するため、形式面のミスが目立つと、内容まで丁寧に読まれにくくなる可能性があります。詰めの甘さは、志望度の低さや注意力が不足しているとの懸念につながりかねません。

細部まで気を配り、正確に応募書類を作成することが選考突破の第一歩です。

また、企業が提示する応募条件を満たしていない場合、書類選考で落ちる可能性が高まります。新卒採用の場合、応募条件を満たしていなくても選考に残ることはありますが、人気企業では厳しくチェックされるケースもあるでしょう。事前に必須条件や歓迎条件を確認した上で、自分の強みや経験が生かせそうであれば、積極的に応募してみることも大切です。

■志望動機・自己PR・ガクチカの深掘りが足りない

エピソードの内容が浅いと、どのような強みをもつ人なのかが採用担当者に伝わりにくくなります。「がんばった」「成長した」といった抽象的な表現だけでは説得力が弱く、印象に残りません。

結果だけではなく、背景や工夫、考え方を具体的に説明することがポイントです。こうしたプロセスがなければ、経験の価値が伝わりません。採用担当者も、評価の重要なポイントである「自社で活躍してくれそうか」という点を判断しにくくなります。きちんと強みが伝わるよう、深掘りした内容を心がけましょう。

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■企業が求める人物像とマッチしていない

自分の強みをしっかりアピールしても、企業の求める人物像とずれていると、高い評価を得るのは難しくなります。企業のミッションや価値観、募集職種で重視される資質との接点が見えない場合、採用担当者は「応募者が自社で活躍するイメージ」をもつことができません。

企業の求める人物像を考慮しないアピールになっていないか、客観的な視点をもちましょう。

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■ほかの就活生と差別化できていない

無難な内容でほかの応募者と似た表現ばかりでは、あなたの魅力は伝わりません。アルバイトや部活動といった定番の題材自体は問題ありませんが、そこに自分ならではの視点や価値観が見えないと、読み手への印象は弱くなってしまいます。

自己分析やガクチカの深掘りを行い、具体的なエピソードを基に自分自身の言葉で語ることで、説得力を高めましょう

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書類選考の通過率をアップさせるES対策

書類選考の通過率を高めるには、ESをブラッシュアップすることが効果的です。ここでは、通過率アップにつながる具体的なES対策を紹介します。

■提出前の書類の不備を念入りにチェックする

書類に誤字脱字や記入漏れなどの基本的なミスがあると、内容以前に「注意力が足りない」として、減点につながりやすくなります。書類の不備を防ぐためには、提出前の再確認が重要です。

具体的には、文章を音読して見直したり、チェックリストを活用するほか、提出する際に入力内容や提出物に漏れがないか最終確認するのが効果的です。また、クオリティを高めるためにも、期日に余裕をもって完成させるようにしましょう。早めに準備を進めることがポイントです。

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■自己分析と企業研究を深める

書類選考の通過率を高めるために、自己分析企業研究を徹底しましょう。まずは自己分析で自身の強みや価値観を棚卸し、自分への理解を深めます。次に企業研究で、企業の課題や方向性を探り、求める人物像を把握しましょう。求める人物像を基に、自分が貢献できる点を具体化しておきます。

自分自身と企業の接点を整理しておくことは、マッチ度の高さを伝える際の裏付けになり、結果としてミスマッチを減らす上でも有効です。自己分析と企業研究を深めることで「採用担当者に刺さる自己PR」が可能になり、通過率アップが期待できます。

『キャリタス就活』の「ES・選考対策を探す」では、先輩たちのリアルな選考情報が得られます。気になる企業の書類選考における情報収集として活用でき、通過率アップに役立てられるでしょう。書類選考突破のヒントとして、ぜひ活用してみてください。

■エピソードを深掘りし、具体性をもたせる

志望動機や自己PR、ガクチカでは、結果だけでなく、背景や工夫、考え方まで掘り下げて伝えることが評価されるポイントです。5W1Hを意識して具体的に説明することで、自身の強みの根拠が明確になります。

また、具体的な数字や客観的な成果を交えることで、内容の説得力が高まると同時に、ほかの就活生との差別化も図れます。

■第三者にチェックしてもらう

自分では気づきにくい文章のクセやわかりにくい点がないか、友人や先輩など第三者に一度見てもらいましょう。また就活エージェントや大学のキャリアセンターを積極的に活用すれば、企業の視点から客観的なアドバイスをもらえるでしょう。

周囲からのフィードバックを基にブラッシュアップを繰り返すことで、「勝てるES」へと育てられます。

『キャリタス就活』の公式LINEサービスでは、AIによるES作成・添削サポートが受けられます。さらに、就活アドバイザーへの個別相談も可能です。書類の通過率を上げたい方や、何から改善すべきかわからず手が止まっている方は、早めに活用してみるとよいでしょう。

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書類選考の通過率に関するよくある質問

書類選考の結果が来ないのは不採用(サイレントお祈り)のサイン?

一概に「不採用」とはいえませんが、2週間を過ぎても結果が来ない場合は不採用の可能性もあります

ただし、企業によって選考スケジュールは異なり、応募者数や社内調整の都合で連絡が遅れることもあります。そのため、すぐに「連絡が遅い=不採用」と決めつけるのではなく、まずは募集要項やマイページで合否連絡の時期が案内されていないか確認しましょう。

案内された期限を過ぎている場合や、2週間以上経っても何の連絡もない場合は、問い合わせを検討して問題ありません。

書類選考で連絡なしは落ちた?待つべき期間と問い合わせ方法・マナーを解説

書類選考で連絡なしは落ちた?待つべき期間と問い合わせ方法・マナーを解説

書類選考の連絡がない場合、不採用なのか気になり、いつ連絡したらいいか悩む方は多いのではないでしょうか。本記事では、書類選考の連絡が遅い場合の企業側の事情や、問い合わせ方法・マナーを詳しく解説します。また連絡が遅い場合の…

インターンシップ選考で落ちた企業でも、本選考に応募して書類選考に通ることはある?

インターンシップで通過しなかった企業でも本選考で評価される可能性はあります

インターンシップ選考と本選考では、評価観点が異なるためです。具体的には、インターンシップ選考では「参加目的や成長意欲」、本選考では「自社のビジョンや価値観に合致する人材か」という点を企業は見ています。

インターンシップ選考で落ちた企業の本選考を受ける場合、前回とほぼ同じ内容のままでは印象が変わりにくいでしょう。自己PRや志望動機の伝え方を見直し、企業が求める人物像との接点をより明確にすることが大切です。ブラッシュアップの方法は「書類選考の通過率をアップさせるES対策」をご覧ください。

書類選考に通過したら「ほぼ内定」は本当?

「書類通過=ほぼ内定」というのは誤解です。

書類選考は面接に進むための関門であり、本格的な評価は面接からはじまります。書類で高評価を得ていても、面接での受け答えや雰囲気、価値観のズレによって不採用になるケースは少なくありません。

一次面接の通過率は30~50%程度といわれているため、書類通過後も気を抜かず、入念な対策が必要です。

とはいえ、書類選考を通過した時点で、応募条件を満たしていることに加え、志望動機や自己PRの内容に企業が関心をもっている可能性も高いため、自信をもって面接に臨みましょう。

書類選考に通過したのに、その後の面接で落ちるのはなぜ?

回答の内容や面接でのコミュニケーションの取り方に加え、ほかの候補者との比較、マナー面など、複数の要素が重なって落ちることがあります。

面接の段階ごとにいえば「一次面接では社会人としての基礎力」「二次面接では求める人物像との合致」「最終面接では入社意欲や企業とのマッチ度」を見られています。書類選考を通過できても、上記のポイントで不採用となることも多いです。

また、応募書類と面接での回答が矛盾している場合も、落とされる可能性が高まります。提出したESの内容を再確認し、万全の面接対策を整えておきましょう。

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書類選考の通過率を理解し、しっかり対策をして内定をつかもう!

新卒の書類選考通過率は平均50%前後とされ、約半数が面接に至らず不採用となるのが実情です。書類選考を通過するには、基本的な不備やマナーに注意するほか、自己分析や企業研究を深めて、企業とのマッチ度をアピールすることが大切です。同時に、通過率から逆算したスケジュール管理や、持ち駒(選考中の企業)がゼロにならないよう幅広く応募しておくことも並行して行いましょう。

『キャリタス就活』では学生の皆さんが安心してキャリア選びに臨めるよう、多数の企業情報やサポートを提供しています。特に就活の悩みを解決する「就活成功ガイド」では業界研究や面接対策など就活に役立つコンテンツを豊富に取り揃えています。あなたの就活にぜひ『キャリタス就活』をご活用ください。

キャリタス就活編集部

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キャリタス就活編集部
『本音をきく、本気でこたえる。』をテーマに、就職活動・就活準備をがんばる皆さんに向け、インターンシップ・キャリア情報やES・面接対策など、さまざまなシーンに役立つ情報をお届けしています。
「面接がうまくいかない」、「そもそも就活って何からはじめるべき」など、皆さんの本音に寄り添った記事を配信しておりますので、ぜひこの機会にご活用ください。

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