SPIの結果はいつ・どのようにわかる?確認方法と企業が見ているポイントを解説
ES・選考対策公開日:2026.04.01
この記事でわかること
- SPIの結果が出るのは1~2週間程度が目安
- SPIのスコアは開示されないが、正答率を推測する方法はある
- SPIの結果は企業に7段階評価で届く。選考通過の基準は企業によって異なる
「SPIの結果が知りたい」「手応えがなくて不安……」と悩んでいませんか。本記事では、SPIの合否連絡のタイミングや、問題の難易度から正答率を推測する方法を解説します。企業が受け取るSPI結果や評価の仕組みなども紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
※本サイトを運営している株式会社キャリタスは厚生労働省委託事業である「優良募集情報等提供事業者認定制度」において、「優良募集情報等提供事業者」として認定されています。
SPIの結果はいつわかる?
SPIを受検したあと、結果(合否連絡)がいつ届くのか不安に感じる方も多いのではないでしょうか。ここでは、受検から合否連絡が届くまでの期間や、受検方法による採点タイミングの違いについて紹介します。
■SPIの結果が出る目安期間は1~2週間程度
SPIを受検したあと、企業から合否連絡が届くまでの目安期間は平均1〜2週間です。ただし、合否連絡のタイミングは企業によって大きく異なり、早ければ3日程度、遅い場合には3週間以上かかるケースも珍しくありません。また、採点のタイミングは受検方法によって異なります。
採点タイミングの違い:
■テストセンター、WEBテスティング、インハウスCBT:採点は即時完了
■ペーパーテスティング:採点センターを経由するため採点は数日~2週間程度で完了
企業はSPIの結果を基に合否を判断し、面接日程調整等の準備を行うため、通知までには一定の時間を要します。なお、SPIの結果は受検者本人は点数を確認できず、結果を閲覧できるのは企業側のみとなります。
SPIの受検方法の違いについて知りたい方は以下の記事をご覧ください。
適性検査の「SPI」とは?概要を徹底解説!能力・性格テスト別の練習問題もご紹介
新卒就活の選考に多く採用されているSPIですが、「そもそもSPIとは?」「どんな問題が出る?」などわからない方もいらっしゃると思います。本記事では、SPIの基本的な概要から受検方法、性格検査・能力検査のそれぞれの問題も…
■SPIの結果はメールで届くのが一般的
SPIの結果(合否連絡)は、登録したメールアドレスに届くのが一般的です。合格している場合は、面接日程など次の選考ステップの案内も同時に行われるケースが多いです。
また、メールだけでなく、企業の採用サイトのマイページ上で通知される可能性も考慮しておきましょう。就職情報サイトや企業独自のマイページにログインし、選考状況欄のステータスが「通過」や「不通過」に更新されていないか確認してください。
企業によっては、メールで「マイページを確認してください」と案内が来るケースもあります。見落としがないよう、メールとマイページの両方を定期的にチェックすることが大切です。
■2週間経っても結果が来ない理由と対処法
受検から2週間を過ぎてもSPIの合否連絡がない場合、さまざまな理由が考えられます。
SPIの合否連絡が遅い際に考えられる原因
・応募者多数で選考に時間がかかっている
・ほかの選考ステップと並行して判断している
・次回面接の日程調整待ち
・不合格通知を送らない方針の企業もある(サイレントお祈り)
受検から2週間を過ぎても連絡がない場合、応募者多数で選考に時間がかかっている可能性や、ほかの選考ステップと並行して合否を判断している可能性があります。また、次回の面接日程を調整中のケースや、「サイレントお祈り」という不合格者には通知を送らない方針をとる企業も存在します。
もし3週間が経過しても連絡がない場合は、企業の採用窓口へ丁寧にメールで問い合わせましょう。結果(合否連絡)を待つ間は1社に固執せず、並行して他社の選考も進めるのがおすすめです。連絡が遅いからといって不合格とは限らないため、焦らず落ち着いて次の準備を進めましょう。
以下の記事では就活におけるメールの問い合わせ方を詳しく解説しています。マナーやシチュエーション別の例文を参考にしてください。
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SPIの結果は受検者に開示されるのか?
SPIの受検後、能力検査の得点や性格検査の傾向といった詳細な結果は、通常、受検者本人には開示されません。WEBテスティングやテストセンターでは、受検後すぐにデータが企業側へ送信されますが、受検者が自分の偏差値やスコアを画面上で確認することは不可能です。
原則として、企業から届くのは合否の通知のみとなっています。企業には受検者へスコアを開示する義務はなく、結果に対して不安や疑問を感じて問い合わせても、教えてもらえる可能性は低いでしょう。
ただし、自分のスコアがどの程度だったかを推測する方法はあります。その具体的な推測方法は、次の章で詳しく解説します。
SPIのスコアは良い?悪い?結果を知りたい場合の推測方法
SPIの結果において、性格検査の評価を自分自身で推測することは不可能ですが、能力検査はある程度の推測が可能です。
SPIは正答率に応じて次に出題される問題の難易度が変動するシステムを採用しているため、出題された問題のレベルから自分の正答率を推測できます。正答率が高いほど、より難易度の高い問題が表示される構造です。
■言語
言語で正答率が高いと推測されるポイント
・長文読解の出現頻度が高い:語彙問題だけでなく、後半に長文読解が複数出題される
・抜き出し問題の難易度上昇:文字数指定のない語句の抜き出し問題が表示される
・チェックボックス形式の回答:選択肢が複数回答を求める形式に変化している
・非言語の最初の問題が「4タブ」:言語分野で高正答率であれば非言語でも高難度からはじまる傾向がある
言語分野では、序盤の語彙問題や文章読解の正答率が高い人は、長文問題が出題されるとされています。特に、回答がチェックボックス形式である場合や、文字数指定なしの語句の抜き出し問題が出題される場合、高得点の可能性はより高まります。
また、言語分野の正答率は次に解く非言語分野の1問目に影響します。非言語の最初の問題に「4タブ問題」が出題されれば、言語分野は高得点だったと推測できるでしょう。
以下の記事ではSPIの言語分野の例題や対策のコツを詳しく解説しています。
【SPI言語を完全対策】頻出分野や例題・対策のコツは?頻出語句もご紹介
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■非言語
非言語で正答率が高いと推測されるポイント
・推論問題が連続して出題:難易度の高い推論がテストの半分以上を占めている
・複数タブ問題(2~4タブ問題)の出現・連続:通常は2タブが基本形式だが、3タブ・4タブが出現したり、2タブ・3タブ問題が連続して出題される
・計算の複雑化と条件分岐:単純な計算ではなく、複数の条件を組み合わせた問題や複雑な場合分けが増加する
非言語分野では、「推論」と「複数タブ問題」が特に難易度が高いとされています。正答率が高い場合、問題の半分以上が推論問題で構成されることも珍しくありません。
また、「複数タブ問題」は2〜4つのタブ(小問)で構成されており、このタブが多いほど難易度は高くなります。これらの問題が複数回出題されていれば高得点である可能性が高いといえます。なお、4タブ問題が出題されなくても2タブ・3タブ問題が連続して出題された場合は、それまで回答してきた問題の正答率の高さを判断する指標の1つとされています。
【SPI非言語を完全対策】頻出分野や例題・対策のコツは?公式一覧も
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企業が受け取るSPI結果の見方と評価の仕組み
企業が受検者の合否を判断する際、SPIの結果は重要な指標となります。ここでは、企業が受け取るSPI結果の見方と評価の仕組みを解説します。
■企業が受け取る報告書のサンプル
企業は受検者ごとに、能力検査と性格検査の結果が1枚にまとめられた報告書を受け取ります。この報告書には能力や性格が項目別に詳しく記載されており、企業はこれを基に合否を検討したり、面接時の参考資料として活用したりします。
職務や組織への適応しやすさ、性格的な特徴など、受検者がどのような特質をもつかが多角的に可視化される仕組みです。
■偏差値による7段階で評価される
能力検査のSPI結果は、偏差値ベースで1〜7の段階に変換されます。これにより、受検者全体の中での相対的な位置づけが一目でわかり、どの程度のレベルに達しているかを客観的に把握できます。具体的な評価基準は以下の通りです。
| 段階 | 偏差値 | 一般的な出現率 |
|---|---|---|
| 7 | 70以上 | 2.3%程度 |
| 6 | 60〜69 | 9.2%程度 |
| 5 | 55〜59 | 23%程度 |
| 4 | 45〜54 | 31%程度 |
| 3 | 40〜44 | 23%程度 |
| 2 | 30〜39 | 9.2%程度 |
| 1 | 20〜29 | 2.3%程度 |
※表をスクロールしてご覧ください
| 段階 | 偏差値 | 一般的な出現率 |
|---|---|---|
| 7 | 70以上 | 2.3%程度 |
| 6 | 60〜69 | 9.2%程度 |
| 5 | 55〜59 | 23%程度 |
| 4 | 45〜54 | 31%程度 |
| 3 | 40〜44 | 23%程度 |
| 2 | 30〜39 | 9.2%程度 |
| 1 | 20〜29 | 2.3%程度 |
※上記は一般的に参照されている目安の数値です。公式サイトでは現在公開されていないので、あくまで参考値としてご覧ください。
出現率とは、全受検者の中でその段階に該当する人が占める割合を指します。SPIの評価は科目ごとに20〜80の偏差値で算出され、ボリュームゾーンである段階4を中心に、正規分布に近い形で各段階へ振り分けられるといわれています。
■企業によって選考通過基準が異なる
SPIスコアの通過基準(ボーダーライン)は、企業によって大きな違いがあります。そのため、自分が志望する企業のレベルに合わせた事前の対策が欠かせません。
まずは平均以上の評価である「段階5」以上を目指すのが基本の戦略となります。特にエントリー数が膨大になる人気企業や大手企業では、多くの就活生の中で差をつけるために「段階6」や「段階7」を狙えるよう、入念な対策をしておきましょう。
SPIの対策はいつからはじめる?必要な勉強時間の目安や学習方法も解説
SPIの対策をいつからはじめるべきなのか、どのように学習していけばいいのかと悩んでいませんか。このような就活生の皆さんのために、この記事ではSPI対策の最適な開始時期から必要な勉強時間の目安、効果的な学習方法まで詳しく…
SPIの結果において企業が見ているポイント
企業はSPIの結果から、受検者のどのような要素を評価しているのでしょうか。ここでは、能力検査と性格検査のそれぞれで注目されるポイントについて詳しく紹介します。
■能力検査で企業が見ているポイント
■足切りライン到達の有無
■職種別の重視項目
■ほかの候補者との相対比較
企業が能力検査で重視するのは、設定した足切りラインに到達しているかです。基準に満たない場合は自動的に不合格とする企業もあります。
また、職種によって重視する分野が異なり、営業職なら言語(コミュニケーション能力)、技術職なら非言語(論理的思考力)が優先的にチェックされるケースも少なくないでしょう。
さらに、応募者全体のレベルが高い場合は相対評価で判断されるため、段階が高くても不合格になる可能性があります。志望企業の難易度に合わせて、問題集や模擬試験で十分に対策を行うことが大切です。
【お試し!WEBテスト】
「お試し!WEBテスト」は、適性検査の能力検査の再現問題を気軽に体験できるコンテンツです。「言語問題」5問と「非言語問題」10問が用意されており、制限時間も設定されているため、よりリアルな環境で取り組めます。
実際の受検の雰囲気を体感できるので、本番では心の余裕をもって検査を受けることができます。
【キャリタス模試】
キャリタス模試では「SPI形式問題」「玉手箱形式問題」「一般常識問題」が受けられます。月に1回、10日間の受検期間を設けて模試を実施しており、全国順位や全国平均点と比較して自分の実力を測ることができます。
実施期間終了後は順位は出ませんが、「過去問」としていつでも模試を受けられます。
おすすめの対策本は以下の記事で紹介しています。
【27卒向け】SPI対策におすすめの本12選!選ぶときのポイントも解説
就活の第一関門として重要な「SPI」。どのように対策すればとよいかわからない方も多いでしょう。特に大手企業や人気企業を希望している場合は、入念な対策が欠かせません。この記事では、効果的にSPI対策できるおすすめの本をご…
■性格検査で企業が見ているポイント
■社風との適合性
■面接との一貫性
■虚偽の回答はないか
企業が性格検査において注目するのは、自社の社風との適合性です。たとえば、チームワークを重視する企業なら「協調性」、実力主義の企業なら「主体性」が求められるなど、企業文化に合わないと判断されれば不合格の要因になりえます。
また、検査結果と面接での発言に一貫性があるかもチェックされます。たとえば、結果で「内向的」と判定されているのに、面接で「社交的」とアピールすると、面接官に不信感を与えかねません。
さらに、自分をよく見せようとして極端によい回答ばかり選ぶと、虚偽回答と判断されるリスクもあります。事前に自己分析を行い、自分の特性を正しく把握したうえで、素直に回答することが大切です。
SPIの性格検査対策については以下の記事で紹介しています。
【SPI性格検査を完全対策】見られる項目や例題・対策のコツは?落ちる理由も解説
SPI性格検査は、応募者の性格や職務適性、組織との相性を見極めるために企業が実施する適性検査です。明確な正解が存在しないため準備は必要ないと思われがちですが、実際には自己理解と回答の一貫性が求められる重要な選考項目です…
SPIの結果は使い回せる?使い回す際の注意点
SPIのテストセンターでは、一度取得した結果を他社へ再利用できます。これにより、同様の内容を何度も受検し直す手間を省けます。ただし、WEBテスティングやペーパーテスティング、インハウスCBTでは使い回しができません。
なお、使い回した事実は企業側に通知されないため、印象が悪くなる心配はありません。以下の注意点を考慮しつつ、正しく使い回しましょう。
■最新の結果が上書きされる点に注意
テストセンターで再受検した場合、システム上では常に最新の結果が保存され、前回のスコアは上書きされます。前回のスコアを正確に知ることはできませんが、正答率が高いと推測される場合には使い回しを検討しましょう。
特に選考が厳しい大手企業の通過実績がある場合は、高得点が期待できるため、そのまま結果を送信するのも戦略の1つです。手ごたえがない場合は、再受検を考えるとよいでしょう。
■結果の有効期限(1年以内)に注意
SPI結果の有効期限は、受検日から1年以内と定められています。期間内であれば、新たに受検しなくても企業へ結果を送信できるため、就活における時間と労力を軽減できます。
ただし、1年を過ぎると利用できなくなるので、複数の企業へ応募する際は有効期限をテストセンターのマイページで確認し、計画的に日程を組みましょう。
テストセンターでSPIを受検する際の完全ガイド!受検の流れや事前準備は?
SPIのテストセンターとは、応募企業が指定する会場もしくはオンラインで受検できるSPIの受検方式の1つです。本記事では、ほかの受検方法との違いや特徴に加え、リアル会場とオンライン会場それぞれの受検の仕方などを解説します…
SPI結果に関するよくある質問
SPI結果を教えてくれる企業はある?
SPIのスコアを教えてくれる企業は基本的にはありません。
SPIのスコアは企業側の秘匿事項であり、受検者に開示する義務もないため、問い合わせても教えてもらえる可能性は低いです。合否連絡のみが届くのが一般的なルールと認識しておきましょう。
SPIで落とされる確率は?
企業や職種によって異なりますが、一般的には約2割〜4割の応募者がSPIで足切りされるといわれています。
企業によっては、合否基準を設けている場合があり、一定の基準に達しないと次の選考に進めません。特に人気企業や大手企業ではより多くの応募者が落とされ、SPIの結果が選考の第一関門になるケースが多いです。
SPIがボロボロでも受かる理由は?
能力検査のボーダーが低く設定されている、あるいは性格検査の結果が社風とマッチしていた可能性が考えられます。
また、SPIの能力検査のスコアが低い場合でもエントリーシート(ES)の内容が優れており、総合判断で選考を通過する場合もあります。
SPIのスコアが悪かった場合のスコアの上げ方は?
まず苦手分野を特定し、同じ問題集を繰り返し解いて解法を定着させることが近道です。
SPIは時間配分も重要なため、模擬試験でスピード感に慣れる対策も行いましょう。
【お試し!WEBテスト】
「お試し!WEBテスト」は、適性検査の能力検査の再現問題を気軽に体験できるコンテンツです。「言語問題」5問と「非言語問題」10問が用意されており、制限時間も設定されているため、よりリアルな環境で取り組めます。
実際の受検の雰囲気を体感できるので、本番では心の余裕をもって検査を受けることができます。
【キャリタス模試】
キャリタス模試では「SPI形式問題」「玉手箱形式問題」「一般常識問題」が受けられます。月に1回、10日間の受検期間を設けて模試を実施しており、全国順位や全国平均点と比較して自分の実力を測ることができます。
実施期間終了後は順位は出ませんが、「過去問」としていつでも模試を受けられます。
SPIの結果を把握して次の選考準備を整えよう
SPIの結果は受検者本人には開示されませんが、出題内容の難易度や形式の変化から、自分のレベルをある程度推測することは可能です。もし手応えがなかったとしても、企業ごとに合格基準は異なり、性格検査やESとの総合評価でカバーできる場合も少なくありません。結果に一喜一憂しすぎず、今回の経験を次の選考や他社への使い回し判断に生かし、自信をもって面接準備を進めていきましょう。
『キャリタス就活』では学生の皆さんが安心してキャリア選びに臨めるよう、多数の企業情報やサポートを提供しています。特に就活の悩みを解決する「就活成功ガイド」では業界研究や面接対策など就活に役立つコンテンツを豊富に取り揃えています。あなたの就活にぜひ『キャリタス就活』をご活用ください。
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キャリタス就活編集部
『本音をきく、本気でこたえる。』をテーマに、就職活動・就活準備をがんばる皆さんに向け、インターンシップ・キャリア情報やES・面接対策など、さまざまなシーンに役立つ情報をお届けしています。
「面接がうまくいかない」、「そもそも就活って何からはじめるべき」など、皆さんの本音に寄り添った記事を配信しておりますので、ぜひこの機会にご活用ください。



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