就活で面接に持っていくカバンは何が正解?選び方と置き方・マナーを解説
就活ノウハウ公開日:2026.07.29

この記事でわかること
- 面接用カバンを選ぶポイントは「自立する」「A4が入る」「落ち着いた色・デザイン」
- ビジネス用でないリュックや書類が入らない小さいカバンなどはNG
- 当日は汚れやスレ、型崩れ、荷物の入れすぎなどにも注意が必要
面接の準備を進める中で、スーツや髪型には気を配っていても、意外と後回しになりがちなのがカバンの準備です。「面接のカバンは何を選べばいい?」「リュックでも大丈夫?」「持ち方や置き方にマナーはある?」と悩む就活生は多いでしょう。本記事では、面接にふさわしいカバンの選び方や入室時の持ち方・置き方、カバンがない場合の対処法などを解説します。ぜひ参考にしてください。
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就活の面接に適したカバンの選び方のポイント

面接用のカバンは、単に荷物を持ち運ぶためのものではなく「ビジネスの場にふさわしいか」という視点で選ぶことが大切です。ここでは、就活の面接で使いやすいカバンの選び方のポイントを紹介します。
■自立して床に置ける
面接や会社説明会では、カバンを椅子の横や足元に置く場面が少なくありません。そのため、床に置いた際に自立するカバンを選ぶのがおすすめです。
自立するカバンなら倒れにくく、見た目もスマートな印象を与えられます。また、底面に「底鋲(そこびょう)」が付いているタイプは安定感があり、カバンの底が汚れたり傷んだりするのを防ぎやすいです。
しっかりした素材なのに面接時にカバンが自立しないときどうしたらいい?
面接時にカバンが自立しない場合は、椅子のすぐ横の床に置いて椅子で支えるようにします。
膝の上に置いたり、椅子の背もたれに持ち手を掛けたりするのはやめましょう。なお、中に硬いファイルを入れたり、重いものを下に入れて重心を安定させたりすると、カバンが自立しやすくなるので試してみてください。
■A4の書類が入る
面接や会社説明会、インターンシップでは、企業からA4サイズの資料や書類を受け取る機会が多くあるため、A4が入るカバンを持ちましょう。特に、後日の選考で必要となる応募書類のフォーマットなどは、折れや汚れを防ぎながら持ち帰ることが大切です。クリアファイルに入れた状態でも余裕を持って収納できるサイズを選ぶと安心でしょう。
■落ち着いた色とデザインである
面接では清潔感や誠実さが重視されるため、カバンは黒・紺・茶色などの落ち着いた色を選ぶのが基本です。特に黒はフォーマルな印象を与えやすく、就活にも適した色といえます。靴と色を合わせると全体に統一感が生まれるためおすすめです。
また、目立つ装飾や派手なデザインのカバンは避け、シンプルなデザインを選びましょう。なお、就活用のカバンは高価なものである必要はなく、ビジネスシーンにふさわしいデザインであれば十分です。
面接用のカバンはトートバッグやショルダーバッグでもいい?
面接にふさわしい落ち着いた色とデザイン、素材であれば、トートバッグやショルダーバッグを使用して問題ありません。
「自立する」「A4書類が入る」「装飾のないシンプルなもの」「黒や紺の合皮・ナイロン素材」など、落ち着いた印象のものを選びましょう。
ただし、素材や形、色柄によってはカジュアルに見えやすく、面接の場にふさわしくない印象を与える可能性があります。布・ビニール素材や淡い色、柄物などはふさわしくありません。
また、表面の汚れ・角スレなど清潔感のないものや、生地が薄すぎたり、カジュアルに見えたりするものはビジネスの場面には適しません。
面接で避けたいカバンのNG例

ビジネスシーンにふさわしくないものを面接用カバンに選ぶと、意図せずマイナスな印象を与えてしまう可能性があります。ここでは面接にふさわしくない、カバンのNG例を紹介します。
■派手なブランドロゴがあるもの
大きなブランドロゴが目立つカバンは、面接の場では華美な印象を与えやすいです。「TPOに応じた配慮が足りない」「ビジネスマナーへの意識が低い」と受け取られてしまう可能性があります。
また、大きな柄や派手なプリントが入ったデザインもカジュアルな印象につながるため避けたほうが無難です。一方で、ロゴが小さく目立たないものであれば、過度に気にする必要はありません。
■ビジネス用ではないリュック
タウンユースやアウトドア向けのリュックはカジュアルな印象が強く、面接には適していません。面接では、スーツに合うビジネスバッグを用意するのが望ましいです。
重さへの対策、肩こり防止などのためどうしてもリュックタイプを使用したい場合は、A4サイズの書類が入り、自立しやすい構造で、黒や紺の合皮・ナイロン素材のビジネスリュックを選びましょう。
とはいえ、金融業界や官公庁などコンプライアンスや規律を重んじる業界ではリュックは避けるのが無難です。また、リュックを使用する場合は、スーツにしわや型崩れが生じないよう注意しましょう。
■傷や汚れが目立つもの
汚れや傷が目立つカバンは、清潔感のない印象を与えるため控えましょう。面接では第一印象が重要なため、カバンの清潔感にも気を配る必要があります。
汚れは事前に拭き取り、きれいな状態で臨みましょう。また、傷やスレ、持ち手のほつれなどが気になる場合は、バッグ修理専門店やデパートの修理サービスで対応できることもあります。生地の破れや大きな剥がれなど、修復が難しい状態であれば、新しいカバンへの買い替えをおすすめします。
■小さすぎて書類が入らないもの
小さすぎるカバンは、企業から配布される資料やA4サイズの書類を収めることを想定していないため、ビジネスの場には適していません。書類を無理に押し込むと折れや汚れの原因になり、「大切な書類を雑に扱っている」ととらえられる恐れもあります。また、荷物が入りきらずサブバッグを増やすと見た目が雑然としやすくなります。
結果的に面接官にだらしない印象を与える可能性があるので、面接に必要な持ち物を収納できるサイズを選びましょう。
面接当日までにチェックすべきカバンに関する身だしなみ
面接では、カバンも身だしなみの一部として見られています。ここでは面接用のカバンについて、当日までにチェックしておくべき点をお伝えします。
■カバンの汚れやスレ、型崩れを確認する
面接前日や当日の朝には、カバンの表面を乾いた布で拭き、汚れやホコリがついていないか確認しましょう。また、型崩れが気になる場合は、バッグインバッグや硬めのファイル、ケースなどを内側に入れることで形を整えられます。
雨や雪が予想される日は、防水スプレーを使用しておくと安心です。事前の対策をしておくことで、当日は汚れや型崩れのない、清潔感のある佇まいで面接に臨むことができます。
■荷物を入れすぎないようにする
カバンに荷物を詰め込みすぎると、形が不自然に膨らみ、だらしない印象につながることがあります。ファスナーが閉まらない状態はもちろん、必要な書類や筆記用具をすぐに取り出せない状態も避けたいポイントです。面接時にもたつかないためにも、持ち物は必要なものに絞り、取り出しやすい位置に整理しておきましょう。
面接当日にスムーズに移動や書類提出が行えるよう、以下を参考にカバンの中身を事前に確認しておきましょう。
面接当日のカバンの中身の例:
・必要書類(履歴書・エントリーシート・成績証明書など)
・筆記用具
・クリアファイル
・スケジュール帳
・スマートフォン
・財布
なお、遠方での選考や部活動などで荷物が多い日は、面接に必要なものだけを持ち、それ以外はロッカーなどに預けることをおすすめします。

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■キーホルダーやチャームを外す
カバンにキーホルダーやバッグチャーム、キーチェーンなどの装飾品を付けている場合は、事前に外しておきましょう。装飾が多いとカジュアルな印象を与えやすく、ビジネスの場にふさわしくないと受け取られる可能性があります。場合によってはビジネスマナーへの意識や志望度を疑われるリスクもあります。
また、金属製の装飾はカバン本体の傷やスレの原因にもなるため、面接時はシンプルな状態にしておくのが無難です。
面接当日に意識したいカバンに関するマナー【持ち方・置き方】
■【受付時】カバンを片手に持つ
■【面接室への入室時】利き手ではない方の手で持つ
■【入室のお辞儀をするとき】カバンを身体の横か前に持つ
■【着席時】カバンを床へ置く
■【面接終了・退室のお辞儀をするとき】カバンを身体の横か前に持つ
面接では受け答えだけでなく、マナーや立ち居振る舞いも見られています。ここでは、カバンの持ち方や置き方などの基本マナーを紹介します。面接当日に落ち着いて行動できるようにしておきましょう。
■【受付時】カバンを片手に持つ
受付ではカバンを片手に持った状態で対応するのが基本です。近くの椅子や机に勝手に置くのは避けましょう。内線電話で担当者を呼び出す必要がある場合は、一時的にカバンを自分の足元へ置いても構いません。
操作が終わったら再びカバンを持ち、担当者が来た際にすぐ対応できるよう準備しておきます。受付での落ち着いた振る舞いは、社会人としてのマナーを示すことにもつながります。
なお、ショルダーバッグやトートバッグを使用している場合は、訪問先の建物に入る前に肩から降ろし、片手で持つようにしましょう。
Q.面接用のカバンはトートバッグやショルダーバッグでもいい?
■【面接室への入室時】利き手ではない方の手で持つ
面接室へ入る際は、利き手ではない方の手でカバンを持つのが一般的です。利き手でドアをノックしたり、ドアノブを操作したりするため、スムーズに入室できます。
また、入室後にドアを閉める際は後ろ手(両手を背に回すこと)にならないよう注意し、ドアに向き直って静かに閉めましょう。こうした細かな所作も、落ち着きや丁寧さを伝えるポイントになります。
■【入室のお辞儀をするとき】カバンを身体の横か前に持つ
面接室に入ってお辞儀をする際は、カバンを身体の横または前で持つようにしましょう。身体の横で持つ場合は片手で自然に持ち、前で持つ場合は両手で持つと安定します。無理に背中側へ回したり、足元へ置いたりする必要はありません。
お辞儀の際も姿勢を整え、カバンの扱いが雑にならないよう意識しましょう。
■【着席時】カバンを床へ置く
面接官から「お座りください」と案内されたら、「失礼いたします」と言ってからお辞儀をし、着席します。その際、カバンは椅子の横の床に置くのが基本です。面接中にカバンが倒れないよう、自立する位置に置いておくとよいでしょう。
空いている椅子や机があっても、自分の判断でカバンを置くのは避けるのがマナーです。また、コートを持参している場合は、畳んだ状態でカバンの上に置いておきます。
■【面接終了・退室のお辞儀をするとき】カバンを身体の横か前に持つ
面接が終わり退室する際も、入室時と同様にカバンを身体の横または前に持ってお辞儀をします。面接が終わると安心して気が緩みがちですが、退出時の印象も含めて評価される可能性があります。お辞儀やカバンの持ち方、歩き方が雑にならないよう注意し、最後まで丁寧な所作を心がけましょう。
以下の記事では面接の入退室のマナーを解説しているので、あわせて参考にしてください。

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面接前日なのにカバンを用意していないときの対処法
面接前日になってカバンを準備していないことに気づき、慌てる方もいるかもしれません。ここでは面接前日にカバンを用意する方法をいくつか紹介します。
■雑貨店やファストファッションの店で探す
面接用のカバンがない場合は、ユニクロやしまむら、ドン・キホーテなどの雑貨店やファストファッション系の店舗を利用する方法があります。こうした店舗では比較的安価にビジネス向けのカバンを購入でき、街中にも多く出店しているため、面接前日でも調達できる可能性があります。
「ブリーフバッグ」「就活カバン」「ビジネス手提げバッグ」などの名称で販売されていることが多いでしょう。ただし、店舗の規模によっては取り扱いがない場合もあるため注意が必要です。
なお、本来はスーツ販売店やカバン専門店で選ぶのが基本です。時間に制約がある場合は、こうした店舗を活用するのも選択肢となります。
■100均で代用できるものを探す
時間や予算に余裕がない場合は、100円ショップを確認してみるのも1つの方法です。大型店舗では「バッグ」や「ビジネス・オフィス用品」コーナーなどに、A4サイズ対応のシンプルなトートバッグが置かれていることがあります。面接に適したデザインのものが見つかれば、素早く低コストで準備できるでしょう。
ただし、店舗の規模や時期、在庫状況によって品ぞろえは異なります。そのため、「100均になければ別の方法で用意する」という選択肢も視野に入れておきましょう。
■手持ちのカバンを使う
面接前日までに新しいカバンを用意できない場合は、自宅にあるカバンで代用することも可能です。ただ重要なのは、ビジネスシーンにふさわしいデザインかどうかです。A4サイズの書類が入り、黒や紺など落ち着いた色で、派手な装飾がないカバンであれば使用できる可能性があります。
本記事で紹介した「就活の面接に適したカバンの選び方のポイント」を参考に、面接に適したものを選びましょう。
■家族や友人、先輩に借りる
手持ちのカバンで代用できるものがない場合は、家族や友人、先輩から借りる方法もあります。特に社会人の兄弟姉妹や先輩であれば、ビジネスシーンに適したカバンを持っている可能性が高いでしょう。
ただし、面接当日に相手がそのカバンを使用する予定がないことを事前に確認する必要があります。また、借りたカバンは丁寧に扱い、汚したり傷つけたりしないよう十分注意してください。
面接のカバンに関するよくある質問
オンライン面接でもカバンは必要?
オンライン面接では、基本的にカバンを用意する必要はありません。
ただし、最終面接などは対面になる可能性もあります。
また内定後にも内定者懇談会や内定式などでカバンが必要になる機会があります。
このように、就活の期間を通して一度もカバンを使わないケースはあまり多くないため慌てることのないよう、面接用のカバンは早めに用意しておきましょう。
面接でカバンの2個持ちはOK?
面接ではカバンを1つにまとめるのが望ましいでしょう。
カバンが2つ以上あると、荷物が整理されていない印象を与える可能性があります。大学の授業後に面接へ向かうなどやむを得ず荷物が多い場合は、不要な荷物を駅のコインロッカーなどに預け、面接に必要なものだけを持参するのがおすすめです。
カバンを買う時間がないとき、面接に手ぶらで行ってもいい?
面接に手ぶらで参加するのは避けるべきです。
持参品の指定がなくても、企業から資料や書類を渡される可能性があるためです。また、財布やスマートフォン、鍵などをスーツのポケットに入れるとシルエットが崩れ、だらしない印象につながることがあります。「面接前日なのにカバンを用意していないときの対処法」を参考に、カバンを準備できないか確認してみましょう。
面接でブランドバッグを使うのは絶対にNG?
ブランドバッグだからといって、必ずしもNGではありません。
黒や紺などの落ち着いた色で、A4サイズの書類が入り、大きなロゴや派手な装飾がなければ使用できる場合があります。ただし、ハイブランドのバッグは必要以上に目立つこともあるため、迷った場合はシンプルなビジネスバッグを選ぶのが無難です。
面接にふさわしいカバンを準備し、自信をもって選考に臨もう!
面接では受け答えだけでなく、カバンを含めた身だしなみやマナーも見られています。カバンはA4サイズの書類が入り、自立するシンプルなデザインのものを選ぶのが基本です。また、持ち方や置き方などのマナーも事前に確認しておきましょう。万全の準備を整え、面接当日は自信をもって選考に臨んでください。
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キャリタス就活編集部
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