就活時におさえたい!面接における髪型チェックポイント5選

就活ノウハウ

公開日:2023.09.05

就活時におさえたい!面接における髪型チェックポイント5選

こんにちは!キャリアコンサルタント桜川りえです。本記事では面接時における髪型のチェックポイントをご紹介します。髪型は、「あなた自身」を表現する重要な要素です。髪型は見た目の印象だけではなく、清潔に整えられた姿から、あなたの誠実さ、自己管理能力の高さ、ビジネスマナー(TPO)を重視していることを瞬時に伝えることができるのです。

一方で、第一印象が良くないと、せっかく進んだ面接で残念な結果になることも…。ですが、難しく構えなくても大丈夫です!チェックポイントを参考に、少しずつ準備しましょう!

ポイント1:「清潔感」が最も重要です!

■まずは「清潔感」を意識しよう!

結論から言いますと、髪型で最も意識するのは「清潔感」です。これを意識すると、おのずと他のチェックポイントも、ほぼクリアできます。就活で着用するスーツは黒や濃紺などの「ダークカラー」がほとんどです。肩に、フケや抜け毛などが付着していたら、一気にイメージダウンしてしまいます。できるだけ大きい鏡の前で、全体をチェックしましょう!

■早めに慣れよう「就活ヘア」

可能であれば、就活スタート時に、面接を想定したヘアスタイルに変えて、スタイリングに慣れておきましょう。

面接直前に、慌てて髪型やカラーリングを変えるとなると、慣れないアイテムやスタイリングに戸惑ってしまい、余計なストレスになることも…。

そうならないためにも、なるべく早めにスタイリングに慣れておき、さっと身支度できるように練習しておくと安心です。

ポイント2:スタイリングは「まとまり感」を意識

面接時の髪型は、あまり凝ったスタイリングは避け、自然な形で「清潔感」が感じられるスタイルを選びましょう。

■前髪は「眉毛」がかくれない程度に

前髪はおろしても良いですが、眉毛にかからない程度にすることをおすすめします。長い前髪で顔を隠してしまうと、暗い印象を受けてしまう場合があるからです。ヘアピンなどを使用して、おでこを見せると明るい印象になります。

長い髪の場合はひとつ結び(ポニーテール)にすることで、顔周りがスッキリとした印象に見えます。また、ハーフアップも適度にまとまりがありつつ、やわらかい印象にも見えます。

どちらのヘアスタイルにも言えることですが、過度なアレンジ(編み込みを加えたり、派手なヘアピンで留める)は控えましょう。

■お役立ちアイテム

「鏡(折りたたみ式が便利)」
「ヘアピン」
「ヘアゴム」
「スタイリング剤」
「コーム」

などを準備しておくと、いざという時も安心です。

【適切なスタイリング方法】
スタイリング剤については、使い過ぎに注意し、あくまで「まとまり感」を演出するために使用するよう心掛けてみてください。髪が不自然にテカテカになっていたり、ベットリとしてみえてしまう事は避けましょう。スタイリング剤を使用する際には、量を少しずつ手に取って伸ばしていき、使用量は必要最小限にしましょう。

また、髪の長さ・髪型によって自分にあった「ヘアワックス」を就活バッグの中に入れておくことをおすすめします。

短髪の人:髪をしっかりセットできる「ファイバー」「ジェル」タイプ
長髪の人:まとまり感、ツヤ感をだす「クリーム」タイプなど

■天候や湿度、移動中の崩れに要注意!

自宅できちんとセットしたつもりでも、天候などの影響で崩れてしまうことも…。

面接会場近くの化粧室で、客観的に見ておかしいところはないか、全身をチェックする時間をつくることをおすすめします!必要に応じてヘアピンや、ヘアワックスなどで調整しましょう。時間に余裕を持って行動し、身だしなみを整えてから臨んでください。

ポイント3:表情を隠さず、笑顔を武器に!

■面接はコミュニケーションの場

面接では、顔を隠さない髪型を選ぶことで、面接官とのコミュニケーションを円滑にします。面接官の目を見て話すことが重要なので、それを阻害するような髪型は避けた方が安全です。

例えば、ロングヘアの場合、お辞儀をしたときに髪型が崩れないように一つに束ねたり、前髪や後毛をスタイリング剤やヘアピンで固定したりして、清楚な印象を心がけましょう。

【顔を隠さない】
・前髪は眉にかからない程度に整える
・ロングヘアの場合、「ヘアピン」「ヘアゴム」等で髪をきちんとまとめる
・面接中は髪を耳に掛けるなど、目や口を隠さないように注意する
・顔を見せる髪型を選び、自分の表情や視線が隠れないようにする

ポイント4:要注意!面接時のNG行動

せっかく清潔感ある髪型にしたのに、下記のような行動には気をつけて!

・何度も髪をかきあげる
・話しながら髪を触る

など、無意識にやっていませんか?緊張のあまり、いつもと違う行動をしてしまう人が多いので注意が必要です。どんなに素晴らしい実績のある人も、髪を触りながら話していると、「なんだか、落ち着きのない人だな…」と、残念な印象になってしまいます。

せっかくがんばって面接に進んだのに、本来の持ち味を発揮できなくなるのは非常にもったいないです。

しっかりと面接官とコミュニケーションをとって、爽やかな笑顔を武器に、清潔感のある好印象を演出しましょう。

ポイント5:落ち着いた色合いがおすすめ

■自然な髪色で好印象!

髪の色は、あまりにも派手な色や、あからさまに人工的な色は避け、自然な色合いを選ぶことをおすすめします。面接の1週間前を目安にカラーリングをすることで、髪の色が安定します。

市販のカラー材は安価で手軽にできる反面、色ムラやダメージなど思わぬトラブルの原因になることもあります。仕上がり、色持ちの良さ、髪への負担を考慮すると、美容院でのカラーリングをおすすめします。

【カラーリングについて】
・派手なカラーリングは避け、自然な髪色に
・面接官の注意を引き過ぎないよう、落ち着いた色合いを選ぶ
・タイミングは、面接の1週間前を目安に行う

■黒髪でないとダメ?

絶対に黒髪である必要はありませんが、業界や企業のカルチャーによっては黒髪を好むところもあるのは事実です。志望業界や企業の慣例を調べ、自分の髪色がマッチするのかどうか、必ずチェックしましょう。ただ、地毛の髪色が明るく、黒髪でなければ無理に黒く染める必要はありません。

まとめ

「ヘアスタイル」は「個性」を演出する手段でもありますが、面接での「個性」とは、その人の「可能性」や「人間性」です。実際の面接は、30〜60分と短時間です。「身だしなみ」が大きな判断材料になると理解し、髪型だけでなく、全体の身だしなみを整えることを意識してみてください。TPOに応じたビジネスマナーを身につけ、内面で勝負できるような心構えで挑みましょう!

PROFILE

桜川りえ
国家資格キャリアコンサルタント
短大卒業後、10回転職を経験。ライフステージに合わせた“柔軟な働き方”をいち早く実践。コンプレックスだった転職回数の多さを「強み」に変えてキャリア支援の道へ。2019年より都内私立大学にてキャリアカウンセラーとして従事し、現在はオンラインによるキャリア相談を実施。学生・女性支援を専門領域として活動中。正規・非正規雇用、業務委託などあらゆる働き方を経て、2021年5月個人事業主となる。同年11月、「HSP×転職」をテーマにKindle書籍を出版し好評を得る。2023年3月オンラインコミュニティ「就活サードプレイス」開設。「就活×保護者」をテーマにセミナー開催。「就活」を切り口に親子関係の問題に取り組んでいる。現役就活生の母。オンラインコミュニティ「就活サードプレイス」運営

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