世の中にある主な職種とは？

企業には、さまざまな職業が存在します。それらの職業の種類を「職種」と言い、それぞれ求められる知識やスキルが異なります。ひとつのメーカー企業を見てみても、新しい製品を研究・開発する「技術開発」、実際に製品をつくる「生産」、製品をマーケットに売り出す「営業」など、多彩な職種があります。それぞれの職種の特徴をチェックしてみましょう。

総合職採用と職種別採用の大きく分けて２パターンある

世の中には、総合職採用と職種別採用（JOB型採用）の大きく分けて２つの採用パターンがあります。総合職採用では、さまざまな仕事の中から、個人の希望や適性を踏まえて配属先が決まります。配属後もさまざまな職種を経験しながら、広範囲の知識や経験を備えたジェネラリストとして活躍することが期待されます。一方、職種別採用では、「プログラマー」「デザイナー」といった職種ごとに募集が行われます。採用時に専門的な知識やスキル、資格の保有が指定されることも多く、入社後はスペシャリストとしての成長が期待されます。特に若手のうちから高い専門性が求められる技術系の職業には、職種別採用が多い傾向にあります。

どんな職種があるか見てみよう！

	営業系 自社の製品やサービスをマーケットに広め、販売する
	企画・マーケティング系 情報の収集・分析をし、社会に必要とされる製品やサービスを考える
	事務・管理系 経理から法務、人材教育、採用まで、幅広い業務を担う
	クリエイティブ系 雑誌・Web・映像・音楽などをつくるための編集や執筆、デザインを行う
	IT系 あらゆるコンピューターシステムを企画・開発・保守・運用する
	生産・製造・品質管理系 企業が自社製品を効率良く生産しながら、高品質を保つための要
	研究・開発・設計系 新製品や新サービスを生み出すための研究開発を行う
	建築・土木設計系 電気、機械、土木、設計、建築など、それぞれ専門性が求められる
	金融系 資産運用や管理に関するサポート、金融商品の開発などに従事
	サービス・販売系 顧客に自社のモノやサービスなどを提供する
	専門・スペシャリスト系 専門性の高いスキルや資格、免許などを活かせる仕事