実際の仕事が見えてくる!職種解説|金融系の仕事

業界・職種・企業研究

公開日:2023.04.03

企業によって仕事内容が異なることはもちろん、同じ企業の中でも職種によって取り組む業務はさまざまです。自分が社会の中でどのような役割を果たしたいのか、どんな業務に就きたいのかを考える上で、職種を知ることは非常に重要です。ここでは主な職種を11のカテゴリーに分けて紹介します。このカテゴリーはキャリタス就活の検索軸にも準じています。自分に合った職種や、興味が持てる分野をぜひ見つけてください。

金融系の仕事とは?

お客さまの資産を守り、育てる仕事

銀行や証券会社をはじめ、保険会社やカード会社、消費者金融などでお金を動かす仕事です。さまざまな顧客の相談にのり、融資の可否や返済プランなどを判断していく必要があるため、金融に関する高い専門知識が求められます。また顧客のニーズをくみ取るコミュニケーション能力や新商品を生み出す創造力も必要とされます。近年では、IT技術を活用した金融サービス・FinTech(フィンテック)の成長に伴い、ITエンジニアも重要な役割を担っています。


トレーダー・ディーラー

仕事内容

「トレーダー」は、顧客に株式や債券に関する情報を提供し、売買注文を受けたらディーラーに取り次ぐ仕事です。「ディーラー」は顧客に代わり、為替相場で円、ドルなどの通貨を売買し、差額で利益を生み出します。

身につくスキル

  • ・株式や債券に関する専門的な知識
  • ・情報収集能力や分析力
  • ・政治や経済などの国際情勢に対する感度や知識

資産運用(ファンドマネージャー)

仕事内容

個人や法人の顧客から預かった資産を株式、債券などで運用し、インカムゲイン(利子・配当収入)やキャピタルゲイン(資産の値上がり益)の獲得を目指します。金融機関だけでなく、一般企業の財務部などに所属するケースもあります。

身につくスキル

  • ・金融商品についての専門知識
  • ・情報収集能力や分析力
  • ・経営コンサルタント的な視点

融資

仕事内容

自社が保有する資金を法人や個人に融資します。個人の場合は住宅ローンなど、法人では工場建設に必要なお金などの事業資金を貸し付けます。返済能力などを鑑みながら、融資額や返済計画などを決定します。

身につくスキル

  • ・金融商品についての専門知識
  • ・情報収集能力や分析力
  • ・経営コンサルタント的な視点

証券アナリスト

仕事内容

高度な専門知識と分析技術を応用し、投資価値の評価を行い、投資家への助言や投資管理サービスを提供します。機関投資家向けと個人投資家向けの、大きく分けて2つのタイプがあります。

身につくスキル

  • ・証券に対する幅広い知識
  • ・情報収集能力や分析力

アクチュアリー

仕事内容

各種保険を設計するスペシャリスト。高度な数理学・統計学的知識に基づき、過去のデータを分析。自社の利益を保ちつつ、加入者にとって適正な掛け金と支払い保険料が設定されるように算出します。

身につくスキル

  • ・数理学・統計学の専門知識・スキル
  • ・高度な情報分析力

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