SPIが難しいと感じる原因とは?突破するための対策方法・練習に役立つ例題も紹介!

ES・選考対策

公開日:2026.07.15

SPIが難しいと感じる原因とは?突破するための対策方法・練習に役立つ例題も紹介!

この記事でわかること

  • SPIが難しいと感じるのは、時間制限や受検方式ごとの違いなどがあるため
  • よくあるSPIのつまずきは、苦手分野や受検方式への対策不足などが原因
  • SPIの対策としては、出題形式の把握や模擬試験での練習などが効果的

インターンシップ選考や本選考で多くの企業が実施する適性検査「SPI」。この記事では、SPIを難しいと感じる原因や、時間制限・受検方式の違いなどつまずきやすいポイントを解説します。例題や解答・解説、効果的な対策方法なども紹介し、SPI突破に向けた学習の進め方をわかりやすくまとめています。就活準備の第一関門であるSPIに不安がある方は、ぜひ参考にしてください。

※本サイトを運営している株式会社キャリタスは厚生労働省委託事業である「優良募集情報等提供事業者認定制度」において、「優良募集情報等提供事業者」として認定されています。

SPIが「難しい」と感じるのはなぜ?まずは原因を整理しよう

SPIが「難しい」と感じるのはなぜ?まずは原因を整理しよう

そもそもSPIとは、企業が採用選考時に応募者に対して行う適性検査の1つです。応募者の適性や基礎能力を把握するために行います。リクルートマネジメントソリューションズ社が開発した検査で、正式名称は「Synthetic Personality Inventory」です。

SPIは中学・高校レベルの問題を扱うものの、時間制限や独特の出題形式により、難しいと感じる就活生も少なくありません。その背景にはいくつかの要因があります。

■受験勉強・大学の学びとSPIで求められる力にズレがある

SPIでは、日常生活や学校の試験ではあまり使わない、条件を整理して素早く答えを導く力が求められます。そのため、受験勉強で身につけた知識や大学で学んだ専門知識が、そのまま得点につながるとは限りません

特に文系学生の場合は、大学入学後に数学に触れる機会が減り、解法を忘れていることもあります。そのため、中学・高校レベルの問題でもSPIで苦戦するケースは珍しくありません。

■1問あたりの制限時間が短く焦ってしまう

SPIでは、1問にかけられる時間が数十秒から1分程度と短く設定されているため、制限時間との戦いになりやすい傾向があります。特にWEBテスティングやテストセンターでは、画面上に表示される制限時間が精神的なプレッシャーになる人も多いでしょう。

本来であれば解ける問題でも、焦りから計算ミスや読み違いをしてしまうケースもみられます。問題そのものよりも、限られた時間内での処理が求められる点が難しいと感じる要因の1つです。

■受検方式によって出題範囲や対策方法が異なる

SPIの受検方式には、「テストセンター」「WEBテスティング」「ペーパーテスティング」「インハウスCBT」の4種類があります。受検方式によって出題範囲や受検時のルールが異なるため、事前に方式を把握していないと「どこまで勉強すればよいのか」がわかりにくくなります

たとえば、能力検査の言語・非言語は多くの方式で出題されますが、英語や構造的把握力は企業によって出題の有無が変わります。受検方式ごとの出題範囲は以下のとおりです。

テストセンター WEBテスティング ペーパーテスティング インハウスCBT
言語
非言語
英語 △※企業による × × ×
構造的把握力 △※企業による × × ×

※表をスクロールしてご覧ください

テストセンター WEBテスティング ペーパーテスティング インハウスCBT
言語
非言語
英語 △※企業による × × ×
構造的把握力 △※企業による × × ×

また、「テストセンター」と「インハウスCBT」では、受検者の解答状況に応じて出題レベルが調整されます。正答状況によって難しい問題が出題されることもあるため、人によっては「後半になるほど難しくなった」と感じる場合もあります。

さらに、電卓の使用可否や解答画面の形式など、受検方式ごとに細かなルールも異なります。こうした違いを知らずに受検すると、本来の実力を発揮しにくくなり、SPIへの苦手意識につながることがあります。

Q.SPI非言語が難しい!本番で電卓は使える?

SPIが「難しい」と感じる就活生に多いつまずき方とは?

SPIが「難しい」と感じる就活生に多いつまずき方とは?

SPIが難しいと感じる背景には、問題そのものの難しさだけでなく、対策の進め方に原因がある場合もあります。ここでは、SPIで苦戦する就活生によくみられるつまずき方を紹介します。自分に当てはまるものがないか確認してみましょう。

■解法パターンに慣れておらず、考え込んでしまう

SPIでつまずく理由として、基礎的な解法パターンが十分に定着していないケースがあります。そのため、問題を見るたびに「どのように解けばよいか」を考える時間が発生し、解答スピードが落ちてしまいます。SPIでは頻出パターンを素早く処理する力が重要なため、解法の型が身に付いていないことが失点の原因となりがちです。

■時間配分の戦略が立っていないため、難問で時間をロスしてしまう

SPIで苦戦する場合、難しい問題に時間をかけすぎて最後まで解き切れていないことがあります。SPIでは正答率だけでなく、時間をかけすぎない判断も求められます。

また、一部のSPIでは正答率に応じて問題の難易度が変化する「適応型出題」が採用されています。正解が続くほど難問が出題されるため、途中から難しい問題が増えても時間をかけすぎないよう注意しましょう

■苦手分野を把握できておらず、対策が空回りしている

SPIはさまざまな分野から出題されるため、苦手分野を放置すると得点が伸びにくくなります。また、苦手な原因が「解法を理解できていない」のか、「解くスピードが足りない」のかによって必要な対策は異なります。

やみくもに問題を解くだけでは効率的な学習につながりにくいため、まずは弱点を特定することが大切です。

■受検方式に合わせた練習が足りていない

SPIは受検方式によって出題形式や解答方法が異なるため、内容を理解していても本番で実力を発揮できないことがあります。たとえば、WEBテスティングやテストセンターでは画面上で問題を解くため、制限時間の表示や操作方法に戸惑うことがあります。一方、ペーパーテスティングでは、解答欄のズレやマーク漏れにも注意が必要です。

また、電卓を使用できるかどうかも、受検方式による大きな違いです。テストセンターやペーパーテスティングでは基本的に電卓を使用できません。そのため、暗算や筆算で素早く計算する練習が不足していると、時間内に解ききれない可能性があります。

「練習では解けるのに本番で結果が出ない」という場合は、知識不足だけでなく、受検方式に合った練習が不足している可能性があります。自分が受ける方式を事前に確認し、同じ形式に近い問題で練習しておきましょう

\WEBテスト形式のSPIに挑戦できる!/

SPI対策の前に知っておきたい出題の全体像

SPIでどのような力が求められるのかを知ることで、自分が優先して対策すべきポイントも見えてきます。まずは出題の全体像をチェックしてみましょう。

■SPI全体で求められる力

SPIは「能力検査」と「性格検査」の2つで構成されています。能力検査では、言語・非言語を中心に、基礎的な知識や情報を正確に処理する力が問われます。難しい専門知識が求められるわけではないものの、限られた時間の中で問題文を読み取り、計算や判断を素早く行う力が必要です。

一方、性格検査では、受検者の行動や考え方の特徴を把握し、企業の社風や求める人物像とのマッチ度を見ています。回答に一貫性があるか、極端な回答をしていないかなども確認されるため、自分をよく見せようとしすぎず正直に答えることが大切です。

SPIでは、能力検査と性格検査を通じて、基礎的な知識や処理能力、思考・行動の特性、企業との適性が総合的に見られます

キャリアアドバイザーからの一言

キャリアアドバイザーからの一言

SPIでは、能力検査に加えて性格検査も実施されます。企業は言語・非言語の得点だけでなく、受検者の価値観や行動特性が自社の社風・求める人物像に合っているかも確認しています。そのため、能力検査の点数が高くても、それだけで選考を通過できるとは限りません。SPIでは能力面と性格面の両方が判断材料となります。

■言語で求められる力

SPIの言語分野で求められるのは、「言葉の意味や文章の要旨を素早く把握する力」と「文章から必要な情報を読み取る力」です。言語の主な出題分野は以下のとおりです。

分野 出題内容
二語の関係 提示された2つの語句の関係性を考え、同じ関係にある語句の組み合わせを選ぶ
熟語の成り立ち 二字熟語の構成や、漢字同士の関係を見極める
語句の用法 設問文中の語句と同じ意味や使い方をしているものを選ぶ
文の並び替え バラバラに並んだ語句や文節を、意味が通るように正しい順序に並べ替える
空欄補充 文章中の空欄にもっとも適切な語句を選ぶ
長文理解 長文を読み、内容の要点や筆者の主張、正誤を判断する

「二語の関係」「語句の用法」「熟語の成り立ち」では、言葉の意味や使い方を正しく理解し、適切に使い分ける力が問われます。
また「文の並べ替え」「空欄補充」では、情報を整理しながら論理的に文章を組み立てる力が必要です。「長文理解」では、文章の要点や筆者の主張を、正確かつ素早く読み取る力が求められます。

■非言語で求められる力

SPIの非言語分野では、「数的処理能力」と「論理的思考力」が求められます。非言語の主な出題分野は以下になります。

分野 出題内容
推論 与えられた条件や情報を基に、論理的に結論や関係性を導き出す
表の読み取り 表やグラフから必要な数値を読み取り、計算や比較を行う
集合 複数のグループや条件を整理し、重複や除外に注意しながら該当する人数や数を求める
場合の数 並べ方や組み合わせの総数を求める
確率 ある事象が起こる確率を求める
金額計算 割増・割引や損益など、金額に関する計算を行う
分担計算 複数人で作業を分担したり、分割払いした際の計算を行う
速度算 速さ・時間・距離の関係を利用して、追い越す時刻や出会う時刻などの計算を行う
割合 全体に対する割合や比率を求める

割合や分担計算、金額計算、速度算、場合の数、確率などの問題では、公式や解法を理解した上で、素早く計算する力が必要です。また、「表の読み取り」では、グラフや表から必要な情報を正確に把握する力が問われます。「推論」では与えられた情報を整理し、条件に基づいて論理的に答えを導き出す力が求められます。

SPIがボロボロでも受かった理由は?面接で評価をリカバーするためのポイント

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SPIを突破するためにやるべき対策4選

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SPIはやみくもに問題を解くだけでは、思うように得点が伸びないことがあります。効率よく対策を進めるためには、出題形式の特徴を理解した上で、頻出問題や時間配分に慣れることがポイントです。ここでは、SPI突破に向けて取り組みたい4つの対策を紹介します。

■志望企業の出題科目と受検方式を把握する

限られた時間の中で効率よくSPI対策を進めるには、まず志望企業の出題科目と受検方式を把握することが大切です。SPIはペーパーテスティングやWEBテスティングなど、受検方式によって問題数や解答方法が異なるほか、英語や構造的把握力の有無も変わるため、事前に出題科目と受検方式を確認しておきましょう。過去の出題傾向に合わせて学習することで、対策の効率も高まります。

『キャリタス就活』の「ES・選考対策を探す」では、企業ごとの適性検査情報や先輩のクチコミを確認できます。志望企業の出題科目や受検方式を把握するための参考になる場合もあるので、ぜひ情報収集に活用してみてください。

■例題の解説から、解法の型を理解する

SPI対策では、問題を解くだけでなく、正解にたどり着くまでの考え方を理解しなければなりません。例題の解説を読み、問題文のどの情報を使うのか、どの順番で考えればよいのかなど解法の型を確認しましょう

言語では、選択肢の根拠や文章の読み取り方をおさえましょう。非言語では、問題文から必要な数値や条件を拾い、どの公式を使うのか判断する練習が必要です。解法の型を身につけることで、初めて見る問題にも対応しやすくなります。

SPI言語の例題はこちら
SPI非言語の例題はこちら

覚えておくと便利!非言語の頻出分野の「解法の型」

■推論:問題文の中の情報を図・表にする
 順序・対戦:順位:図(数直線)で整理
 内訳:〇×表を書いて、わかっている部分を埋めていく
 正誤判断:「〜ならば…」の内容を図や矢印で整理

■割合:お金の計算や割引率の問題は「公式」を覚える

■速度算:「公式」を覚えて、比を使って解く

■集合:情報を整理して、ベン図で重複部分を考える

■1冊の対策本を繰り返し解き、頻出パターンを定着させる

複数の教材に手を広げるよりも、参考書や問題集を1冊に絞って繰り返し学習するほうが効率的です。3周を目安に取り組み、「問題を見た瞬間に解き方がわかる」状態を目指しましょう。

また、間違えた問題には印をつけ、苦手分野を重点的に復習することも重要です。「解き方を忘れやすい」「何度も同じ問題を間違える」といった領域を把握できれば、学習の優先順位が明確になります。

SPI対策におすすめの本12選!選ぶときのポイントも解説

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■模擬試験で本番形式に慣れる

本番と同じ制限時間を設けて模擬試験に取り組むことも効果的です。制限時間内に解き切る練習を重ねることで、解答スピードの向上につながります。また、プレッシャーのある環境に慣れておけば、本番でも落ち着いて問題に向き合いやすくなるでしょう。操作画面に慣れることも、本番での入力ミスや操作ミスの防止に役立ちます。

対策本では解けるのに模擬試験で何度も間違える問題は、本番で苦戦しやすい領域と考えられます。プレッシャーや操作ミス、本質的な理解不足など原因を見極め、改善につなげましょう。『キャリタス就活』では、WEBテスト対策やSPI・玉手箱形式の模試を利用できるため、実践的な練習に活用してみてください。

【お試し!WEBテスト】

「お試し!WEBテスト」は、適性検査の能力検査の再現問題を気軽に体験できるコンテンツです。「言語問題」5問と「非言語問題」10問が用意されており、制限時間も設定されているため、よりリアルな環境で取り組めます。実際の検査の雰囲気を体感できるので、本番では心の余裕をもって検査を受けることができます。

【キャリタス模試】

キャリタス模試では「SPI形式問題」「玉手箱形式問題」「一般常識問題」が受けられます。月に1回、10日間の受検期間を設けて模試を実施しており、全国順位や全国平均点と比較して自分の実力を測ることができます。実施期間終了後は過去問として模試を受けられます。

キャリアアドバイザーからの一言

キャリアアドバイザーからの一言

電車での移動時間や待ち時間など、問題集を広げにくい場面では、SPI対策アプリや学習サイトを活用するのがおすすめです。短時間でも継続して問題に触れることで、知識の定着につながります。また、間違えた問題はスクリーンショットで保存し、後から必ず復習しましょう。苦手な問題を繰り返し見直すことが、得点力の向上につながります。

【出題分野別】SPI言語の例題

SPIの言語分野では、語彙力や読解力、論理的に文章を理解する力が問われます。出題形式ごとに求められる力が異なるため、例題を通じて問題の特徴を把握しておきましょう。ここでは、言語分野でよく出題される問題の例を紹介します。

■例題1.二語の関係

例題:
次の語の関係と同じものを選びなさい。
「医師:病院」

A:教師:学校
B:料理人:食材
C:警察官:犯罪
D:学生:試験

例題1.二語の関係の解答はこちら

■例題2.熟語の成り立ち

例題:
次のうち、対義語の組み合わせでできている熟語を選びなさい。

A:昼夜
B:森林
C:友情
D:高速

例題2.熟語の成り立ちの解答はこちら

■例題3.語句の用法

例題:
次の文の下線部の語ともっとも近い意味で使われているものを1つ選びなさい。
「彼は計画の全体像をつかむのが早い」

A:手すりをつかむ
B:要点をつかむ
C:ボールをつかむ
D:ペンをつかむ

例題3.語句の用法の解答はこちら

■例題4.文の並び替え

例題:
次の(ア)~(オ)の文を、意味が通るように並べ替えたとき、(エ)の次にくるのはどれか選びなさい。

(ア)その結果、会議の進行がスムーズになった。
(イ)彼は資料作成の方法を見直すことにした。
(ウ)以前は準備に時間がかかりすぎていた。
(エ)そこで、作業の手順を整理する必要があった。
(オ)新しい方法を取り入れることで効率が上がった。

例題4.文の並び替えの解答はこちら

■例題5.空欄補充

例題:
次の文の( )に入るもっとも適切な語句を選びなさい。
「その研究結果は、十分なデータに( )いるとは言い難く、結論の信頼性には疑問が残る。」

A:基づいて
B:反して
C:依存して
D:一致して

例題5. 空欄補充の解答はこちら

■例題6.長文理解

例題:
近年、働き方の多様化が進み、リモートワークやフレックスタイム制を導入する企業が増えている。これにより、従業員は時間や場所に縛られずに働けるようになり、ワークライフバランスの改善につながると期待されている。一方で、対面でのコミュニケーション機会が減少し、業務上の意思疎通が難しくなるという課題も指摘されている。

そのため、企業にはオンラインツールの活用や、定期的な対面ミーティングの実施など、柔軟な働き方とコミュニケーションの質を両立させる工夫が求められている。また、従業員側にも自律的に業務を進める姿勢が重要となっている。

(1)本文の内容としてもっとも適切なものはどれか。
 ア 働き方の多様化は問題しか生まない
 イ リモートワークはすべての企業で義務化されている
 ウ 働き方の変化にはメリットと課題がある
 エ 対面での仕事しか認められていない
 オ フレックスタイム制は廃止されつつある

(2)働き方の多様化によって期待される効果はどれか。
 ア 業務量の増加
 イ ワークライフバランスの改善
 ウ 出社時間の固定化
 エ 情報共有の不要化
 オ 競争の完全排除

(3)働き方の多様化により生じる課題として適切なものはどれか。
 ア 対面コミュニケーションの増加
 イ 意思疎通の難しさ
 ウ 労働時間の完全消失
 エ 企業数の減少
 オ 仕事の自動化

(4)企業に求められている対応として適切なものはどれか。
 ア 会議の全面廃止
 イ オンラインツールの活用
 ウ 出社の完全義務化
 エ 業務の削減
 オ 人員の固定化

(5)本文の趣旨としてもっとも適切なものはどれか。
 ア 働き方の多様化の問題点のみを述べている
 イ リモートワークの導入を否定している
 ウ 働き方の変化と課題への対応の重要性を述べている
 エ 対面勤務の優位性のみを主張している
 オ フレックスタイム制の廃止を提案している

例題6. 長文理解の解答はこちら

【出題分野別】SPI非言語の例題

SPIの非言語分野では、計算力だけでなく、情報を整理しながら論理的に考える力も求められます。問題の種類ごとに解法の型があるため、まずは例題を通じて出題傾向を把握することが大切です。ここでは、非言語分野で頻出の問題を紹介します。

■例題1.推論

例題:
A、B、C、D、Eの5人が円形のテーブルに座っている。次の条件をすべて満たすとき、必ず正しいといえるものを選びなさい。

・AはBの隣に座っている
・CはDの隣に座っていない
・BはCの隣に座っている

1.DはBの隣に座っている
2.EはCの隣に座っている
3.CはAの隣に座っている

例題1.推論の解答はこちら

■例題2.表の読み取り

例題:
次の表は、ある企業の4月から6月における3つの部門の売上(単位:万円)を示している。

例題2.表の読み取り

このとき、次の問いに答えなさい。

問:3カ月の売上合計がもっとも多い部門と、3カ月の平均売上がもっとも高い部門の組み合わせとして正しいものはどれか。

1.合計:A部門 平均:A部門
2.合計:B部門 平均:B部門
3.合計:A部門 平均:B部門
4.合計:B部門 平均:A部門

例題2.表の読み取りの解答はこちら

■例題3.集合

例題:
ある企業の新入社員50人に、英語と中国語の学習経験について調査したところ、次の結果が得られました。

・英語の学習経験がある:32人
・どちらの言語も学習経験がない:8人
・両方の言語とも学習経験がある:5人

このとき、中国語の学習経験がある新入社員は何人か求めなさい。

例題3.集合の解答はこちら

■例題4.場合の数

例題:
A、B、C、D、Eの5人が一列に並ぶとき、AとBが隣り合わない並び方は全部で何通りあるか求めなさい。

A.24通り
B.48通り
C.72通り
D.120通り

例題4.場合の数の解答はこちら

■例題5.確率

例題:
AさんとBさんが、それぞれサイコロを1回ずつ振ります。このサイコロは1から6までの数字が均等に出るものとします。出た数字の大きい方が勝ち、同じ数字なら引き分けです。このとき、AさんがBさんに勝つ確率を求めなさい。

A.1/4
B.5/12
C.1/2
D.7/12

例題5.確率の解答はこちら

■例題6.金額計算

例題:
1個の原価が800円の商品を50個仕入れて、原価の3割の利益が出るように定価をつけました。しかし、35個しか売れなかったので、残りは定価の2割引きにしてすべて売り切りました。このとき利益の合計はいくらか求めなさい。

A.7,840円
B.8,880円
C.9,160円
D.10,400円
E.11,200円

例題6.金額計算の解答はこちら

■例題7.分担計算

例題:
ある作業を、AさんとBさんが一緒に行うと6時間で終わります。ある日、Aさんが3時間作業したあと、残りをBさんが1人で作業し、12時間かかって終わりました。
この作業をBさん1人だけで行う場合、何時間かかるでしょうか。

A.12時間
B.15時間
C.18時間
D.24時間

例題7.分担計算の解答はこちら

■例題8.速度算

例題:
弟が分速60mで歩いて家を出発しました。その10分後、兄が自転車に乗って分速210mで同じ道を追いかけました。兄が出発してから弟に追いつくのは何分後か求めなさい。

A.3分後
B.4分後
C.5分後
D.6分後

例題8.速度算の解答はこちら

■例題9.割合

例題:
あるアパレル店で、ある洋服の価格を20%値下げしたところ、販売個数が40%増加しました。このとき、全体の売上高は値下げ前と比べて何%増減したか求めなさい。

A.-4.0%
B.0.0%
C.+12.0%
D.+20.0%

例題9.割合の解答はこちら

【出題分野別】SPI言語の例題の解答・解説

上記、SPI言語の練習問題の解答です。苦手を克服するには「なぜ間違えたのか」を理解することが大切です。詳しい解説は資料にまとめていますので、あわせて活用してください。

【SPI言語】解答・解説まとめはこちら

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■例題1.二語の関係の解答

解答:
A:教師:学校

■例題2.熟語の成り立ちの解答

解答:
A:昼夜

■例題3.語句の用法の解答

解答:
B:要点をつかむ

■例題4.文の並び替えの解答

解答:
(イ)彼は資料作成の方法を見直すことにした。

■例題5.空欄補充の解答

解答:
A:基づいて

■例題6.長文理解の解答

(1)解答:ウ

(2)解答:イ

(3)解答:イ

(4)解答:イ

(5)解答:ウ

【出題分野別】SPI非言語の例題の解答・解説

上記、SPI非言語の練習問題の解答です。苦手を克服するには「なぜ間違えたのか」を理解することが大切です。詳しい解説は資料にまとめていますので、あわせて活用してください。

【SPI非言語】解答・解説まとめはこちら

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■例題1.推論の解答

解答:
2

■例題2.表の読み取りの解答

解答:
2.合計:B部門 平均:B部門

■例題3.集合の解答

解答:
15人

■例題4.場合の数の解答

解答:
C.72通り

■例題5.確率の解答

解答:
B.5/12

■例題6.金額計算の解答

解答:
B.8,880円

■例題7.分担計算の解答

解答:
C.18時間

■例題8.速度算の解答

解答:
B.4分後

■例題9.割合の解答

解答:
C.+12.0%

SPIの結果が振るわず「内定が出ない」と不安な方へ

SPIは、時間制限の厳しさや独特の出題形式によって、多くの就活生が難しいと感じる適性検査です。インターンシップ選考や本選考の序盤で不合格が続くと、自信を失ったり、就活への意欲が低下したりすることもあるでしょう。

しかし、SPIはその特徴を理解して対策することで通過率の改善が期待できます。志望企業でSPIが実施されることがわかっているなら、苦手意識だけで諦めず少しずつ対策を進めていきましょう。また就活に関する不安や悩みがある場合は、一人で抱え込まず第三者へ相談することも有効な選択肢です。

キャリタス就活の「あんしん相談」では、就活準備や選考対策に関する悩みをプロの就活アドバイザーへ無料で相談できます。SPI対策はもちろん、「内定が出ない」「今後の進め方がわからない」といった不安についても相談可能です。一人で悩み続ける前にぜひ気軽に活用してみてください。

SPIが難しいと感じるときによくある質問

SPIは1問あたりどれくらいの時間で解けばいい?

SPIの1問あたりの解答時間は、一般的には30秒~1分程度が目安とされています

特に非言語分野では、1問に時間をかけすぎると最後まで解ききれない可能性があります。解法の型を身につけて素早く解答する姿勢を意識しましょう。

覚えておくと便利!非言語の頻出分野の「解法の型」

テストセンターとWEBテスティングではSPIの難易度が違う?

テストセンターとWEBテスティングでは出題範囲や受検のルールが異なるため、「難易度が違う」と感じる可能性があります

テストセンターは専用会場で受検し、電卓が使えない上に出題範囲が比較的広い傾向があります。一方、WEBテスティングは自宅のパソコンで受検でき、電卓も使用可能です。一般的にはテストセンターの方が難しいと感じる傾向がありますが、得意・不得意によって個人差があります。

SPI非言語が難しい!本番で電卓は使える?

SPI非言語問題での電卓の使用可否は、受検方式によって異なります

WEBテスティングとインハウスCBTでは基本的には電卓を使用できますが、テストセンターとペーパーテスティングでは使用できません。電卓が禁止されている受検方式で使用すると、不正行為とみなされる可能性があります。必ず事前に受検ルールを確認しましょう。

SPIで電卓は使える?スマホはあり?使える受検方法や使い方のコツを解説

SPIで電卓は使える?スマホはあり?使える受検方法や使い方のコツを解説

SPI対策を進める中で、非言語問題において電卓が使えるかどうか気になったことがある方も多いのではないでしょうか。この記事では、電卓を使えるテスト形式や電卓の選び方などを解説していきます。さらに電卓を活用したSPI対策の…

SPIが難しくてどうしても避けたい場合の代替案はある?

SPIがどうしても苦手な場合は、SPIを実施していない企業や別の適性検査を採用している企業を探す方法があります

『キャリタス就活』の「インターンシップ・キャリアを探す」では「選考なし」、「採用情報を探す」では「筆記・適性検査なし」の条件に絞って検索できるので、ぜひご活用ください。

ただし、応募先の選択肢を広げるためにも、SPI対策を並行して進めることがおすすめです。SPIを避ける前提で企業選びを進めると、応募先の選択肢を狭めてしまう可能性があります。SPIは採用選考で広く用いられている適性検査であり、インターンシップ選考でもSPIが課される場合があります。そのため、苦手意識があってもSPIの有無だけで応募先を絞るのではなく、必要な対策を進めておくことが大切です。

なお、選考はSPIの結果だけで決まるとは限らず、性格検査やES、面接などを含めて総合的に判断される場合もあります。能力検査が苦手でもリカバーできる可能性があるので、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

SPIがボロボロでも受かった理由は?面接で評価をリカバーするためのポイント

SPIがボロボロでも受かった理由は?面接で評価をリカバーするためのポイント

就活における適性検査の1つであるSPI。「全く解けなかった」「手応えがボロボロだった」という場合でも、受かっていることがあります。本記事では、SPIがボロボロでも通過する理由や面接でのリカバリー方法、SPI対策のコツを解説します…

SPIが難しいと感じる原因を知り、効果的に対策を進めよう!

SPIが難しいと感じる理由には、独特の出題形式や時間制限、受検方式ごとの違いなどがあります。しかし、苦手な原因を把握した上で、解法の型を身につけたり本番形式の演習を重ねたりすることで十分に対策できます。SPIは就活の入り口の1つに過ぎません。苦手意識だけで諦めず、自分に合った方法で準備を進め選考通過につなげましょう。

『キャリタス就活』では学生の皆さんが安心してキャリア選びに臨めるよう、多数の企業情報やサポートを提供しています。特に就活の悩みを解決する「就活成功ガイド」では業界研究や面接対策など就活に役立つコンテンツを豊富に取り揃えています。あなたの就活にぜひ『キャリタス就活』をご活用ください。

キャリタス就活編集部

PROFILE

キャリタス就活編集部
『本音をきく、本気でこたえる。』をテーマに、就職活動・就活準備をがんばる皆さんに向け、インターンシップ・キャリア情報やES・面接対策など、さまざまなシーンに役立つ情報をお届けしています。
「面接がうまくいかない」、「そもそも就活って何からはじめるべき」など、皆さんの本音に寄り添った記事を配信しておりますので、ぜひこの機会にご活用ください。

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