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SPIと玉手箱の違いを解説!問題の出題傾向や対策方法をご紹介

ES・選考対策

公開日:2025.07.23

SPIと玉手箱の違いを解説!問題の出題傾向や対策方法をご紹介

SPIと玉手箱はどちらも企業の適性検査ですが、出題傾向や難易度、対策方法に明確な違いがあります。「片方だけ対策すれば十分」と考えず、両者の特徴や違いを理解した上で、それぞれに合った準備を進めることが重要です。この記事ではSPIと玉手箱の違いや出題される問題の傾向と対策、勉強の優先順位を詳しく解説します。

SPIと玉手箱の4つの違い

企業の選考で採用されている適性検査の種類

「2024年内定者調査」(日経HR)を基に作成した上記グラフからわかるように、SPIは特に多くの企業で採用されている適性検査です。玉手箱も一定数の企業が利用しており、主要な適性検査の1つといえます。ただし、出題形式や難易度、対策方法には大きな違いがあります。ここでは両者の特徴を比較し、違いを詳しくみていきましょう。

そもそも適性検査とは何か知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

1.受検方法

SPIと玉手箱の受検方法の違い

SPIと玉手箱は受検方法が異なります。SPIはテストセンター、WEBテスティング、ペーパーテスティング、インハウスCBTの4つの方式があり、企業ごとに指定された方法で受検します。
一方、玉手箱はテストセンターとWEBテスティングの2つです。どちらも企業の指示によって受検方法が決まるため、事前に案内をしっかり確認しておきましょう。

2.検査科目

適性検査の種類 検査科目(制限時間)
SPI 【テストセンター】
・言語・非言語(約30分)
・英語(約20分)※
・構造的把握(約20分)※
・性格検査(30~35分)

【WEBテスティング・インハウスCBT】
・言語・非言語(約35分)
・性格検査(30~35分)

【ペーパーテスティング】
・言語分野・非言語分野(約70分)
・英語(約30分)※
・性格検査(30~35分)
玉手箱 ・言語問題(10分〜15分)
・計数問題(9分〜20分)
・英語(10分)※
・性格検査(20分)

※企業によっては出題される場合があります。

SPIは企業によっては「構造的把握力」が実施されるのが特徴です。1問ごとに制限時間が設けられており、時間切れになると自動的に次の問題に進みます。

それに対して、玉手箱は企業によって出題される科目や問題形式の組み合わせが異なる点が特徴です。たとえば、A社では言語で趣旨把握、非言語で四則演算、性格検査が求められる一方で、B社では言語でGAB形式、非言語で図表の読み取り、英語による長文読解が求めるケースがあるなど、企業が求める人物像の特性に合わせてカスタムされます。

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3.出題される問題の傾向・難易度

SPIと玉手箱の問題傾向と難易度の違い

SPIは基礎学力を問う内容が中心で、言語や非言語の問題は中学〜高校レベルの知識があれば十分に対応できるとされています。問題数に対して試験時間が短いため、模試など本番に近い環境で時間配分を考えながらの取り組みが効果的です。特に、一度解答した問題には戻れないため、早く正確に答えを導き出すことを意識しましょう。

SPIの言語分野の例題(二語の関係)を見てみましょう。

SPIの例題:
最初に提示された二語の関係を考えて、同じ関係のものを選びなさい。

「魚:水」

1. 鳥:空
2. 人:車
3. 犬:骨
4. 木:土

解答:1. 鳥:空

SPIの対策・受検時のポイントは?
・中学~大学レベルの知識を復習する
・1問あたりに制限時間があり、一度解答した問題には戻れないため時間配分を意識する

一方、玉手箱は長文理解や論理的思考力が問われる問題が多く、SPIよりも難易度が高い傾向にあるため、しっかりとした対策が必要です。さらに、玉手箱は1問あたりの解答時間が短いため、スピード感をもって解く力も重要になります。
出題パターンが言語3種類、計数3種類、英語2種類の計8種類あり、企業ごとに出題の組み合わせが異なるため、事前に出題傾向を把握するのが難しい点も特徴です。

玉手箱の言語分野の例題(趣旨把握)も見てみましょう。

玉手箱の例題:
文章を読んで、筆者の訴えにもっとも近いものを選択肢の中から1つ選びなさい。

近年、人工知能(AI)は多様な業界で導入され、企業の業務効率化やイノベーション創出に寄与している。たとえば、大量のデータを分析し、有用なインサイトを得ることで、販売戦略の最適化やサプライチェーンの革新が進んでいる。この結果、従来は人間が多大な時間を費やしてきた作業を自動化できるため、人間はより創造的な業務や対人コミュニケーションを要する仕事に専念できるというメリットがある。

一方、AIの誤学習による不当な判断リスクや、専門人材不足といった課題も存在する。バイアスを含むデータを学習すれば、企業の評判を損ねる結果を招きかねない。また、人間の雇用機会が失われるのではないかという懸念も根強い。しかし歴史的に、技術革新の波は従来の職業を一部消滅させる一方、新たな雇用を生み出してきた。AIも同様に、人間の創造性や協調性を発揮できる場を広げる可能性がある。

さらに、AIの意思決定プロセスは複雑であり、ブラックボックス化する懸念がある。特に医療や金融など社会インフラに関わる分野では、説明可能性と責任の所在を明確化しなければならない。AIがもたらす生産性向上の恩恵を生かしつつ、公正性やセキュリティ、プライバシーといった倫理的・社会的な配慮を怠らない運用が求められる。企業や政府、学会が連携してガバナンスを整えれば、AIは社会を豊かにする手段となり得るだろう。

1. AI導入で人間の仕事はすべて消滅するため、導入は控えるべきだ。
2. AIによる課題を克服しつつ、人間の創造性をより生かす社会を構築すべきだ。
3. AIの意思決定はすでに十分に透明であり、これ以上の規制は不要である。
4. AIの技術水準は未熟で、企業導入の成功事例はほとんど見られない。

解答:2

玉手箱の対策・受検時のポイントは?
・長文読解力をつける
・1問あたりにかけられる時間が短いが、誤謬率を問われない可能性が高いため、わかるものを着実に解答する
・一度飛ばした問題には戻れないため、素早く判断できる力を養う

出題内容だけでなく、出題形式にも違いがあります。
SPIはテストセンター方式の場合、解答の正答率やスピードによって出題される問題の難易度が変化し、正解が続くとより難しい問題が出題される仕組みになっています。
一方、玉手箱は正答率によって問題の難易度が変わることはありません。これらの特徴を理解し、それぞれに合った対策を行うことが重要です。

4.採用している業界

SPIと玉手箱は、それぞれ導入されている業界に違いがあります。
SPIはメーカーや商社、サービス、IT、広告、金融など、業界を問わず幅広く採用されています。
一方、玉手箱は主に金融、コンサルティング、商社、大手メーカー、ITなど、就職難易度が比較的高いとされる業界で多く導入されているのが特徴です。

しかし、必ずしもすべての企業がSPIや玉手箱を採用しているわけではありません。あくまで目安として覚えておきましょう。
企業が実施しているSPIや玉手箱以外のWEBテストについては、こちらの記事をご確認ください。

SPI実施企業例
トヨタ自動車、三菱商事、パナソニック、NTTデータなど

玉手箱実施企業例
みずほ銀行、三井住友銀行、日本IBM、富士通など

※執筆時(2025年7月23日)時点の情報です。企業によっては毎年異なる種類の試験を実施する可能性があるので事前に確認しましょう。

キャリアアドバイザーからの一言

キャリアアドバイザーからの一言

自分が志望する企業や業界の選考傾向を調べ、SPIか玉手箱のどちらの対策が必要かを見極めることが重要です。無駄なく対策を進めるために、『キャリタス就活』の「ES・選考対策を探す」で先輩たちの選考体験談をチェックすることで効率よく対策が進められます。

SPIと玉手箱はどちらから対策したほうがいい?

SPIと玉手箱の共通点は?

■選考で採用される適性検査
■評価基準は企業によって異なる
■テストセンターの場合、結果を使い回しできる

SPIと玉手箱にはいくつかの共通点があります。まず、どちらもインターンシップ選考や本選考などの選考過程で利用されている適性検査であり、企業が応募者の能力や適性を客観的に判断するためのツールとして位置づけられている点です。

両テストともに受検者が自分の結果を直接確認することはできず、結果は企業側にのみ通知されます。また評価基準は企業によって異なるため、6割正解で通過できる場合もあれば、9割近い正答が求められることもあります
対策を行う際は問題集を繰り返し解く、苦手分野を重点的に練習するといった基本的な対策方法も同じです。

なお、テストセンターで受検した場合は、SPI・玉手箱どちらも結果を他社の選考に使い回しできます。

SPIと玉手箱の共通の対策方法

SPIと玉手箱を見分ける方法

企業の適性検査を受ける際、応募後にSPIや玉手箱など、どの形式の試験を受けるか判明するのが一般的です。企業によっては募集要項の選考フローに試験形式を明記している場合もありますが、記載がなければ別の方法で見分ける必要があります。

■メールで送られてきたURLから見分ける

企業からの案内メールに記載された受検用URLを確認することで、SPIか玉手箱かを判別できます。通常、適性検査の案内メールには受検ページのURLが記載されています。それぞれのURLは以下のとおりです。

SPIのURL
http://arorua.net

玉手箱のURL
https://WEB1.e-exams.jp/
https://WEB2.e-exams.jp/
https://WEB3.e-exams.jp/
https://tsvs1.e-exams2.jp/
https://tsvs2.e-exams2.jp/
https://tsvs3.e-exams2.jp/
https://nsvs1.e-exams4.jp/
https://nsvs2.e-exams4.jp/

上記のとおり、SPIと玉手箱ではURLのドメインや記載内容が異なるため、URLからテスト形式を特定できます。WEBテストのURLの見分け方はこちらの記事でも解説していますので、参考にしてください。

■指定された受検方法から見分ける

企業から案内される受検方法も、SPIと玉手箱を見分けるポイントです。

SPIはテストセンター、WEBテスティング、ペーパーテスティング、インハウスCBTの4種類から選択されます。
一方、玉手箱はテストセンターとWEBテスティングの2つが主流です。すなわち、「ペーパーテスティング」や「インハウスCBT」と記載されていればSPIと判断できます

また、テストセンターの場合は、会場名や科目構成から見分けることも可能です。

テストセンターの会場名 科目構成
SPI プロメトリック社 (A)(B)と箇条書きで記載
玉手箱 ピアソンVUE(PERSON VUE) 「パーソナリティ」「知的能力」と記載

※表をスクロールしてご覧ください

テストセンターの会場名 科目構成
SPI プロメトリック社 (A)(B)と箇条書きで記載
玉手箱 ピアソンVUE(PERSON VUE) 「パーソナリティ」「知的能力」と記載

■過去の導入事例から推測する

過去に企業がどの適性検査を導入していたかを調べるのも有効な方法です。企業の過去の採用情報や企業に関するクチコミを参考にすれば、どちらのテストが使われているかを推測できます。
情報収集をかねて、企業の採用サイトや就職情報サイトで調査してみるのもよいでしょう。

『キャリタス就活』の「ES・選考対策を探す」では、選考に関する先輩たちの体験談や、企業ごとの過去のテスト実施情報を確認できます。クチコミ情報を活用して、志望企業がどのテストを実施している傾向にあるか、事前に把握しておくと安心です。

クチコミ情報の見方は以下の記事をチェックしてみてください。

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SPIと玉手箱はどちらから対策したほうがいい?

SPIと玉手箱の両方を一度に対策するのは負担が大きいため、まずはSPIから対策をはじめるのがおすすめです。多くの企業で採用されているSPIは、出題傾向もある程度決まっており、繰り返し練習することで得点を伸ばしやすい傾向にあります。

一方、玉手箱は金融や大手メーカー、ITなど特定の業界で採用されているケースが多いため、志望企業が玉手箱を導入している場合は玉手箱を優先して取り組むとよいでしょう

自分の志望業界や企業に合わせて、優先順位を決めて効率的に対策を進めることが大切です。

SPIと玉手箱の共通の対策方法

SPIと玉手箱は出題傾向や形式に違いがあるものの、基本となる対策方法は共通しています。どちらの適性検査を受ける場合も、効率的に得点力を高めるためのポイントをおさえて準備を進めましょう。

■問題集を繰り返し解く(能力検査)

SPIや玉手箱の能力検査対策は、市販の問題集や対策本を繰り返し解くのが効果的です。問題集には詳しい解説や解法のコツが掲載されているため、出題形式や傾向をつかみやすくなります。

特に、苦手な分野の問題を繰り返し解くことで、解答パターンや考え方が身につき、全体の得点力アップにつながります。頻出の問題については、素早く精度高く解けるようになるまで反復練習を重ねましょう。

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■模擬試験を受ける(能力検査)

SPIも玉手箱も試験時間に対して、問題数が多いのが特徴です。そのため、模擬試験を活用することで実際の試験形式や時間配分を体感でき、本番の雰囲気に慣れることができます。次へ進むべきかどうかの判断力を養い、素早く解答する力をつけましょう。
無料で利用できる模擬試験も多いため、積極的に活用して本番に備えてください。

『キャリタス就活』では、WEBテストの対策を手軽にできるコンテンツや、「SPI」「玉手箱」形式の模試を受けられるコンテンツをご提供しています。

【お試し!WEBテスト】

「お試し!WEBテスト」は、WEBテストやテストセンターなど、パソコンで受検する環境を再現したコンテンツです。「言語問題」5問と「非言語問題」10問が用意されており、制限時間も設定されているため、よりリアルな環境でチャレンジできます。
本番さながらの緊張感の中で練習することで、本番では心の余裕をもって検査を受けることができます。

【キャリタス模試】

キャリタス模試では「SPI形式問題」「玉手箱形式問題」「一般常識問題」が受けられます。月に1回、10日間の受検期間を設けて模試を実施しており、全国順位や全国平均点と比較して自分の実力を測ることができます。
実施期間終了後は過去問として模試を受けられます(順位は出ません)。

■公式や解法パターンを暗記しておく(能力検査)

SPIや玉手箱の適性検査には、単語や公式、計算パターンなど暗記によって解ける問題が含まれています。そのため、頻出の語句や解法パターンを繰り返し学習し、覚えておくことが大切です。

また、暗記した内容は定期的に確認し、理解度をチェックしましょう。単なる丸暗記ではなく、内容の理解を深めながら覚えることで、試験本番でも応用が利くようになります。

■志望企業の出題形式や傾向を把握する(能力検査)

志望企業ではどの形式で受検するのかを事前に調べておきましょう。パソコンや筆記形式など、受検方法の違いに応じた対策が必要です。また、出題科目や傾向を把握することで、効率的に準備を進められます。

志望企業が実施するSPIの傾向を把握するには、実際にSPIを経験した先輩や友人から話を聞くのも効果的です。また、就活のコミュニティやフォーラムを活用してほかの就活生の体験談を収集すれば、多様な視点から情報を得られます。

『キャリタス就活』の「ES・選考対策を探す」では、実際にその企業に応募した就活生のリアルな「選考体験談」が充実しています。気になる会社の就活情報とあわせてどんな選考対策が必要なのかぜひチェックしてみてください。これらクチコミ情報の閲覧には学生認証が必要になるため、大学のメールアドレスを登録しておくとスムーズです。

■性格検査は出題傾向を頭に入れておく(性格検査)

性格検査には明確な正解というものはありませんが、過去の出題傾向や設問パターンは事前に把握しておくのがよいでしょう。本番で落ち着いて対応できるよう事前に設問に慣れておくことをおすすめします。

また、性格検査は回答に一貫性がないと評価が下がることもあるため、自分の考えや価値観などを知るために自己分析を行い、準備を進めることが大切です。

下記記事では自己分析のやり方を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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SPIと玉手箱に関するよくある質問

■Q.SPIと玉手箱は対策にどのくらい時間がかかる?いつからはじめるべき?

A.一般的に、SPIや玉手箱の対策には30〜60時間程度が必要とされています。問題形式に慣れることが重要なため、初めて受ける場合は余裕をもって対策に取り組むことが大切です。対策の開始時期としては、遅くとも本選考がはじまる2〜3カ月前(大学3年生の10月ごろ)から適性検査の対策をはじめましょう

なお、夏のインターンシップ等で選考がある場合は、大学3年生の5月ごろから対策をはじめるのが望ましいです。

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■Q.SPIと玉手箱はどっちが多く採用されている?

A.SPIは2025年3月時点の情報で、年間約18,100社が導入しており、業界を問わず多くの企業で利用されている国内最大規模の適性検査です。
一方、玉手箱は具体的な導入社数は公表されていませんが、主に金融、商社、コンサルなど、特定の業界を中心に採用されている傾向があります。
導入社数に加え、幅広い業界の企業で利用されているため、SPIのほうが多く採用されていると考えられます

■Q.玉手箱とC-GABの違いは?

A.玉手箱とC-GABは、受検方法によって名称が異なるだけで、出題内容や試験形式はほぼ同じです。自宅などで受ける場合は「玉手箱」、テストセンター(会場)で受ける場合は「C-GAB」、テストセンター(オンライン会場)では「C-GAB Plus」と呼ばれます。いずれも基本的な対策内容は変わりません。

■Q.SPIと玉手箱とTG-WEBの違いは?

A.SPI、玉手箱、TG-WEBの違いとして、1つは難易度が挙げられます。「SPI<玉手箱<TG-WEB」の順番で難易度が高いとされています。

TG-WEBは「成果を生み出せるか?」という視点から、応募者の絞り込みに重点を置く検査のため、なじみのない問題が出題されるのが特徴です。問題数が少なく難易度が高めの従来型と、制限時間が短く問題数が多い新型の2種類があります。

対して、SPIや玉手箱は基礎能力や人間性、企業との適合性を評価することに重点を置いています。各検査に合った対策を行いましょう。

SPIと玉手箱とTG-WEBの違い

■Q.SPIと玉手箱では電卓を使える?

A.SPIと玉手箱では、WEBテスト形式では電卓の使用が認められています
ただし、テストセンターやペーパーテスティング(SPI)の場合は会場受検となり、基本的には電卓の使用はできません。当日配布されるメモ用紙や問題用紙を活用して計算することになります。

SPIと玉手箱の違いを理解し、特徴に合わせて準備しよう

SPIと玉手箱は、どちらも就活では避けて通れない適性検査ですが、出題傾向や難易度、対策方法に大きな違いがあります。合格のためには、まず両者の特徴や違いをしっかり理解し、自分の志望企業や業界に合わせて、優先順位をつけて対策を進めることが重要です。効率よく学習を進め、万全の準備で選考に臨みましょう。

『キャリタス就活』では学生の皆さんが安心してキャリア選びに臨めるよう、多数の企業情報やサポートを提供しています。特に就活の悩みを解決する「就活成功ガイド」では業界研究や面接対策など就活に役立つコンテンツを豊富に取り揃えています。あなたの就活にぜひ『キャリタス就活』をご活用ください。

キャリタス就活編集部

PROFILE

キャリタス就活編集部
『本音をきく、本気でこたえる。』をテーマに、就職活動・就活準備をがんばる皆さんに向け、インターンシップ・キャリア情報やES・面接対策など、さまざまなシーンに役立つ情報をお届けしています。「面接がうまくいかない」、「そもそも就活って何からはじめるべき」など、皆さんの本音に寄り添った記事を配信しておりますので、ぜひこの機会にご活用ください。

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