失敗しないインターンシップの探し方は?差がつく情報収集のポイントとは

インターンシップ・キャリア

公開日:2025.09.10

失敗しないインターンシップの探し方は?差がつく情報収集のポイントとは

この記事でわかること

  • インターンシップ情報は、就職情報サイトや企業ホームページなどさまざまな媒体で探せる
  • 自己分析や業界・職種・企業研究を通じて、自分に合ったインターンシップ先を探すことが大切
  • インターンシップ選考は開催の2~3カ月前にはじまるので、スケジュールを逆算して探しはじめよう

インターンシップの探し方に悩んでいる学生さんは多いのではないでしょうか。できることなら失敗したくない、成長につながるインターンシップを見つけたいと考えるのは当たり前のことです。この記事では、理想のインターンシップを効率的に探す方法、そのための準備することや注意点などを解説していきます。

インターンシップの情報の探し方

インターンシップに参加したいと思っても、どこでどのような情報を集めればよいのかわからないという学生さんが多いでしょう。ここでは、効率的にインターンシップ情報を収集する具体的な方法について紹介していきます。

■就職情報サイト

就職情報サイトは、効率的にインターンシップ情報を探す上でもっとも有用な情報源です。業種や実施時期、実施場所といった条件を指定することで、多くの企業の中から自分の希望に合った案件の検索が可能です。このような絞り込み機能の活用により、効率的に自分と相性のよいインターンシップを見つけられるでしょう。

なお、学生さんに行った「キャリタス就活 学生モニター2026 調査結果」によると参加したインターンシップ等のプログラムを知ったきっかけは「就職情報サイト」がもっとも多く、4割以上を占めていることがわかります。

参加したインターンシップ等のプログラムを知ったきっかけ

『キャリタス就活』の「インターンシップ・キャリアを探す」では、開催月や期間、場所、内容、職種など多種多様な条件で検索ができるため、自分に合ったインターンシップを効率的に探せます。たとえば、「選考なし」「交通費支給あり」といった細かな条件でも絞り込めるので、まずはどんな企業のインターンシップがあるのか調べてみましょう。

■企業ホームページ

興味のある企業があれば、その企業のホームページを訪問し、インターンシップ情報を収集してみましょう。企業の公式サイトや採用サイトで、インターンシップの募集を行っている企業もあります。

企業のホームページには、インターンシップ情報だけでなく、企業の理念やビジョンも詳しく紹介されているので、企業研究にも役立てられるでしょう。

■就活準備イベント

企業説明会やセミナー、面接対策など、就活に必要な知識やスキルを身につけるためのイベントも積極的に活用しましょう。参加することで同時にインターンシップ情報を得られる可能性があります。

特に合同企業説明会は、多くの企業が一同に会する貴重な機会です。短時間で複数の企業の情報を比較できるため、効率的な情報収集が可能になります。また、企業の担当者と直接話すことで、公式サイトでは得られないリアルな情報や雰囲気を知れ、インターンシップ参加を検討する際の参考になるでしょう。

『キャリタス就活』では、就活準備や就活本番に向けたさまざまなキャリタス就活フォーラムを開催しています。年間200回以上開催されており、多くの就活生が利用している実績があります。企業との出会いの場として活用できるだけでなく、業界研究や選考対策にも役立つ内容となっているため、ぜひチェックしてみましょう。

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■大学(キャリアセンター・ガイダンス等)

大学のキャリアセンターを利用するメリットは、大学独自のインターンシップの募集枠やサポートを受けられる点です。企業との連携により、学部や専攻に合った募集情報を紹介してもらえるため、自分の学習内容と関連性の高いインターンシップを見つけられます。
履歴書やエントリーシートの添削、面接対策など個別のサポートも充実しているので、積極的に活用しましょう。

また、大学で開催される就活ガイダンスでは、インターンシップの基本情報だけでなく、応募方法や選考対策についても詳しく説明してくれるのでおすすめです。

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■先輩・友人・知人

すでに就職した先輩やインターンシップに参加した経験のある友人から、おすすめのインターンシップ先を教えてもらうのも有効な方法です。大学の教授や先輩など縦のつながりを通じて、新たなインターンシップ情報を知ることができます。

実際の体験談を聞いたり、企業の雰囲気を知ってから応募できる点が大きな特徴です。

『キャリタス就活』の「インターンシップを探す」を活用すれば、実際に企業のインターンシップに参加した先輩たちの体験談を確認できます。クチコミを参考にすれば、プログラムの詳細や企業の雰囲気について把握できる可能性があります。開催日時や地域、業種・職種など、さまざまな切り口で検索が可能なので、自分に合うインターンシップを探すためにぜひご活用ください。

■オープン・カンパニーやキャリア教育

単日で開催されるオープン・カンパニーキャリア教育を通じてインターンシップの情報を受け取れることもあります

これらプログラムは大学1・2年生から参加でき、早い段階から企業との接点をもつことができます。また、時期を問わず1年中開催されており、半日や単日で開催しているものもあるため、忙しい学生さんも参加しやすいのが特徴です。
気になる業界や企業を知るきっかけとして気軽に活用してみましょう。

■SNS

SNSはインターンシップ情報を得るための新しい手段として注目されています。最近の企業はSNS運用に力を入れているところが増加しており、リアルタイムな情報発信を行っているケースも多いです。企業の公式アカウントをフォローすることで、最新のインターンシップ情報を得やすくなるでしょう。

また、ハッシュタグを活用して関連情報を検索することも有効な情報収集の1つです。

ハッシュタグの具体例は、以下のとおりです。

ハッシュタグの具体例

#インターン募集
#長期インターン
#サマーインターン など

おさえておきたい!インターンシップ・キャリアの種類

一般的にインターンシップは大学3年生以上の学年から参加が可能です。インターンシップ・キャリアに分類される「オープン・カンパニー」や「キャリア教育」なら大学1・2年生でも参加が可能です。それぞれの特徴をおさえ、自分に合うプログラムを見つけましょう。

インターンシップの種類 特徴
インターンシップ <短期インターンシップ>
期間:5日以上〜2週間未満
内容:短期間で業務の一部を体験 など
対象学年:学部3・4年、修士1・2年

<長期インターンシップ>
期間:2週間以上
内容:実際のプロジェクト参加や営業活動 など
対象学年:学部3・4年、修士1・2年
オープン・カンパニー 期間:何日でも可
内容:企業や業界に関する情報の提供を目的とした企業説明会や社員との座談会 など
対象学年:学年不問
キャリア教育 期間:何日でも可
内容:キャリア形成を目的とした講義やグループワーク など
対象学年:学年不問

※表をスクロールしてご覧ください

インターンシップの種類 特徴
インターンシップ <短期インターンシップ>
期間:5日以上〜2週間未満
内容:短期間で業務の一部を体験 など
対象学年:学部3・4年、修士1・2年

<長期インターンシップ>
期間:2週間以上
内容:実際のプロジェクト参加や営業活動 など
対象学年:学部3・4年、修士1・2年
オープン・カンパニー 期間:何日でも可
内容:企業や業界に関する情報の提供を目的とした企業説明会や社員との座談会 など
対象学年:学年不問
キャリア教育 期間:何日でも可
内容:キャリア形成を目的とした講義やグループワーク など
対象学年:学年不問

■短期インターンシップ

短期インターンシップは5日以上~2週間未満で実施されるプログラムです。業務体験を通じて、身をもって興味のある業界や職種、企業についての理解を深められます。複数企業の短期インターンシップに参加することで、それぞれの企業の強みや弱み、自分に合っていそうかなどを比較しながら企業研究することもできるでしょう。

短期インターンシップがおすすめの人

■興味のある企業が複数ある人
■業界や職種が自分とマッチしているか確認したい人
■働くことのイメージがつかない人

そもそもインターンシップとは詳しく何か知りたい方は、下記記事をご覧ください。

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■長期インターンシップ

長期インターンシップは、2週間以上にわたって企業で実務を経験するプログラムです。実際の業務に継続的に関わるため、就職後の即戦力として評価されるケースもあります。業界や職種への理解が深まりやすく、自分の適性を見極める機会になるでしょう。成長意欲が高く、実践的な経験を積みたい人におすすめです。

長期インターンシップがおすすめの人

■特定の業界や職種に深い関心がある人
■実務体験を重視する人
■長期間参加することで、自己成長を促したい人

短期インターンシップと長期インターンシップの違いについては下記記事をご覧ください。

短期インターンと長期インターンの違いは?特徴を理解して参加しよう!!

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■オープン・カンパニー

オープン・カンパニーは、企業が主催する説明会やイベントです。産学協議会(※)が定める「学生のキャリア形成支援活動」のタイプ1に分類されます。内容は業界や企業に関する情報提供や企業PRがメインで、就業体験は伴いません

単日で実施されることが多く、手軽に企業の文化やビジョンに触れるきっかけになるでしょう。

※日本経済団体連合会と国公私立大学のトップで構成される「採用と大学教育の未来に関する産学協議会」

オープン・カンパニーがおすすめの人

■まだ志望業界・職種・企業が定まっていない人
■大学1・2年生で業界研究や職種研究を進めたい人
■予定が詰まっているが合間を見ながら何かしらのプログラムに参加したい人

オープン・カンパニーの概要や参加するメリットについて、下記記事で詳しく解説しているのでご覧ください。

オープン・カンパニーとは?インターンシップとの違いや参加するメリットを解説

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■キャリア教育

キャリア教育は、学生さん自身のキャリア形成に向けた基盤構築を目的とした教育活動です。大学が主催する授業に加え、産学協働プログラム、企業がCSR(企業の社会的責任)の一環として実施するキャリア教育プログラムなど、多様な学びの場が提供されています

文部科学省は、キャリア教育を「一人ひとりの社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育」と定義しています。

キャリア教育がおすすめの人

■自分の将来像がまだ固まっていない人
■社会人になる上でのビジネスマナーや仕事に関する基礎を学びたい人
■就活のモチベーションを高めたい人

キャリア教育の概要や参加するメリットについて、下記記事で詳しく解説しているのでご覧ください。

【新卒向け】キャリア教育とは?インターンシップとの違いや参加するメリットを解説

【新卒向け】キャリア教育とは?インターンシップとの違いや参加するメリットを解説

キャリア教育とは、文部科学省が定める「社会的・職業的自立に必要な能力や態度を育てる教育」を指します。キャリア教育は学生の皆さんが将来の進路や働き方を考える上で役立つ活動で、まだキャリアを決めていない就活生にもおすすめで…

インターンシップはいつから探しはじめる?

「インターンシップの探し方は理解したけど、いつから探しはじめたらいい?」と悩む方もいるかもしれません。

『キャリタス就活』の「インターンシップ等に関する特別調査」(2025年)によると、就活生がインターンシップ等を探しはじめる時期は大学3年生の4月がもっとも多く、次いで5月、6月の順となっています。

インターンシップ等を探しはじめた時期

インターンシップの申し込み開始時期は、開催時期の2~3カ月前からはじまり、1カ月前くらいには締め切るケースが一般的です。

そのため、夏のインターンシップ(7月~9月ごろに開催)に参加したいなら4月ごろから、冬インターンシップ(12月~2月ごろに開催)に参加したいなら9月ごろから探しはじめましょう。

理想のインターンシップを探すための事前準備

理想のインターンシップを探すための事前準備

数多くの選択肢の中から自分にとって理想のインターンシップを見つけるのは、難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。ここでは、理想のインターンシップを見つけるために事前に準備しておくべきポイントについて紹介します。

■自己分析をする

自己分析は、自分の興味や価値観、強みを明確にし、自分に適したインターンシップを選ぶために重要なステップといえます。自分自身について理解した上で、将来の目標や働き方の希望を整理することで、企業とのミスマッチを防げます。それにより、インターンシップでより有意義な体験ができるはずです。

自己分析のやり方について詳しくは下記記事を参考にしてみてください。

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■業界研究を行う

インターンシップを探す前に、自分が興味のある業界を詳しく調べてみましょう。業界の特性や市場の状況を深掘りすることで、参加した際により業界への理解や気づきなどが得られやすくなります。また業界全体を知ることで、どんな業界のインターンシップに参加したいか判断しやすくなるでしょう。

業界・企業・職種研究をやってみよう! 業界研究編

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■職種研究を行う

インターンシップを探す際には、職種研究も欠かせない要素の1つです。企業では職種毎にインターンシップのプログラムを用意しているため、自分の関心のある職種を明確にしておくのが理想です。そうすることで、自分の興味や将来のキャリアに合ったインターンシップを効率的に見つけやすくなります。

また、興味のある職種の業務内容や必要となるスキル、将来性などを事前に調べておくことで、インターンシップ中により有意義な経験ができ、さらに担当者への具体的な質問もしやすくなるでしょう。

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■企業研究を行う

興味のある企業について、他社にはない強みや業界内での立ち位置、企業のビジョンなどを詳しく調べることが大切になります。志望する業界から複数の企業をピックアップして比較するのがおすすめです。企業理解を深めることで、参加したい企業を絞り込めるだけでなく、自分では気がつかなかった興味や企業選びの軸が見つけられるでしょう。

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自分に合ったインターンシップを探すため注意点

インターンシップの種類や探し方について理解できたものの、実際に応募する際にはどのような点に注意すべきか気になると思います。ここでは、自分に合ったインターンシップを探すための重要な注意点について紹介していきます。

■インターンシップに参加する目的を明確にする

インターンシップに参加する目的を明確にすることは非常に重要です。目的が明確であればあるほど、どのようなインターンシップを選ぶべきかがはっきりします。それにより、インターンシップから得られる体験がより充実するでしょう。

インターンシップは何度も参加できるものではありません。数少ない貴重な経験だからこそ、参加前に自分が何を得たいのかを言語化し、目的意識をもって臨みましょう。

■やみくもに応募しすぎない

数多くの企業にやみくもに応募するのは避けましょう。4~6社程度を目安に応募すると、無理なく比較・検討ができます

数を増やすよりも、自分の興味やキャリアプランにあった企業を選ぶことが大切です。ただし、絞り込みすぎると選択肢を狭めてしまうケースもあります。業界や職種について幅広く研究し視野を広げた上で、自分の興味や目的に合致するプログラムを選びましょう

■知名度だけで選ばない

インターンシップを選ぶ際に、企業の知名度だけで判断するのは避けましょう。知名度の高い企業は魅力的に見えますが、自分のキャリアビジョンや興味に合った経験を得られるかはわかりません。

企業の規模や知名度よりも、実際の業務内容や企業文化が自分に合っているかが重要です。自己分析や企業研究の上、方向性がマッチする企業を選ぶことで、より実りある時間が過ごせるでしょう。

■選考の有無を確認する

長期間、職場に学生さんを受け入れる必要があるインターンシップは、実施企業にとって大きな負担がかかります。そのため、特に就活生から人気の企業では、プログラムの受け入れ人数に限りがあるため、インターンシップでも選考が行われるケースがあります。その場合、エントリーシートの作成や面接の準備が必要になるため、応募する企業が選考を行うか事前に確認することが必要です。

選考がある場合、企業側はなるべく自社にマッチする学生さんにインターンシップに参加してもらいたいと考えています。企業側が求める姿勢やスキルを示せるよう、早めに選考の有無を把握し時間をかけて選考準備を進めていきましょう。

ただし、大手企業のインターンシップばかりに応募して、全部選考に落ちてしまったという学生さんもいます。選考がないオープン・カンパニーも積極的に活用することで、業界研究・企業研究の機会を広げましょう。同じ企業でも目的の異なる複数のプログラムに参加したり、同じ業界の複数企業のオープン・カンパニーに参加することで理解が深まり比較ができたりします。

インターンシップ選考の概要や具体的な対策について詳しくは下記記事をチェックしてください。

インターンシップの選考とは?本選考との関係や受かるポイントも解説!

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インターンシップの選考を受ける方の中にはインターンシップの選考はどんな対策をすればいい?本選考に影響はある?など、不安に思う学生さんも多いでしょう。本記事では、インターンシップ選考の対策を徹底解説します。インターンシッ…

■学業に影響を与えないか考える

インターンシップに参加する際、学業とのバランスに気をつけましょう。基本的にインターンシップは学業の負担にならないよう配慮されたスケジュールで実施されますが、選考がある場合や多くのプログラムに応募・参加しすぎると、負担になる可能性もあります。

講義や試験の日程をしっかり把握し、それに影響しないようにインターンシップの選考準備や日程を調整することで学業と両立しやすくなります

下記は、学生さんにインターンシップ等を探す際にどのような点を重視したかアンケートをとったデータ(※)です。約半分もの学生さんがインターンシップ企業を探す際に「学業に支障が出ないこと(両立できること)」を重視していることがわかりました。

※参照:「キャリタス就活 学生モニター2026 調査結果

また、本選考での優遇やプログラム内容の詳細を確認する学生さんも多いです。ほかの学生さんがインターンシップ等を探す際に重視したことも参考にしながら、あなたに合うインターンシップを探してみましょう。

インターンシップ等を探す際に重視したこと

『キャリタス就活』の「インターンシップ・キャリアを探す」では、開催月や期間、場所、内容、職種など多種多様な条件で検索ができるため、自分に合ったインターンシップを効率的に探せます。実際にその企業のインターンシップに参加した学生さんのクチコミも確認できるため、インターンシップを探す際に最大限活用してみてください。

インターンシップの探し方についてよくある質問

■Q.インターンシップには何社参加するのがいい?

A.インターンシップは基本的には1社、多くて2社程度参加するのがよいでしょう。また、インターンシップだけでなく、オープン・カンパニーやキャリア教育も含め、10社程度参加するのがおすすめです。オープン・カンパニーやキャリア教育なら、単日で開催されているプログラムもあるので比較的参加しやすいでしょう。

ただ重要なのは、参加したプログラムの数ではなく、就活に活かせる経験を得られたかどうかです。目的を明確にし、無理のない範囲で参加しましょう。

■Q.大学 1・2年生のおすすめのインターンシップの探し方は?

A.大学1・2年生はインターンシップの対象外となる一方で、オープン・カンパニーやキャリア教育などは全学年参加可能です。これらは就職情報サイトや大学のキャリアセンターなどで探すことができます。業界・職種・企業研究に最適なプログラムなので、早期の就活準備に活用しましょう。

■Q.大学3年生のおすすめのインターンシップの探し方は?

A.大学3年生は短期・長期インターンシップに参加できます。就職情報サイトで探したり、イベントに参加したりして効率的に探す方法がおすすめです。インターンシップは慎重に選ぶことが基本ですが、オープン・カンパニーやキャリア教育は単日開催など比較的参加しやすいため、気になった業界・企業のプログラムに気軽に参加するのもよいでしょう

企業のホームページや合同企業説明会、大学のキャリアセンターなど網羅的に活用し、業界研究と選考対策を兼ねられるプログラムを意識して選ぶことが、今後の就活にもつながります。

■Q.希望している企業がインターンシップを募集していなかったら?

A.前述したとおり、インターンシップの受け入れは企業側の負担が大きいため、募集をしていない企業はたくさんあります。オープン・カンパニーを実施している場合は積極的に参加しましょう。

希望する企業がインターンシップもオープン・カンパニーも募集していない場合は、探す情報源を変えることを視野に入れます。就活情報サイトに掲載していないケースもあるため、その場合は企業のホームページ等を確認しましょう

また、業界内のほかの企業のインターンシップに応募するのも1つの手です。どうしてもその企業でインターンシップをしたい場合は、志望動機を明確にして直接問い合わせることも可能性としてゼロではありません。インターンシップの代わりにOBOG訪問などをすることにより、その企業で働く社員から直接話を聞くことも有益でしょう。

■Q.短期のインターンシップと長期のインターンシップでは探し方は変わる?

A.短期・長期インターンシップのどちらを探す場合でも、基本的には同じ方法で情報を集めることができます。就職情報サイトや企業のホームページなどで一括して検索できるため、目的に合ったプログラムを効率よく見つけられます。

たとえば、『キャリタス就活』の「インターンシップ・キャリアを探す」では、短期・長期インターンシップだけでなく、オープン・カンパニーやキャリア教育などさまざまな種類のプログラムを効率的に検索できるのでおすすめです。

■Q.興味のある業界・職種が絞れない場合、どうやってインターンシップを探す?

A.業界や職種を選べない場合、自己分析により自分の興味や得意分野を探すことからはじめましょう。興味・関心がある程度把握できるようになったら、本当にその業界や職種に興味があるのか、気軽に参加できるオープン・カンパニーなどのプログラムに参加して確認してみるのもおすすめです。

オープン・カンパニーとは?インターンシップとの違いや参加するメリットを解説

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自分らしいキャリアを築くために、インターンシップ探しの第一歩を踏み出そう

インターンシップの探し方は多岐にわたります。就職情報サイトや企業ホームページ、大学のキャリアセンターなどさまざまな手段で情報を探せますが、まずは1番効率よく探せる就職情報サイトを利用するのがよいでしょう。

学業との両立を考慮し、やみくもに応募せず質を重視することが成功のカギです。理想のキャリア実現に向けて積極的に行動していきましょう。

『キャリタス就活』では学生の皆さんが安心してキャリア選びに臨めるよう、多数の企業情報やサポートを提供しています。特に就活の悩みを解決する「就活成功ガイド」では業界研究や面接対策など就活に役立つコンテンツを豊富に取り揃えています。あなたの就活にぜひ『キャリタス就活』をご活用ください。

キャリタス就活編集部

PROFILE

キャリタス就活編集部
『本音をきく、本気でこたえる。』をテーマに、就職活動・就活準備をがんばる皆さんに向け、インターンシップ・キャリア情報やES・面接対策など、さまざまなシーンに役立つ情報をお届けしています。
「面接がうまくいかない」、「そもそも就活って何からはじめるべき」など、皆さんの本音に寄り添った記事を配信しておりますので、ぜひこの機会にご活用ください。

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