1週間で終わらせる 超ポジティブ↑自己分析 5日目〜自己PRのポイントと生成AI活用ガイド

自己分析

公開日:2024.11.27

1週間で終わらせる 超ポジティブ↑自己分析 5日目〜自己PRのポイントと生成AI活用ガイド

自分に合った仕事を探すには、自分の強みを把握しなければなりません。企業は応募者が「どんな人か」を知った上で合否を決めます。そのため、自己分析を行った後は志望企業に向けて自分は「どんな人か」魅力的に説明する自己PRが必要になります。本記事では自己PRのまとめ方について紹介します。

自己分析のポイント

4日目に記入した自己分析表 で、自分の強み・弱みがわかったのではないでしょうか。そのほかに以下のようなポイントで自己分析を行うことで、自己PRを作成する際に役立ちます。

1.強みと弱みを明確にする:
4日目で作成した自己分析表の中の「強み」+「プラスの印象」で浮き彫りになった内容は面接や、エントリーシートにて強く打ち出していける部分ですので深掘りしていきましょう。また、自分の弱みについて聞かれた場合を想定して、「弱み」+「プラスの印象」で浮き彫りになった部分も準備しておきましょう。自分の弱みをしっかりと認識しており、それに対しての対策やポジティブな側面もあることを理解していることが重要です。

2.過去の経験を振り返る:
学生生活やアルバイト、ボランティア活動などで得た経験を振り返り、自分がどのように行動し、何を学んだかを整理しましょう。

3.価値観の確認:
自分が大切にしている価値観や信念を見つけ出し、それがどのように日常生活や仕事に影響するかを考えましょう。

4.興味・関心を特定する:
自分がどのようなことに興味や関心をもっているかを明確にし、それがキャリア選択にどう影響するかを考えましょう。

5.成功体験と失敗体験の分析:
これまでの成功体験や失敗体験を振り返り、それぞれから何を学び、どのように成長したかを具体的に整理しましょう。

6.自己評価の確認:
他人からの評価やフィードバックを取り入れ、自分自身の客観的な評価を見直しましょう。
自分をよく知る人(家族や友人など)数名にヒアリングしてみるのもおすすめです。

7.スキルと知識の棚卸し:
自分がもっているスキルや知識をリストアップし、それらがどのように企業や職務に役立つかを考えましょう。

8.行動特性の理解:
自分の行動特性(例:リーダーシップ、協調性、忍耐力など)を分析し、それが職場でどのように生かされるかを考えましょう。

自己分析ができたら自己PRを作成してみよう

自己分析ができたら実際に自己PR文を作っていきましょう。ここでは作成する際のポイントについて紹介します。

・企業の求める人物像を理解し、自分の強み・弱みを照らし合わせる:
企業の求める人物像と自分の強みを結びつけることが大切です。ただし、無理に企業の理想に合わせる必要はありません。
たとえば、企業が「リーダーシップ」を重視していても、あなたの強みが「協調性」なら、それをリーダーを支える力として説明できます。企業が求める人物像に近いマインドセットがあれば、それをアピールし、自分が同等の価値を提供できることを伝えられます。無理に合わせるより、自分の強みを生かすことが大切です。

\あわせて読みたい/
就活生必見!!「企業が求める人物像」を知り、面接対策を万全にしよう

・仕事に生かせる強みをアピールする:
自分の強みや経験をどのように仕事に生かせるか具体的にアピールすることで、採用後の貢献度を示しましょう。

・文字数を意識する:
自己PRをESなどに書く際、文字数を意識し、端的に伝えることが重要です。企業側は多くの応募者の資料を短時間で確認するため、冗長な表現や余計な説明は避け、要点を簡潔にまとめましょう。長すぎる自己PRは印象が薄れ、短すぎると内容不足に見えます。適切な文字数で、あなたの強みや経験を端的に伝えることで、読み手に強い印象を与えることができます。

・具体的なエピソードを用いる:
自己PRを作る際には、具体的なエピソードを交え、聞き手がイメージしやすい内容を意識しましょう。その際、実績や数値を交えて話すことで信頼性が増し、強みがより具体的に伝わります。

■「5W1H」を忘れずに!

自己PRは、冒頭で述べた結論(強み)の裏づけとなる具体的な行動や経験を、必ず「5W1H」を使って説明しましょう。

具体的に説明する際は、

「だれが(Who)、いつ(When)、どこで(Where)、何を(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」を意識して述べるよう心がけてください。

たとえば、計画性を強みとして示す場合、具体例として次のように経験談を話せるといいでしょう。

例文
わたしの強みは、目的を計画的かつ着実に達成する力です。大学ではマーケティングのゼミで、企業との共同研究でリーダーを務め、学期末の成果発表会までに企画をまとめ、研究テーマ「SDGs時代のコンビニ弁当」を提案しました。中間発表、最終発表を目標に全体のスケジュールを立て、各メンバーが担当する業務の進捗管理をし、計画の見直しなどをしながら研究を進めました。

企業の方に仕事を細分化するWBSと、研究の進捗を管理するガントチャートの作り方やチェックの仕方を教えてもらいながら進めることでき、非常に勉強になりました。途中でメンバーが抜けてしまうトラブルもありましたが、最後の成果発表会までに研究成果をまとめることができました。


自己PR作成の注意すべきポイント悪い例

自己分析が不十分であったり、間違った方法で行ったりすると、自己PRが効果を発揮しません。以下に注意すべきポイントを解説します。

・1度だけ作って終わらせる:
自己分析は1回行って終わりではなく定期的に行うようにしましょう。自身の成長や変化に応じて自己PRの内容も定期的に見直し、ブラッシュアップしていくことが重要です。

・過去の経験を美化する:
成功体験を過剰に美化し、自分を実際以上に大きく見せようとするのはNGです。リアリティのある具体例を用いることが重要です。

・弱みを隠す:
失敗や挫折、弱みを隠すのではなく、それらから学んだ成長のプロセスを正直に伝えることが大切です。弱みを隠してしまうと、面接官に深掘りされた時に言葉に詰まって答えられないといったことになりかねません。自身の弱みやそれを解決した具体的なエピソードは、あなたらしさを伝える上で大切な要素です。しっかり準備していきましょう。

■強みと弱みは「表裏一体」

「これといった強みやアピールすることがない」と悲観的になってしまう方も安心してください。強みと弱みは表裏一体であり、自己PRを作成する際にどちらも生かすことが大切です。たとえば、「優柔不断」という弱みがあると感じても、それは「状況に応じて柔軟に対応できる」という強みになります。

また、「細かいことを気にしすぎる」という弱みも、実際には「注意深く物事に取り組む」という強みに変えることができます。あなたらしいアピールポイントを見つけるためにも、どんな強みに変換できるか考えてみましょう。

\あわせて読みたい/
【言い換え30選】短所は長所に変わるの?弱点を就活の武器にしよう

生成AIを使って自己PRを作成する方法と注意点

自己PRを作成する際、自分の強みや弱みを整理できたけれど、文章や話の流れをまとめるのが苦手な方は、生成AIを使ってみるのもひとつの手です。

たとえば、個条書きで強みや過去の経験を洗い出し、それを元に生成AIが整理してくれたり、自己PR文の見直しや、面接時に自己PRを話す構成も複数提案してくれるので、自分に合った表現を見つけやすく、効率的に準備が進められます。

ここでは「ChatGPT」を使って効果的な自己PRを作成するための手順と注意点を紹介します。

【手順】
ステップ1:「自己PR作成ガイド」を参考に情報をまとめる
ステップ2: ChatGPTに【自己PR作成テンプレート】を貼り付け、ステップ1でまとめた情報を入力する
ステップ3:生成された文章を修正する


ステップ1:「自己PR作成ガイド」にPRしたい内容を記入

自己PRを作成するために、まずは必要な情報を整理することが大切です。
「自己分析のポイント」で書き出した強みやエピソードをもとに、下記「自己PR作成ガイド」で情報を整理しましょう。

自己PR作成ガイド

1.自己PRのテーマ
強調したいスキルや能力:

2.具体的なエピソード
どのような活動や経験(例:サークル活動、アルバイト、インターンシップなど):

3.自分の役割
あなたが取った具体的な行動:

4.成果
達成した成果や得た評価:

5.学びと成長
その経験から学んだことや得たスキル:

6.入社後の展望
入社後にそのスキルをどのように生かしたいか(今後の目標や希望する職種との関連):



ステップ2: ChatGPTに【自己PR作成テンプレート】を貼り付け、ステップ1でまとめた情報を入力する

ステップ1の「自己PR作成ガイド」で書き出した項目を、下記テンプレートの[(内容)]に当てはめて、ChatGPTに入力します。

自己PR作成テンプレート

#以下の情報を基にして、自己PR文を作成してください。
#文字数:300文字以内
#書き出し:「わたしの強みは〜」から
#自己PRのテーマ:テーマは、[強調したいスキルや能力]です。
#具体的なエピソード:大学時代には、[どのような活動や経験]を通じて、[その際に直面した問題や課題]に取り組みました。
#自分の役割:この際、わたしは[あなたが取った具体的な行動]を行いました。
#問題解決の方法: [どのようにしてその問題を解決したか]によって、
#成果:[達成した成果や得た評価]を得ることができました。
#学びと成長:この経験を通じて、[その経験から学んだことや得たスキル]を身につけました。
#入社後の展望:入社後は、このスキルを生かして[入社後にそのスキルをどのように生かしたいか]を実現したいと考えています。


■ChatGPT参考例

ChatGPT参考例

ステップ3:生成された文章を修正する

生成された文章はそのまま使うのではなく、内容や文章の流れに不自然なところはないか、誤字脱字や文字数も必ず確認し、適宜修正しましょう。

ここで注意したい点として、生成AIを活用すると効率的に作成できる反面、必ずしもあなたの経験や強みを正確に反映しているとは限りません。自分で見直すことはもちろんですが、できるだけ第三者に読んでもらい、客観的なフィードバックを受けましょう。他者視点からアドバイスを求めることで、より質の高い自己PR文を作成することができます。

POINT

5日目~自己PRは、「具体性」「一貫性」「客観性」を意識して、裏づけとなる行動や経験を、5W1Hで説明しよう。

この記事のタグ

関連記事

最新記事

編集部のおすすめ記事

公式アカウントで最新情報を配信中!