1週間で終わらせる 超ポジティブ↑自己分析 7日目~志望動機のまとめ方

自己分析

公開日:2023.04.03

自分に合った仕事を探すには、自分の強み(長所や能力)を把握しなければなりません。企業は応募者が「どんな人か」を知った上で合否を決めます。そのため、志望企業に向けて自分は「どんな人か」を説明するためには、学生時代を振り返る、自己分析が必要になります。ここでは、たった1週間で終わる自己分析の具体的な進め方を紹介します。

志望動機に必要な3つの理由

最後は志望動機をどのようにしてまとめていくのかを考えます。6日目に作った「やりたい仕事・できる仕事 配置グラフ」で「Ⅰ」のエリアに入った仕事をできる会社が、自分に合った会社となります。あとはなぜ「やりたい」と言えるのか、なぜその仕事が「できる」と言えるのか、そしてなぜその会社に「決めた」のかを具体的に説明できるようにすればいいのです。この3つの理由がそろっているのが志望動機となります。

志望動機=やりたい理由+できる理由+決めた理由

志望動機に必要な3つの理由のまとめ方

では、上記の3つの理由のまとめ方を説明しましょう。

やりたい理由
これは憧れでも、好きでも何でもいいのです。その仕事や会社に対する熱い思いを伝えること。ただ、この部分は気持ちを訴えるだけなので、簡潔にまとめてほかの2つで入社意欲をアピールするようにしましょう。

できる理由
自分の強みを就きたい仕事でどう生かせると思うのかを説明してください。そのためにも、その会社の志望職種はどんな仕事をするのかを理解し、その仕事をする上で、自分の強みがどう生かせるのかを明確にする必要があります。

決めた理由
その会社での志望職種で活躍できる能力を持っていること以外に、自分の仕事人生を過ごす会社としてどんな点に魅力を感じたのか、働く場としてどんな点が働きやすいと感じたのかなどを説明しましょう。

お手本となる志望動機具体例

最後に、2日から6日までの例を使った志望動機例文を作りました。志望動機のまとめ方の参考にしてください。

私は世の中のさまざまな企業について知りたくて、大学では経営学部で経営戦略とマーケティングを学んできました。特に3年次から始まったゼミではコンビニエンスストアと一緒に、「SDGs時代のコンビニ弁当」をテーマにしたコンビニ弁当の企画・提案をしました。この研究によって企業の経営におけるSDGsへの取り組みがいかに重要であり、今後の成長に欠かせないものであるかを理解しました。社会人の方から実践的なマーケティングやプロジェクトの進行管理の方法を学ぶことができました。この経験に加え、やるべきことを決めたら最後まで粘り強く取り組むという私の強みを生かせるのは商品企画の仕事ではないかと思いました。特に貴社は小売業の中でもSDGs対応に積極的であり、社会への貢献度の高さは私自身の仕事への意欲にも直結すると思っています。

周囲の助けによる自己分析も必要

以上が志望動機のまとめ方のポイントです。これで自己分析は終了。これまでの1週間で自分の強み(長所や能力)を知り、強みと「できる仕事」「やりたい仕事」を結びつけることはできたでしょうか。うまくいかない場合でも焦らず、そして一人で悩むことなく、周囲の友人や家族の助けを借りてみましょう。自分では気づかない強みが見つかることもあります。そして、もう一度自己分析に取り組んでみてください。

POINT

7日目~行き詰まっても、焦らず周囲に相談しよう! 必要なタイミングでもう一度自己分析を。

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