WEB(オンライン)面接のやり方やマナーとは?服装や事前準備についても解説
就活ノウハウ公開日:2025.03.05

新卒採用でWEB(オンライン)面接を行う企業が一般的になりました。WEB面接では「何を準備したらいいのかわからない」など不安に思う方も多いでしょう。本記事では、WEB面接ならではのマナーややるべき事前準備を解説します。「カンペはOK?何分前に入室する?」といった疑問も解消できる記事になっているのでぜひ参考にしてください。
WEB面接とは?
WEB面接とは、インターネットを利用してオンライン上で行う面接です。主にZOOMやGoogle Meetなどのビデオ通話アプリを使用して、面接官と会話します。移動時間や交通費の削減ができるため、応募者側は効率的に面接を行うことができる点がメリットです。
現在はWEB面接を行う企業が多いため、就活生の皆さんは基本的な流れやマナーを理解しておくとよいでしょう。
■WEB面接普及の背景と現状
新型コロナウイルス感染症の流行により、多くの企業がテレワークを実施しはじめました。それをきっかけに就活においてもWEB面接が導入され、今では選考全体の実施形式の約3割(34.9%)が対面での面接であるのに対し、約7割(65.1%)がWEB面接となっています。
しかし、最終面接では対面が約7割を占めており、選考のタイミングや目的に応じて使い分ける企業が多いことがわかります。一方、コロナ禍が収束しても最終面接をオンラインで行う企業が約3割あるため、WEB面接の対策は重要といえます。
WEB面接は避けて通れない選考形式となっているので、しっかりと対策を行い、オンライン環境でも自分の魅力を十分に伝えられるように準備を整えましょう。

WEB面接と対面面接の違い | 聞かれることは違う?
WEB面接と対面面接の大きな違いはコミュニケーション方法です。対面面接は応募者と面接官が同じ空間で対面にてコミュニケーションを行うのに対して、WEB面接ではオンラインツールを利用して会話します。
WEB面接では、非言語コミュニケーション(表情や視線、ジェスチャー)が伝わりにくくなるため、意識的に相手に伝わる話し方やリアクションを工夫する必要があります。また、通信環境や機器の影響を受けやすいため、カメラやマイクの設定、インターネット接続の安定性を事前に確認することが重要です。
聞かれる内容に関しては、WEB面接と対面面接で違いはありません。自己紹介や志望動機、自己PR、ガクチカ、自分の強み・弱み、逆質問などが聞かれるので対面面接と同じように対策しましょう。
対面面接 | |
---|---|
特徴 |
・志望企業の雰囲気や職場環境を直接見ることができる ・姿勢や表情により熱意が伝わりやすい ・身振りや手振りを交えることで、より会話の意図が伝わりやすくなる |
注意点 |
・入退室のマナーを身につけておく ・持ち物、服装など事前準備を徹底する ・移動手段や集合時間などを考慮してスケジューリングする |
WEB面接 | |
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特徴 |
・時間や場所の制約を受けづらい ・必要なメモを手元に用意できる ・対面よりもリラックスして臨める場合がある |
注意点 |
・通信トラブルが起きないように、事前にインターネット回線を確認する ・周囲の雑音が入らないよう静かな環境を用意する ・話と話の間(間合い)に配慮する ・表情や身振り等が対面に比べ伝わりにくいため、明るくはきはきした声で熱意を伝える |
以下の記事でWEB面接と対面面接の違いを詳しく解説しているので参考にご覧ください。
WEB面接と対面面接の違いを詳しく解説!「動画選考」のポイントも
WEB面接のやり方・流れは?

落ち着いて面接が受けられるようにWEB面接のやり方をあらかじめ確認しておきましょう。ここでは、面接当日の流れについて、いくつか注意したいポイントをおさえて解説します。
■前日までに事前準備を行う
WEB面接ではトラブルを防ぐために事前準備が重要です。前日までにツールの使い方、インターネット環境、カメラ映りなどを確認し、当日に慌てることがないようにしましょう。音声や映像のチェック、背景の整理、適切な服装の準備も忘れずに行うことが大切です。
「WEB面接の前日までにやっておくこと」の項目では具体的にチェックすべきことを詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
■URLに入室(ログイン)して待機する
面接当日は、開始時間5分前になったら指定されたURLにアクセスし、ログインして待機します。時間に余裕をもって待機しておくことで、急なツールの更新や接続トラブルがあった場合にも落ち着いて対処することが可能です。
開始時間よりもかなり早く入室すると、面接官がほかの業務や準備をしている場合もあるため、少し配慮が足りないと感じさせてしまうかもしれません。早すぎる入室は避け、開始時間の5分前を目安に入室するのが適切です。
WEB面接用のURLは通常メールで送られてくる場合が多いため、迷惑メールを含めメールボックスはこまめにチェックしておきましょう。メールを誤って削除しないように注意が必要です。
■面接する
面接官がURLに入室したら面接がはじまります。以下、面接開始から終了までの流れを確認しましょう。
面接開始
面接の開始時には、面接官に対して入室の挨拶をしましょう。オンラインでも第一印象は重要です。画面に面接官が映ったら「はじめまして」や「こんにちは。〇〇大学の〇〇です」と、明るくはっきりとした声で伝えます。同時に音声と映像に問題がないか確認も行ってください。
面接中
WEB面接がはじまったら対面面接と同様に質問に答えていきます。音声の聞こえやすさを確保するために、基本的にイヤフォンを使用するようにしましょう。
また面接官にしっかり声が届いているか確認するために、最初は特に声のボリュームを意識することが大切です。面接中は面接官が聞きやすそうにしているかよく見て、イヤフォンをいじるなど聞きづらそうな様子があれば、マイクの位置を調整したり、さらに大きな声で話すことを心がけましょう。
面接の流れとしては、自己紹介をした後に、自己PRや志望動機、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)などを質問されることが一般的です。最後に逆質問を行うケースも多いでしょう。質問に対する回答や逆質問は事前にしっかり考えておくことが大切です。
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面接終了
面接官に「それではこれで面接は終了です」と言われたら面接終了です。面接終了時にはきちんとお礼を述べましょう。「本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました」と述べ、ゆっくりとお辞儀をします。その後は相手が退室するのを待ちます。
人の印象は、最初に受けた印象(初頭効果)と最後の印象(親近効果)が強く残るとされています。特に面接の終わり方は評価に影響を与えるため、最後まで丁寧な対応を心がけよい印象を残すことが大切です。
■退室する(ログアウト)
退室は面接官の退室を待ってから行うのが基本です。ただし、面接官から「お先にどうぞ」と退室を促されたら従ってください。または、面接官が明らかにこちらの退室を待っている場合も先に退室します。先に退室する場合は「お先に退室させていただきます」と一言添えましょう。
おさえておきたいWEB面接のマナー

WEB面接でも基本的なマナーは対面面接と同じですが、WEB面接だからこそ気をつけたいマナーもあります。ここでは、WEB面接のマナーについて解説します。
■面接官に音声が届きやすい環境を整える
WEB面接では、不要な音を極力排除し、面接官が聞き取りやすい環境を整えることが重要です。まず、スマートフォンやパソコンの通知音が面接中に鳴らないように、すべてのデバイスの通知をオフにしましょう。また家族や同居人がいる場合は、面接時間中は静かな環境を確保したいと伝えておくことも大切です。学校やカフェなど、大勢の人がいる環境で対応することは避けましょう。
また、メモを取る際はキーボードの打鍵音が面接官に聞こえないように、紙に手書きするのがマナーです。パソコンでメモを取ると、タイピング音が面接官の話を遮ってしまう可能性があります。
■話すときはカメラに向かって話す
WEB面接では画面ではなくカメラに向かって話すことで、面接官と目が合っているように見え、誠実な印象を与えられます。画面越しの面接官の目を見ると視線が下がり、相手にそっけない印象を与えかねないため注意しましょう。
特に、はじまりと終わりの挨拶が大切です。面接開始時にはカメラを見ながら明るく「よろしくお願いします」と伝え、終了時には「本日はありがとうございました」と感謝の意を示します。挨拶の際は、カメラに向かって丁寧にお辞儀をすることも忘れないようにしましょう。
■見えない部分にも気を配る
WEB面接でも気を緩めず、見えない部分にも気を配りましょう。画面越しでも猫背や姿勢の悪さは伝わります。面接時は背筋を伸ばし、椅子に浅く腰掛けて、背もたれには寄りかからないように座ります。
下半身が見えないからといって脚を組むのはNGです。上半身がゆがんで映ります。肘をついたり、机の上で手を組んだりするのも避けるべきです。パソコンなど使用しているデバイスの操作をしないときは、手は対面と同様に膝の上に置きましょう。
■身だしなみに気をつける
WEB面接でも身だしなみのマナーを守ることは重要です。以下で正しい服装や髪型・メイクなどについて確認しましょう。
服装
対面面接と同じようにリクルートスーツを着るのがよいでしょう。ジャケットを必ず着用し、しわや汚れがないか確認します。服装自由の場合は、オフィスカジュアルが基本です。私服の場合でも、ジャケットを着用するのが望ましいとされています。Tシャツや柄シャツなどのカジュアルな服装はNGです。
髪型・メイク
髪型は、前髪が顔にかからないように調整し、表情がはっきりと面接官に見えるようにセットします。長い髪は後ろで結びます。必要に応じて整髪料を使ってセットし、清潔感を出しましょう。
メイクは、リップやチークなどの色が画面越しだと実際の色合いと異なる場合があります。身だしなみを整えた状態で画面越しにどのように映るか事前に確認しておきましょう。
アクセサリー
面接では基本的にアクセサリーを外すのが望ましいです。特にピアスや派手な指輪、ブレスレットなどは避けましょう。特に、光が反射しやすいデザインや派手な柄のものはNGです。企業によってはピアスが減点対象になる場合があるため、事前に外しておくのが無難です。
ヘアピンなど身だしなみに必要なものは、シンプルなデザインで目立たない色を選びましょう。ネイルも落とすか、クリアカラーなど控えめなものを選ぶと安心です。
WEB面接で好印象を与えるポイント
WEB面接はオンラインツールを介して会話するため、対面に比べるとコミュニケーションを工夫する必要があります。ここでは、面接官に熱意を伝え、好印象を与えるWEB面接ならではのポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
■ゆっくり、はっきり大きな声で話す
WEB面接では、ゆっくり、はっきり大きな声で話しましょう。オンラインの場合は対面よりも音声が聞き取りにくいため、普段よりも明瞭に話すことが大切です。声量やスピードに自信がない場合は、面接練習を動画で撮影することをおすすめします。声が小さい、早口になっているといったことを客観的に確認できます。自分の声量や話す速さを認識していない方も試してみましょう。
また、WEB面接ではお互いの声が相手に届くまでわずかにタイムラグが生じる場合があるので、面接官からの質問が終わってから、少し間を置いて話しはじめることもポイントです。話し終わったら最後に「以上です」と伝えると面接官が次の質問に入りやすいでしょう。
■ボディランゲージを効果的に使う
WEB面接では、言葉だけでなくボディランゲージも重要な役割を果たします。相手の話にうなずいたり、「はい」とあいづちを打ったりするなど、反応するように心がけましょう。反応することで面接官も話が伝わっていると安心感を覚えます。
また、表情にも気を配りましょう。面接中は対面面接と同じように笑顔を意識することが重要です。緊張して笑えない場合でも、口角(口の両サイド)を上げると笑顔に見えます。事前に鏡に向かって練習するとよいでしょう。
■カメラ映りをよくするテクニックを使う
面接官に明るい印象を与えるために、カメラ映りを意識しましょう。まず、カメラの位置と角度を調整し、目の高さに合わせることで、自然な目線で会話ができるようにします。カメラが低すぎると見下ろす形になり、印象が悪くなるため注意が必要です。
また、照明の工夫も大切です。ライトは顔の正面から当てるようにします。画面に近づきすぎると影ができて顔が暗くなるため、適度な距離を保ちましょう。ビデオフィルターの使用は、不自然な印象を与える可能性があるため控えたほうが無難です。
なお、カメラの位置やライトの画面の明るさは事前にチェックしておきましょう。
WEB面接中に起こり得るトラブルとは?
・指定されたツールやURLにつながらない
・途中で接続が切れてしまう
・音声が聞こえなくなる など
WEB面接では、以上のようなオンラインならではのトラブルが起こる可能性があります。
指定されたツールやURLに接続できないときは、IDやパスワードは間違っていないかなどを確認しましょう。途中で接続が切れてしまうときは、インターネット回線に問題がある可能性が高いため、インターネット回線を確認の上、再接続してください。
音声が聞こえないときは、チャット機能などを利用し、音声が聞こえない状況を伝えることが大切です。面接官が状況を理解した上で再接続を試みたり、スマホなどほかのデバイスなどに切り替えたりして対処しましょう。面接官の声が小さく聞きとりにくいときは、素直に聞き返しても問題ありません。
以上のようなトラブルを防止するために、前日までにやっておくべきことを以下で確認しておきましょう。
WEB面接の前日までにやっておくこと

WEB面接で起こり得るさまざまなトラブルを防ぐためにも、事前準備が重要です。前日までに準備するべきことを以下にまとめているので、チェックしながら準備を進めましょう。
・インターネット環境の確認
・カメラ・マイク・イヤフォンの動作確認
・指定ツールの動作確認
・URLやログイン情報の確認
・接続トラブルなどに備えた企業の問い合わせ先の確認
・画面に映る顔の明るさの確認
・背景の確認
・(同居人がいる場合)面接日時を共有しておく
■インターネット環境の確認
インターネットに安定して接続できるように、インターネットの回線速度を確認しましょう。Googleの「インターネット速度テスト」などを利用し、回線速度を測定できます。上り・下りともに10Mbps以上が望ましいです。
回線速度が遅い場合は、使用するデバイスのアプリケーションの更新や、不要なプログラムを終了させて負荷を軽減しましょう。また回線が安定する場所から接続するのも1つの方法です。予備のデバイスでログインできる環境を用意しておくとさらに安心です。
■カメラ・マイク・イヤフォンの動作確認
カメラ・マイク・イヤフォンが正常に作動しているかを必ず確認してください。WEB面接では、映像や音声のクリアさが重要です。
カメラの調整は、目線が合う位置と角度に設定し、表情が自然に映るようにしましょう。画面の明度は極端に上げたり、下げたりしないように注意してください。
音声に関しては、イヤフォンの使用が推奨されています。パソコン内蔵マイクよりもイヤフォンのマイクを使う方がクリアに音声が届きます。またスピーカーは音量が大きすぎると音割れが発生する恐れがあるため使用を控えましょう。
■指定ツールの動作確認
事前に指定ツールの動作確認や使用方法の確認を行いましょう。当日、操作がわからず焦る事態を避けるためにも事前準備は欠かせません。多くの企業ではZoom、Microsoft Teams、Google Meetなどの一般的なツールが使用されますが、企業独自のツールや採用面接に特化したツールを指定される場合もあります。
ツールの操作に不安がある場合は、マニュアルに目を通して安心して面接に臨めるようにしましょう。専用のアプリが必要な場合は、早めにインストール、アップデートを行ってください。
また動作確認の際は、表示される名前がフルネームであるか確認します。面接時に誤った名前が表示されないように事前にチェックしておくことが大切です。
■URLやログイン情報の確認
当日慌てて探すことがないように事前に、送られてきたURLやログイン情報を確認しておきましょう。見当たらない場合は企業の担当者に問い合わせる必要があります。直前に問い合わせると担当者に迷惑をかけてしまうので、必ず前日までに確認しましょう。
企業によって、面接案内と一緒に、または別々にURLやログイン情報が送られる場合があります。メールを受け取った時点で、カレンダーアプリなどに面接用のURLとログイン情報を記録しておくと安心です。
■接続トラブルなどに備えた企業の問い合わせ先の確認
トラブル発生時に連絡する電話番号やメールアドレス、担当者名を事前に確認しておくことも大切です。面接時に突然、ツールが使用できなくなったり、イレギュラーな問題が起きたりしたときは、企業に電話で連絡をします。問い合わせ先はすぐ出せるように手元に用意しておきましょう。
■画面に映る顔の明るさの確認
パソコンやスマホの画面に顔がしっかり明るく映っているか、逆光になっていないかを事前に確認しましょう。顔の明るさは第一印象に影響し、顔に影が入ったり部屋全体が暗かったりすると、面接官に暗い印象を与える可能性があります。
自然光は時間帯によって明るさや向きが変わるため、面接時間を考慮して事前に映りをチェックすることが大切です。特に天気が悪い日や夕方以降の面接は、照明やライトなどを利用して、顔が明るく映るように調整しましょう。もっとも暗い時間にテストし、十分な明るさがあるか確認するのも1つの方法です。
■背景の確認
自宅での面接では、生活感が伝わるものが映り込まないように事前に片付けておきましょう。プライベートな趣味や雑多な背景が映り込むと、面接内容に関係ない印象を与える可能性があります。できるだけ何もない壁を背景にし、面接場所をしっかり整えておきましょう。
どうしても何かが映り込んでしまう場合は、背景をぼかす機能を利用するのも1つの方法ですが使用する面接ツールによっては背景ぼかし機能がない場合もあるので事前に確認しておきましょう。なお、バーチャル背景は使用しないのが無難です。
■(同居人がいる場合)面接日時を共有しておく
同居人がいる場合はWEB面接の予定を事前に共有しておきましょう。面接中に部屋に入ってくるなどのトラブルを避けたり、静かな環境を確保するために協力してもらうことが大切です。
また、ビデオ通話の質を保つためには安定したインターネット環境が必要です。同じ回線を使用する人が大容量のデータ通信を行うと、回線が不安定になる可能性があります。事前にインターネットの使用を控えてもらうようにお願いすると、通信トラブルのリスクを減らせるでしょう。
WEB面接でカンペの使用はあり?バレたらどうなる?
WEB面接では、カンペの使用は避けましょう。カンペを見ると目線が下がったり、話し方が不自然になったりするため、面接官に気づかれる可能性は高いといえます。カンペを見ながら話していると気づかれれば、内容はよくても熱意が伝わらない場合があります。
WEB面接でも対面面接と同じように準備することが大切です。質問への回答を頭の中で整理し、ポイントを短くメモする程度にとどめましょう。
WEB面接に関してよくある質問
■Q.対面面接かWEB面接どちらか選べる場合はどっちがいい?
A. 選べる場合は、対面面接とWEB面接どちらを選んでも問題ありません。自分の熱意を直接伝えたい、企業の雰囲気を知りたいといった場合は、対面面接を選びましょう。交通費や移動時間の節約、スケジュールの調整が難しい場合は、WEB面接を選ぶのがおすすめです。
■Q.WEB面接では何分前にスタンバイする?
A. WEB面接は基本的に5分前にURLにアクセスし、ログインしてスタンバイしましょう。開始時間ギリギリに入室すると、接続トラブルが発生した場合に開始時間を過ぎてしまう可能性があります。
余裕をもって入室すれば、トラブルがあっても落ち着いて対処することが可能です。また、あまりに早い時間に入室すると、面接官に迷惑をかける場合があるため気をつけましょう。
■Q.WEB面接で背景に使える白い壁がない場合はどうする?
A. 背景に使える白い壁がない場合は、白色や淡い色のカーテンを使用しましょう。白い壁と同じように清潔感を与えられます。カーテンが用意できない場合は、白い布で背景に映り込むものを覆って対策しましょう。
■Q.面接中にスマホの通知音が鳴ったらどうする?
A. スマホの通知音が鳴ってしまった場合は、まず面接官に丁寧に謝罪し、状況を説明することが重要です。「大変申し訳ございませんでした。通知音をオフにしておくことを失念しておりました。」など、誠意を込めて謝罪しましょう。
■Q.面接官がツールに入ってこないときどうする?
A.面接官がツールに入ってこないとき、まずは2~3分程度落ち着いて待ちましょう。前の面接が長引いていたり、インターネットの接続トラブルだったりする可能性があります。5分待っても入ってこない場合は、企業に電話をかけて面接官の状況を確認しましょう。
■Q.面接の様子を録画やスクリーンショットしてもいい?
A. 許可を取らずに面接の様子を録画したり、スクリーンショットをとるのはNGです。面接の内容は、会社にとって秘匿事項であるため、場合によっては損害賠償を請求されます。今後のためにどうしても録画やスクリーンショットが必要な場合は、許可を得た上で行いましょう。
WEB面接は事前準備が重要!ポイントをおさえて選考を通過しよう
WEB面接は不慣れな環境で行うため、緊張して全力を発揮できないこともあります。そのため、事前の準備と練習が重要です。ツールの操作確認やカメラ映りのチェックを行い、実際に話す練習をしておくことで、本番でも落ち着いて対応できます。WEB面接では、意識して大きくゆっくり話し、ボディランゲージを活用することで、よりよい印象を与えられます。この記事を参考に準備を万全に進めていきましょう。
『キャリタス就活』では学生の皆さんが安心してキャリア選びに臨めるよう、多数の企業情報やサポートを提供しています。特に就活の悩みを解決する「就活成功ガイド」では業界研究や面接対策など就活に役立つコンテンツを豊富に取り揃えています。あなたの就活にぜひ『キャリタス就活』をご活用ください。

PROFILE
キャリタス就活編集部
『本音をきく、本気でこたえる。』をテーマに、新卒就職活動・就活・準備を頑張がんばる皆さんに向け、インターンシップ・キャリア情報やES・面接対策など、さまざまなシーンに役立つ就活情報をお届けしています。
「面接がうまくいかない」、「そもそも就活ってなにから始めるべき」など、皆さんの本音に寄り添った記事を配信しておりますので、是非ぜひこの機会にご活用ください。