1週間で終わらせる 超ポジティブ↑自己分析 1日目~まずは「全体の流れ」と「注意点」を知ろう!

自己分析

公開日:2023.04.03

自分に合った仕事を探すには、自分の強み(長所や能力)を把握しなければなりません。企業は応募者が「どんな人か」を知った上で合否を決めます。そのため、志望企業に向けて自分は「どんな人か」を説明するためには、学生時代を振り返る、自己分析が必要になります。ここでは、たった1週間で終わる自己分析の具体的な進め方を紹介します。

自己分析の流れ

最初に「1週間で終わらせる 超ポジティブ↑自己分析」の全体の流れを紹介します。以下のスケジュールを見てください。

自己分析のポイント

簡単に説明すると、まず自分の持っている背景(学校、専攻、サークル、アルバイトなど)が人にどういう印象を与えるかを知り、次に自分の強みと弱みを把握し、それらを合わせて自分のアピールポイントをまとめるのが5日目まで。6日目で自分の強みと仕事内容を照らし合わせ、一致したら、7日目に志望動機のまとめ方を学んで終了となります。詳細は各日ごとに解説します。ただ、すぐに取りかからず、以下にある注意点を読んでから自己分析を始めてください。

自己分析でやってはいけないこと

何も考えずに自己分析を始めると、自己分析の長い旅に出てしまい、就職活動が進まないことがあるので注意しましょう。以下に6つの「やってはいけないこと」を挙げました。これを意識しながら取り組んでください。

  1. 短所ばかりを探してしまう
  2. 思い込みで強みを決める
  3. 企業の求める人材像に無理に強みを合わせる
  4. やりたいことだけで仕事を選ぶ
  5. 分析に時間を費やし過ぎる
  6. 一度だけで終わらせる

以上が自己分析の注意点。それぞれを簡単に説明します。

やってはいけないこと① 短所ばかりを探してしまう

これは短所ばかりに目がいき、自己嫌悪に陥ってしまうケースです。最終的に「自分にできる仕事はないかも…」とならないためにも、避けなければなりません。自己分析は自分の強みを把握するために、長所や能力を発揮した経験を探すことが目的です。面接では、「あなたの短所は?」などという質問はそれほど多くありません。面接担当者は学生の皆さんの良いところを見ようとしていますので、自分の良い点に目を向けるようにしてください。短所探しに決して深入りしないように注意!

やってはいけないこと② 思い込みで強みを決める

「責任感がある」「積極的だ」「忍耐力がある」「協調性がある」など、自分が勝手に思い込んでいる強みが先行していては、正しい自己分析はできなくなります。自分の印象に残っている経験を集め、その中から共通する考え方や行動を抜き出すことで、自分の強みが見えてきます。面接などでは必ず「具体的には?」「どんな時?」などといった質問がされるので、過去の経験を多く集め、客観的に自分を分析することが重要です。

やってはいけないこと③ 企業の求める人材像に無理に強みを合わせる

説明会や企業のホームページなどに書いてある「求める人材像」に、自分を無理やり合わせようとする人がいます。例えば「チャレンジ精神が旺盛な人」とあった場合、「一人旅にチャレンジした」(一人でツアー旅行に行っただけ)や「資格にチャレンジした」(合格率の高い資格だった)など、それほどのことでもないのに「チャレンジした!」と言ってしまうことです。アピールしている強みと経験の不一致が生じ、その結果、採用担当者から自分の能力を客観的に把握できない人と思われてしまいます。企業は必ずしも「求める人材像」の要件に合う人材だけを採用するわけではありません。採用担当者に「仕事で活躍できそう」と、思われるような経験を伝えることが大事です。

やってはいけないこと④ やりたいことだけで仕事を選ぶ

「やりたい仕事が見つからない」と悩む人は多いですが、「やりたい」だけでなく、自分は「何ができるのか」を冷静に考える必要があります。そのため、仕事ではどのような経験・能力が必要になるのかも調べなければなりません。やりたくても、全然できないというのであれば、仕事をして会社に貢献することはできません。できることを仕事にし、会社に貢献できると「仕事での満足感」を感じ、「やりたい仕事」になります。

やってはいけないこと⑤ 分析に時間を費やし過ぎる

就職活動のための自己分析のはずが、本来の目的を見失い、分析そのものが目的となる人がいます。就職活動期間には限りがあります。自己分析は自分一人で自宅にいながらできる面があるために没頭しやすく、リアルな就職活動からの逃げ場になりやすいです。期限を決めて一気にやりましょう。

やってはいけないこと⑥ 一度だけで終わらせる

自己分析で見つけた自分の強みや経験を採用選考で伝えても、なかなか通過しないこともあるでしょう。そんなときは自己分析を再度やってみる必要があります。就職活動が順調に進んでいる場合には問題ありませんが、つまずいた時などには1、2日の短期間で自己分析をやり直し、新たなアピールポイントを探してみましょう。以上が「やってはいけない」ことです。

POINT

1日目~まずは全体の流れと注意点を把握して、7日間のスケジュールイメージを持とう。

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