三菱ケミカル「培った石油化学の技術を生かし、グリーンケミカルへ挑戦!三菱ケミカルが挑む事業構造の変革とは」

体験談・インタビュー

公開日:2026.03.25

三菱ケミカル「培った石油化学の技術を生かし、グリーンケミカルへ挑戦!三菱ケミカルが挑む事業構造の変革とは」

Sponsored by 三菱ケミカル

脱炭素、資源循環、サステナビリティ。社会のあらゆる場面で“環境”への配慮が重視されている今、化学産業もまた大きな転換点に立っています。
そうしたなかで、石油化学を中心とした基礎化学品のビジネスモデルをグリーンケミカルへの展開にいち早く進めた三菱ケミカルは、長期的な視点と現実的な判断を重ねながら、この変革に挑んでいます。本記事では、その背景にある課題感と現在地などについて、三菱ケミカルで基礎化学品や樹脂の研究開発を統括している宇都宮賢氏にお話をうかがいました。
※内容および社名・所属等については取材時点(2026年1月)のものです。

グリーンケミカルに挑む理由

──まず、現在の化学産業の状況をどう見ていますか?

化学産業は今、社会や市場の変化に応じて、新たな価値の付加が求められるようになっています。国内外で事業環境が変化するなか、これからは私たちの技術力を生かし、高い機能をもった製品を事業の中核に据え、海外を含む多様なお客様のニーズに応えていくことがより重要になりました。そして製品に付加する価値の重要な選択肢のひとつとして、植物などのバイオマス原料を活用した製品への期待も高まっています。

また、気候変動への対応やCO2排出量の削減は、化学産業にとって避けて通れないテーマです。多くのエネルギーを用いる産業だからこそ、製造プロセスそのものを進化させたりバイオマス原料を活用したりすることによって、環境と事業の両立を目指すことが私たちの責務と言えるでしょう。このような取り組みは、エネルギー資源の多くを海外に依存する日本の省資源化にも貢献できるはずです。

営業職の大変さ・難しさとは?

──そうした状況で、どのような取り組みを進めていますか?

私たちの気候変動への対応の取り組みは、大きく分けて3つあります。
ひとつ目は、工場で使うエネルギーを減らすことです。化学製品をつくるには、熱や電気を大量に使います。そこで、製造方法そのものを見直し、できるだけエネルギーを使わない技術を開発しています。これは、CO2の排出量を減らすだけでなく、コスト削減にもつながる非常に現実的で効果の大きい取り組みです。

2つ目は、プラントの生産能力に余剰が生まれないように最適化することです。たとえば関西では三井化学さん、旭化成さんと連携して生産設備の集約を進めるなど、各地のプラントの生産能力を最適化することで、プラントの高稼働運転=高効率化となり、経済的観点に加えて、CO2排出量の削減も進めることができます。

そして、3つ目がいわゆるグリーンケミカルです。バイオマス原料を使った新しい製品(素材)づくりを進めています。海外では二酸化炭素を原料として、グリーン水素も用いたメタノール~ポリプロピレンの生産技術を検討しています。また、廃プラスチックのリサイクルにも取り組んでいます。環境への負荷を減らしながら、社会に本当に必要とされる素材を生み出していこうと考えているのです。

こうした考え方は、三菱ケミカルが2024年に策定した経営ビジョン「KAITEKI Vision 35」にも反映されています。2035年のありたい姿として掲げるのは、「グリーン・スペシャリティ企業」。化学産業のグリーン化をグローバルにリードしていきたいと考えています。

グリーンケミカルの具体的な取り組み

──現在はどのようなグリーンケミカル製品がありますか?

たとえば、「DURABIOTM(デュラビオ)」という製品があります。これは植物由来の原料を使ったプラスチックで、自動車の内外装、バイク、電子機器などに使われはじめています。決して目立つことはありませんが、身近なところでも広く使用される製品になりました。
「DURABIOTM」以外にも再生可能な原料を使ったさまざまな製品を三菱ケミカルでは開発しています。業界のリーディングカンパニーとして幅広い素材に関する技術・知見をもっていることが、グリーンケミカルの開発においても大きな強みとなっています。

──植物などのバイオマス原料を使用した製品以外にも、グリーンケミカルの取り組みとして挙げられるものはなんですか?

廃プラスチックを油や化学原料に戻すケミカルリサイクルプラント(油化プラント)を茨城事業所内に建設しました。使い終わったプラスチックを分解し、再び化学製品の原料として使うことで、資源を無駄にしない仕組みをつくりあげようとしています。
また、オーストラリアやUAEをはじめとした海外でも、バイオマス・二酸化炭素を活用した事業への投資を検討しています。グリーンケミカルプロセスでは、再生可能エネルギーを活用しやすい環境が重要となるため、中東など大規模な太陽光発電に適した広大な土地を活かせる地域での取り組みを進めています。

取り組みや製品開発において大切にしていること

──環境への取り組みではどのようなことを重視していますか?

収益性も当然重視していますが、大切にしているのは「それは本当に環境のためになるのか?」と立ち止まって考えることです。世の中には、「環境にいい」と言われる取り組みや製品がたくさんあります。でも、よく調べてみると、あるエネルギーの使用は抑えられていても別のエネルギーを多く使っていたり、別の場所で環境負荷が増えていたりすることもあります。だからこそ、イメージや流行に流されずに本質を見極めることが重要だと考えています。

──グリーンケミカルの製品開発において大切にしていることはなんですか?

単に「植物由来だから」という理由では、お客様はその製品を採用してくれません。発色性や耐久性などの機能が、これまでの素材と同じ、あるいはそれ以上の価値をもっているからお客様に選んでいただけます。先程ご紹介した「DURABIOTM」にしても優れた機能性をもっているから普及しているのです。
環境に配慮していても、使いにくかったり、すぐ壊れたりしては意味がありません。環境への優しさと、製品としての高い機能性を両立することが、私たちの目指すグリーンケミカルです。

就活中の学生へ一言メッセージ

就活生へのメッセージ

──どのような人と一緒に働きたいですか?

「学び、努力を続けられる人」と一緒に働きたいですね。環境やエネルギーの課題も含めて、仕事には簡単な正解はありません。だからこそ、考え続けること、学び続けることが何より大切です。
社会人になったら、わからないことや困難に直面して当然です。私自身も何度も挫折しましたが、学ぶことをやめなかったから今があります。ぜひみなさんにも、社会人になっても学びをやめず、成長を続けていってほしいです。

──最後に、学生へのメッセージをお願いします。

私たちの製品は幅広い産業を支え、確実に社会の発展に貢献していける仕事です。みなさんにもそのやりがいをぜひ感じていただけたらうれしいです。
また、三菱ケミカルは2050年にGHG(温室効果ガス)排出量を実質ゼロにするという本当に大変な目標を掲げています。2050年は、これから入社するみなさんが現在の私くらいの年齢になるころです。壮大な目標を一緒に実現していきたいですね!

今回の取材にご協力いただいた企業

東京都化学・石油

三菱ケミカル株式会社

三菱ケミカル株式会社に
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キャリタス就活編集部

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キャリタス就活編集部
『本音をきく、本気でこたえる。』をテーマに、就職活動・就活準備をがんばる皆さんに向け、インターンシップ・キャリア情報やES・面接対策など、さまざまなシーンに役立つ情報をお届けしています。
「面接がうまくいかない」、「そもそも就活って何からはじめるべき」など、皆さんの本音に寄り添った記事を配信しておりますので、ぜひこの機会にご活用ください。

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