オープン・カンパニーとは? インターンシップとの違いや参加するメリットを解説
インターンシップ・キャリア公開日:2025.06.18

「オープン・カンパニー」というプログラムを知っていますか?オープン・カンパニーとは、企業が学生の皆さんに向けて業務内容や社風などを紹介し、職業理解を深めてもらうために実施する情報提供のプログラムです。本記事では、そんなオープン・カンパニーの概要やインターンシップとの違い、参加するメリットについて詳しく解説します。
オープン・カンパニーとは?

オープン・カンパニーとは、企業や大学のキャリアセンターなどが主催する説明会やイベントのことです。学生の皆さんに企業や業界について知ってもらうことを目的としており、産学協議会が定める「学生のキャリア形成支援活動」のタイプ1に分類されます。
内容は業界や職種に関する情報提供や企業PRがメインで、就業体験は伴いません。単日で実施されることが多く、企業の文化やビジョンに触れるきっかけとなります。自分の進路を考える第一歩として、多くの学生さんが活用しているプログラムです。

インターンシップの定義変更――4タイプのキャリア形成支援と就活への影響は?
2025年卒対象学生から、産学協議会によりインターンシップの定義が変更となり内容や目的により4つのタイプに分類されました。そして一定の要件を満たせば、インターンシップ中に取得した学生情報を広報活動・採用選考活動に活用す…
オープン・カンパニーの概要や特徴
ここからはオープン・カンパニーの概要や特徴を詳しく解説します。参加を検討するために確認していきましょう。
■オープン・カンパニーの目的
オープン・カンパニーの主な目的は、参加者に企業や業界の情報を提供し、理解を深めてもらうことです。企業側は自社の魅力をアピールし、業界や職場環境について学生の皆さんに知ってもらう機会を提供します。参加者は企業を訪問したりオンラインの説明会に参加することで、職場の雰囲気や企業の事業内容や方針、働き方などについても具体的に知ることができます。
■オープン・カンパニーの実施内容
オープン・カンパニーの実施内容は企業によって異なりますが、企業説明会や職場見学、社員との座談会に加え、業務体験ワークショップやグループワークなどが実施されます。こうしたプログラムを通じて、企業文化や働く環境について理解を深められます。座談会ではキャリアについて直接相談でき、志望業界で求められるスキルを知ることができます。
『キャリタス就活』による調査結果では、オープン・カンパニー(タイプ1)やキャリア教育(タイプ2)は、講義や座学、グループワークが行われるケースが多いことがわかりました。これに対し、より実践的なプログラムとして位置づけられるインターンシップ(タイプ3)は、仕事体験や実務の割合が比較的大きいのが特徴です。

出典:株式会社キャリタス「新卒採用マーケットの分析2025年卒 就職・採用戦線総括」
以下は『キャリタス就活』で取り扱っている、実際のオープン・カンパニーにおける実施内容の例です。「インターンシップ・キャリアを探す」では、企業ごとに開催しているオープン・カンパニー情報を確認できるのでぜひご活用ください。
A社のオープン・カンパニーの実施内容
・キャリア開発を目的とした自己分析ワークショップ
・参加者同士で分析結果を共有
・オンラインで半日実施
・5月下旬~7月中旬に同一内容を15回開催予定
B社のオープン・カンパニーの実施内容
・オリエンテーション、会社概要や業界説明
・参加者同士でグループワーク(先輩社員からの講評あり)
・対面形式で1日実施
・7~9月に同一内容を4回開催予定
オープン・カンパニーとほかのプログラムの違いについては、本記事の下部で詳しく説明しているのでご覧ください。
■オープン・カンパニーの対象者
オープン・カンパニーは、年次を問わずすべての学年が対象です。短期間で気軽に参加でき、たくさんの業界・企業に触れることが可能なため、どの企業や業界・仕事が自分に合っているかわからない方に特におすすめです。また、特定の業界や企業に興味がある方にとっても、インターンシップや本選考への応募前に理解を深められる有益なイベントなので、積極的に参加してみましょう。
■オープン・カンパニーの実施時期・実施期間
オープン・カンパニーは、学生の皆さんに企業理解の機会を提供することを目的として実施されています。学士・修士・博士課程いずれの段階においても参加できるよう、学業との両立がしやすいプログラム設計がされています。企業は時間帯や実施時期、実施形態に配慮しており、学生の皆さんが参加しやすいようにさまざまな選択肢を用意し、柔軟な調整を行っています。
たとえば、対面参加だけでなくオンラインで実施をしている企業が多くあり、平日日中でも授業の空き時間などに気軽に参加できるようにしています。実施期間は半日程度が一般的ですが、中には数日間にわたるケースもあります。
■オープン・カンパニーの参加方法
オープン・カンパニーへの参加方法は、企業や実施内容によって異なりますが、企業の採用サイトや就職情報サイトを通じて応募するのが一般的です。申し込みは先着順で行われることが多く、定員に達し次第、受付が終了します。企業のプログラム受け入れに限りがある場合もあり、募集人数が少ないケースでは、早期に受付が終了してしまうこともあるため注意が必要です。
多くの企業でプログラムは通年実施されていますが、夏休みや冬休みなどの長期休暇期間に特に多く開催される傾向があります。そのため、就職情報サイトに登録し、興味のある企業の情報を定期的にチェックしておくことが大切です。
人気企業のプログラムでは、書類選考や面接などを実施する場合もあるので、早めの情報収集を心がけましょう。
『キャリタス就活』では、開催月・日数、地域、内容、プログラムの種類、職種、報酬など、細かな条件でインターンシップやオープン・カンパニーを検索できます。気になる企業をフォローすると最新情報の通知がくるため、参加機会を逃すこともありません。
気になる企業のフォローをすることから就活をスタートさせてみましょう。
オープン・カンパニーに参加するメリット

オープン・カンパニーには、今後の就活に影響する多くのメリットがあります。ここでは主な4つのメリットを解説するので見ていきましょう。
■業界・職種・企業への理解を深めることができる
オープン・カンパニーでは、業界や職種の特徴、企業の事業内容や業務について知ることができます。職場見学や現場で働く社員の方との交流を通じて、仕事内容や働き方のリアルな一面に触れられるのも魅力です。
企業のホームページだけでは得られない情報を得ることで、自分に合った業界・職種・企業を見極める手がかりになるでしょう。
■忙しい学生さんも手軽に参加できる
オープン・カンパニーは短期間(単日)のプログラムが多く、参加の負担が少ないのが特長です。平日の夕方や週末、長期休暇中に実施されるほか、オンライン配信に対応している企業もあり、忙しい学生さんでも参加しやすいよう工夫されています。
複数回開催されることも多いため、学業や課外活動との両立が可能です。インターンシップに比べて気軽に参加できる点がメリットといえるでしょう。
■就活が本格化する前の準備に生かせる
オープン・カンパニー、大学1・2年生を含むすべての学年が対象です。早期に参加することで社会を知るきっかけになる上、自分の興味や価値観を明確化する機会にもなり、将来の進路選択に役立てることができます。
就活が本格化する前に仕事や働き方に対する考えを深めておくことで、スムーズに準備を進められるでしょう。早めにキャリアを考えたい学生さんにとっては、有意義な第一歩となります。
■プログラムによってはほかの参加者と交流できる
グループワークなどが取り入れられているプログラムでは、ほかの参加者と意見交換や交流することができます。初対面の参加者と協力して課題に取り組むことで、コミュニケーション力や柔軟な思考力が養われる点が魅力です。多様な考え方や価値観に触れることで、自分の視野を広げるよい機会になるでしょう。
また、参加者同士で関係を築くことで、就活の情報交換などにつながることもあります。
オープン・カンパニーに参加する前におさえたい注意点
・質問・交流の時間が短いため得られる情報が限られる可能性がある
・個別に質問する機会があるとは限らない
・参加しても本選考の合否に直結はしない
・参加枠や実施期間が限られており、参加できない場合がある
オープン・カンパニーをより有意義な時間にするために、おさえておきたいポイントがいくつかあります。以下で確認していきましょう。
■質問・交流の時間が短いため得られる情報が限られる可能性がある
5日以上の就業体験を伴うインターンシップとは違い、オープン・カンパニーは就業体験を行わず座学やグループワークが中心の短期プログラムであるため、得られる情報には限りがあります。そのためインターンシップと比較すると、限られた時間内に特定の職種について専門的な理解を深めるのは難しい場合もあるでしょう。
業界の専門的な知識や実務の理解を深めたい場合は、就業体験が含まれる「インターンシップ」に参加するのがおすすめです。
ただし、単日開催がメインのオープン・カンパニーだからこそ、複数企業の情報を短期間で集中的に得ることや比較することが可能です。しっかり違いを理解し、使い分けていきましょう。
■個別に質問する機会があるとは限らない
オープン・カンパニーでは、基本的に質問タイムが設けられていますが、プログラムの時間が短い場合が多く、じっくり質問する時間は限られていることがあります。特に人気企業では参加者が多いため、一人ひとりの質問の時間が十分に取れないことも考えられます。
そのため、あらかじめ知りたい情報に関する質問内容を準備しておき、タイミングを見て質問できるようにしておきましょう。聞けなかった場合は企業説明会など別の機会を活用することも大切です。質問をする際は下記記事を参考するとさまざまなケースに対応できます。

【会社説明会の質問例50選】好印象な質問の仕方やマナーを解説
会社説明会では、質問の内容によって担当者に好印象を与えられるチャンスがあります。では、どのような質問をすると効果的なのでしょうか。本記事では、会社説明会で好印象を与える質問の例や、質問するときのマナーについて解説します…
■参加しても本選考の合否に直結はしない
オープン・カンパニーは企業や業界を知るための場であり、本選考の合否に直接影響を与えるものではありません。実際に企業はオープン・カンパニーで取得した学生情報を、採用活動に活用できないというルールがあります。
25年卒を対象とした『キャリタス就活』の調査では、オープン・カンパニー(タイプ1)の参加後に「早期選考の案内」を受けた学生さんも一定数いましたが、これはあくまで情報提供や接点づくりの一環といえます。基本的に、参加の有無が直接的に本選考の結果に影響することはないと考えましょう。

出典:株式会社キャリタス「新卒採用マーケットの分析 2025年卒 就職・採用戦線総括」
■参加枠や実施期間が限られており、参加できない場合がある
オープン・カンパニーは企業ごとに募集人数などが異なるため、早めの情報収集が参加の可能性を広げます。企業によっては募集人数が限られていたり、開催回数が少なかったりするため、興味のあるプログラムは早めにチェックすることが大切です。

キャリアアドバイザーからの一言
オープン・カンパニーに参加する際は、自分なりの参加目的をあらかじめ設定しておくことが大切です。目的が明確であれば、説明を聞く際の視点が定まり、質問の内容にも具体性が生まれます。
参加後の振り返りもスムーズに行うことができ、自分にとって有益だった情報を整理しやすくなるでしょう。また、目的をもって参加することで、短期間のプログラムでも内容を深く理解することができます。さらに、参加目的が明確なことで、数あるプログラムの中から自分にマッチするものを見つけやすくなります。
申し込み方法や開催日時、応募締切などを事前に把握しておくことで、参加のチャンスを逃さずにすみます。オープン・カンパニーの探し方や探すときのポイントについて、下記で詳しく解説していきます。
オープン・カンパニーの探し方

オープン・カンパニーを探す際は、企業の採用サイトや就職情報サイトを定期的に確認することが基本です。企業によってはSNSで最新情報を発信しています。SNSの公式アカウントや、就職情報サイトで気になる企業をフォローしておくと、最新情報を逃さずキャッチしやすくなります。
また、大学のキャリアセンターを活用するのも1つの方法です。キャリアセンターでは、開催情報だけでなく応募時の注意点などのアドバイスも受けられることがあります。
複数の情報源を併用して見逃しのないように探してみましょう。
効率よく自分にあったプログラムを探す上でも、就職情報サイトの活用がおすすめです。『キャリタス就活』の「インターンシップ・キャリアを探す」では、開催月や実施期間、業種など自身のこだわり条件に絞り込んで検索できます。こちらを活用し、自分が参加してみたいプログラムをチェックしてみましょう。
オープン・カンパニーに参加するための準備
オープン・カンパニーへの参加が決まったら、当日に向けてどのような準備が必要になるのでしょうか。ここでは対面、オンラインなどシーン別におさえておくべきマナーやポイントを解説します。
■【対面】事前に服装や持ち物、アクセスを確認する
対面でオープン・カンパニーに参加する場合、事前に服装、持ち物、会場へのアクセスを確認しておくことが大切です。服装に関しては、企業から指定がある場合にはそれに従い、指定がない場合は、スーツや企業文化に合わせたビジネスカジュアルが一般的です。また、筆記用具やノート、企業から配布される資料を入れるためのカバンなどを準備しておきましょう。
会場へのアクセスも事前に調べ、最寄り駅からの道順や所要時間を確認しておくと安心です。さらに、交通機関の遅延や混雑も考慮して、10分前には企業に到着できるよう余裕をもったスケジュールを組むことをおすすめします。

インターンシップ等はどんな服装で参加するべき?就活生の悩みを解決します!
インターンシップ等を成功させる上で服装の選び方は非常に重要です。企業の第一印象を左右するため、TPO(時間・場所・場面)を意識した適切な 服装を心がける必要があります。この記事では、具体的な服装の選び方や服装に指定がない…
■【オンライン】当日のトラブルを避けるため通信環境を整える
オンラインでオープン・カンパニーに参加する際は、まず通信環境を整えることが重要です。安定したインターネット接続を確保し、音声や映像機器の動作確認を事前に行いましょう。特に、マイクの音質が悪いと相手に聞き取りづらい印象を与えてしまうことがあるため注意が必要です。
また、使用するビデオ通話ツール(ZoomやTeamsなど)のインストールと動作確認も忘れずに行いましょう。通信環境が整っていても、雑音が入ると集中できないことがあるため、静かな場所から参加することをおすすめします。特にグループワークがある場合は、自身のカメラとマイクをオンにする必要があるので、なるべく自宅などの個室で接続しましょう。

キャリアアドバイザーからの一言
実施形態に関わらず、オープン・カンパニーに参加する際は事前に質問を準備しておくことが重要です。質問時間が限られる場合もあるため、スムーズに質問できるように事前に整理しておきましょう。また、業界・職種・企業の理解を深めておくことで、参加中の理解度が増し、有益な情報を得ることができます。
質問の考え方はこちらの記事を参考にしてみてください。
オープン・カンパニーとインターンシップの違い
オープン・カンパニー | インターンシップ | |
---|---|---|
概要 | 業界・企業のPRを目的としたプログラム | 5日以上の就業体験プログラム |
実施期間 | 何日でも可 | 短期:5日以上 長期:2週間以上 |
対象学年 | 年次不問 | 大学3年生以上 |
就業体験の有無 | 任意 | 有り |
本採用への影響 | 影響は出ない | 影響が出ることもある |
※表をスクロールしてご覧ください
オープン・カンパニー | インターンシップ | |
---|---|---|
概要 | 業界・企業のPRを目的としたプログラム | 5日以上の就業体験プログラム |
実施期間 | 何日でも可 | 短期:5日以上 長期:2週間以上 |
対象学年 | 年次不問 | 大学3年生以上 |
就業体験の有無 | 任意 | 有り |
本採用への影響 | 影響は出ない | 影響が出ることもある |
オープン・カンパニーとインターンシップは、参加する目的や対象者が大きく異なります。
オープン・カンパニーの主な目的は、企業が学生の皆さんに向けて業界や企業に関する情報提供を通じてキャリア支援を行うことです。就業体験を伴わない説明会やイベントが中心で、企業のビジョンや文化に触れたり、業界の動向を学ぶ機会となります。
一方でインターンシップは、企業理解を深めるほか、就業体験を通じて自分の適性やキャリア選択を見極めることも目的とされます。実際に仕事を経験することで、将来の方向性を決める重要な材料を得ることができます。
オープン・カンパニーは学年に関係なく参加できますが、インターンシップは主に大学3年生・4年生、修士1年生・2年生が対象となります。
オープン・カンパニーとキャリア教育の違いは?
全学年が対象である点では同じですが、オープン・カンパニーは、企業が事業内容や社風を紹介する情報提供の場で、学生さんが企業を知ることを目的としています。
一方、キャリア教育は、学生さんが自らのキャリアを考える力を養うための教育活動であり、職業観の涵養(かんよう)やスキルアップを目的としたプログラムです。大学が授業の一環として行う場合や、企業がCSR(社会貢献)の目的で実施するケースがあります。
以下の記事で、インターンシップについて詳しく解説しているのでぜひ参考にご覧ください。

インターンシップとは?参加する目的やメリットは?給料や時期についても解説
就活でよく聞く「インターンシップ」とは具体的にどのような活動なのか知らない方も多いでしょう。この記事ではインターンシップとは何か、就活にどのように役に立てられるのか解説します。参加する目的やメリット、給料の有無などにつ…
オープン・カンパニーと会社説明会の違い
オープン・カンパニーと会社説明会は、どちらも企業を知るためのイベントですが、目的や対象者に違いがあります。
オープン・カンパニーの主な目的は、年次を問わず広く企業の情報を提供することです。対象者は年次不問で、社員との交流や職場見学が含まれることもあります。
一方で会社説明会は、企業の概要や採用情報を伝え、本選考へのエントリーを促すことが主な目的で、対象者は大学3年生の3月以降の就活生がメインです。企業の担当者がプレゼンテーション形式で情報を提供し、就活生は質疑応答を通じて疑問を解消します。

【就活準備に最適】オープン・カンパニーとキャリア教育に参加しよう!
2023年度からインターンシップの定義が大きく変わり、「学生のキャリア形成支援活動」が4類型に再編されました。本記事では新たな類型の中から 、低学年次から就活生まで幅広く参加することのできる「タイプ1:オープン・カンパニ…
オープン・カンパニーに関するよくある質問
■Q.オープン・カンパニーは誰でも参加できる?
A.オープン・カンパニーは、基本的に学年や専攻を問わず誰でも参加可能です。多くの企業は、学年に制限を設けていないため、興味のある企業があれば早い段階で参加することができます。ただし、参加するための選考が設けられている場合や先着順の場合もあるので、事前に企業から発信される情報を確認しておくことが大切です。
■Q.オープン・カンパニーは意味ないって本当?
A.オープン・カンパニーは本選考に直結するわけではありませんが、企業理解や業界理解を深めるためには有意義な機会です。参加することで、企業文化や業務内容を実際に感じ取ることができ、就活を進める上で大いに役立ちます。
実際に『キャリタス就活』に寄せられた、オープン・カンパニーに参加した学生さんのクチコミには、以下のようにオープン・カンパニーに意義を感じている声が多いです。
オープン・カンパニーに参加した学生さんのクチコミ
「働く社員の方からお話を聞くことができ、企業理解と事業内容への理解が深まった」
「参加前にもっていた企業のイメージと印象が変わった」
「グループワークではコミュニケーションを取る力が重要と学び、今後の課題として意識するようになった」
詳しくは「インターンシップ・キャリアを探す」の企業ごとのクチコミを参考にしてみましょう。
■Q.オープン・カンパニーに選考はある?
A.基本的にオープン・カンパニーは選考なしで参加できますが、一部の企業では事前に履歴書やエントリーシート(ES)の提出など、簡単な書類選考を行う場合があります。また、参加枠が限られている場合は、グループディスカッションや面接などの選考が実施されることもあります。事前に企業の募集要項を確認しておくことが重要です。
なお、選考の際は志望動機を求められるため、準備しておくとよいでしょう。下記の記事を参考にしてみてください。

インターンシップの志望動機の書き方と例文!通過するための作成時の注意点も解説
インターンシップに応募し、選考が課された際、いざ志望動機を書こうと思ってもどう書けばよいのかわからない方もいるでしょう。本記事では、参加理由の整理方法や、熱意が伝わりやすい志望動機の書き方を詳しく解説します。業界別の例…
■Q.オープン・カンパニーに参加するときの服装は?
A.オープン・カンパニーに参加する際、企業から服装の指定がある場合はその指定に従う必要があります。指定がない場合は、スーツや企業の文化に合わせたビジネスカジュアルを着用するのが一般的です。清潔感を保ちながら、企業の雰囲気に合った服装を選びましょう。
インターンシップの「私服」はどこまでOK?服装の例や着こなしのルールもご紹介
■Q.オープン・カンパニーは就活に有利に働く?
A.オープン・カンパニーの参加の有無が、就活の本選考の結果に直接影響することはありません。ただし、オープン・カンパニー後に早期選考の案内を受けることもあるため、参加することで次のステップに進むためのチャンスを得られる可能性があります。
オープン・カンパニーに参加して就活準備のドアを叩いてみよう
短期間での開催で、さまざまな企業や業界の雰囲気を手軽に感じることができる「オープン・カンパニー」は就活準備のファーストステップとして最適です。オープン・カンパニーへの参加を通じて、インターネット上の情報だけでは触れられない業界・企業の「リアル」を知ることができます。自身の考えるキャリアとマッチングする業界・企業に巡り合う確率も高められます。
気軽に参加できるプログラムが多いため、就活の第一歩として積極的に活用してみましょう。『キャリタス就活』の「インターンシップ・キャリアを探す」では、自身のこだわり条件に絞ってインターンシップ・キャリアの情報を検索できるため、ぜひチェックしてみてください。
『キャリタス就活』では学生の皆さんが安心してキャリア選びに臨めるよう、多数の企業情報やサポートを提供しています。特に就活の悩みを解決する「就活成功ガイド」では業界研究や面接対策など就活に役立つコンテンツを豊富に取り揃えています。あなたの就活にぜひ『キャリタス就活』をご活用ください。

PROFILE
キャリタス就活編集部
『本音をきく、本気でこたえる。』をテーマに、就職活動・就活準備をがんばる皆さんに向け、インターンシップ・キャリア情報やES・面接対策など、さまざまなシーンに役立つ情報をお届けしています。「面接がうまくいかない」、「そもそも就活って何からはじめるべき」など、皆さんの本音に寄り添った記事を配信しておりますので、ぜひこの機会にご活用ください。