1週間で終わらせる 超ポジティブ↑自己分析 5日目~自己PRのまとめ方

自己分析

公開日:2023.04.03

自分に合った仕事を探すには、自分の強み(長所や能力)を把握しなければなりません。企業は応募者が「どんな人か」を知った上で合否を決めます。そのため、志望企業に向けて自分は「どんな人か」を説明するためには、学生時代を振り返る、自己分析が必要になります。ここでは、たった1週間で終わる自己分析の具体的な進め方を紹介します。

経験の中で発揮した強みこそが本物

4日目に記入した自己分析表で、自分の強みが分かったのではないでしょうか。また、自分の弱みも履歴が他人に与えるプラスイメージや自分の強みをうまく使えば、気にするほどのことでもないと気づくでしょう。ここでは、これらの情報を基に、自己PRをまとめてみましょう。自分の強みが見つかったら、それを具体的な経験を基に説明するのが自己PRです。ここで注意したいのは、1日目のやってはいけないことの「②思い込みで強みを決める」です。

裏づけとなる経験が必要

すでに3日目でサポートシートに「発揮した経験」を書いているので、思い込みで書くことはないと思いますが、裏づけとなる経験は必要です。「私の強みは物事を計画的に進めるところ」とした場合、「なぜ計画的に進められると言えるのか」を説明しなければなりません。どんなに「物事を計画的に進める」と力説しても、過去に「計画性」を発揮した行動や経験がなければ誰も信じないでしょう。そして、多くの経験の中で発揮された強みこそが本当の強みと言えるのです。

5W1Hを忘れずに説明する

エントリーシートに記入する場合には、スペースが決まっていたり、文字数の制限があったりするために1つのエピソードで十分ですが、面接の場合には「ほかにその強みを発揮した経験は?」と質問されることもあります。だから、経験の多い強みのほうがいいでしょう。

具体的なエピソードを説明する際のポイントは、「だれが(Who)、いつ(When)、どこで(Where)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」の「5W1H」をきちんと説明することです。

お手本となる自己PR具体例

例えば、計画的を示す具体例として次のように経験談を話せるといいでしょう。

私は必要なことだと思えば、あきらめずに努力するのが特徴です。大学ではマーケティングのゼミで、企業との共同研究でリーダーを務め、学期末の成果発表会までに企画をまとめ、研究テーマ「SDGs時代のコンビニ弁当」を提案しました。中間発表、最終発表を目標に全体のスケジュールを立て、各メンバーが担当する業務の進捗管理をし、計画の見直しなどをしながら研究を進めました。企業の方に仕事を最物価するWBSと、研究の進捗を管理するガントチャートの作り方やチェックの仕方を教えてもらいながら進めることできたのもとても勉強になりました。途中でメンバーが抜けるというトラブルもありましたが、最後の成果発表会までに研究成果をまとめることができました。

POINT

5日目~自己PRは、裏づけとなる具体的な行動や経験を、必ず5W1Hで説明しよう。

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