【26卒向け】SPI対策におすすめの本12選!選ぶときのポイントも解説

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公開日:2024.12.25

【26卒向け】SPI対策におすすめの本12選!選ぶときのポイントも解説

就活の第一関門として重要な「SPI」。どのように対策すればとよいかわからない方も多いでしょう。特に大手企業や人気企業を希望している場合は、入念な対策が欠かせません。

この記事では、効果的にSPI対策できるおすすめの本をご紹介します。SPIの基本情報から対策本の選び方、活用するときのコツまで徹底解説します。就活を成功させるために、万全なSPI対策をしていきましょう。

SPIとは?

SPIとは?

「SPI」とは、企業が採用選考のために応募者に対して行う適性検査を指します。リクルートマネジメントソリューションズ社が開発した試験です。「Synthetic Personality Inventory」の頭文字を取って「SPI」と呼ばれるようになりました。

SPIは働く上で必要な能力を測る基準として、多くの企業の入社試験に取り入れられています。また、応募者の適性も把握できるため、選考の合否を決めるだけでなく、入社後の配属先を決めるためにも使用されます。

応募者の多い大企業では、面接前のスクリーニングとして用いられることも多いです。

SPI対策におすすめの本12選!

■SPIはいつから対策すべき?

多くの企業は毎年3月に採用広報活動を解禁するため、SPIの対策は大学3年の12月を目安にスタートを切るのがおすすめです。SPI試験の合格ラインを越えるためには、最低でも30時間の勉強が必要とされています

さらに高得点を目指す場合には、50~60時間程度の勉強が必要といわれています。目標を立てて計画的に対策していきましょう。

なお、対策にかかる時間は個人差があります。対策を始める時期や必要な勉強時間は、あくまで目安と考え、自身に合った勉強時間を確保してください

■SPIの検査項目の概要・試験時間・問題数

能力検査 性格検査
概要 ・知的能力を測る
・「言語分野(読解力や文法、言葉に対する知識量)」と「非言語分野(算数や数学を用いた計算能力、発想力)」の2種類
・レベルは中学生程度
・考え方や人となりを測る
・簡単な質問に答える
試験時間 30分
(ペーパーテストは70分)
35分
問題数 約30問
(ペーパーテストは約70問)
※解答状況により問題数は変わる
約300問

SPIの検査項目は、働く上で必要な基礎的な能力を測る「能力検査」と、応募者の人となりを測る「性格検査」の2つです

「能力検査」には、言葉の意味や話の趣旨を的確に捉えて理解する「言語分野」と数的処理や論理的思考力を測る「非言語分野」があります。対策するには、多くの問題に触れ慣れることが大切です。企業によっては、英語や構造的把握能力を問われる場合もあります。
一方で、「性格検査」では日ごろの考え方や行動などから性格を測ります。自分をよく見せようとせず、素直に素早く回答していきましょう。

■SPIの受検方法

①テストセンター
・パソコンで受ける
・監督者のもとリアル、オンラインで受検可能(選択可)
・受検日時、会場が選択可能

②Webテスティング
・パソコンで受ける
・指定された期間内で都合のよい時間にいつでも受検が可能

③ペーパーテスティング
・マークシート形式の筆記試験
・応募先の企業が用意した会場で受検
・面接・会社説明会と同日に実施されるケースも多い

④インハウスCBT
・応募先の企業が用意したパソコン、会場で受検
・面接と同日に実施されるケースも多い

SPIの受検方法には上記4タイプが存在し、応募する企業によって指定される方法が異なります。ただし、テストセンターでの受検が一般的です

受検方法によって、制限時間や出題科目が異なります。どの受検方法を指定されても問題ないよう、それぞれの特徴を理解しておきましょう

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SPI対策本を選ぶときの4つのポイント

「SPI対策におすすめの本はどういったもの?」と悩む人も多いのではないでしょうか。ここでは対策本を選ぶときのポイントを紹介していきます。

■受検するSPIの種類に合った本を選ぶ

受検するSPIの種類に合う本を選びましょう。SPIは受検者別で以下に分けられています。

SPIの3種類
・SPI-H:高校生(高卒)を採用する際に使用される
・SPI-U:大学生(新卒)を採用する際に使用される
・SPI-G:中途採用を行う際に使用される

まず、受検する企業がどのSPIの種類を採用しているか把握しましょう。種類に合う問題集を選ぶことで、効率よく対策できます

なお、新卒採用を受ける場合、基本的にはSPI-Uを受検するため、新卒の就活生はSPI-Uの対策本を選びましょう。

■参考書か問題集かで選ぶ

SPI対策本には、「参考書タイプ」と「問題集タイプ」があります。自分の対策方法に合うタイプを選びましょう

参考書は解説がメインの初心者向け、問題集はとにかく問題を解いていく実践形式です。
問題集を見ても「内容がわからない」「解き方が全くわからない」という初心者の場合、解説メインの参考書から始めていくのがおすすめです。

SPIに慣れている・とにかく多くの問題を解いていきたいという方は問題集を選び、実践で力を伸ばしていきましょう。

■最新版の本を選ぶ

ベストなSPI対策をしていくためには、最新版を選ぶ必要があります。SPI対策のテキストは毎年改定されているため、卒業する年度に合った問題集や最新の参考書を選びましょう。

毎年、SPIの内容が変化するため、古い参考書では十分な対策ができないケースも珍しくありません

また、改定前後は旧版と新版が混在して販売されていることがあるため、購入の際は最新版かチェックが必要です。

■視認性の高い本を選ぶ

SPI対策本には「イラストや図解が多いもの」「視覚情報がほとんどないもの」など、さまざまなタイプがあります。本選びに迷ったら、自分が「視認性が高い」と思うものを選ぶのがおすすめです。

視認性が高く読みやすいものを選ぶことで、理解しやすく効率的な勉強ができます。特に、SPI初心者の場合は図で解説されているほうが理解しやすい傾向があります。自分にとっての最適な本を見つけましょう。

なお、「まず自分の実力を確認したい」「苦手分野をはっきりさせたい」という方は、『キャリタス就活』の「お試し!WEBテスト」からSPIを無料で受検してみましょう。

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SPI対策おすすめ本12選!

SPI対策おすすめ本12選!

SPI対策本についての選び方をご紹介しましたが、実際どんな本があるのか知りたい方も多いでしょう。以下では、おすすめのSPI対策本を12冊ご紹介します。

それぞれの特徴やどんな人に向いているのかなども併せて解説するので、自分に合ったものを見つけてみてください。

■丁寧な解説がほしい人向け!『これが本当のSPI3だ!2026年度版』

価格 1,650円(税込)
出版社 講談社
著者 SPIノートの会
本のタイプ 問題集タイプ(解説つき)
おすすめポイント ・業界いちばんのボリューム
・ペーパーテスト、テストセンター、WEBテスティングの受検方式に対応
・「出る順」の出題範囲表で、方式ごとの出題範囲がひとめでわかる
こんな人におすすめ! ・解説が充実しているため、基礎からやり直したい人におすすめ

テストセンターやペーパーテスト、WEBテスティングの主要3方式に対応した、汎用性の高い対策本です。

丁寧な解説とイラストの多さから、わかりやすさに定評があります。基本的な国語や数学を学び直したい人におすすめの一冊です。

■基本から実践まで対策したい人向け!『2025年度版 SPI3(言語・非言語)をひとつひとつわかりやすく。』

価格 1,430円(税込)
出版社 Gakken
著者 山口卓(監修)
本のタイプ 参考書タイプ(問題つき)
おすすめポイント ・解説と演習問題が見開きで完結しているからわかりやすい
・本番対策できる実践演習つき
・自己分析、面接、インターンシップ、SPI対策に至るまで幅広く解説
こんな人におすすめ! ・基本から実践まで幅広く対策したい人におすすめ

SPI3の言語・非言語の解き方を、基本から丁寧に学ぶことができる対策本です。左ページが解説、右ページが演習問題のため、1テーマが見開きでわかりやすい構成になっています。

また、章末の実践演習問題では本番と同じレベルの練習ができます。SPIの基本から実践まで、幅広く対策したい人におすすめです。

■すべての受検方法を対策したい人向け!『2026年度版 SPI3の教科書 これさえあれば。』

価格 1,320円(税込)
出版社 TAC出版
著者 就活塾ホワイトアカデミー 採用テスト対策室
本のタイプ 問題集タイプ(解説つき)
おすすめポイント ・一流企業内定率100%就活塾にて採用中
・一冊で全受検タイプの対策が可能
・図表やイラストが多く、視覚的に理解がしやすい
こんな人におすすめ! ・SPI対策初心者におすすめ

ペーパーテスト、テストセンター、WEBテスティング、インハウスCBTのすべてのSPI
受検方法に対応した対策本
です。

SPIの基本から最新問題、オプション検査まで対策できます。図やイラストも多用されているため、SPI対策初心者にとっては最適な対策本といえるでしょう。

■多くの問題に触れたい人向け!『2026年度版 最新!SPI3 完全版』

価格 1,540円(税込)
出版社 高橋書店
著者 柳本新二
本のタイプ 問題集タイプ
おすすめポイント ・53単元、約400問を収録
・テストセンター、ペーパーテスト、WEBテストを完全網羅
・頻出度つきで重要な問題がわかる
こんな人におすすめ! ・やさしい問題から難しい問題まで網羅的に対策したい人におすすめ

SPIでよく出題される53単元、約430問を収録しており、多くの問題に触れたいという方におすすめの対策本です。単元ごとに出題種類や出題頻度、解答時間の目安がわかるため、効率的に対策できます。

解答は別冊にまとめられているため、ページをめくる手間を省けることも人気の理由です。実践を重ねて高得点を目指したい人にぴったりの一冊でしょう。

■とにかく数をこなしたい人向け!『2026年度版 本気で内定!SPI&テストセンター1200題』

価格 1,540円(税込)
出版社 新星出版社
著者 ノマド・ワークス
本のタイプ 問題集タイプ
おすすめポイント ・1,200題以上の問題が掲載されているため、トレーニングのように解答力を鍛えられる
・テストセンター・ペーパー試験・WEBテストすべてに対応
・使いやすい【別冊】解答・解説集つき
こんな人におすすめ! ・演習問題を重ねて得点力を上げたい人におすすめ

1,200題以上という圧倒的な問題数が掲載されているため、とにかく問題を多く解いて実践力を身につけたいという人にはぴったりの対策本です。

問題数の掲載が多いこともあって、苦手とされやすい「推論」「場合の数」では、さまざまなタイプの問題を対策できます。素早く正確に解答する力を身につけて、高得点を狙いたい人のトレーニングとして向いています。

■基礎が身についている人向け!『2026最新版 史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集』

価格 1,430円(税込)
出版社 ナツメ社
著者 オフィス海
本のタイプ 問題集タイプ
おすすめポイント ・メモの取り方や計算方法まで細かく解説
・「目標時間」が設定されているため実戦的なトレーニングが可能
・テストセンター形式の模擬テストで合否判定
こんな人におすすめ! ・ほかの対策本で基礎が身についた人におすすめ

実践に役立つ力を身につけたいという人におすすめの対策本です。問題を早く正確に解くためのメモの取り方や、計算方法が細かく解説されています。

掲載されている問題は実践的な問題が多いため、ほかの問題集で基礎を学んだ後に取り組むのに向くでしょう。本番さながらの模擬テストで実力を測ることができるため、常に自分のレベルを把握しやすい点も魅力のひとつといえます。

■自分の苦手ポイントがわかっている人向け!『2026年度版 ひとりで学べる SPI 完全 予想問題集』

価格 1,540円(税込)
出版社 高橋書店
著者 林田春来
本のタイプ 参考書タイプ(問題つき)
おすすめポイント ・学生の皆さんの苦手とするポイントを押さえ、わかりやすく解説
・後半は模擬テスト、構造的把握力検査について掲載
・問題がレベル順で並べられており、取り組みやすい
こんな人におすすめ! ・自分の苦手な部分をしっかりと克服したい人におすすめ

最新傾向の問題を中心に、学生の皆さんが苦手とする点や勘違いしやすい点にフォーカスしてわかりやすく解説している対策本です。

頻出40単元(非言語34単元・言語6単元)を「ポイント→例題→練習問題」の流れで解説しているため、各問題のポイントをしっかりと押さえられます。後半では模擬テスト、構造的把握能力検査があるため、自分の実力を把握できるのも魅力です。

■数学や計算が苦手の人向け!『2025年度版 ドリル式 SPI問題集』

価格 1,100円(税込)
出版社 永岡書店
著者 柳本新二
本のタイプ 参考書タイプ(問題つき)
おすすめポイント ・算数や数学が苦手な人でも取り組みやすい解説つき
・理数系問題を中心に、出題傾向に沿って頻出分野を厳選
・大学生から絶大な信頼を得ている著者
こんな人におすすめ! ・算数や数学に苦手意識をもっている人に特におすすめ

大学生から絶大の信頼を寄せられている柳本新二氏の対策本です。理数系を中心に頻出問題が掲載されています。図やイラストを活用して丁寧に解説されているため、数学や計算苦手な人でもわかりやすく取り組むことが可能です。

本に書き込みながら問題を解いていくことができるため、自分がどこでつまずいているか振り返りながら進めていけます。

■一通り学習した後におさらいしたい人向け!『2026年度版SPI3&テストセンター出るとこだけ!完全対策』

価格 1,430円(税込)
出版社 実務教育出版
著者 就活ネットワーク(編集)
本のタイプ 問題集タイプ(解説つき)
おすすめポイント ・テストセンター独自の問題も再現 ・頻出問題のみ掲載!一夜漬けの学習にも対応 ・基礎的公式も丁寧に解説
こんな人におすすめ! ・頻出問題がメインのため、学習のおさらいをしたい人におすすめ

頻出問題のみが掲載されているため、学習のおさらいをしたい、短期集中で詰め込みたい人におすすめの対策本です。わかりやすい丁寧な解説で、数学や国語が苦手な人に寄り添った内容になっています。

また、読みやすい見開き完結方式のため、ストレスなく学習を進められます。電車の中でも読みやすいため、手軽に学習できるのもうれしいポイントです。

■頻出問題で効率的に学習したい人向け!『2025年版ダントツSPIホントに出る問題集』

価格 1,100円(税込)
出版社 ナツメ社
著者 リクルートメント・リサーチ&アナライシス
本のタイプ 問題集タイプ
おすすめポイント ・最新のテストセンター、ペーパーテスティング、WEBテスティングに対応
・頻出問題を1,067題掲載
・コンパクトで携帯に優れた設計のため、持ち運びに最適
こんな人におすすめ! ・過去問を徹底攻略し実践力を上げたい人におすすめ

綿密な取材に基づき「ホントに出る問題」を高い精度で再現した対策本です。頻出問題1,067題が掲載されているため、多くの問題に触れることができます。難易度の高い「構造的把握力検査」が掲載されている点も大きな魅力といえるしょう。

また、コンパクトなB6判サイズで携帯性にも優れています。電車の中など場所を問わずに学習したい人におすすめです。

■短期間で対策したい人向け!『2026年度版7日でできる!SPI必勝トレーニング』

価格 1,375円(税込)
出版社 高橋書店
著者 就職対策研究会(編集)
本のタイプ 問題集タイプ
おすすめポイント ・7日間でSPI対策ができるようにプログラム
・1日30分、6回分の実戦テストと7日目の模擬テストを収録
・便利な別冊解答・解説つき
こんな人におすすめ! ・受検までに時間がない人におすすめ

7日間でSPI対策ができるようにプログラムされているため、受検までに時間がないという人におすすめの対策本です。短期間で効率的に高得点を目指すことができます。

200名あまりの大学3年生が受検した各問題の正解率が掲載されているため、試験の傾向が把握しやすいのが特徴です。受検までに時間がない人も、計画的に学習を進めて本番への不安を払拭しましょう。

■大手企業を目指す人向け!『2026年度版 大手・人気企業突破 SPI3問題集≪完全版≫』

価格 1,540円(税込)
出版社 高橋書店
著者 SPI3対策研究所
本のタイプ 問題集タイプ
おすすめポイント ・満点を取る水準まで鍛えることができる
・レベル1・レベル2の2段階の練習問題
・【例題→着眼点→ポイント→練習問題】と攻略しやすいスタイル
こんな人におすすめ! ・大手、人気企業を目指す人におすすめ

各科目において、基本問題と大手・難関突破問題の2段階の練習問題が掲載されている対策本です。応募者の多い大手企業や人気企業の対策に特化しているため、掲載されている問題は難易度の高いものが多くなっています。

また、解説は別冊の作りになっているため、答え合わせがしやすいのもうれしいポイントです。基礎から応用までカバーされています。

本を買う前に気軽にSPIに挑戦してみたい方向けに『キャリタス就活』では、無料でSPIを試せる「お試し!WEBテスト」を提供しております。「まず自分の実力を確認したい」「苦手分野をはっきりさせたい」という方は、気軽に試してみましょう。

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SPI対策本を効果的に使うコツ!

SPI対策本を効果的に使うコツ!

SPIの対策本は、いくつかのポイントを押さえることでより効率的に使うことができます。以下3つのポイントを押さえて、SPI対策を強化していきましょう。

■制限時間を設けて解く

対策本で問題を解く際は、本番を想定した制限時間を設けて解くのがおすすめです。SPIには制限時間が設けられているため、「性格検査」「能力検査」ともにスピード感のある解答が要求されます。

テスト形式によって試験時間や問題数が異なりますがWEBテストの場合、「性格検査」の問題数は300問で制限時間は30分のため、1問にかけられる時間は約8秒程度です。「能力検査」では問題数40問程度、制限時間は35分たのめ、1問にかけられる時間は約1分です。なお、ペーパーテストの場合、試験時間や問題数が異なります。

対策時には、練習の段階から制限時間内で解答できるよう実際に時間を計って対策しましょう。

■問題を繰り返し解く

「能力検査」の解答率を上げるためには、問題に慣れることが重要です。問題を繰り返し解き、多くの問題に触れましょう。練習で解いた問題に近い問題が本番で出てくれば、安心感も大きいです。

また、解けば解くほどスピードも上がります。問題集を購入したら最低でも3周は取り組むようにしましょう。

なお、問題を解くだけでなく、解説を読み、解き方を理解することも大切です。

■2種類の対策本を活用する

可能であれば、2種類の本を活用し対策を進めましょう。丁寧な解説つきの問題集と、本格的な模擬試験ができる対策本があれば、より徹底したSPI対策が可能となります

解説つきの本を活用することで、SPIの解き方や基礎的な知識を得られます。あわせて模擬試験で実践的な練習を積むことで、知識を定着させられるほか、解答スピードも速められるでしょう。

■早い時期から使う

就活が解禁される3月以降は、面接対策など本選考の準備が忙しくなるためSPIの勉強時間を確保するのが難しくなるケースも多いです。特に、卒研やゼミ論文が必須の学部専攻者は学業との両立が大変になってきます。

SPI対策本を効果的に使うためには、なるべく早い時期から活用するのがおすすめです。12月を目安に対策をスタートし、3月ごろにはSPI対策本を一通り網羅できている状態が理想とされます。

対策が間に合わなかったということがないように、なるべく早い時期にスタートすることが大切です。

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SPI対策に関するよくある質問

■Q.SPI対策にかかる時間は?

A.SPI対策には、最低でも30時間程度が必要とされています。人気企業や大手企業を目指す場合や、対策を万全にしたい場合は50~60時間程度が望ましいでしょう

ただし、上記はあくまで目安です。自身の希望する業界の受検形式や出題内容、また個人差によって必要な対策時間は異なります。まずは受検予定の企業がどのタイプのSPIを採用しているのか把握しましょう。

■Q.SPI対策の本は何冊やるべき?

A.SPI対策本を活用することは重要ですが、冊数が多ければよいというわけではありません。SPI対策では、1冊を繰り返し解いて問題に慣れることが大切です。最低でも3周繰り返して問題を解くことでSPIの問題に慣れることができます。

使っている問題集に物足りなさを感じた場合は、より難易度の高い問題集を選んで取り組むのがおすすめです。

■Q.SPI対策本はどこで買える?

A.SPI対策本は、書店やオンラインショップ、フリマアプリなどで購入できます。特に、書店での購入がおすすめです。

実際に現物を手に取れる書店では、中の解説やイラストなどを確認することができ、自分に合ったものを選びやすいです。事前に購入する対策本が決まっている場合は、ネットでの購入でも問題ありません。

フリマアプリでは、前年度の対策本が販売されているケースが多いため、必ず最新版か確認した上で購入しましょう。

■Q.SPIは本でなくアプリで対策しても合格できる?

A.SPI対策アプリは手軽に勉強できることもあって、非常に便利なツールです。しかし、アプリだけで対策するのは不十分といえます。

理由としては、本と比較して最新の内容を網羅できていないケースが多い点が挙げられます。また、スマホ画面に慣れてしまい、ペーパーテストを想定した対策ができません。

対策本とアプリを併用し、対策していくのがよいでしょう。

■Q.SPIの「言語」はどのように対策するのが効果的?

A.SPIの「言語」は中学、高校の国語のような問題が出題されます。問題集を繰り返し解くことと、日常生活から語彙力を高めていくことがポイントです。

日常的に本や新聞などを読む習慣をつけると効果的でしょう。わからない熟語などがあれば、すぐに意味を調べる癖をつけることで語彙力を強化できます。

また、対策本などで頻出問題を繰り返し解き、自分の得意・不得意を把握するのも大切です。

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SPI対策には自分に合った本で効率よく進めていこう!

SPIとは、企業の採用選考に重要な筆記型の適性検査です。採用に向けての大切なステップのため、しっかりと対策をしましょう。まずは受検予定の企業が採用しているSPI試験のタイプを把握することで、効率よく対策ができます。

1人で対策を進めるのが不安な方は、就活ノウハウが詰まった『キャリタス就活』をご活用ください。

『キャリタス就活』では学生の皆さんが安心してキャリア選びに臨めるよう、多数の企業情報やサポートを提供しています。特に就活の悩みを解決する「就活成功ガイド」では業界研究や面接対策など就活に役立つコンテンツを豊富に取り揃えています。あなたの就活にぜひ『キャリタス就活』をご活用ください。

PROFILE

キャリタス就活編集部
『本音をきく、本気でこたえる。』をテーマに、就職活動・就活準備をがんばる皆さんに向け、インターンシップ・キャリア情報やES・面接対策など、さまざまなシーンに役立つ情報をお届けしています。「面接がうまくいかない」、「そもそも就活ってなにから始めるべき」など、皆さんの本音に寄り添った記事を配信しておりますので、ぜひこの機会にご活用ください。

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