キャリタス就活の「インターンシップ・キャリア」について解説!その活用法とは?
インターンシップ・キャリア公開日:2024.02.26
社会に出る前に、実際に仕事の場を体験できるのが「インターンシップ」。企業内部の人に直接話を聞いたり、自分自身で仕事をやってみたり、「働く」ことを肌で感じられる場です。2022年、採用とインターンシップのあり方を協議する産学協議会からインターシップの定義変更が発表され、新たに「オープン・カンパニー」「キャリア教育」「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」「高度専門型インターンシップ」の4タイプが設定されました。キャリタス就活では、「インターンシップ」「オープン・カンパニー」「キャリア教育」という3つの分け方で情報を掲載しています。今回はその分け方や具体的な活用方法をご紹介します。
分け方の目安は、期間・就業体験・報酬の有無
キャリタス就活の「インターンシップ・キャリア」は、実施期間、就業体験・報酬の有り無しで3つに分けられています。
インターンシップ | オープン・カンパニー | キャリア教育 | |
---|---|---|---|
概要 | 実施期間が5日以上の就業体験プログラム | 会社や業界の情報提供。PRを目的としたイベントや説明会 | 企業がCSRとして実施するプログラムや、大学が主催する授業・産学協働プログラム |
実施期間 | 長期休暇期間 (夏季・冬季・春季休暇) | 学業に支障の無い日程・長期休暇期間 (平日夕方・夜間/土・日・祝/夏季・冬季・春季休暇) ※平日日中であればオンライン開催 | |
実施日数 | 5日以上 | 何日でも可 | |
就業体験 | 有り | 任意 | 任意 |
フィードバックの有無 | 有り | 任意 | 任意 |
対象年次 | 学部3年・4年 修士1年・2年 | 年次不問 | 年次不問 |
取得した学生情報の採用活動への活用 | 採用活動開始以降に限り可 | 不可 |
●「企業や仕事の理解を深めたい」「この経験で新たな力を身に付けたい」という方は「インターンシップ」
例えばこんなプログラムです——
例1:サービスインフラ開発体験インターンシップ(東京都にて5日間実施)
システム開発に興味のある方向け。企業のエンジニアと一緒に基礎知識を習得したり、実務を体験する。
例2:5days業務体験インターンシップ(対面・オンラインで実施)
グループワークと現場での業務体験を通じて、社員が取り組む様々なソリューション提案を体験。終了後には現場社員よりフィードバックがある。
●「早めの段階から企業や業界について理解を深めたい」という方は「オープン・カンパニー」
例1:社風体感オープン・カンパニー(オンラインで実施)
オンラインゲームを通じて会社の歴史や実際の仕事について学び、独自の企業文化や社風を体感できる。
例2:コンサル業務体験(東京都にて1日間実施)
業務についての講義の後、ロールプレイングによって課題解決型コンサルティングを体験する。
●「自身のキャリア形成についてじっくり考えたい」「社会人の基礎を学びたい」という方は「キャリア教育」
例1:1day社会人の基礎講座
電話対応やメール作成の仕方等の一般的な社会人の基礎について学べる。
例2:3daysキャリアデザイン
さまざまな業界に関する基礎知識を深め、自身の今後のキャリアについて考える。
まずは「知る」、そして「準備」する
キャリタス就活では、「インターンシップ・キャリアを探す」の機能で、種類だけでなくさまざまな切り口で検索が可能。また、事前の準備に役立つツールや就活ノウハウ記事も取り揃えています。
●企業(仕事)選びの「自分軸」を整理
まずは、自分が今こだわっていることややってみたいこと、できることを整理して書き出しておきましょう。そこへ、気になる業界や企業のことを書き並べます。価値観×能力×興味を文字化することで、自分の軸が見えてきます。キャリタス就活の「自分研究&適職診断」も参考にしてください。
●知っている業界の「数」を増やす
「世の中には、どんな業界があるのか」が、業界研究の第一歩。身近にある商品やサービス、関心を持っているモノ・コトから派生していき、知っている業界の数を増やしていきます。ニュースサイトのチェックや、キャリタス就活の「業界MAP」の活用もお勧めします。
●インターンシップ・キャリアを探す
キャリタス就活では、インターンシップ・キャリアに関する情報を簡単に探すことができます。開催日時や地域、業種・職種、対象卒年、企業データ、クチコミ(ES・選考対策/体験談)など、様々な切り口で検索が可能です。
●インターンシップ・キャリアの選考準備をする
人気企業や受け入れ人数が少ない企業では、インターンシップ・キャリアの選考をする場合があります。エントリーシート作成の準備として、自分自身を把握して、自己PRや学生時代に力を入れたこと等を書き出しておきましょう。自分を客観的に知ることは、本番の就活にも大いに役立つでしょう。そして、面接がある場合は、グループなのか個人なのかで対策は変わりますし、言葉づかいや服装にも注意しなければならないポイントが。また、筆記試験、WEB面接についてもそれに向けた対策が必要となります。「就活成功ガイド」では就活準備に役立つノウハウ記事を定期更新しているので、ぜひチェックしてみてください。
自分にとって何がベストか、キャリタス就活を使って知ろう
インターンシップ・キャリアは学生の皆さんにとって、仕事の現場を具体的にイメージするための、大切な場です。そして、年齢やバックグラウンドの違う人々と出逢える場であり、関心がなかった業務にも意欲が湧くチャンスでもあります。
「キャリタス就活学生モニター調査結果」によると、2023年11月時点で、2025卒のうち1日以内のプログラムに参加した経験がある学生は約9割で、平均7.4社に参加。2~4日間のプログラムに参加した経験がある学生は約5割で、平均2.5社参加。5日間以上のプログラムに参加した経験がある学生は約3割で、平均1.5社参加しています(※それぞれ参加経験者の平均)。
さらに、それらへの参加を通して就職したいと思う企業があった人は、全体の88.0%*に上っています。参加者からは、「5日間業務を体験できて理解が深まり、社風もあっていると感じたから」「社員の方が、気さくなだけでなく、業務を高い次元で理解していてとてもかっこよかった」「事業内容の理解や仕事の面白みを、ワークを通じて体感できたから」等の声が聞かれました。このようにインターンシップ・キャリアは、企業選び・発見・出逢いと密接に結び付いています。キャリタス就活を活用して、ぜひ自分の段階に応じたインターンシップ・キャリアを見つけてください。
*キャリタス就活学生モニター調査結果(2023年11月発行)
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