【新卒向け】就活面接の服装ガイド|基本マナーや夏・冬の身だしなみのポイントを解説

就活ノウハウ

公開日:2025.11.05

【新卒向け】就活面接の服装ガイド|基本マナーや夏・冬の身だしなみのポイントを解説

この記事でわかること

  • 面接での服装は企業からの指示に従って選ぶのが基本
  • 清潔感やTPOを意識した服装・身だしなみにすることが重要
  • 服装に迷った際は企業の公式SNSやクチコミで情報を収集する

面接では、清潔感のある服装が基本です。リクルートスーツやオフィスカジュアルをTPOに合わせて選びましょう。本記事では、面接における服装の基本マナーや企業から指定があった場合の対応方法に加え、夏・冬の服装やWEB面接での身だしなみをご紹介します。服装に迷ったときは、本記事を参考に選び方のポイントを確認してみましょう。

面接の服装はリクルートスーツが基本

面接の服装はリクルートスーツが基本

新卒の就活における面接時の服装は、リクルートスーツが基本です。清潔感とフォーマルさを兼ね備えたリクルートスーツは、面接官に誠実さや信頼感を伝えられます。

業界や企業によってふさわしいとされる服装の傾向は多少異なりますが、リクルートスーツであればほとんどの場面で無難に対応できます。黒や紺など落ち着いた色のスーツを選ぶとより好印象です。

企業が就活生の服装から評価していること

企業が就活生の服装から評価していることは、社会人としての基本的なマナーが備わっており、状況に応じた判断ができるかという点です。適切な服装や清潔感のある身だしなみは、社会人としての基本マナーの1つとされます。
さらに、志望企業にふさわしい服装を選べることは、適応力や柔軟性を示す要素として評価されます。

ビジネスシーンではTPOに応じた対応が信頼関係につながるため、面接時の服装・身だしなみを含めて、入社後に社外との関係構築を任せられる人材かを評価しています。

【指定の文言別】面接にふさわしい服装

面接の服装はスーツが基本ですが、企業によっては面接の服装について指示があるケースもあるため注意が必要です。ここでは、企業からの指示によってどのような服装を選ぶべきか解説をしていきます。

■「指定なし」の場合

企業から服装に関する指定がない場合は、基本的にスーツを着用しましょう。指定がないのは、何を着てもいいという意味ではありません。就活生が状況に応じた判断をできるか見極めるために、あえて指定なしにしているとも考えられます。

したがって指定がない場合は、社会人としての常識的なマナーを示すためにスーツを着用するのが無難です。

■「私服可」「私服OK」「私服で構いません」の場合

「私服可」「私服OK」「私服で構いません」と案内がある場合は、スーツ・私服どちらでも構いません。ただし、企業としてはオフィスカジュアルを想定し、この指示を出している可能性があります。

オフィスカジュアルとは、ジャケットやシンプルなインナー、落ち着いたパンツやスカートなど、ビジネスシーンに適した服装です。私服よりフォーマルで、かつリクルートスーツほど堅苦しくない装いを指します。

企業の意図を読むのが難しい場合は、企業の雰囲気や、自分が与えたい印象に応じて判断するのがよいでしょう。

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■「私服でお越しください」の場合

「私服でお越しください」と案内がある場合は、オフィスカジュアルを選ぶのがよいでしょう。企業が私服を指定するのには、「リラックスした状態で面接に臨んでもらいたい」「服装から個性やセンスを知りたい」といった理由があると考えられます。

そのため、「あえて私服で」という企業の意図を汲み、スーツではなくオフィスカジュアルを選択しましょう。

■「服装自由」の場合

「服装自由」と指定があるケースもあります。しかし、この場合も完全に自由ととらえるのではなく、企業の文化や業界に合わせた服装を選ぶのがポイントです。

たとえば、アパレル業界やベンチャー企業ではカジュアルな服装が許容されることもあります。一方で、金融や不動産業界などでは落ち着いた服装が好まれる傾向にあります。

「企業に合う服装がわからない」と迷う場合は、スーツ着用でも大丈夫です。スーツは就活における基本スタイルであり、どの業界でも失礼にあたることはありません。

■「あなたらしい服装」の場合

「あなたらしい服装」と指定された場合は、オフィスカジュアルをベースに自分らしさを取り入れつつ、企業の雰囲気に合った服装を心がけるとよいでしょう。ただし、個性の強すぎるビジネスシーンにそぐわない服装はNGです。

この指定の場合、企業は就活生の個性やセンスを知りたい意図があるため、スーツではそれが伝わりにくい場合があります。もし、スーツを選ぶ場合は、自分らしさを表現できる理由を説明できるようにしておきましょう

面接の服装で意識すべきポイント

面接において服装は第一印象を大きく左右するため、適切な身だしなみを意識しましょう。ここでは、面接にふさわしい服装を選ぶ際におさえておきたい基本的なポイントについて解説します。

■清潔感を出す

面接でもっとも重視されるのは、清潔感です。洋服はシワのない状態を保ち、靴も磨いておきましょう。髪型や爪の長さにも気を配り、きちんとした印象になるよう整えます。派手なアクセサリーや香水は避け、相手に不快感を与えない整った装いを心がけます。

清潔感を意識することは、面接官に対して「この人は細部にまで気を配れる」「社会人として信頼できそうだ」という安心感を与えることにつながります。

■TPOに合わせた服装を選ぶ

面接では、TPOに合わせた服装選びもポイントの1つです。一般的な企業面接ではリクルートスーツが基本ですが、業界や職種によって求められる雰囲気は異なります。前述したように、「私服でお越しください」「あなたらしい服装」など企業から指定されるケースもあるでしょう。

TPOを意識した服装は、単なる見た目の印象だけでなく「状況を理解して行動できる人材か」を示す要素となります。業界研究や企業の特色をふまえて、適切に選択をしましょう。

■サイズが合うものを着用する

面接で好印象を与えるためには、服のサイズ感にも気を配りましょう。大きすぎる服装はだらしなく、小さすぎる服装は窮屈で落ち着かない印象を与えかねません。また、社会人としてのマナーをわきまえていないと判断される可能性もあるため注意が必要です。

体にフィットした服装を選び、袖や裾の長さも適切に調整しましょう。サイズ選びに迷った場合は、お店のスタッフに相談して、自分に合った服装を整えます。

服装以外の面接の身だしなみマナーについて詳しくはこちら

面接の服装例:スーツを着用する場合

面接でのスーツのコーディネート

面接時の服装は、スーツを選ぶかオフィスカジュアルを選ぶかによって意識すべきポイントが少し変わります。ここではまず、スーツを着用する場合の服装例と、おさえておきたい基本的なポイントについて解説します。

■スーツは黒や紺などの暗めの色を選ぶ

スーツを面接で着用する際は、黒や紺などの暗めの色を選ぶのが基本です。落ち着いた色合いは、誠実さや真面目さ、ビジネスの場にふさわしい印象を与えられ、どの業界でも無難に対応ができます。

企業によっては多少の色味のバリエーションなら許容される場合がありますが、まずは基本をおさえ、暗めの色を選びましょう。スーツの色は面接で第一印象を左右する重要なポイントのため、基本に忠実であることがおすすめです。

スーツのスカート・パンツはどちらを選ぶ?

スカートとパンツのどちらを選んでも問題ありません

スカートは上品で柔らかい印象を与えます。膝丈かそれ以上の長さを選ぶのがポイントです。
一方、パンツは動きやすく、活動的な印象を与えられます。自分の体型や動きやすさを考慮し、自信をもって臨めるほうを選びましょう。

■インナーは白のワイシャツやブラウスを選ぶ

面接時のインナーは、白のワイシャツやブラウスを選びましょう。ワイシャツの場合は、標準的なレギュラーカラーや少し襟が広めのワイドカラーがおすすめです。
ブラウスを選ぶ場合は、レギュラーカラーや襟元が開いたスキッパーカラーが適しています。いずれも清潔感を重視し、スーツとのバランスを考えて選びましょう。

■ネクタイは派手すぎない柄や色を選ぶ

ネクタイは、スーツの色と調和する落ち着いた色やシンプルな柄にしましょう。清潔感や誠実さを演出するなら青系やグレー、熱意を伝えたい場合はエンジ、明るい印象を与えたい場合はクリーム色などがおすすめです。

柄は無地や細めのストライプが一般的で、大きな柄や派手なデザインは避けましょう。小さなドット柄程度であれば許容範囲ですが、目立ちすぎないデザインのものを選ぶのがポイントです。

■カバンは落ち着いた色合いのビジネスバッグを選ぶ

面接で持つカバンは、ビジネスバッグが基本です。黒や紺などスーツと調和する落ち着いた色を選びましょう。

デザインはA4サイズの書類が入るシンプルなものがおすすめです。席についたときに床に置くこともあるため、自立するタイプが望ましいです。リュックやトートバッグは、カジュアルな印象を与えるため極力避けましょう。

■靴は黒の革靴やパンプスを選ぶ

面接で履く靴は、黒の革靴やパンプスが基本で、どのスーツでも合わせやすいものを選びましょう。ヒールパンプスは高さ3~5センチ程度の太めのものを選ぶと、安定感があって歩きやすいです。

また、毎日使用する可能性もあるため、防水・防滑仕様のものであればなおよいでしょう。靴に汚れや傷があると清潔感を損なうため、面接前にはしっかり磨いて整えておきます

面接でスーツを着用する場合のNG例
・サイズが合っておらず、だぶついたりきつすぎるスーツを着る
・ジャケットを着ずにインナーだけで面接に臨む
・シワや汚れが目立つスーツやシャツ・ブラウスを着る
・派手すぎる色や柄のネクタイ・アクセサリーを使用する
・汚れている靴や、カジュアルすぎるデザインの靴を履く
・TPOにそぐわない派手なメイクやネイルをしている

面接の服装例:オフィスカジュアルを着用する場合

面接でのオフィスカジュアルのコーディネート

オフィスカジュアルはスーツよりも柔らかい印象を与えられます。しかし、自由度が高い分、清潔感や場に合った装いを意識しなければカジュアルすぎる印象を与えてしまうケースもあるでしょう。
ここでは、面接にふさわしいオフィスカジュアルの服装例と選び方・注意点を解説します。

■ジャケットはカジュアルすぎないデザインを選ぶ

オフィスカジュアルで面接に臨む場合も、基本的にはジャケットを着用しましょう。落ち着いた黒・茶・紺などの色を選び、派手にならないように注意します。柄は無地やシンプルなストライプが基本で、大きな柄や派手なデザインは避けましょう。

ジャケットのサイズ感も大切なので、丈や肩のラインが合っているかも確認し、全体的に清潔感のある見た目を意識します。

■インナーは無地で落ち着いた色合いを選ぶ

インナーは、襟付きシャツやブラウスが基本です。無地で落ち着いた色合いを選び、透け感が強いものは避けましょう。白やライトブルー、薄いピンクなど上品な色を選ぶことで、清潔感を保ちながらきちんとした印象を与えられます。素材は適度な厚みがあり、だらしなく見えないものを選ぶのがポイントです。

■パンツ・スカートはシンプルなデザインを選ぶ

パンツやスカートは黒、紺、グレー、ベージュなど落ち着いた色合いでシンプルなデザインを選びましょう。ジャケットとボトムスの色は必ずしも揃える必要はありませんが、異なる色や素材を組み合わせる場合は全体のバランスに違和感がないかを確認します。

たとえば紺のジャケットにグレーのパンツや、グレーのジャケットに黒のパンツなど、相性のよい色で統一感のあるコーディネートにすると、きちんとした印象を与えることが可能です。

■カバンはコーディネートから浮かないものを選ぶ

カバンも服装の一部として意識しましょう。カジュアルすぎないシンプルなデザインを選び、コーディネートから浮かない色や素材を選びます。特に、レザー加工のトートバッグは、きちんとした印象を与えやすいのでおすすめです。

布製の場合は柔らかすぎて形が崩れるものは避け、書類が曲がらずに収納できるものを選びましょう。面接時に配布物を受け取ることもあるため、A4サイズの書類が収まるバックが必須です。

■靴は黒や茶色の革靴・パンプスを選ぶ

靴も服装の印象に大きく影響します。基本は黒や茶色など落ち着いた色で、装飾の少ないシンプルなデザインの革靴やパンプスが望ましいです。ヒールのあるパンプスを選ぶ場合は、3〜5センチ程度の高すぎない安定したものを選ぶと歩きやすく、見た目としてもビジネスの場にふさわしい印象を与えられます。

面接でオフィスカジュアルを着用する場合のNG例
・シワや汚れが目立つジャケットやボトムスを着用する
・派手な色や柄の服を着る
・カジュアルすぎるTシャツやジーンズを着る
・透け感が強いインナーや露出の多い服を着る
・靴やカバンがカジュアルすぎて全体の印象と合わない
・アクセサリーや装飾が過剰で、面接の場にそぐわない

【シーン別】夏の面接の服装のポイント

スーツの場合
・夏用のスーツ(通気性がよい素材)を選ぶのがおすすめ
・基本的にはジャケットを着用する
・インナーは吸水速乾性のある長袖を選ぶ

オフィスカジュアルの場合
・暑くても極端に露出が多めな服は避ける
・半袖はOKだが、ノースリーブは避けたほうが無難
・通気性のよい薄い素材や速乾性に優れた素材を選ぶ

夏の面接の服装のポイントは上記が基本ですが、事前に面接の主催者や企業の服装方針を確認しておくとより安心です。「クールビズでお越しください」と案内がある場合は、半袖のインナーやノーネクタイでも問題ありません。この場合もジャケットは持参し、会場の暑さや状況に応じて着脱を判断しましょう。面接会場への入室時には、「クールビズの服装で失礼します」と一言添えると印象がよくなります。

夏は汗をかきやすい季節のため、ハンカチや制汗スプレーの持参がおすすめです。清潔感を保つためのエチケット用品も忘れずに準備しましょう。
スカートの場合は、暑くてもストッキングを着用し、サンダルや派手な靴はNGです。

【シーン別】冬の面接の服装のポイント

スーツの場合
・冬用のスーツ(生地が分厚く裏地がついている)を選ぶのがおすすめ
・薄手のスーツを着る場合はインナーには保温性のあるものを着用する
・ベーシックな色味のコートやマフラーなどの防寒具も身につける

オフィスカジュアルの場合
・TPOに合わせてシンプルで落ち着いた防寒具(コート、マフラー等)を選ぶ
・気温に合わせてニットやセーターを取り入れてもOK
・ブーツはカジュアルになりすぎるため極力避ける

上記のように、冬の面接では寒さ対策をしつつ、ほかの参加者の服装傾向も加味した着こなしをします。防寒アイテムはシンプルで落ち着いたものを選び、全体の清潔感を意識しましょう

コートはベージュ、グレー、紺、黒などビジネス向きの色を選び、マフラーは厚手すぎない薄手のシンプルなものがおすすめです。面接会場に入る前にはコートやマフラーを脱ぎ、身だしなみを整えてから臨みましょう。

【シーン別】WEB面接の服装のポイント

【シーン別】WEB面接の服装のポイント

WEB面接でも、基本的には企業の案内に従って服装を選びましょう。リクルートスーツを着用することで、画面越しでも「きちんと感」や「誠実さ」を伝えられ、第一印象で損をしにくくなります。下半身は基本的に映りませんが、不意のトラブルで映る可能性もあるため、TPOに合わせたボトムスを着用しましょう。

WEB面接では表情が見えにくい可能性があるため、顔や目元が見えるよう髪型を整え、表情が伝わりやすい状態にします。また、画面越しではメイクの色味が実際と異なって見える場合があるため、事前に確認して調整しておきましょう。

WEB面接下半身は自由でいい?

WEB面接では基本的には上半身しか画面に映りませんが、下半身もTPOに合わせた服装を選ぶのが無難です。

予期せぬタイミングで画面に映る場合や立ち上がる場面も考慮し、スーツやオフィスカジュアルのパンツ・スカートを着用しておきましょう。

下記の記事では、WEB面接のやり方やマナーについて詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

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面接の身だしなみマナー

面接では服装も含めた、全体の身だしなみに気を配りましょう。身だしなみが乱れていると、全体の印象が崩れ、服装で整えた好印象も損なわれかねません。ここでは、面接の身だしなみマナーについて解説します。

■清潔感のある髪型・髪色にする

清潔感のある髪型・髪色にする

面接において髪型や髪色は、第一印象に大きく影響します。清潔感と整った印象を与えることが重要です。

長い髪はまとめるか短く整え、前髪で目元が隠れないようにセットしましょう。寝癖やフケがついていると不潔な印象になるため、出発前に必ず確認が必要です。

また、お辞儀をしても髪型が崩れないように、適度にワックスやジェルを使って整えましょう。あわせて髭やまゆ毛も整えて、剃り残しがないか鏡で確認します。

髪色は黒や茶色など自然で控えめな色が基本です。下記の記事ではインターンシップでの髪色について解説しています。面接時にも参考になる内容なのでぜひご覧ください。

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■爪は短く整え、ネイルはしない

面接では意外と指先まで見られているケースもあるので、爪は短く整えておきましょう。ネイルは、ビジネスシーンで場違いな印象を与えかねないため控えるのが無難です。就活では自己表現よりも、まずは社会人としての印象づくりを優先する必要があります。

■基本的にアクセサリーはつけない

面接では、基本的にアクセサリーの着用は控えます。業界や企業によってはシンプルで控えめなアクセサリーであれば許容される場合もありますが、派手なものは面接の場の雰囲気にそぐわず、TPOに合わない印象を与える可能性があります。

腕時計を着用する場合は、派手な色やデザインを避け、ビジネスシーンになじむ落ち着いたデザインを選ぶのが望ましいでしょう。

■ナチュラルメイクを心がける

面接時のメイクは、健康的で明るい印象を与えるナチュラルメイクを心がけます。派手な色や濃いメイクは避け、清潔感を意識しましょう。ファンデーションやアイメイクは自然な仕上がりにし、リップやチークも控えめな色を選ぶことで落ち着いた印象を演出できます。

全体的に「面接にふさわしい印象」を意識し、清潔感と誠実さが伝わるメイクを目指しましょう。

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就活の面接で服装に迷ったときの情報収集の方法

面接時の服装は企業の採用サイト等で案内されていることもありますが、記載がない場合も少なくありません。その際は自分で情報を集め、適切な服装を判断する必要があります。ここでは服装に迷った際の情報収集の仕方を紹介します。

■企業の公式SNS等で雰囲気をチェックする

企業の公式SNSには、オフィスや社員の様子など、企業の文化や雰囲気が伝わる写真や動画が投稿されていることもあります。こうした情報を参考に、面接にふさわしい服装やスタイルを考え、企業の求める雰囲気に合った服装を選ぶようにしましょう。

■クチコミをチェックする

企業の公式SNSだけでは服装を判断しかねる場合、クチコミを参考にするのもおすすめです。就職情報サイトには、実際にその企業の面接を受けた先輩の体験談が掲載されており、服装の傾向や雰囲気を参考にできるケースがあります

たとえば、「◯◯社は服装自由だったが多くの人はスーツで臨んでいた」といった情報があれば、面接当日に周囲から浮かない服装を選びやすくなるでしょう。

『キャリタス就活』の「ES・選考対策を探す」では、実際に選考を受けた先輩たちのリアルな体験談を確認できます。あなたが選考を受ける企業について、面接の雰囲気や服装など、事前に知っておくきたい情報を収集できる可能性があります。面接対策としてぜひ活用してみてください。

■OBOG訪問や大学のキャリアセンターで意見をもらう

OBOG訪問や大学のキャリアセンターの活用も、有効な情報収集手段です。実際にその企業で働く先輩や、面接を経験した先輩から直接話を聞くことで服装の傾向を参考にできます。また、企業の雰囲気や面接の流れなど、公式情報だけではわからない情報を得られる点もメリットです。

大学のキャリアセンターでは、経験豊富なスタッフが面接対策や服装に関する具体的なアドバイスをしてくれるため、安心して準備を進められるでしょう。

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面接の服装に関するよくある質問

面接でスーツ以外の服装を指定されたら何を着る?

面接でスーツ以外の服装を指定された場合は、その指示に従うことが基本です。

シーンによって異なりますが、多くのケースではオフィスカジュアルが無難です。オフィスカジュアルの場合は、清潔感と落ち着いた印象を意識し、派手すぎない服装を選びます。企業の雰囲気に合わせて、TPOに沿った服装を心がけましょう。

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面接当日に服装でチェックすることは?

面接当日は、服のシワや汚れ、靴の汚れや磨き具合など、全体の清潔感を最終確認しましょう

髪型や髭、爪の状態も整えておくことが大切です。また、メイクは全体の印象から浮いていないかもチェックします。第一印象で好感を与えられる身だしなみに整えてから臨みましょう。

面接当日の身だしなみチェックリスト
・服にシワや汚れはないか
・髪に寝ぐせやフケがついていないか
・メイクは派手すぎないか
・爪は短く整えられているか
・靴は汚れていないか

面接に私服を着ていく際はジーンズやチノパンでもいい?

ジーンズは基本的にはNGですが、業界や企業の雰囲気によっては許容される場合があります。

特に、アパレル業界やクリエイティブ系など、自由な服装が馴染む業界では問題視されにくいでしょう。ただし、ダメージジーンズや派手な色や柄など、カジュアルすぎるものや個性が強すぎるアイテムは避けたほうが安心です。

なお、チノパンはオフィスカジュアルの場合はOKとされています。

面接時はマスクを着用してもいい?

面接でのマスク着用は、企業の指示や状況に従うことが基本です。

感染症対策などでマスク着用が推奨あるいは許可されている場合は問題ありませんが、指示がない場合は外して受けるようにしましょう。表情が見えるか見えないかは、第一印象やコミュニケーションに影響します。

面接ではTPOに合わせた服装選びと清潔感が重要

面接時の服装は、第一印象を左右する重要な要素です。スーツやオフィスカジュアルをベースに、企業の指定を踏まえ、TPOに合わせた適切な服装を選びましょう。服装だけでなく、髪型や爪、メイクなど全体の身だしなみやマナーに気を配ることも大切です。事前に企業の公式情報や就職情報サイトのクチコミ、OBOG訪問などを活用し、安心して面接に臨めるよう準備しましょう。

『キャリタス就活』では学生の皆さんが安心してキャリア選びに臨めるよう、多数の企業情報やサポートを提供しています。特に就活の悩みを解決する「就活成功ガイド」では業界研究や面接対策など就活に役立つコンテンツを豊富に取り揃えています。あなたの就活にぜひ『キャリタス就活』をご活用ください。

キャリタス就活編集部

PROFILE

キャリタス就活編集部
『本音をきく、本気でこたえる。』をテーマに、就職活動・就活準備をがんばる皆さんに向け、インターンシップ・キャリア情報やES・面接対策など、さまざまなシーンに役立つ情報をお届けしています。
「面接がうまくいかない」、「そもそも就活って何からはじめるべき」など、皆さんの本音に寄り添った記事を配信しておりますので、ぜひこの機会にご活用ください。

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