キャリタス就活の国内最大級イベントレポート|参加学生がやっておけばよかった就活準備・リアルな声を聞いてみた
体験談・インタビュー公開日:2023.04.25
キャリタス就活では、就活準備・就活本番に向けた、様々なキャリタス就活フォーラムを開催しています。リアルで行う総合イベントをはじめ全国で開かれる合同説明会、さらにオンラインイベントなど、年間200回以上。毎年述べ15万人の就活生が参加しています。なかでも、「業界・企業“大”研究」は、国内最大級の大規模イベントとして数多くの就活生に利用されてきました。2023年は2月11日に開催。そのおすすめポイントやメリットを、現地レポートと来場者インタビューでご紹介します。
本番直前の熱気に満ちた「業界・企業“大”研究」
2023年2月11日(土・祝)、東京ビッグサイトの西展示棟で、キャリタス就活「業界・企業“大”研究」が開催されました。国内最大級の大規模就活準備イベントで、3月からの就活本番を前にした3年生はじめ、就活準備を開始する1・2年生も多く参加しています。今年のブース出展社数は281社、来場人数は3,350名。コロナ禍もそろそろ収束という流れもあり、会場には活気が戻っていました。場内は業界ごとに企業ブースをゾーン分けしてあり、効率的に企業を発見できるようになっています。
※もうすぐ3月ということもありスーツ姿の来場者が多い印象ですが、基本的に服装は自由。肩の力を抜いて参加できます。
●企業セミナー
業界を代表する企業が次々に登壇して概要や事業、求める人材について語ります。そして何と言ってもその日にしか聞けない「ぶっちゃけトーク」が人気。これは、選考に関するマル秘情報まで話してしまうというもの(全社ではありません)。企業研究にぐんと深みと厚みが加わります。
●就活本番直結ノウハウ講座
インターンシップ・キャリアと就活両方で活用できる「エントリーシート」「自己分析」「業界研究」「就活スケジュール」など、テーマ別に開催される講座です。講師はそれぞれの専門家が務め、実践練習を交えて詳しく解説します。
●実践型選考対策コンテンツ
実際の選考で不可欠なプロセスを、徹底的に実践指導する人気コーナー。ノウハウの有り無しが就活の成功を左右します。
・ESガクチカフィードバック:エントリーシートの3大質問事項のうち「ガクチカ」にスポットを当て、面談を通じてアドバイザーがアドバイスします。
・グループワークラボ:経験数による差が付きやすいグループワーク対策を、4つの内容に即してレクチャーします。
・面接トライアウト:模擬面接を行い、何が良かったか・悪かったかを、キャリタス就活エージェントがフィードバック。グループ面接の模擬体験にもなります。
参加者の声から見えてくる、就活のリアル
2月11日、「業界・企業“大”研究」に参加していた就活生・就活準備生39人にインタビューを実施。1年前から始めておけばよかったことやマストアイテムなどを聞いてみました。これから就活・就活準備を始める皆さん、ぜひ参考にしてみてください。
Q:合同説明会の参加回数について
Q:就活準備について、1年前から始めておけばよかったと思うこと
『Webテスト対策。それから、有名企業ということだけでセミナー参加していたが、ちゃんと企業理解をしておけばよかった。事業内容を詳しく調べて、自分の将来を見据えて検討する時間を作ればよかった。』
『自分の気になる業界の企業をたくさん調べればよかった。大企業に目がいっちゃうから、それ以外の企業も調べればよかった。』
『自己分析。ネットからとかでも早めに調べておけばよかった。大学のキャリアセンターとかでも真面目に聞いておけばよかった。』
『SPI。解いてみて愕然としたから。』
『自己分析。自分が何をやりたいのか、どういう業界で働きたいのかちゃんと考えておけばよかった。』
『インターンシップにもっと参加すればよかった。一つの企業の長期に参加したが、数社のインターンシップをやればよかった。』
『ガクチカ、自己分析。先延ばししてたら気づけば2月になった。』
『Webテスト対策。本来行きたい企業なのにWebテストで落とされるのはもったいない。』
『自己分析。業界研究などと一緒にやろうとすると終わる……。』
『夏のインターンシップが苦戦したので、早い時期から自分のやりたい業種・業界を見つけておくべき。』
『自己分析。いざやろうとすると、結構考えが詰まるから。』
『長期インターンを受けておけばよかった、あとコミュニーケーション能力を身につけるため、バイトをした方が良いと思う。』
『2年生の頃から業界研究をすればよかった。』
『夏のインターンシップをやればよかった。企業理解が足りない。』
『公務員志望なので、公務員に特化した勉強(予備校)を早めに通っていればよかった。そうすれば、民間企業の就活にも余裕が持てた。』
Q:合同説明会でより成果を得るために事前、当日にやっていること
【その他のコメント】
『早めに会場付近に来て、時間に余裕を持って行動すること。』
『出展企業をチェックして、自分の就活軸に合うような企業(知らなくても)を探す。』
『出展企業のサイト、有価証券報告書を見る(大学の先生からのアドバイスしてもらった)。』
『回りたい企業さんへの質問を考えておく、企業サイト(特に社員の声)を見る。』
『キャリタス就活のイベントページで出展企業を見る。』
『興味がある企業のサイトを見る(仕事内容・社風)。』
『サイトから事前予約申し込みをする。』
『就活への気持ち作り。』
『サイトから事前予約申し込みをする。』
『キャリタスのイベントページで出展企業を見る』
Q:就活の中で使っている・持っていてよかったマストアイテム
就活生一人ひとりに寄り添って
開催回数の多いキャリタス就活フォーラムは、就活準備を控えた1・2年生から就活生まで幅広くカバーしています。自分がどの段階にいるのか、何をしたらいいのか、何が足りないのかを振り返って、様々なイベントに参加してみましょう。リアル、オンラインそれぞれのメリットを活かし、就活生一人ひとりに寄り添う内容で構成されています。これからもキャリタス就活フォーラムのレポートや情報を随時ご紹介していきますので、ぜひチェックしてください。
PROFILE
鳥羽山 康一郎(とばやま こういちろう)
静岡県生まれ。広告制作会社、外資系広告代理店にてコピーライター、クリエイティブディレクター、プランナーとして勤務後、2006年よりフリーランスとして独立。外資系マーケティング理論の知見を活かし、広告・Webライティング等を中心に執筆活動を展開中。地方取材、インタビューも得意とする。