インターンシップで給料はもらえる?相場は?扶養についても解説
インターンシップ・キャリア公開日:2025.04.02

インターンシップの参加を検討している大学生の中には、インターンシップ中に給料はもらえるのか気になる方も多いのではないでしょうか。本記事では、インターンシップで給料はもらえるのか、相場はいくらなのか、税金への影響(扶養控除)について詳しく解説します。報酬ありのインターンシップを検討する際に役立つ情報を説明しているのでぜひご覧ください。
※この記事では2023年に定義変更されたあとの「インターンシップ」のについて取り上げます。インターンシップの定義変更については以下の記事を参考にしてください。

インターンシップで給料はもらえる?
結論からいうと、インターンシップには給料がもらえるものと、もらえないものがあります。実際には、有給のインターンは無給に比べると多くないのが現状です。給料は出なくても、企業によっては交通費や食事代は支給される場合があります。
インターンシップの種類は期間でわけると、5日~2週間未満の「短期」と、2週間以上の「長期」があります。特に、短期インターンシップでは給料がないケースが一般的です。給料がもらえるかどうかは、インターンシップの種類や企業の方針によって異なるため、参加を検討する際は募集情報等を確認するようにしましょう。
以下の記事では、そもそもインターンシップとは何か説明しているので、参加する前に参考にご覧ください。

■給料なしのインターンシップが多い理由
給料なしのインターンシップが多い理由は、インターンシップ自体が仕事や企業への理解を深めることが主な目的となっているプログラムが多いためです。一般的に、実際の労働としてではなく、学生の皆さんへ就業体験の機会を提供する場ととらえられています。
募集情報に給料について記載されていない場合は、給料なしの可能性が高いと考えられます。
給料がもらえるのはどんなインターンシップ?
1カ月以上の長期インターンシップでは、給料をもらえることが多い傾向にあります。長期インターンシップでは企業の特定のプロジェクトや業務に参加し、社員と一緒に責任感をもって実務に携わることが多いためです。
また、新規開拓中心の「営業」や専門的なスキルが求められる「ITエンジニア」「デザイナー」などのインターンシップでは、給料がもらえる傾向にあります。
インターンシップでもらえる給料はアルバイトと同じくらい?
インターンシップでもらえる給料は、企業や地域、インターンシップの形態などによって大きく異なります。一般的には、時給制、日給制、成功報酬制の3つのパターンが多く見られます。
時給制では、アルバイトと同程度の時給1,000円~2,000円程度が支払われることが一般的です。日給制の場合は1日あたり6,000円から1万円程度を支給されるケースが多くあります。
また、成功報酬制は成果に応じて報酬が変動するため、実績次第で高額の報酬を得ることも可能です。
■【事例】インターンシップの給料の目安
事例1.ソフトウェア|カスタマーサポート
報酬:
・時給1,130円 ~
・交通費全額支給(定期区間を除く)
実施期間:
・夏季休暇(7月12日~10月5日)
・冬季/春季休暇(12月20日~3月31日)
実施内容:
・当社サービスにおけるお手続き書類の作成
・操作方法のマニュアル動画作成
・問い合わせ内容等の集計データを基にした分析
・セミナーアンケート分析 など
事例2.出版・広告|編集系、企画系、営業系など複数職種
報酬:
・時給1,200円
・交通費 月5万円まで
実施期間:
・8月1日~12月下旬(長期休暇に実施)
・シフト例(平日週2~3勤務、10~18時、土日祝日完全休み)
実施内容:
・実際の編集者の指導の基、編集補助業務
・宣伝、広報施策のサポート業務
・Word・Excel・インデザイン・フォトショップ等での資料作成
・邦画のライセンス取得等に関するサポート業務 など
事例3.システム・情報処理 | エンジニア
報酬:
・時給1,200円
・交通費:別途支給(最大1000円/日)
実施期間:
・随時開催(平日、週2回~)
・1日3時間~(13:30~19:00の間)
実施内容:
・ゲームの開発保守 など
『キャリタス就活』では求める条件に絞ってインターンシップを探すことができます。下記から、自身の目的に合うインターンシップを見つけてみましょう。
インターンシップとアルバイトとの違い
給料がもらえるインターンシップとアルバイトの大きな違いは「目的」や「業務内容」にあります。
インターンシップは、学生の皆さんが実務を通して仕事内容や職種への理解を深めることを目的としており、将来のキャリアに役立てるために行われます。業務内容は実際の業務に近いものからサポート業務までさまざまですが、基本的には「就業体験」を積むことが大きな目的です。
一方、アルバイトは主に収入を得ることが目的であり、特定の業務を遂行することが求められます。定められた業務に従事し、日々の労働の対価として給料を受け取るという点が大きな特徴です。
インターンシップの給与が年収103万円を超えたら扶養から外れる
「103万円の壁」という言葉を聞いたことはありますか?学生の皆さんでも、収入が103万円を超えると税金や社会保険料の負担が発生する可能性があります。以下で103万円の壁の仕組みや、超えた場合の影響について見ていきましょう。

※2025年3月時点での情報です
インターンシップやアルバイトで得た収入が年間103万円を超えると、扶養から外れることになります。これにより親は扶養控除を受けられなくなり、税金負担が大きくなります。
また、本人にも所得税と住民税が発生します。勤労学生控除を利用すれば所得税は0円になりますが、この控除は収入が年間103万円を超えると利用できません。103万円を超えると、所得税や住民税の負担が年間数万円増加します。
さらに、収入が年間130万円を超えた場合は社会保険料も発生し、年間で数万から数十万円の負担が発生する可能性があります。収入が増えても、手取りが減るケースがあるということです。
上記のポイントを含めて、特にアルバイト等で収入がある場合はインターンシップの給与がどのくらいになるのか事前確認が重要です。長期インターンシップに参加予定の学生さんは注意しましょう。
給料だけでインターンシップの参加を決めないほうがよい?
インターンシップを選ぶ際は、給料だけに注目するのは避けましょう。インターンシップは本来、就職活動につながる実践的なスキルや知識を得るためのものです。理想の自分に少しでも近づけるインターンシップに参加することで、より有意義な時間を過ごせます。
そのため、インターンシップに参加する目的をしっかりと決めた上で探すことが重要です。目的があいまいだと、インターンシップの選考を通過するのも難しくなるでしょう。
給料の有無にとらわれず、まずは自身の成長につながるインターンシップを検討するのも1つの選択肢です。以下では、給料が出ないインターンシップに参加するメリットについて紹介します。
給料が出ないインターンシップに参加するメリット
■自分の目的に合ったインターンシップを選びやすい
給料が出るインターンシップは比較的少ないので、参加できるプログラムの選択肢が狭まる可能性があります。一方、給料が出ないインターンシップは多くの企業が実施しており、幅広い業界でさまざまなプログラムが展開されています。そのため、数多くの選択肢の中から、自分の目的に合ったインターンシップを見つけやすいという特徴があります。
興味がある業界やキャリアプランに合わせた職種、身につけたいスキルに応じたプログラムなどを選べるでしょう。実際の業務に携われるプログラムもあり、仕事の流れを体験し仕事の進め方を学んだり、職場の雰囲気を知ることができるのが魅力です。これらの経験は、本選考に向けて魅力的な自己PRやガクチカを作成することにも役立ちます。
■参加のハードルが低い
給料が出ないインターンシップでは、数日で完結するような短期プログラムが設定されているケースが多いです。そのため複数社のインターンシップに並行して参加しやすく、短期間でさまざまな企業を見られる点が大きなメリットといえます。
また、選考も比較的厳しくないケースが多いため、気軽に参加することが可能です。参加ハードルが低いこともあって、就職活動中にさまざまな業界や企業の雰囲気を見てみたいという場合に適しています。
『キャリタス就活』では業界・職種・プログラム内容など、自分の目的に合った条件のインターンシップを検索できます。実際の業務を体験しながら、自分に合った働き方や企業文化を見極めるチャンスです。
理想のキャリアへの第一歩を踏み出すために、下記から自身にぴったりのインターンシップを見つけてみましょう。
インターンシップによって給料の有無や内容が異なる!
インターンシップには、給料がもらえるものともらえないものがあります。本記事を参考に、給料がもらえる・もらえないインターンシップの特徴や、もらえる場合の注意点などをそれぞれおさえておきましょう。
また、インターンシップはアルバイトと異なり、仕事内容や職種への理解を深め、自身の経験を積むためのものです。インターンシップを選ぶ際には給料の有無だけで判断するのではなく「自身の目的に合ったインターンシップ」を選びましょう。
『キャリタス就活』では学生の皆さんが安心してキャリア選びに臨めるよう、多数の企業情報やサポートを提供しています。特に就活の悩みを解決する「就活成功ガイド」では業界研究や面接対策など就活に役立つコンテンツを豊富に取り揃えています。あなたの就活にぜひ『キャリタス就活』をご活用ください。

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キャリタス就活編集部
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