【履歴書の書き方・送り方】自分の魅力を上手にアピールする履歴書の書き方とは?

就活ノウハウ

公開日:2023.04.03

履歴書で上手に自分をアピールできる人は、面接でも慌てずスムーズに自己アピールできるケースが多いです。なぜなら、履歴書は書類選考を通過するためだけのものではなく、面接で自分の魅力を最大限に引き出して伝えるためのツールだからです。様々な場面で要求されるため、つい形式的に考えてしまいがちですが、特に人気の高い企業では応募者の大多数が書類選考で落とされてしまうことを念頭に置いて、他人と差をつける履歴書の書き方を習得しましょう。

キラリと光る履歴書の書き方

履歴書で上手に自分をアピールできる人は、面接でも慌てずスムーズに自己アピールできるケースが多いです。なぜなら、履歴書は書類選考を通過するためだけのものではなく、面接で自分の魅力を最大限に引き出して伝えるためのツールだからです。様々な場面で要求されるため、つい形式的に考えてしまいがちですが、特に人気の高い企業では応募者の大多数が書類選考で落とされてしまうことを念頭に置いて、他人と差をつける履歴書の書き方を習得しましょう。

履歴書の選び方

履歴書にはさまざまな種類があって、どれを選べば良いか迷っている学生も多いようです。コンビニやスーパーなどで市販されているもので一般的なのは、JIS規格(日本工業規格)の履歴書です。JIS規格は国家標準の1つであり、標準的でさまざまな用途で使用できますが、自己PR欄が短いといったデメリットもあります。


みなさんにオススメしたいのは、「新卒用」として市販されている履歴書です。「新卒用」の履歴書の特徴としては、自己PR欄が大きく設けられている仕様が多いです。メーカーによって多少は異なりますが、「スポーツ・クラブ活動・文化活動」の欄があったり、それぞれの項目の大きさが違ったりします。ここで大切なのは、自分が何を書きたいかです。自分が書きたいことというのは自分が面接を通してアピールしたいことです。例えば、「スポーツ・クラブ活動・文化活動」に自分が力を入れていない場合、その項目のある履歴書を選ぶのは好ましくありません。「新卒用はこの履歴書を使うと良い!」というものはありません。自分が履歴書に何を書いて、どうアピールするかを考えたうえで、自分に合った履歴書を選びましょう。

また、大学で売っている履歴書もあります。こちらは市販されている「新卒用」同様、自己PR欄が大きく、大学の購買部で売られていることもあって、多くの人が使っているようです。ただ、大学の履歴書でなければならないわけではなく、あくまでも自分が表現しやすい履歴書を選ぶことが今後の面接をスムーズに進められる重要なポイントになってきます。

キラリポイント☆ボールペンの選び方

履歴書の字の印象は、使うボールペンで変わってきます。
まず、油性と水性のどちらを選ぶかですが、油性はインクが滲みにくく、耐水性がありますが、かすれやすいというデメリットもあります。一方で水性は滑らかでかすれにくいですが、耐水性は劣ります。ちなみに、近年消せるボールペンというのが多く利用されていますが、こちらを履歴書で使うのはNGです。色は黒を使うのが常識で、太さは0.5mmか0.7mmを使うのが一般的ですが、0.7mmのほうがはっきりと読みやすい字に見えることが多いようです。いずれにしても、選んだ履歴書の紙質との相性もありますので、実際に書いてみて紙質とインクの相性を確かめて選ぶのが良いでしょう。

また、履歴書の印象は文字だけではなく、紙の汚れやシワ、書き直しの跡があると印象が悪くなります。ボールペンの種類に加えて、文字配列のバランスや、汚れなどがないかをチェックすることも忘れないようにしましょう。

履歴書の書き方

自分の魅力を上手にアピールできる人の履歴書は「この人の話を聞いてみたいな」と感じるポイントがあるようです。

一度も会ったことのない人に対して「直接会って話がしてみたいな」と思ってもらえるように受け取る側を意識して書くことが重要です。
そのために必要な書き方のマナーや自分を表現するポイントをお伝えします。

写真の撮り方

履歴書で必ず必要になってくる証明写真も、撮り方次第で印象は変わってきます。
まず一番重要なことは、スピード写真ではなく、スタジオで撮影してもらいましょう。スタジオ撮影ではプロカメラマンに姿勢や表情、服装の乱れなど細かいところをチェックしてもらえるので安心です。

次に服装ですが、リクルートスーツか濃い色のスーツを着用し、インナーには白の無地のシャツが良いでしょう。男性のネクタイは派手な柄を避け、無地やストライプで明るい色のものを選びましょう。髪型は男女とも前髪が額にかからないようにし、女性は後ろで束ねるか耳の後ろに流したほうがさわやかな印象を与えます。寝癖はもちろんNGです。

化粧は薄めのナチュラルメイクを意識し、派手なアクセサリーや髪飾りは事前に外すようにしましょう。撮影時にはスーツの一番下のボタンを外すのが形が良く見えるコツです。

学歴早見表

履歴書の送り方

せっかく自分の魅力を上手にアピールできる履歴書を書いても、郵送する際のマナーが間違っていると、面接官の印象は悪くなってしまいます。最後まで気を抜かず、きちんと送付するようにしましょう。履歴書と同じく、手書きで丁寧に宛先を書くことが大事です。

キラリポイント☆封筒のサイズと色について

最近はWebからエントリーをして、履歴書は面接の際に手渡しすることが多くなりましたが、郵送するケースもあります。

そこでまず注意したいのが封筒のサイズです。封筒は履歴書セットに付いているものではなく、A4サイズの履歴書をそのまま入れることができる「角型2号」を選ぶことがポイントです。色は白の無地が無難です。

また、「添え状」を同封するのを忘れないようにしましょう。添え状と履歴書、そのほかの必要書類を用意したら、クリアファイルにはさみ、封筒に入れましょう。郵送方法は、料金不足のトラブルを避けるためにもポストに投函するのではなく、直接郵便局の窓口で手続きすることをオススメします。

まとめ

毎年、履歴書がうまく書けない学生と、履歴書で上手に自分を表現し、面接を突破していく学生がいます。就活をスムーズに進められる後者の学生は、履歴書をコミュニケーションツールの1つとしてとらえています。つまり、履歴書が面接官に読まれ、面接会場でどのような質問がされ、どこで会話が盛り上がるかまでイメージしています。すべてがうまくいくわけではありませんが、履歴書を書くときに読んだ面接官がどう思うのかを想像しながら書くことはとても大事なことです。

また、履歴書でみなさんの誠実さや人間性を判断する場合もあります。雑な字の学生は雑な人間とみなされることもあります。内定を勝ち取る履歴書を書くためには、とにかく丁寧な字で面接官の顔やその先の面接風景までを思い浮かべながら書くと良いでしょう。

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