先輩たちが「面接に落ちた」と確信したサインは?落ちる理由やメンタル回復法もご紹介

就活ノウハウ

公開日:2025.03.26

先輩たちが「面接に落ちた」と確信したサインは?落ちる理由やメンタル回復法もご紹介

就活面接を終え「落ちたかも」と不安を感じる方もいるでしょう。本記事では、就活を経験した先輩たちが実際に感じた「不合格のサイン」や、最終的な合否結果についての体験談を紹介します。さらに、面接で落ちる主な理由や、落ちた後のメンタルの立て直し方も解説します。この記事を参考にしながら前向きに次のチャンスへ備えましょう。

【体験談】先輩たちが「面接に落ちた」と確信したサインは?

多くの学生の方が面接後に「これは落ちたかもしれない」と不安を感じたことがあるでしょう。この理由には面接官の反応が薄い、予定より早く終わったなど、落ちたと感じさせる面接官のさまざまなサインがあります。ここでは『キャリタス就活』のクチコミに寄せられた先輩たちの実際の体験談から、面接でよくある「落ちたサインを感じた瞬間」をご紹介します。

【体験談】先輩たちが「面接に落ちた」と確信したサイン

■実際に落ちた先輩たちのクチコミ

面接ではさまざまな理由で不合格になってしまいます。実際に面接で落ちてしまった先輩たちの体験談をベースに対策ポイントを確認していきましょう。

ケース①
「面接中、面接官のリアクションが悪かった。自分の受け答えに対して面接官が困ったような顔をしていたため、『落ちるかも…』と感じてしまった。企業が求める人物像の研究を徹底するのはもちろん、面接中は焦りや不安に振り回されないように対策すべきだった。」

ご本人が反省している通り、事前に企業が求める人物像を徹底的に研究し、それに沿った受け答えができるように意識しましょう。予想外の反応に備え、事前に想定問答を準備しておくことで自信をもって答えができるようになります。また、表情や話し方にも注意し、面接官に伝わりやすいように落ち着いて話すことが重要です。

ケース②
「そこまで興味のない会社での面接中、志望度の低さが伝わってしまったことがあった。面接官からは『ほかの企業の方がいいのでは』と直接指摘されてしまい、熱意をもって志望度を伝えることができず、不合格となった。まずはやはり、自己分析と企業研究を徹底することが大切だと感じた。」

志望度の低さは面接官に伝わりやすく、選考結果に影響を与えることがあります。たとえ本命企業でなくても、自己分析と企業研究を徹底し、明確な志望理由をもつことが重要です。また面接では入社後のビジョンを具体的に話し、意欲を示す工夫をしましょう。

ケース③
「初めてのケース面接で情報がたくさんあって頭が整理できず、掘り下げ質問にうまく答えられなかった。不採用となり、あとから振り返ると資料の読み込み不足や、解決策の理由付けの甘さが原因だったと気がついた。面接官からの鋭い質問に備えて、考えの整理をメモに残しておくことが大切だと学んだ。」

ケース面接では情報を的確に整理し、論理的に答える力が求められます。資料の読み込みを徹底し、解決策の根拠を明確にすることが重要です。面接官の質問に備え、自分の考えをメモにまとめる習慣をつけることで、論理的な回答ができるようになります。

■落ちたと思っていたら通過した先輩たちのクチコミ

面接での失敗が必ずしも不合格につながるわけではありません。実際に「これは落ちた」と思いながらも内定に至った先輩たちの体験から、面接官が本当に見ているポイントをご紹介します。

ケース①
「言い間違いばかりして落ちたと思ったが受かっていた。間違えたらその都度訂正できていたのでよかったのかもしれない。」

就活生が緊張のあまり言い間違いをすることに、理解を示す面接官は実は多いです。大切なのはミスをした後の態度です。即座に訂正し、丁寧に謝罪できれば問題ありません。むしろ、面接官はそのような冷静な対応ができることを評価するでしょう。

ケース②
「一次面接で逆質問をされなかったので落ちたと思った。後で同じ面接を受けた人の話をきいたら、みんな一次面接では逆質問がなかった。」

面接で予想していた質問や流れ(たとえば逆質問の機会など)がなかった場合、不安を感じてしまう就活生も多いでしょう。企業の採用方針は年度によって変更されることもあるため、前年の情報や一般的な面接の流れが必ずしも当てはまるとは限りません。想定外の状況に、慌てず柔軟な対応ができるかも評価対象の1つです。

ケース③
「面接官と目が合わなかったのでダメだと思ったが通っていた。最終面接までその面接官はいたが最後まで目は合わなかった。そういう人のようだった。」

二次面接では現場の管理職の方などが面接官を務めることが多くなります。面接官によっては、表情が硬い方や、あまり反応を示さない方もいます。しかし、それだけで落ちたと思うのは早計です。面接官の態度に一喜一憂せず、自分の強みや志望理由をしっかり伝えることが大切です。

落ちる理由がわからない!面接で不採用になるのはなぜ?

落ちる理由がわからない!面接で不採用になるのはなぜ?

面接での不採用を繰り返さないためには、面接官がどのような観点で不採用と判断するのかを理解しましょう。一次・二次・最終面接と、それぞれの選考フェーズで不採用となる理由は異なります。落ちる理由を確認する前に、それぞれの面接の概要をご紹介します。

一次面接 二次面接 最終面接
主な目的 基本的なスキルやビジネスマナーの確認 企業とのスキルマッチ度、価値観、志望度を確認 最終的な意志確認、企業とのマッチ度を確認
面接官 人事部の担当者、現場社員 現場の責任者、管理職 社長、役員
面接形式 個人/グループ 個人/グループ 個人
所要時間 30分程度 30分〜60分程度 30分〜60分程度
通過率 30%〜50% 30%〜50% 50%〜80%
一次面接 二次面接 最終面接
主な目的 基本的なスキルやビジネスマナーの確認 企業とのスキルマッチ度、価値観、志望度を確認 最終的な意志確認、企業とのマッチ度を確認
面接官 人事部の担当者、現場社員 現場の責任者、管理職 社長、役員
面接形式 個人/グループ 個人/グループ 個人
所要時間 30分程度 30分〜60分程度 30分〜60分程度
通過率 30%〜50% 30%〜50% 50%〜80%

以下で、段階ごとの落ちる理由と対策方法を確認していきましょう。

■一次面接で落ちる理由:基本的なスキルやビジネスマナーが身についていない

一次面接は、応募者の人間性を見極めるための面接です。基本的なコミュニケーション能力、ビジネスマナー、質問への返し方などを見られています。具体的には「身だしなみ」「あいさつ」「姿勢」「敬語」といった基本的な部分です。

さらに「必要な受け答えができているか」「声は小さくないか」「感じのよい話し方か」もチェックされます。これらの基本ができていないと、面接で落ちる可能性が高くなります。

一次面接で不採用になる理由まとめ
身だしなみや言葉遣いなどの基本的なマナーが身についていない
・声が小さい、目線が合わないなど、コミュニケーション面に課題がある
・質問の意図を正しく理解せず、的確な回答ができていない

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■二次~三次面接で落ちる理由:企業が求める人物像とスキルや能力が合致していない

二次(三次)面接は応募者と企業の適合性をより深く見極めるための面接です。企業は、応募者が自社に合う人物かどうかを見ています業務に必要なスキルや能力が足りない場合や、企業への理解度や志望度が低いと判断されると落ちる可能性が高くなります。志望動機やガクチカも企業を正しく理解した内容にすることが重要です。

また、そもそも仕事自体に対する価値観を問われることも多いため、仕事に対して受け身だと思われる回答をしてしまうと落ちる可能性が高くなります。

二次~三次面接で不採用になる理由まとめ
・業務に必要なスキルや能力が企業の求めるレベルに達していない
企業研究が不十分で、魅力的な志望動機を伝えられない
・自己PRやガクチカの内容に具体性がなく、自分自身を十分にアピールできない
・仕事に対する価値観が企業の求める方向性と合わない

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■最終面接で落ちる理由:価値観やビジョンが企業とマッチしない

最終面接では、企業の文化や価値観とどれだけマッチしているか見極められ、会社でどのような活躍が期待できるかを見られます。不採用理由として、応募者の価値観やビジョンが企業と合わないことが挙げられます。企業理念に沿った人物像でなければ、長期的な貢献は難しいと判断されるためです。「キャリアプランや将来の目標を具体的に説明できない」「入社後の貢献意欲が十分に伝わらない」のも不採用の原因になり得ます。

なお、同じような能力・魅力をもつ応募者が複数いた場合やタイミングが原因で不採用になるどうしようもないケースもあることも認識しておきましょう。

最終面接で不採用になる理由まとめ
・企業理念への理解が浅く、会社の価値観やビジョンと応募者の志向性が異なる
・キャリアプランや将来の目標が具体性に欠ける
・入社後の貢献意欲や志望度が低い
・ほかの候補者と比較して甲乙つけ難い場合は、本人の能力や努力以外の理由で落ちることもある

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これに当てはまっていない?面接で落ちる人の5つの特徴

面接で落ちる人の特徴として以下5点が挙げられます。特徴ごとに落ちる理由を明確にした上で対策を実行しましょう。

特徴①第一印象がよくない
特徴②ビジネスマナーが身についていない
特徴③自信がなさそうに見える
特徴④質問に対する回答がずれている
特徴⑤入社意欲が低い

特徴①第一印象がよくない:
身だしなみが整っていない、表情が暗いと面接官によい印象を与えられません。
対策:第一印象をよくするために、清潔感のある服装や表情を意識しましょう

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特徴②ビジネスマナーが身についていない:
言葉遣いや挨拶が適切でないと、社会人としての適性を疑われます。
対策:基本的なビジネスマナーを学び、適切な言葉遣いや礼儀を身につけましょう

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特徴③自信がなさそうに見える:
声が小さかったり目線が泳いでいたりすると、頼りなく映り評価が下がります。
対策:自信をもって話すために、事前に模擬面接を行い姿勢や話し方を改善しましょう

特徴④質問に対する回答がずれている:
聞かれたことに的確に答えられないと、論理的思考力やコミュニケーション能力が不足していると判断されます。
対策:質問に的確に答えるために事前に想定問答を準備し、論理的に話す練習をしましょう

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特徴⑤入社意欲が低い:
企業研究不足で志望動機があいまいだと、熱意が伝わらず評価が下がります。
対策:入社意欲を示すために、企業研究を行い具体的な志望動機やその企業でのキャリアビジョンを伝えましょう

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面接に落ちてショックなときにメンタルを立て直す方法

面接に落ちてショックなときにメンタルを立て直す方法

面接での不採用を経験したとき、1人で抱え込まず誰かに相談したり、一時的に就活から距離を置いたりすることも大切な選択です。心の整理がついたら、また新しい気持ちで就活に向き合うことができます。

■落ち込みを感じるのは自然なことだと理解する

面接に落ちたとき、落ち込んでしまうのは自然な感情です。自分なりに努力してきた結果が期待通りにならなければ、誰もが落胆や失望を感じます。大切なのは落ち込む感情を無理に隠そうとせずしっかりと受け止めることです。

落ち込みを感じることは、むしろ自分の感情を整理するきっかけになります。自分を責めすぎたり否定したりせず、前向きな気持ちを少しずつ取り戻していけば、次の行動への第一歩を踏み出せるでしょう

■一番つらいときは少し就活から離れる

面接に落ちた直後など、気持ちがもっともつらいときは、いったん就活のことを考えるのをやめましょう。好きなものを食べたり、趣味に没頭したりするのが効果的です。就活とは関係ない話をしたり、体を動かすなど気分転換を図るのもよいでしょう。また、しっかり眠り、心身をリセットすることも大切です。

■落ちた原因を冷静に分析する

気持ちが落ち着いてきてから、不採用の原因を冷静に分析すると、前向きな気持ちを取り戻しやすくなります。面接の内容や自分の発言を振り返り、どの部分が改善できるかを考えましょう。具体的な改善点を見つけることで、次の面接に向けた準備がより効果的になります。

また、他者からのフィードバックを受けることも有効です。客観的な視点を得られ、自分では気づけなかった課題にもアプローチできます。

■誰かに相談する

就活の悩みを1人で抱え込まないことが、心の回復への近道となります。友人や家族に話を聞いてもらうことで、新しい視点やヒントをつかめる場合が多いです。特に就活経験のある先輩や専門家に相談することで、具体的な改善点が見えてくるケースもあるでしょう。

友人や家族だけでなく、プロのアドバイザーに相談するのも1つの方法です。『キャリタス就活』の「あんしん相談」では、プロのアドバイザーが就活生一人ひとりの状況に寄り添いながら、具体的な対策を提案します。面接に落ちたあとの悩みや不安はもちろん自己分析の仕方や企業選びなど幅広い相談に対応しているため、自分に合ったアドバイスを得られます。ぜひご活用ください。

面接で落ちた後にやるべき4つの対策

気持ちの整理がついてきたら、次の面接に向けて具体的な準備をはじめましょう。不採用を経験したからこそ気づける改善点があるはずです。ここでは、実践的な4つの対策についてご紹介します。

■面接対策を徹底する

面接はどんなに準備しても、本番で緊張してしまい頭が真っ白になってしまう人は少なくありません。あがってしまう原因の多くは、人前で話す、聞くといった経験が不足していることにあります。

克服するためには、想定される質問を事前に整理し、スムーズに答えられるように準備しておくことが重要です。キャリタス就活のクチコミで志望企業の面接質問や内定者の回答を確認したり、よく聞かれる質問をリストアップして練習したりするのも効果的でしょう。

また面接直前には身だしなみを入念にチェックし、第一印象を整えることも忘れずに行います。細部まで対策を徹底することで、自信をもって面接に臨めるようになるでしょう。

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■企業研究をやり直す

企業研究が不十分だと、面接で自分の熱意を伝えることができません。安易な「この業界や職種ならどこでもいい」という姿勢は、企業の採用担当者に見抜かれてしまいます。志望する企業ごとに丁寧な研究を行い、応募する企業ならではの特徴や独自の価値観をしっかりと理解することが重要です。

この際、表面的な仕事内容や企業の知名度、福利厚生だけに目を向けるのでなく、深く掘り下げ具体的に調べましょう。企業が求めている人物像と自分の強みがどのように合致するかを明確にすることで、より具体的な熱意を伝えられます

企業研究のやり方は以下で解説しているので、ぜひご覧ください。

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■自己分析をやり直す

特に二次面接以降で不採用になってしまう場合は、もう一度自己分析することをおすすめします。自分が本当に求めているものは何か、企業でどのように活躍したいのかを再確認しましょう。自己PRやガクチカのエピソードも経験の羅列に終わらせず、そこから得た学びや成長、入社後にどう生かせるかまで掘り下げてください

過去の経験の深掘りが足りていないと、自分の強みがぼやけてしまいます。経験を見直すことで自分の強みが明確になり、面接でより魅力的なアピールができます。

自己分析のやり方は以下で解説しているので、ぜひご覧ください。

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「就活の自己分析ってどうやって進めればいい?」そんな悩みを抱えている就活生も多いでしょう。自己分析は就活の最初の段階で取り組むべき重要な作業です。本記事では、就活におけるおすすめの自己分析の…

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■第三者から改善点を指摘してもらう

第三者の視点で自分では気づかない課題も明確になることがあるので、フィードバックを求めるのがおすすめです。家族や友人、キャリアアドバイザーなど、異なる立場の人から意見をもらうことで新たな発見が得られます。

模擬面接を行い、本番に近い環境の中で練習をすることが有効です。キャリアセンターで模擬面接を行っている大学が多いので、ぜひ利用してみてください。また、家族や友人などと練習するだけでも、客観的なフィードバックをもらえて参考になるでしょう。

「どの部分がわかりにくかったか」「どのような印象を受けたか」など、詳細な意見を集めることで次の面接に向けた具体的な対策が立てやすくなります。また、面接の様子を動画で撮影し、自分の姿を客観的に確認することも有効です。

面接での不採用に関するよくある質問

■Q.面接の不採用メールには返信が必要?

A.面接の不採用メールには、基本的に返信の必要はありません。ただし、インターンシップや長期の選考でお世話になった場合や再応募を検討している場合、今後も接点が予想される場合は、簡潔に返信をしておくとよいでしょう。メールでお礼の意を伝える際は、「面接の機会をいただき、ありがとうございました」などシンプルな内容に留めます。

■Q.面接で落ちた会社を再度受けるのはあり?

A.再応募が可能な企業であれば、再度受けることは可能です。企業によっては再応募不可の場合や、再応募の条件を設けている場合もあるため、ホームページなどでしっかりと確認してください。
再応募をする際は、まずは不採用になった原因をしっかりと突き止め、徹底的に改善することが重要です。前回の選考から一定期間を置き、再チャレンジのためのスキルアップを図りましょう。

■Q.メールで面接に落ちた理由を聞くのはOK?

A.メールで不採用の理由を問い合わせることは可能です。ただし、企業側に不採用理由を答える義務はありません。理由が知りたい場合は「成長したい」「改善したい」という前向きな姿勢で、丁寧に質問すると回答してもらえる可能性があります。返信がない場合は、無理に追及せず、気持ちを切り替えて次の就活に進んだほうがよいでしょう。

■Q.面接の結果の連絡が遅いのは落ちたサイン?

A.面接結果の連絡が遅れることは、必ずしも不採用のサインとはいえません。企業は応募者の評価を複数の面接官で行い、それぞれの意見を慎重に検討するため、想定以上に時間がかかることがあります。面接から2週間以上連絡がない場合は、人事担当へメールでの問い合わせを検討してもよいでしょう。「○週間以内に通知します」と事前に告知されているのにも関わらず連絡が来ない場合は連絡漏れの可能性もあります。

しかし合格者のみに連絡するケースがあることも念頭に置いておきましょう。

■Q.価値観重視の面接に落ちる理由は?

A.価値観重視の面接では、コミュニケーション能力や協調性、誠実さといった人間性が重点的に評価されます。一見、ほかの面接に比べ容易に思える価値観重視の面接ですが、実は表面的な受け答えでは通用しないことが多いでしょう。
対策としては、自分の経験や考えを率直に語れる準備をしつつ、企業が求める人物像をしっかり理解することが重要です。面接では志望動機と自己PRに一貫性をもたせ、誠実な姿勢で臨みましょう。

失敗は成功のもと!面接に落ちた経験を次のチャンスにつなげよう

面接後に「落ちたかも…」と不安になることは誰にでもありますが、その感覚が必ずしも結果と一致するとは限りません。大切なのは落ち込むよりも、前向きに行動し改善点を見つけて次に生かすことです。本記事で解説した、面接後の不安との向き合い方や冷静に振り返るポイント、次に向けた対策を実践してみましょう。

『キャリタス就活』の「あんしん相談」では、プロのアドバイザーが就活生一人ひとりの状況に寄り添いながら、具体的な対策を提案します。面接に落ちたあとの悩みや不安を解消するためにぜひご活用ください。

また『キャリタス就活』では学生の皆さんが安心してキャリア選びに臨めるよう、多数の企業情報やサポートを提供しています。特に就活の悩みを解決する「就活成功ガイド」では業界研究や面接対策など就活に役立つコンテンツを豊富に取り揃えています。あなたの就活にぜひ『キャリタス就活』をご活用ください。

PROFILE

キャリタス就活編集部
『本音をきく、本気でこたえる。』をテーマに、就職活動・就活準備をがんばる皆さんに向け、インターンシップ・キャリア情報やES・面接対策など、さまざまなシーンに役立つ情報をお届けしています。「面接がうまくいかない」、「そもそも就活って何からはじめるべき」など、皆さんの本音に寄り添った記事を配信しておりますので、ぜひこの機会にご活用ください。

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