将来やりたいことが見つかる!未来を切り開くその方法とは

就活ノウハウ

公開日:2024.10.02

就活をはじめたけれど「自分のやりたいことがわからない…」と悩む就活生の方も多いのではないでしょうか。将来やりたいことが明確でないと、本当に自分に合った職業や企業を見つけるまで時間がかかるかもしれません。そんな悩みをもつ学生の皆さんに対し、将来やりたいことを見つけ、理想のキャリア選択を行う上で必要なステップと業界・職種研究を効率的に行う方法について紹介します。

「やりたいことがわからない」その理由とは?見つけるメリットとは

将来やりたいことがわからない、何の仕事に就いたらいいかわからない……これは、かなり多くの就活生から聞かれる悩みです。やりたいことがわからないと就活へのモチベーションが高まらず、動き始めるのも遅くなってしまいます。では、なぜ見つからないのでしょうか。以下のような理由が挙げられます。

・自己分析が不十分だから
・業種や職種などの選択肢が多すぎるから
・社会経験がなく何が正解なのかわからないため

このように、さまざまな理由から自分が将来やりたいことがわからない学生さんは意外と少なくありません。ただ将来やりたいことを見つけることで以下のようなメリットがあります。

■将来やりたいことを見つけるメリット

・就活の軸が明確になり、モチベーションを維持できる:
自分が大切にする価値観や目標が定まることにより、どのような業界や職種、企業がよいのか絞り込むことができます。また、将来に対するイメージをはっきりさせることで、描くべきゴールの姿も実態をもって見えてくるでしょう。そうなれば就活の過程で発生する困難や挫折に対しても屈せず、モチベーションを維持する力も生まれます。

・企業選びが効率的に行える:
「やりたいことかどうか」の基準をもって企業を選択できるので、時間とエネルギーを効率的に使えます。

・企業とのミスマッチを防げる:
やりたいことが明確であれば、さまざまな選択肢の中からどのような仕事や企業が自分に適しているのか判断できるようになります。入社後に「思っていた仕事と違う」というミスマッチを防ぐだけではなく、自分の価値観や目標と、企業の理念や働き方の一致度合が高ければ高いほど企業や仕事に対する満足度が向上します。

・強い志望動機につながる:
将来の目標を実現するためになぜその企業を選んだのか、理由をもって説明できることでESや面接時の説得力が増し、採用担当者に強い印象を与えることができます。

・キャリアパスの設計が容易:
入社後も自分の目標に向かって成長するビジョンがもてるため、実現のために必要な経験やスキルを逆算することができ、より具体的な行動計画が立てやすくなります。

将来のやりたいことを見つける3つのSTEPとは

では実際に、やりたいことや自分に合った業界や仕事を見つけるまでには、どんなステップが必要なのでしょうか。大学生をモデルにした就活の流れはざっと以下の通りです。

・1~2年生:
ガクチカとなる体験を積む、単位取得に励む、先輩の体験談を聞く

・3年生:
就活準備開始(自己分析、業界・職種研究、将来やりたいことの発見)、インターンシップ・キャリアの申込や選考・参加、選考対策(エントリーシート・テスト・面接・グループディスカッションなど)、OBOG訪問、本選考エントリー(3月から)

・4年生:
説明会参加、本選考開始(エントリーシート・テスト・面接・グループディスカッションなど)

これらの経験を積んでいく中で、自分が将来どんなことをやっていきたいのか考え、ブラッシュアップすることがとても大切です。ステップを踏んで将来像をイメージしていきましょう。

■Step1 自己分析

就活の第一歩が自己分析です。自分は何が得意でどんなことをしていきたいのか、目指すべき未来を見ることからはじめましょう。自己分析は、次のような方法で行います。

・自分は何を大切に仕事をしたいのか、価値観を明確に。たとえば「人との協力を重視」「自分の成長を追求」「社会貢献」など、自分の軸をもつことが大切です。やりたいこと効率的に見つけるため、やりたくないことや興味のない業界や職種を早い段階で除外することも考えてみてください。

・学生時代の研究、サークル活動、アルバイト、ボランティアなど、自分が関わったすべての経験をリストアップ。それらから学んだことや感じたことを書き出し、自分の価値観や強みを見つけ出す。

ネット上にある、性格診断や適性検査などのツールを活用。キャリタス就活にも「キャリタス自分研究&適職診断」といったツールや、自己分析についての記事がたくさんありますので、ぜひ参考にしてみてください。

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■Step2 業界・職種研究

次に行うのは業界や職種の研究です。興味をもった業界について幅広い知識と情報を得ることで、自分に合った仕事を選ぶことができます。

・業界全体の概要を理解し、その業界が社会でどのような役割を果たしているか、歴史、現在の市場規模やシェア、主要企業などをインターネットや書籍、就活情報サイトを基に調べます。そしてそれぞれの業界にどのような職種があり、どんな役割を担っているかを確認します。また主要企業をリストアップし、各社どの職種が重視されているか掘り下げることで、業界についての理解が深まり、自分に合った職種を見つけやすくなります。

・業界・職種研究で得た情報を、自己分析で得られた価値観やキャリアビジョンと照らし合わせ、どの業界や職種が自分に合っているのかを再確認し、志望する業界と職種を絞り込みます。

会社説明会や、就活イベント、業界団体が主催するセミナーに積極的に参加しましょう。企業の担当者から直接話を聞くことで、より具体的で生きた情報を得ることができます。

■Step3 キャリアビジョン作成

ステップの最後として、自己分析と業界・職種研究を通じて得た情報を基に、具体的なキャリアビジョンを描きましょう。将来像を明確化することで、就活をより効果的に、目的意識をもって進められます。

・自分のキャリアをどのように築いていきたいのか、短期・中期・長期で具体的な目標設定をしましょう。短期(1~3年)、中期(4~5年)、長期(6~10年)のスパンで目標を立て、それぞれのステップで何を達成したいのかを明確にします。

自己分析を通じて把握した自分の強みを、最大限に生かせる職種を選びましょう。得意分野で活躍できる職場を見つけることで、やりがいを感じながら働くことができます。

キャリアビジョンは一度決めたら終わりではなく、定期的に見直しが必要です。就活を進める中で新たな情報や経験を得たら、適宜キャリアビジョンの微調整をすることも大切です。

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こうしてやりたいことや自身が大切にしたい考え、目標などを明確にすることで、長い就活期間を乗り切るために必要な“就活の軸”を強くします。

将来やりたいことの解像度をさらに上げる方法

ここまで紹介したSTEP1~3で将来やりたいことのイメージがわいたら、最後の仕上げとして以下を活用してみることをおすすめします。

・キャリアセンターや就活エージェントの利用
大学のキャリアセンターは、就職活動に関するさまざまなサポートを行っています。キャリアカウンセリングや模擬面接、エントリーシートの添削など、個別のサポートを受けることができます。

また就活エージェントでは、あなたの希望や適性に合った企業や職種を紹介してくれるだけでなく、プロのキャリアコンサルタントからのアドバイスを受けることができます。新しい自分の強みや自分では見つけられなかった仕事と出会いたい人はこれらのサポートを活用してみてください。

\こちらもチェック/

・インターンシップ・キャリアに参加
インターンシップ・キャリアは、自分に合った仕事を見極める絶好の機会です。特に就業体験のできるプログラムでは、短期間でも実際の職場環境に身を置くことで職種や業界に対する理解が深まり、やりたいことがより具体化します。インターンシップ・キャリアを通じて得た経験や人脈は、就職活動を有利に進めるための大きな財産となります。

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【インターンシップを知る①】「働く」を知って、就活への一歩を踏み出そう

・イベントに参加
将来やりたいことをイメージする上で、企業の方と直接会話ができるイベントに参加することも有効です。イベントに参加することで多種多様な業界や企業を一度に知ることができ、企業の深掘りや今まで知らなかった企業を知る機会としても活用できます。さまざまあるイベントの中でも、特に「まだ将来やりたいことが明確じゃない」「もっと業界や職種について理解を深めたい」と考える学生の皆さんにおすすめなのが、キャリタス就活が運営するオンラインのイベント「スポットライト」です。

就活を効率化させる「スポットライト」とは

「スポットライト」は業界、職種、地域などのカテゴリにスポットをあてたオンラインイベントです。このイベントの最大の特徴は、関心のあるカテゴリで企業を絞り込むことができる点です。たとえばあなたが「なんとなくだけど、IT業界に進みたい」と考えている場合、IT業界の企業のみが登場するこのイベントに参加することで、効率的に業界について情報収集することが可能です。また、当日は企業担当者とオンライン上で直接会話ができるため、業界や仕事などに関するイメージの解像度を高める上でも有効です。

効率的に情報を収集できるこのイベントは「説明会に参加する時間がないが企業担当者と会話したい」「〇〇の仕事に興味があるけど、どんな企業が自分に合っているのかわからない」といった悩みをもつ方には特におすすめのイベントです。

■イベントの流れについて

オンラインで開催される就活イベントに参加したことがない方もいると思いますので、簡単に当日の流れについて紹介します。


【学生】
気になるイベントに予約し、オンラインミーティング用のURLを手に入れ、当日時間になったら参加しましょう。私服参加OKです!

【企業】企業のプレゼンタイム(各社5分間 最大10社)
ご自身の興味があるカテゴリにあてはまる企業が5分間毎にショートプレゼンを行います。皆さんは気軽な気分で聞くだけで、効率よく関心のある企業に巡り合うことが可能です。

【学生】気になる企業を3社選ぶ
企業のプレゼンを聞いた後に、「自分にマッチしそう」と思った企業を選びます。その際はまずは直感でよいと思った企業2~3社を選びましょう。

【企業】企業理解タイム(各社20分×3社)
選んだ企業の企業情報やインターンシップ・キャリア情報など、詳細な説明を聞くことができます。質問も大歓迎です。

【学生】エントリータイム(5分)
プレゼンや企業理解タイムを通じて興味をもった企業があったら、その場でエントリーできます。

【企業&学生】フリータイム(20分)
さらに気になる企業があったり、業界や職種について深掘りしたい場合はこの時間を活用してください。


このように気軽に参加できる「スポットライト」は忙しい学生の皆さんもスキマ時間で、業界や仕事について効率よく理解を深めることができるおすすめのイベントです。

開催時間も参加しやすい夕方開催のケースが多いので、直近で気になるイベントがないか定期的にチェックしてみましょう。

\「業界」「職種」「地域」に特化したオンラインイベント/

まとめ

「まだやりたいことが明確でない」と感じることは、決して珍しくはありません。自身や業界・職種について理解を深め、それらの情報をブラッシュアップしていくことで自分に合った仕事を見つけることができるでしょう。また就活を効率的に進める上で、今回紹介したキャリタス就活の「スポットライト」は将来の解像度を高めるためにおすすめです。ぜひこの機会にご参加ください。キャリタス就活では就活生の皆さんが、自分自身を信じ、前向きに就職活動に取り組むことを心から応援しています。

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