パーソルプロセス&テクノロジー株式会社会社

  • カーボンニュートラル
  • 再生可能エネルギー
  • SDGs

業種:IT・ソフトウェア・通信/システム・情報処理 本社:東京都

「はたらいて、笑おう。」の理念を掲げる、人材業界No.2のPERSOLグループを母体とするIT企業です。

サステナビリティ活動の事例

activity 01

持続可能な脱炭素経営を。省力化とリアルタイム性のある「可視化」の実現

カーボンニュートラルの達成に向け、企業は、CO2排出量を把握するためのデータ収集・算定が必要となります。しかし、多くの企業が「専門性が高く、対応できる人材が限られている」といった課題を抱えているのが現状です。

<例 NECネッツエスアイ社への支援>
■支援1:持続可能なCO2排出量可視化の運用構築に貢献
算定対象の約22万件のデータを、品目情報の構成などからロジックを設計の上、精査することにより約30種に分類。さらにそれぞれの分類に対し、適切な排出原単位との組み合わせを事前設計することで算定を自動化させました。これまで算定に2~3週間をかけていたのが、約1時間にまで短縮することができました。また、算定のためのマニュアルを作成し、一連の作業改善、フロー手順の整理、手順の可視化など実施しました。

■支援2:CO2排出量の算定ツール導入を支援
算定ツールの導入からツールの活用、管理、改善までを支援しています。当社では、ツールベンダーとの業務提携を行うことでよりスムーズな支援につなげています。
さらに、サプライチェーンの膨大な活動量のデータに関して、取り組みフローや手順書作成などを整備するとともに、ツールへのデータ投入など実務の一部を担うことで、お客さまの脱炭素経営をサポートしました。

NECネッツエスアイ社への支援内容

activity 02

地域企業の脱炭素推進を支援。脱炭素先行地域*1の那須塩原市でも

栃木県那須塩原市において、地域企業の効果的な脱炭素を推進する施策およびスキーム構築の支援をしています。2030年度までの温室効果ガス削減目標の実現に向け、地域一丸となり取り組んでいます。
まず、地域企業および脱炭素化支援が期待される金融機関のニーズを明確化させるため、地域企業・金融機関にヒアリングを実施しています。特に中小規模の企業において脱炭素経営などの環境対策に関する取り組みが後手に回っている現状が明らかになるとともに、その意義に関して知識や理解が不足しているなどの課題も見えてきました。そこで、先進的に取り組んでいる自治体からもヒアリングをし、脱炭素経営の施策・協働方策の検討を進めています。

また、山梨県では、県内中小企業を対象に脱炭素経営に関するセミナー・ワークショップを実施しています。それだけでは解消できない課題がある場合には、オンラインミーティングでの個別相談や、課題やニーズに沿ったフォローアップを実施し、スムーズな実践につなげられるよう支援をしています。

わたしたちは、一人一人の専門性と問題解決能力、長年培ってきたチームビルディングのノウハウを強みに、豊富な業務実績を有しています。事業の立ち上げから運営まで、状況やニーズに合わせた最適なプランをご提供します。

  1. 2030年度までにカーボンニュートラルの実現を目指すと同時に地域の魅力と暮らしの質を向上させる、全国のモデルとなる地域として環境省が選定

エネルギーソリューションの強み

エネルギーソリューションを支える人材例

サステナビリティ活動におけるビジョン

当社は、人・プロセスデザイン・テクノロジーの力で、人と組織の生産性を高めることを使命としています。「はたらいて、笑おう。」のグループビジョンのもと、人と組織にかかわる多様な事業を通じて、持続可能な社会の実現とSDGsの達成に貢献していきます。

■脱炭素経営を推進する「GXコンサルティングサービス」
脱炭素の推進を目指す企業さまに対し、現状把握のための算定・可視化の計画や実行から、削減計画の策定、具体的な削減施策の実務支援、研修・ノウハウ支援など、企業さまの状況や課題に向き合い一気通貫のサービスを提供しています。また、脱炭素関連のサービスの企画・提供を行う企業さまへノウハウ提供などの形で支援を行う「サービス開発支援」も提供しています。
脱炭素化の実現は、あらゆる企業・自治体にとってこれからの経営戦略に欠かせない要素となっています。当社では、お客さまの抱える脱炭素化に関する課題に対し、エネルギー業界で培ってきた業務プロセスの構築・改善などのノウハウをもとに伴走型のサービスをご提供しています。当社の脱炭素経営に関する専門知識と経験のあるプロジェクトチームが、お客さまの状況に合わせたソリューションで課題解決をサポートしています。

ノウハウ提供から実行力の提供まで。GXコンサルティングサービスの全体像

サステナビリティな人

パーソルプロセス&テクノロジー エネルギービジネス統括部 GXソリューション部
ゼネラルマネジャー 小林 賢弥

私たちGX*2 ソリーション部は「社会全体へのGXの実装」を目指しています。ビジネスモデルや事業戦略を適正化することで、「経済」と「環境」の両輪を進めていこうというのが、GXの中核の考え方です。
私が所属するエネルギービジネス統括部は、これまで10年以上にわたり、エネルギーマーケットで「ヒト・プロセスデザイン・テクノロジー」を強みに、アウトソーシング事業を営んできました。政府のカーボンニュートラル宣言以降、社会の環境意識はどんどん高まり、2021年10月より当統括部では、一部のエネルギーマーケットにおいてCO2排出量の可視化や環境経営の実行をサポートするなど企業の脱炭素化を支援してきました。
環境やエネルギー関係の業務に対するナレッジが豊富ですし、プロセス設計やプロジェクト運営も得意。実績もあります。そこで、より一層、GXの領域で課題を抱える企業の力になりたいという想いから、2022年4月に、当統括部の中に新たな組織として「GXソリーション部」を立ち上げました。5名でスタートしたGXソリーション部も今は96名が所属。今年度中には100名ほどに体制強化していく予定です。
現在は自社の脱炭素化を進める企業への「脱炭素経営サポート」としてCO2排出量の算定からコンサルティング、削減施策の推進支援まで、また研修など取り組み状況に応じたサービスを展開しています。その中でも「CO2排出量の算定」領域での支援は、組織発足以降からニーズが高く、私たちも注力している部分です。ただ、我々の組織発足以降、企業の脱炭素化の取り組みも進展してきており、以前よりもコンサルティングや削減の推進に向けたご相談も増えてきています。脱炭素化サービスの開発支援へのご相談が増えていることからも、そういった市場のニーズの影響を実感しています。
CO2排出量算定のために必要となるデータの収集や実際の算定業務に付随したプロセス構築や入力代行等のサービスも行っています。さらには、カーボンマネジメントシステムを提供する企業とパートナーシップを締結しているので、これまでの算定プロセスを整理しつつツールを導入して自動化し、業務の効率化を図るといったサポートも可能です。
企業にとって環境への取り組みが「ネガティブ」なことではなく「ポジティブ」なことになるよう、私たちがGX領域のスペシャリストとして日本全体が変わっていけるように取り組んでいきたいと思います。

  1. グリーントランスフォーメーションの略。2020年に政府が宣言した「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」、すなわちカーボンニュートラル社会の実現を目指す取り組みのこと。

GX領域のスペシャリストとして「変える」ことで世の中を「変えてく」存在に

※本ページ内の掲載内容は2024年3月1日時点のものです。

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社会社

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業種:IT・ソフトウェア・通信/システム・情報処理 本社:東京都

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