株式会社IHI

  • ESG
  • カーボンニュートラル
  • TCFD

業種:メーカー/機械 本社:東京都

技術と叡智。IHIは,各種プラント,大型機械,物流システム,ジェットエンジン,宇宙開発などの様々な分野で常に技術の最先端を追求し続けています。

サステナビリティ活動の事例

activity 01

事業活動におけるカーボンニュートラル実現のための取り組み

気候変動は社会や経済に与える影響が大きく,企業にとっては,その持続可能性が問われる社会課題です。
IHIグループは,2050年までに,バリューチェーン全体で,カーボンニュートラルを実現することを宣言しました。自社の事業活動によって直接・間接に排出される温室効果ガスだけでなく,当社の上流および下流のプロセスで排出される温室効果ガスの削減に取り組み,カーボンニュートラルを目指します。

事業活動においては,生産活動におけるCO2排出量削減のために,自社製品・システムを含む新技術を積極的に導入すること,使用する燃料として,CO2の 排出量の少ない,あるいは排出しない燃料への転換を図ります。また,再生可能エネルギー利用も進めていきます。調達活動においては,環境に配慮した取引先を積極的に採用し,バリューチェーン全体でのカーボンニュートラルの実現に取り組みます。

事業活動によるCO2排出削減の取組み

activity 02

アンモニアの燃料利用とアンモニアバリューチェンの構築

アンモニアは,燃焼させてもCO2を排出しないため,気候変動対策に貢献する次世代燃料として期待されています。

IHIグループは,火力発電で培った燃焼技術をいかし,アンモニアを燃料とした発電技術を開発しています。カーボンニュートラル実現までの移行期間は,アンモニアを化石燃料と混合燃焼させることで,CO2排出量を削減します。将来的には,アンモニア100%燃焼によるCO2フリーの火力発電,ガスタービン発電を目指します。

アンモニアは既に肥料や化学製品の原料として流通していますが,流通量は限定的です。今後,発電分野での利用が拡大したときの燃料需要に応えるためには,アンモニアを大量に生産する設備はもとより,輸送・貯蔵するインフラを整備することが不可欠であり,LNGと同様の流通形態が必要になると想定されます。 IHIグループは,生産から利用までのバリューチェーンにおいて,CO2を排出しない製造技術の開発,経験をいかした液体アンモニア受入基地の設計・施工,など,さまざまなプロセスで貢献していきます。

IHIの考える燃料アンモニア社会実装のためのアクション

サステナビリティ活動におけるビジョン

IHIグループは,地球環境とそこに暮らす人びとが持続可能であるために,自然の脅威から人びとを守り,安心・安全で豊かに暮らすことができる社会「自然と技術が調和する社会」を創ることを目指します。事業を通じて,さまざまな社会課題に取り組み,社会価値を創出するとともに,企業価値を向上していきます。

ESG経営において,地球規模の課題である気候変動への対策に取り組むこと,事業を通じて関わる人びとの人権を尊重すること,価値創造の原動力となる多様な人材が活躍すること,そして,誠実な企業経営によってステークホルダーからの信頼を獲得することが,特に重要であると考えています。

IHIグループのESG経営

※本ページ内の掲載内容は2023年4月3日時点のものです。

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業種:メーカー/機械 本社:東京都

技術と叡智。IHIは,各種プラント,大型機械,物流システム,ジェットエンジン,宇宙開発などの様々な分野で常に技術の最先端を追求し続けています。