【有名企業一覧】外資系企業とは?向いている人や就活のポイントを紹介

業界・職種・企業研究

公開日:2026.02.04

【有名企業一覧】外資系企業とは?向いている人や就活のポイントを紹介

この記事でわかること

  • 外資系企業とは、外国の資本が主要な出資元となっている企業を指す
  • 日系企業と比較し、成果主義の傾向が強く、収入が高いといった特徴が見られる
  • 選考が早めに進むケースが多いので、余裕をもって就活準備をはじめることが大切

就活をしていると「外資系企業」という言葉を耳にする機会も多いのではないでしょうか。この記事では外資系とは何か、日系企業との違いや特徴を解説します。外資系企業で働くメリット・デメリットや向いている人の特徴、就活のポイントまで徹底網羅していますので、ぜひ参考にしてください。

外資系企業とは?

外資系企業とは、外国の資本が主要な出資元となっている企業を指します。明確な定義はありませんが、経済産業省「第54回外資系企業動向調査(2020年調査)」では「出資比率10%以上の外国人株主がおり、株式全体の3分の1を外国人投資家・外国法人が所有する企業」のことを「外資系企業」として調査対象にしていました。簡単にいえば、資本の3分の1を外国人か外国法人が所有している企業のことです。

出典:経済産業省「外資系企業動向調査 調査の概要

「外資系企業」と混同されやすい言葉

■「海外企業」とは:海外に拠点を置く企業全般を指します。日本国外で設立・運営されている企業のことで、外資系企業とは異なり日本国内での資本関係は問いません。

■「在日外国企業」とは:外国企業が日本国内に設立した支店や駐在員事務所などを指します。日本法人を設立せず、外国企業の一部門として日本で活動している形態です。

■「グローバル企業」とは:世界中に拠点を展開し、国際的に事業を行っている企業を指します。本社の所在地や資本構成に関わらず、グローバルな視点でビジネスを展開している点が特徴です。

■「多国籍企業」とは:複数の国に子会社や関連会社をもち、国際的に経営活動を行う企業のことです。グローバル企業とほぼ同義ですが、より具体的に複数国での法人設立を伴う点が特徴です。

■「日系企業」とは:日本の資本が主体となっている企業を指します。外資系企業の対義語として使われ、日本人や日本法人が主要な株主となっている企業のことです。

外資系企業の種類

外資系企業の種類

一口に「外資系企業」といっても、実はさまざまな種類があります。ここでは、外資系企業の主な種類について紹介していきます。

■外国企業の100%子会社の企業|日本法人タイプ

外国企業が日本に現地法人として設立した完全子会社が「日本法人タイプ」です。職種によっては、英語でのやり取りが増えることがあり、ビジネスレベルの英語力が重要視される傾向があります。

また、外資系企業の中でも特に本国の企業文化や経営方針が強く反映されやすく、意思決定のスピードが早い点や成果主義の評価制度が徹底されている場合が多い点が特徴です。

日本法人タイプの企業例

日本マイクロソフト、日本IBM、アクセンチュア など

■外国企業の日本支社・支店|支社・支店タイプ

日本にある事業所は、その外国企業の日本支社・支店という位置づけなのが「支社・支店タイプ」です。外資系コンサルティングファーム、外資系金融機関の多くはこのタイプに該当します。本社の組織の一部として機能するため、グローバル基準の業務プロセスや評価制度がそのまま適用されやすい傾向です。英語力は必須とされるケースも少なくありません

支社・支店タイプの例

マッキンゼー・アンド・カンパニー、シティバンク、エヌ・エイ 東京支店、香港上海銀行(HSBC) 東京支店 など

■外国企業との共同出資により合弁会社を設立している企業|合弁タイプ

外国企業が日本企業と合弁会社を設立しているのが「合弁タイプ」です。特定の事業範囲内で外国企業の技術力やノウハウを活用し、事業の強化を図るケースが多く見られます。双方の企業の強みを組み合わせることで、市場競争力を高めることが可能です。

出資比率によって経営方針の決定権が変わるため、日本企業の文化と外資系の文化が混在する独特の環境となる点が特徴です。

合弁タイプの企業例

ジョンソンコントロールズ日立空調、ニベア花王、Japan Advanced Semiconductor Manufacturing(JASM)など

■外国企業が買収した企業|買収タイプ

外国企業によって買収された企業が「買収タイプ」です。買収後は外国企業の経営方針や企業文化が反映される傾向があり、成果主義の評価制度やグローバルスタンダードの業務プロセスが導入されやすいです。

ただし、日本市場の特性を考慮し、既存の組織体制や企業文化を一定程度維持しながら段階的に変革を進めるケースも見られます。

買収タイプの例

パイオニア、シャープ、センクシア など

外資系企業で働くメリット

外資系企業で働くメリット

外資系企業で働くメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、外資系企業で働く主なメリットについて紹介していきます。

■給与水準が高い

外資系企業で働く大きなメリットの1つに、給与水準の高さがあります。外資系企業は、成果主義が強く反映されるケースも珍しくありません。実際の仕事で出した成果が公平に評価され、収入に反映されることが多い点が特徴です。

また、インセンティブ制度を採用している企業も多く、個人の努力や業績次第でさらに高い収入を得ることも可能となります。実証研究によると、外資系資本比率が50%以上の企業では、日本企業に比べて賃金が約30%高くなるという結果が出ています(※)。

これにより、外資系企業は日系企業と比較して年収が高い傾向にあり、若手でも実力次第で高収入を実現しやすい環境が整っているといえるでしょう。

※出典:小野 浩「社会・経済の環境変化が賃金に与える影響について」p.11

キャリアアドバイザーからの一言

キャリアアドバイザーからの一言

外資系企業では、給与とは別にインセンティブの一環として、ストックオプション制度を導入している企業も見られます。ストックオプション制度とは、自社株を事前に定められた価格で購入できる権利のことで、株価が上昇した際に利益を得られる可能性がある制度です。企業の成長に応じた報酬形態の1つとして、外資系企業で広く活用されています。

■グローバルな環境で働くことができる

外資系企業では、多様な国籍や文化背景をもつ同僚と協力しながらプロジェクトに参加する機会が豊富にあります。企業やポジションによって必要な英語力は異なりますが、日系企業に比べると英語を使う機会が多い環境です。

グローバルな環境で働くことで、異文化理解やコミュニケーション能力、実践的な英語力を高めることができます。その結果、担当できる業務範囲や選べるキャリアの選択肢が広がりやすい点がメリットといえるでしょう。

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■成果次第でスピーディーにキャリアアップできる

外資系企業では成果主義が浸透しているため、実績を上げれば短期間での昇進や昇給が可能です。入社年次よりも実績等の成果をベースに評価されます。

そのため、年齢や勤続年数を問わずキャリアアップできる点が大きな特徴です。若くしてリーダーのポジションや管理職に就くことも珍しくなく、実力次第でスピーディーにキャリアを築くことができます。

■働き方の自由度が高い

多くの外資系企業では、フレックスタイム制度やリモートワーク制度が導入されており、自分のライフスタイルに合わせた働き方が可能です。外資系企業は個人の裁量を重視する傾向があり、業務の進め方やスケジュールの調整においても柔軟性があります。

これらの制度の活用は自己管理能力が求められるものの、自分のペースで仕事を進めることができ、ワークライフバランスを保ちやすいのも大きなメリットです。

外資系企業で働くデメリット

外資系企業には多くの魅力がある一方で働く上で注意しておきたい点もあります。ここでは外資系企業を志望する前に知っておきたいデメリットや注意点について解説します。

■成果主義のため、成果が振るわないと厳しい評価を受けることがある

外資系企業は成果主義であることが多いため、成果が給与や昇進に直結します。年齢や勤続年数ではなく結果を重視するため、成果が振るわない場合には厳しい評価を受けることもあるでしょう。外資系ならではの成果重視という傾向も相まって、業績改善プログラム(PIP:Performance Improvement Program)が実施されることも多くなっています。

改善が見られない場合には減給や退職勧奨が行われることもあります。プレッシャーに耐えながら、着実に業務を遂行する能力が求められる環境といえるでしょう。

■人材の流動性が激しく、働くメンバーが短期間で変わることがある

人材の流動性が激しく、働くメンバーが短期間で変わることがある

外資系企業では、人材の流動性が高い傾向にあります。スキルの高い人が多いため、他社からの引き抜きが行われやすいほか、自分がやりたい仕事やより活躍できる環境があれば転職を考える人も多いです。高い成果を出している人でもキャリアアップを目指して転職することが一般的であり、一緒に働くメンバーが短期間で変わることも珍しくありません。

長期間、安定的に働きたいと考えている人にとっては、不安の多い環境といえるでしょう。

■福利厚生が充実していない場合がある

外資系企業の中には、住宅手当や退職金制度など日系企業でよく導入されている福利厚生がない企業もあります。報酬は給与で払うという文化が強いのも1つの要因です。

ただし、健康保険や年金などの法律で企業に義務づけられている法定福利厚生は最低限あります。外資系でも福利厚生が充実している企業もあるため、法定外福利厚生は各企業によって異なります。企業研究を行い、募集要項や制度一覧で調べてみましょう。

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外資系企業の特徴と日系企業との違い

前章までに紹介している特徴のほかに、外資系企業の特徴は以下のようなものが挙げられます。

外資系企業の特徴

・若手でも実力と成果次第では高収入が見込める

・年俸制を採用している企業が多い

・ジョブ型雇用が採用されている

・若手のうちから大きな裁量を与えられる

・企業によっては福利厚生が日系企業に比べ手厚くない

・人材の流動性が激しい

・事業計画上の判断から不要になったり、個人の成果が振るわなかったりすれば、人員調整(リストラ)の対象となることがある

外資系企業の多くは年俸制を採用しており、ボーナスは月給にて分配されるケースが多いです。一方、日系企業では年に2回のボーナスが支給されるのが主流となっています。

また、外資系企業は新卒でも職種別雇用「ジョブ型雇用」が採用されており、基本的に職種は変わりません。職務がはっきりしているため専門性やスキルを高めやすいのも大きな特徴です。職務範囲が明確なため、若手でも自分の職務に対して責任と裁量をもつことができます。

鈴木孝嗣さんの著書「外資系企業で働く-人事から見た日本企業との違いと生き抜く知恵-」(労働新聞社、2018年)を基に、外資系企業と日本の伝統的大企業を比較すると以下のようになります。

外資系企業の特徴と日系企業との違い

外資系企業はリストラされやすいって本当?

外資系企業は成果主義が浸透しているため、日系企業よりもリストラが行われやすい傾向はあります

ただし、日本で働く場合は日本の労働法が適用されるため、正当な理由なく解雇することは違法となります。

外資系企業に向いている人の特徴

外資系企業に向いている人の特徴

外資系企業には、どのような人が向いているのでしょうか?ここでは、外資系企業で活躍しやすい人の特徴について紹介していきます。

■成果主義の環境で働きたい人

外資系企業は成果主義が根づいており、結果を重視して、目標達成に対する評価が給与や昇進に直結するケースが多いです。目標を達成できたかが見られ、プロセスよりも結果を重視する風潮があります。成果を出せば年齢や勤続年数に関係なく評価されることも珍しくありません。

自分の実力を試し、正当に評価されたいと考える人にとって、外資系企業は最適な環境といえるでしょう。

■積極的にコミュニケーションを取れる人

外資系企業では、社内外の関係者と円滑に意思疎通を図れるコミュニケーション能力が求められます。チームでの協働、部門間の連携、顧客対応など、さまざまな場面で積極的に対話し、相互理解を深める姿勢が重要です。

そのため、相手の意図をくみ取って確認する、論点を整理して結論から伝える、認識違いがあれば早めに修正するなど、「対話で仕事を前に進める」コミュニケーションができる人ほど力を発揮しやすいでしょう

また、企業やポジションによってレベルや頻度は異なりますが、英語が公用語として使用されることもあります。英語力を高めたいと考えている人や、英語を使ったグローバルな仕事に興味がある人には魅力的な環境といえます。

外資系企業や海外でのキャリアを目指すなら「キャリタスダイレクト」がおすすめです。留学経験者や海外志向のある学生さん向けのダイレクトリクルーティングサービスで、プロフィールを登録するだけで企業から直接スカウトが届きます。グローバル人材を求める企業との出会いを大きく広げることが可能です。

英語ができないと外資系企業に就職するのは難しい?

企業や職種によって求められる英語力は異なります

取引先が日本企業中心の外資系企業や、英語を使わない部署であれば、高い英語力がなくても就職は可能です。ただし、英語ができないとキャリアの選択肢は限られてしまうことを覚えておきましょう。

■自分の意見をしっかりと伝えられる人

外資系企業では、多様な国籍やバックグラウンドをもつ同僚と働きます。相手の価値観や考え方を尊重しつつ、若手であっても上司に自分の意見をしっかりと伝えることが求められます。もし会議で発言をしなければ「仕事をしていない」「能力がない」と認定されてしまう可能性があります。自分の意見をしっかりと伝え、チームの中で積極的に議論に参加する姿勢が重要です。

受け身ではなく、自ら考えて行動し、意見を発信できる主体性やコミュニケーション能力は、外資系企業で働く上で必須といえるでしょう。

【一覧】外資系企業の例

日本にはどのような外資系企業があるのでしょうか。ここでは、業界別に外資系企業の例について紹介していきます。

■外資系コンサルティングファーム

■マッキンゼー・アンド・カンパニー
アメリカ発の世界的な経営コンサルティングファームです。グローバル企業や政府機関に対して経営戦略の立案から実行支援まで幅広いサービスを提供しています。業界トップクラスの実績と影響力をもつ企業の1つとして知られています。

■アクセンチュア
戦略立案からテクノロジー導入、業務改革まで幅広い領域でサービスを展開する総合系コンサルティング企業です。世界中に拠点をもち、デジタル技術を活用した企業変革やシステム統合などの専門的なソリューションを提供しています。

■ボストン コンサルティング グループ
アメリカを拠点とし、世界各国にオフィスを展開する戦略系コンサルティング企業です。豊富なグローバル経験と日本市場での深い知見を組み合わせ、企業や行政が直面する経営課題の解決に向けた戦略立案と実行を支援しています。

■外資系金融機関

■ゴールドマン・サックス
ニューヨークを拠点とする世界的な投資銀行です。企業の資金調達支援やM&Aアドバイザリー、トレーディング業務などを手掛け、グローバル金融市場において高い存在感を示しています。投資銀行・証券、資産運用などをグローバルに展開しています。

■J.P.モルガン

ニューヨークに本拠を構える世界有数の金融グループです。広範な国際ネットワークを活用し、投資銀行業務から資産運用まで総合的な金融サービスを提供しています。国際ネットワークを生かし、クロスボーダーを含む案件にも対応しています。

■モルガン・スタンレー

ニューヨークを本拠地とし、世界42カ国(2025年12月時点)に拠点を構える大手金融機関です。投資銀行・資本市場関連、資産運用、ウェルスマネジメント等の金融サービスを提供しています。法人や富裕層向けに高度な金融ソリューションを提供しています。

■外資系メーカー

■P&G Japan
アメリカのオハイオ州に本社を置き、約70カ国(2025年12月時点)の事業拠点を構えている世界的な消費財メーカーです。洗剤やシャンプー、化粧品など日用品を中心に多数のブランドを展開しており、優れたマーケティング力と製品開発力で知られています。

■ユニリーバ・ジャパン
イギリスのユニリーバ(グローバル消費財メーカー)の日本法人です。食品から日用品まで多彩なカテゴリーで事業を展開し「ラックス」「ダヴ」といった著名ブランドを日本市場で販売しています。

■日本ロレアル
フランスを拠点とする世界有数の化粧品メーカーの日本法人です。メイクアップからスキンケアまで幅広い製品ラインをもち「メイベリンニューヨーク」「ロレアル パリ」「ランコム」などの有名ブランドを国内で展開しています。

■外資系IT企業

■グーグル(Google)
アメリカに本社を置き、約60カ国にオフィスを構えている世界的なテクノロジー企業です。検索エンジンをはじめ、クラウドサービス、広告プラットフォーム、動画配信など多様なインターネットサービスを提供しています。

■アマゾンジャパン
アメリカ・シアトルに本社を構えるeコマース大手の日本法人です。オンラインショッピングのプラットフォーム運営を中心に、クラウドサービスやデジタルコンテンツ配信など多角的な事業を展開しています。日本でも多くの方が利用し、幅広いサービスを提供している企業です。

■マイクロソフト
アメリカに本社をもつ世界有数のソフトウェア企業です。オペレーティングシステムやオフィスソフトウェアの開発・販売に加え、クラウドコンピューティングサービスを提供しています。企業や個人向けに多様なITソリューションを展開している企業です。

■外資系医療・製薬企業

■ジョンソン・エンド・ジョンソン
アメリカに本社を置く世界的なヘルスケア企業です。医薬品(Innovative Medicine)と医療機器(MedTech)を中心として、グローバルに事業を展開しています。

■ファイザー
アメリカ・ニューヨークに本社を構える世界トップクラスの製薬企業です。医療用医薬品やワクチンの研究開発・製造・販売を行っており、日本では複数の事業部門を通じて幅広い治療領域で医薬品を提供しています。

■アストラゼネカ
イギリスのケンブリッジに本社を置く大手製薬企業です。がん治療、循環器疾患、呼吸器疾患などの重点領域に注力し、革新的な医薬品の研究開発と販売を行っています。日本市場でも医療用医薬品を中心に事業を展開している企業です。

外資系企業の就活はいつから?就活スケジュール

「外資系企業」を就活の選択肢に入れている学生さんは、日系企業とは採用選考のスケジュール感や方法が少々異なるということを念頭に置きましょう

日本における政府主導の就活スケジュールは以下のようになります。

日系企業の就活スケジュール

日系企業では、大学3年生・大学院1年生の夏にインターンシップ等の機会があり、その後秋~冬にかけてさらにインターンシップ等が行われることが多いです。秋冬は同時期に、業界・職種・企業研究セミナー等の機会も数多く設けられます。

その後、春休みから新年度にかけて、企業説明会、エントリーシート等の提出、適性試験、面接といったステップで採用選考が進んでいきます。ただし、年々早期化が進んでおり、政府主導のスケジュールよりも早く選考を開始する日系企業が増えています。

これと比較すると、外資系企業の動きは多様で、さらに早めの傾向が見られます。外資系企業の就活スケジュールは以下のようになります。

外資系企業の就活スケジュール

特に、夏のインターンシップ等に続くスケジュールは、日系企業よりも前倒しで進むことが多いです。政府主導の就活スケジュールは、「3年生3月に採用情報公開・エントリー受付開始」「4年生6月に面接などの選考開始」という流れですが、外資系企業の多くは独自のスケジュールで進めます。

具体的には、3年生の11月ごろから(早いと9月ごろから)本選考をはじめる企業が見られます。選考のフローとしては、書類選考や面接のほか、オンラインでのグループディスカッションを行う企業も見受けられるのが特徴です。

このように選考が前倒しになりやすい外資系では、「気づいたときには募集が終わっていた」を防ぐために、企業の公式サイトや大学のキャリアセンターに加えて、企業側からスカウトが届く仕組みをもっておくと安心です。株式会社キャリタスでは留学経験者や海外志向のある学生さん向けのダイレクトリクルーティングサービス「キャリタスダイレクト」を提供しています。ぜひご活用ください。

外資系企業の就活の進め方のポイント

外資系企業への就活を成功させるには、日系企業と異なるポイントもおさえておくことが重要です。ここでは、外資系企業の就活を進める際のコツを紹介していきます。

■早めに就活をスタートさせる

前述したように、外資系企業は日系企業と比べて就活スケジュールが早い傾向にあります。そのため、余裕をもって対策できるよう早めに就活をスタートさせることが大切です。大学3年の4〜6月にはじまるサマーインターンシップ選考に間に合うよう、大学2年の冬ごろには自己分析等の準備をはじめるのが理想です。

■自己分析を徹底する

外資系企業の選考では、特に自分の強みを具体的に語ることが求められやすい傾向にあります。たとえば「リーダーシップがある」と述べるなら、どのような場面で何を考えて行動し、その結果どのような成果につながったのかを数値や事実を交えて伝える必要があります。

また、失敗経験からの学びや成長プロセスを言語化することも重要です。外資系企業は成果主義の文化が強いため、応募者が組織にどのように貢献してくれるかを見ています。

自己分析により過去の経験を深く掘り下げ、魅力的な自己アピールができるように整理しておきましょう

以下の記事では自己分析のやり方について詳しく解説しています。

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■業界・職種・企業研究を行う

外資系企業の選考では、特に「なぜその業界なのか」「なぜその職種なのか」「なぜその企業なのか」をロジカルに説明する力が求められる傾向があります

業界研究では、業界のトレンドや課題を理解し、今後の成長性や市場動向も把握しておきましょう。グローバル市場における業界のポジションや日本市場と海外市場の違いについても理解を深めておくことが重要です。

職種研究では、その職種の具体的な業務内容や求められるスキル、キャリアパスを把握しましょう。自己分析で明確になった自分の強みや志向性が、その職種の業務内容や求められるスキルとどのように合致するかを見極めることが大切です。

企業研究では、企業の価値観やカルチャーと自分の考え方がどのようにマッチしているかを具体的に語れるようにしましょう。自分がその企業でどのような価値を発揮できるかを示すことがポイントです。

■インターンシップ等に参加する

外資系企業を志望する場合、インターンシップ等へ参加するようにしましょう。その理由は2つあります。

1つ目は、早期の段階で外資系企業の仕事や職場をリアルに経験することができるということです。志望企業と自分に対する理解を深めるために、大変重要な機会といえるでしょう。外資系企業のインターンシップ等は一般的に数週間~数カ月と長く、社員と一緒に本格的なビジネスを体験するプログラムが多い傾向があります。それに伴い、業務上で何らかの成果を上げることが求められたり、成果発表の機会が設けられたりすることもあります。

成果が求められる環境の中で苦労することもありますが、期間中のさまざまな体験を通して入社後にやってみたい仕事のイメージを明確にすることが可能です。自分の強みを生かしてどのような貢献ができそうなのか、足りない知識やスキルは何か、働き方や企業文化は自分に合っているか、などをしっかりと考えることができます。

2つ目は、夏のインターンシップ等への参加によって、その後の選考プロセスが優遇される場合があることです。インターンシップではある程度の期間、社員とともに業務に取り組むため、企業は学生さんの仕事に対する向き合い方や普段の言動などを観察し、多角的に評価をすることができます。

その結果、数回の面接では見極めにくい学生さん一人ひとりの真の姿や適性を確認できる機会にもなります。企業によってはインターンシップ中の評価を基に早期選考等につなげるケースもあるため、本選考を有利に進めるきっかけとしてインターンシップへの参加は価値のある機会といえるでしょう。

キャリアアドバイザーからの一言

キャリアアドバイザーからの一言

外資系企業の夏のインターンシップ等は日系企業のインターンシップ等よりも前倒しで募集がはじまり、申し込み締め切りも早いことが多いので注意が必要です。また、本番さながらの選考(書類、面接、筆記等)が課されることも多いので、しっかり対策する必要があります。3年生の4月以降、早期に情報を収集して行動し、波に乗り遅れないようにしましょう。

以下の記事ではインターンシップ選考の流れや受かるためのポイントを紹介しているので、あわせて参考にしてください。

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■英語力を磨く

外資系企業では、企業や職種によっては英語で面接を行うケースもあるため、事前に対策しておくことが重要です。就活時に英語力を必須としていない企業では、高い英語力がなくても採用されるケースはあります。

しかし、英語力があったほうが有利にはたらくのも事実です。英語力の証明としてTOEICが有効であり、目標としてTOEIC730点以上の英語力を身につけておきましょう。

外資系企業に就職するにはTOEICは何点以上必要?

企業や職種により異なりますが、最低でも730点程度以上が目安です。

外資系や外資系ITなどでは860点以上が求められることもあります。ただし、TOEICスコアだけでなく実践的な英語力も重視されます。

以下の記事では就活におけるTOEICの重要性やスコア目安に関して詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

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外資系企業への就職を目指すなら『キャリタス就活』の「ES・選考対策を探す」の活用がおすすめです。先輩たちのリアルな選考体験談を確認できます。外資系企業の選考で英語を使用するかなど、気になる企業の選考に関する情報収集に役立てられるため、エントリーシートや面接の具体的な対策にぜひ活用してください。

外資系企業への就職に関するよくある質問

新卒で外資系企業に就職するためのポイントは?

外資系企業は日系企業より選考が早めに進む傾向があるため、早めに就活準備をスタートさせることが重要です。

大学2年の冬ごろには自己分析・企業研究をはじめ、大学3年の4月〜初夏に募集がはじまるサマーインターンシップ選考に間に合うよう準備するのが目安です。

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大手の外資系企業とは?

大手の外資系企業には、さまざまな業界のグローバルリーディングカンパニーが含まれます

IT業界ではグーグル(Google)、アマゾンジャパン、マイクロソフト、コンサルティング業界ではマッキンゼー・アンド・カンパニー、BCG、ベイン・アンド・カンパニーなどが挙げられます。また、金融業界ではゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、消費財メーカーではP&G Japan、ユニリーバ・ジャパンなどが代表的です。

外資系企業は「やめとけ」といわれる理由は?

外資系企業は「やめとけ」といわれるのは、日本企業とは異なる雇用文化に対する懸念が主な理由です。

成果主義による雇用の不安定性、福利厚生の違い、英語力の必要性、異文化への適応といった点が、ネガティブにとらえられることがあります。ただし、企業や業界によって実態は異なり、高収入やグローバルなキャリア形成といった魅力的な点も多いです。自己分析を徹底し、自分の価値観に合うかを見極めることが大切です。

【自己分析のやり方10選】おすすめの方法・ツールをわかりやすく解説!

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「就活の自己分析ってどうやって進めればいい?」そんな悩みを抱えている就活生も多いでしょう。自己分析は就活の最初の段階で取り組むべき重要な作業です。本記事では、就活におけるおすすめの自己分析のやり方10選をご紹介します。…

外資系企業と日系企業を比較検討してみよう

外資系企業は成果主義の環境で働きたい人や実力で評価されたい人にとってはチャレンジングでワクワクする環境です。しかし一方では、常に成果を上げ続けていかねば雇い続けてもらえない厳しさがある、ともいえそうです。

また、新卒で海外文化の強い外資系企業に入社してしまうと、日本独自のビジネスマナーや常識を吸収できないままになってしまう懸念もあります。

以上のことから、就活を進める際にはいきなり外資系企業1本に絞らずに、いくつかの日系企業も候補に含めてみることをおすすめします。日系企業のインターンシップ等にも参加した上で、外資系企業との比較検討を行ってみるのもよいでしょう。日系企業のメーカーや商社などにも、グローバルに活躍することができる環境がたくさんあります。

また、日ごろから留学生など身近な外国人の方と積極的に交流し、コミュニケーション能力のアップや異文化理解の深化を目指していくことも社会に出てから必ず役に立つことでしょう。

『キャリタス就活』では学生の皆さんが安心してキャリア選びに臨めるよう、多数の企業情報やサポートを提供しています。特に就活の悩みを解決する「就活成功ガイド」では業界研究や面接対策など就活に役立つコンテンツを豊富に取り揃えています。あなたの就活にぜひ『キャリタス就活』をご活用ください。

キャリタス就活編集部

PROFILE

キャリタス就活編集部
『本音をきく、本気でこたえる。』をテーマに、就職活動・就活準備をがんばる皆さんに向け、インターンシップ・キャリア情報やES・面接対策など、さまざまなシーンに役立つ情報をお届けしています。
「面接がうまくいかない」、「そもそも就活って何からはじめるべき」など、皆さんの本音に寄り添った記事を配信しておりますので、ぜひこの機会にご活用ください。

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