インターンシップで好印象な髪型とは?髪色・パーマ・前髪などのポイントを解説!
インターンシップ・キャリア公開日:2025.08.13

この記事でわかること
- インターンシップでは清潔感のある、企業に合った髪型で参加することが重要
- インターンシップで好印象を与える髪型には、暗い髪色、顔周りがすっきりとした髪型
など5つの基本がある - インターンシップでは強すぎるパーマ、整髪料のつけすぎなどは避けるべき
インターンシップに参加する際の髪型に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。インターンシップでは社会人の一員としての振る舞いなどが求められるため髪型の印象も評価に影響する場合があります。この記事では好印象を与える髪型のポイントと避けるべき髪型を詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
※本記事では、キャリタス就活に掲載される「インターンシップ・キャリア」のうち、主にインターンシップについて解説しています。
インターンシップで髪型が重要とされる理由
インターンシップでは髪型に気をつけることが非常に重要です。髪型を含めた身だしなみは第一印象を大きく左右し、清潔感や誠実さを伝えるポイントになるためです。特にインターンシップでは、学生さんであっても初対面の社員の方や外部のお客さんと接する可能性があります。そのため、企業の一員としての自覚をもつことが大切です。
また、インターンシップの評価は直接的に本選考に結びつくわけではありませんが、5日以上の就業体験を伴うインターンシップにおいては、参加者の情報は今後の選考に活用されることもあり、間接的に評価に影響を与える可能性もあります。したがって、髪型を整えることは企業からの信頼を得る第一歩となります。

おさえておきたい就活マナー「身だしなみ・言葉遣い編」
就職活動における基本的なマナーやポイントについて、わかりやすく解説します! マナーとは、自分以外の人が、快適であるように心を配ること。 基本的なマナーを身につけることで、対面でもオンラインでも臆することなく、自分を表現…
インターンシップで好印象を与える髪型の2つの条件
インターンシップでは、どのような髪型が好印象につながるのでしょうか。ここでは、企業によい印象を与える髪型の2つの条件について解説します。
■清潔感がある髪型
インターンシップでは、清潔感のある髪型が好印象をもたれる条件のひとつになります。たとえば、前髪が目にかからず顔周りがすっきりしていることや、寝ぐせがなく整髪料などで適度に整えた髪型は、身だしなみとしての意識の高さが感じられます。
髪型は身だしなみの一部であり、ビジネスマナーの基本としてTPOを意識する姿勢が問われます。清潔感のない髪型は、自己管理ができていない人だと思われる可能性もあります。
下記のような清潔感のない髪型にならないように、清潔感のある髪型を意識して第一印象で信頼感を得られるように整えましょう。
清潔感がある髪型 | 清潔感がない髪型 |
---|---|
■まとまりがあり髪型が整っている ■洗髪されていてべたつきがない ■頭皮や髪にフケがついていない ■髪色が自然でムラがない など |
■髪がはねている ■髪がべたついている ■フケがついている ■色ムラが目立つ など |
■業界や企業に合った髪型
インターンシップでは、業界や企業の雰囲気に合った髪型を心がけることが重要です。自身の髪型が企業の一員としてふさわしい印象を与えられるかどうか考える必要があります。たとえば、金融や商社、医療、公務員などでは清潔感と品位が重視される一方、アパレルや美容、IT業界では髪型の自由度が比較的に高い傾向があります。ただし、どの業界でも奇抜な髪型や派手すぎるカラーは避けるのが無難です。
業界の特性や企業文化によって適切な髪型は異なるため、事前に企業の公式サイトや就職情報サイトの体験談などを参考に、適切な髪型を確認しましょう。
『キャリタス就活』の「企業を探す」では、さまざまな企業の情報を掲載しています。自分の気になる企業を検索することで、業界の傾向や企業の雰囲気を把握できる可能性があります。インターンシップや説明会に参加した先輩たちの体験談も読めるので、企業に合った髪型を選ぶために役立ててみてください。
【基本】インターンシップの髪型の5つのポイント

インターンシップに参加する際は、どのような髪型が適切なのでしょうか。ここでは、好印象を与えるためにおさえておきたい髪型の基本的なポイントを5つ紹介します。
■髪色は黒か暗めの茶色にする
インターンシップでは、髪色を黒か暗めの茶色に整えることが基本です。黒か暗めの茶色は清潔感があり、どの業界や企業でも違和感なく受け入れられるため企業でも好印象をもたれやすい傾向があります。
特に7トーン以下の暗めな色味であれば、自然で落ち着いた印象を与えることができます。反対に明るすぎる髪色はカジュアルに見えるため、ビジネスシーンには不向きです。
インターンシップで好印象を与えられる髪色について、詳しくは下記記事で解説しているので参考にしてみてください。

インターンシップの髪色は黒髪以外でもいい?適切なトーンや髪色の判断ポイントも解説
インターンシップに参加する際にどのような髪色が適切なのかわからないという方も多いのではないでしょうか。業界や企業によって髪色の基準が異なることもあり、判断に悩むケースは少なくありません。この記事では…
■前髪はまゆ毛にかからないように整える
インターンシップでは、前髪はまゆ毛にかからないように整えることも好印象を与えるポイントです。まゆ毛が見えることで表情が伝わりやすく明るく見えるほか、相手と目線を合わせやすくなるため、面接や業務中のコミュニケーションがスムーズになります。
前髪はまゆ毛より上にあげたり、サイドに流したりすると顔全体が見え清潔感を出せます。お辞儀などの動作で髪型が崩れないよう、整髪料を使って適度にセットしましょう。
■まゆ毛も整えておく
インターンシップでは、前髪を整えることでまゆ毛が見えるため、まゆ毛も清潔感を意識して整えておくことが大切です。整ったまゆ毛は顔全体の印象を引き締め、好印象につながります。反対に、ボサボサのまゆ毛はだらしない印象を与えることもあります。
まゆ毛は自然な形を意識して長さや太さを整えることがポイントです。まゆを整えた後は、そり跡や赤みが目立っていないかも忘れずにチェックしましょう。自信がない場合はまゆ毛サロンを利用するのもおすすめです。
また、ひげも忘れずに処理し、清潔感を意識した身だしなみを心がけましょう。
■顔周りが隠れないように耳を出す
インターンシップでは、顔周りをすっきり見せるために、耳を出す髪型がおすすめです。耳を出すことで顔の輪郭がはっきりして清潔な印象を与えることができます。
また、耳を出す際にお辞儀をしても崩れないようにセットすることが重要です。髪を耳にかけるだけでなく、ピンやヘアゴムでしっかりまとめるか、整髪料を使って髪型をキープしましょう。
■ヘアアクセサリーは控えめなデザインを選ぶ
インターンシップでは、使用するヘアアクセサリーは控えめなデザインを選ぶことが基本です。髪が長い場合にヘアアクセサリーで整える必要がありますが、派手なアクセサリーでは場にそぐわず、悪目立ちするおそれがあります。
ヘアゴムやピンの色は基本的には黒が望ましく、シュシュや飾り付きのものは避けましょう。

キャリアアドバイザーからの一言
インターンシップでパーマが許容されるかは、企業の雰囲気に大きく左右されます。アパレル業界など髪型に寛容な業界では、自然なパーマであれば問題ないことが多いです。事前に企業の文化や職場の雰囲気をリサーチして判断しましょう。
天然パーマの方は、無理にストレートにする必要はありません。清潔感とまとまりを意識して整髪料を使って髪を整えれば大丈夫です。
オンラインのインターンシップの髪型のポイント
オンラインのインターンシップでも、髪型は対面と同様に整えることが重要です。画面越しであっても、髪型で気をつけるポイントは対面の場合と同じですが、画面上では顔が暗く映ることもあるため、特に髪で顔が隠れないように注意しましょう。
前髪がまゆ毛にかからないように整えて耳を出し、顔周りをすっきり見せることで、表情が明るく見えて好印象につながります。
また、髪色も黒か暗めの茶色が基本です。オンラインでは髪色の見え方は実際とは異なることがあるため、落ち着いた色味にしておくと安心です。
インターンシップで避けるべき髪型
インターンシップでは、どのような髪型を避けるのがよいのでしょうか。ここでは、企業にマイナスの印象を与えないために避けるべき髪型について紹介します。
■強めのパーマ
インターンシップでは、強めのパーマは避けましょう。清潔感や整った印象が重視されるビジネスの場では、遊び感覚や自己主張が強い印象を与える可能性があります。
特に企業文化や業界の雰囲気に合わないことも多く、マイナス評価につながることがあります。企業によっては緩やかなパーマであれば許容されるケースもあるため、事前の確認が大切です。
また、アシメ(左右非対称なスタイル)やツーブロックなども、自己主張が強く見える髪型として注意が必要です。
■整髪料をつけすぎた髪型
インターンシップでは、整髪料のつけすぎに注意が必要です。過度な使用は髪を不自然に固めてしまい重たい印象を与える上、髪がべたついて不潔に見える原因になります。
整髪料は髪型を整えるために必要なアイテムですが、適量を心がけて自然で清潔感のある仕上がりを目指すことが好印象につながります。
■おくれ毛や触覚を出した髪型
インターンシップでは、おくれ毛や触覚を出す髪型は避けるのが無難です。(触覚ヘアとは顔周りに細い毛束を残すスタイルのことを指します。)おくれ毛や触覚ヘアは柔らかい雰囲気を演出しますが、幼く見えたり、顔周りがぼやけて見えたりと清潔感や落ち着いた印象を与えにくくなる可能性があります。
また、立ち上がり歩き回ったりする場面やお辞儀する際は、髪が顔にかかり、視界を妨げることもあります。ビジネスシーンでは、おくれ毛や触覚を出さずに顔全体が見えるようにすっきりまとめましょう。

キャリアアドバイザーからの一言
インターンシップでは、髪の長さに関わらず、顔まわりがすっきりと見えるように整えることが重要です。特に髪が顔にかかると、清潔感が損なわれたり、表情が隠れて暗い印象を与えてしまうことがあります。
髪が長い場合は、まとめる・耳にかけるなどして表情が隠れないよう工夫しましょう。
インターンシップでは、髪型以外の身だしなみも重要!
インターンシップでは、髪型だけでなく服装やカバンなど身だしなみ全体が重要です。身だしなみは第一印象を決める重要なポイントであり、社会人としてのマナーが問われる場面でもあります。服装やカバンまで気を配ることで、清潔感や誠実さを印象づけることができます。
どんな身だしなみが望ましいか不安な方は、『キャリタス就活』の「インターンシップの身だしなみ」関連記事をチェックして、事前に準備を整えましょう。
\インターンシップで「私服」を指定された場合の服装は?/
インターンシップの「私服」はどこまでOK?服装の例や着こなしのルールもご紹介
\インターンシップに着ていくスーツはどんなものが適切?/
インターンシップのスーツの選び方!適切な色や夏の着こなしのポイントも解説
\インターンシップに持っていくカバンはどんなものが適切?/
インターンシップにはどんなカバンを持っていく?服装別の選び方とポイントを解説
下記記事では身だしなみ以外にも、インターンシップ等に関するさまざまなお悩みをプロが解説しています。実際に学生さんから寄せられたリアルな疑問とその回答が紹介されているので参考にしてみましょう。

インターンシップ等の選び方や髪型など就活の悩みにプロがお答えします!【あんしん相談Q&A第5回】
インターンシップ先の選び方や選考基準、さらには服装やスケジュール調整に至るまで、さまざまな疑問や不安が出てくると思います。本記事では、「キャリタス就活あんしん相談」に寄せられた…
インターンシップの髪型に関するよくある質問
■Q.天然パーマ・アホ毛で髪をまとめるのが大変。髪を清潔に保つ対策は?
A.天然パーマやアホ毛が気になる方は、ブローやヘアアイロンで下処理を行い、整髪料を使って整えればくせ毛や浮き毛を抑えることができます。ヘアスティック(先端にブラシやコームがついたヘアスタイリング剤)を持ち歩いていれば、外でも髪を整えられるため安心です。
また、インターンシップに参加する直前に鏡で髪型をチェックすることも忘れないようにしましょう。
■Q.髪の毛を下ろしてインターンシップに参加するのはOK?
A.肩につかない長さであれば、髪を下ろしてインターンシップに参加しても問題ありません。顔周りが隠れないように髪をピンで留めたり、耳にかけたりしましょう。
髪が肩につく場合は、ハーフアップや1つ結びでまとめ、顔が明るく見えるよう意識することが大切です。
■Q.インターンシップ選考用の証明写真を撮るときの髪型のポイントは?
A.インターンシップ選考用の証明写真では、顔がはっきり見える髪型にするのが重要です。前髪は目にかからないように注意し、サイドは耳がしっかり見える長さに整えましょう。
髪が長い場合は、ハーフアップなど髪を後ろで軽くまとめると、顔まわりがすっきりし、表情がはっきり見えるので明るい印象を与えられます。また、髪色は地毛に近い黒や暗めの茶色など自然な色を選ぶのが無難です。
■Q.インターンシップ選考における面接での髪型のポイントは?
A.インターンシップ選考における面接での髪型は、清潔感を意識することが重要です。清潔感のある髪型は面接官に好印象を与え、評価アップにつながります。人の印象は視覚情報がその印象の約5〜6割を占めるともいわれています。
多くの応募者がいる中で、「自社にふさわしい人物か」「信頼して任せられるか」といった印象が選考に影響するため、身だしなみの整った髪型は大きなプラス要素となります。
具体的には、前髪はまゆ毛より上に整えておでこや耳を出すことで明るい印象を演出します。髪色は地毛に近い黒や暗めの茶色を選び、スタイリング剤を使用して自然なまとまりに整えましょう。

インターンシップの髪色は黒髪じゃないとダメ?適切なトーンや髪色の判断ポイントを解説
インターンシップに参加する際にどのような髪色が適切なのかわからないという方も多いのではないでしょうか。業界や企業によって髪色の基準が異なることもあり、判断に悩むケースは少なくありません。この記事では、インターンシップにふさわしい髪色の基準や判断のポイントをわかりやすく解説するので、髪色に迷ったときの参考にしてください。
■Q.インターンシップで服装が自由の場合、髪型も自由?
A.服装が自由なインターンシップでも、髪型まで自由でいいというわけではありません。企業の雰囲気に合った髪型で、清潔感を意識することが大切です。
前髪やサイドの髪が顔にかからないよう整え、明るすぎるカラーや派手なスタイリングは避けましょう。服装同様にTPOに配慮した髪型が好印象につながります。
企業の公式サイトや採用サイトなどを見れば、企業文化や社風を確認できるケースもあります。先輩たちの写真を参考に、パーマの強さやヘアアクセサリーの使用など、髪型の許容範囲を見ておくと安心です。
インターンシップでは清潔感のある髪型で好印象を残そう!
この記事では、インターンシップに参加する際の髪型について、好印象を与えるための5つのポイントや避けるべき髪型を紹介しました。インターンシップでの髪型は清潔感が重要です。前髪はまゆ毛にかからないように整え、顔まわりが隠れないように耳を出せば明るい印象を演出できます。この記事を参考に清潔感のある髪型に整えて、インターンシップで企業に好印象を残しましょう。
『キャリタス就活』では学生の皆さんが安心してキャリア選びに臨めるよう、多数の企業情報やサポートを提供しています。とくに就活の悩みを解決する「就活成功ガイド」では業界研究や面接対策など就活に役立つコンテンツを豊富に取り揃えています。あなたの就活にぜひ『キャリタス就活』をご活用ください。
PROFILE
キャリタス就活編集部
『本音をきく、本気でこたえる。』をテーマに、就職活動・就活準備をがんばる皆さんに向け、インターンシップ・キャリア情報やES・面接対策など、さまざまなシーンに役立つ情報をお届けしています。
「面接がうまくいかない」、「そもそも就活って何からはじめるべき」など、皆さんの本音に寄り添った記事を配信しておりますので、ぜひこの機会にご活用ください。