新入生必見!今から挑戦して将来の就活に役立つリスト10選

就活ノウハウ

公開日:2024.09.18

大学1年生の皆さんにとって、就活はまだ遠い未来の話に思えるかもしれません。しかし、早い時期から仕事やキャリアを意識し行動してみることは、結果的に将来の就活やキャリア形成に大きなメリットをもたらします。本記事では、低学年の皆さんが挑戦できて将来の就活にも役立つ、おすすめの取り組みを紹介します。

就活はいつから意識すればよいか

就活が本格化するのは大学3年生の3月以降ですが、選考の中では、大学時代の経験と学び、そこで得た知見を問われる場面が多く出てきます。就活が始まると時間の制約が発生するため、多様な経験を積む時間を取るのは難しくなるのが実情です。その意味でも、早い段階から長期休みなどを活用して積極的にさまざまなチャレンジをし、自己成長を図るのがおすすめです。

新たなチャレンジをすることで得られるメリットには以下のようなものがあります。

・多角的な視点の獲得:
異なる分野や活動に参加することで、多角的な視点をもつことができます。人との関わりの中で、問題解決能力が高まる効果があります。

・適性の発見:
思いがけない分野や方向性での適性を発見することにもつながり、将来のキャリア選択の幅が広がります。

・自己理解の深化:
さまざまな経験や人との交流を通じて自分自身の強みや弱み、どんなことにやりがいを感じるかを理解しやすくなり、就活の際にも役立ちます。

・人脈づくり:
学内外での仲間との出会いや世代を超えた交流は、将来の就活の際に情報面、精神面での大きな支えとなります。

・ESや履歴書の充実:
具体的な経験をES(エントリーシート)や履歴書に記載できるため、就活の際に企業に対してアピールしやすくなります。

就活は、大学3年生の3月頃からESの作成が始まり、大学4年生の6月から秋にかけて書類選考や適性検査、面接などが続きます。大学3年生までの経験や学びが多ければ、自分の興味や適性を見極めてスムーズに就活をスタートできるとともに、選考の際にアピールできるポイントが増え、就活を支えてくれます。そうした意味でも、就活を意識して行動する時期が早ければ早いほどメリットは大きいといえるでしょう。

何も就活していない人必見!まずはこれからはじめよう!

今の段階では「就活のイメージがわかない!」そんな方はまず以下のことから取り組んでみましょう。

・自己分析:
自分自身を早い時期に知り、得意なことややりがいを感じることを知ることは、満足度の高い就職の実現につながります。キャリタス就活には自己分析をサポートするさまざまなツールがありますので活用してみましょう。

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・業界や職種研究:
早い段階で業界・職種の特徴を知ることは、幅広い選択を可能にします。理解を深め、将来のキャリアイメージをもつことによって、学業や課外活動への取り組みや、インターンシップへの参加など一貫性をもって就職活動を行うことができます。

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次に、具体的な挑戦として、おすすめのものを紹介します。

今からはじめられる新しい挑戦10選

自己分析をする際に過去の経験や自身の興味を再確認することで、新たな目標や挑戦したいことが見つかるかもしれません。そんな新しい一歩としておすすめの挑戦を紹介します。

■学内でおすすめの挑戦

・専攻分野の学業の深掘り:
専門知識や研究の経験があることは、就活時の自己PRやESにおいて強力なアピールポイントになります。企業は深い知識と実践的な経験をもつ人材を高く評価します。専攻する学問についての知識を深めることは自己PRにも役立ちます。

・サークル活動、部活動への参加:
チームワークやリーダーシップを学ぶことができる貴重な機会です。自己表現や趣味の充実につながるだけではなく、培った人脈は就職活動時の心強いサポートとなるでしょう。サークルの先輩やOB・OGと知り合うことで、就活の体験談を聞けるチャンスもあるかもしれません。

・語学学習や海外留学:
業務の中で英語を求める企業も増えています。ビジネスレベルの語学力があることは、グローバル人材を求める企業への大きなアピールポイントとなります。機会があれば短期・長期の海外留学にチャレンジしてもよいでしょう。

・文化祭運営、学内ボランティアへの参加:
イベントの企画運営を通じて、リーダーシップや組織力を養うことができます。コミュニケーション能力や協力する精神を培いながら何かを実現するという実践的な経験は、就活においても強みになります。

・プレゼンテーションスキルを磨く:
このスキルを高めることで、論理的な思考力や相手にわかりやすく伝える力が身につきます。面接での自己PRやグループディスカッションにおいても有利に進められるでしょう。大学の授業やゼミ活動を通じて、プレゼンテーションスキルを磨くことができますし、プレゼン資料の作成の際にはオフィス系ソフトの活用から、データ分析まで、PCを駆使して仕上げる場合が多いので、PCスキルの向上も期待できます。

■学外でおすすめの挑戦

・ボランティア活動:
地域社会や国際社会への貢献を通じて、社会的責任感や協調性が養われます。新しい人々との出会いや異なる視点を学ぶことで視野も広がり、職業選択の幅が広がります。

・アルバイト:
労働の現実や社会の仕組みを学べる貴重な機会です。責任感やコミュニケーション能力が高まり、社会人として求められる自己管理のスキルも向上します。

・資格取得:
語学や簿記などの資格は、スキルを客観的に示す証拠です。就活の際にESや履歴書に書くことができる、強力なアピールポイントとなるでしょう。

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・通信教育:
通信教育のサービスには、たとえばIT技術の知識を得たり、趣味に関するスキルを習得したりできるさまざまな学習ツールがあります。自身が興味をもつ知識の習得は就活でも強みになります。

・クリエイティブな活動:
デジタル社会においては、情報を効果的に収集・発信するスキルが求められます。動画制作や編集、SNSでの発信を通して企画力や文章力、プレゼンテーション能力を磨くこともできます。

これら新しい挑戦は就活が本格化した際の強い武器となります。たとえば面接においてガクチカ(学生時代に力を入れたこと)は採用選考の中で必ず聞かれる定番の質問です。この質問は採用担当者にとって学生の人柄やスキル、行動特性、目標達成力などを把握する材料となります。そこで問われるのは、自己PRよりも一歩踏み込んだ具体性です。経験から何を学んだのか、仕事への意欲や実行力などが評価ポイントですが、自信をもって語れるエピソードがあれば、自分の強みをPRしやすくなります。

少しずつ社会に触れる機会を増やしていこう!

早い段階で興味のある業界や職種を見つけることができたら、少しずつ社会に触れる機会を増すことが大切です。まだ就活を始めていない人でも参加できるものがありますので参考にしてみましょう。

1.オープン・カンパニーやキャリア教育への参加
学生の皆さんが将来のキャリアを考える上で大学や企業が主催するオープン・カンパニーやキャリア教育は働くイメージを具体化する手助けとなります。

大学1、2年生でも参加できる機会は数多く、どちらも半日のものから数日間にわたって実施されるプログラムまであるため、目的に応じて気軽に参加できるのが特徴です。将来のキャリアに役立つ情報を収集し、社会で求められるスキルを学ぶことができるせっかくのチャンスですので、上手に情報収集をして、積極的に活用するとよいでしょう。

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2.イベントへの参加
大学や就職情報サービスが主催するイベントは、業界動向や企業、仕事について理解を深める上で有効です。企業の方と話すことで得られる情報は、あなたの理想のキャリア像をイメージする上で役に立ちます。キャリタス就活ではリアル、オフラインともに定期的にイベントを開催していますので、参加できそうなイベントがないかチェックしてみましょう。

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また低学年向けに、キャリアについて考える“きっかけ”をお届けするイベントも随時開催していますので、まずは気軽に参加してみるのもおすすめです。

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まとめ

大学生活は専攻分野の知識を深めるだけでなく、さまざまな経験を経て自分自身の生きがい、やりがいを見つける大切な時期でもあります。新しいことに挑戦することを楽しみ、失敗を恐れずに前向きに取り組むことで自信と経験を積み重ねていきましょう。早い時期から就活に対する意識をもち、前向きにチャレンジすることで視野が広がります。この時期に豊かな経験を重ねることが、のちの就活の際に大きな糧となることでしょう。自分の興味や関心を大切にし、積極的に行動してみてくださいね!

PROFILE

小柳 眞理
ジャーナリスト/キャリアコンサルタント
大学卒業後、25年にわたり日本とアメリカの新聞、テレビ、Web、雑誌で報道記者・編集者として取材・執筆・編集に従事。政治、外交、地方行政を中心に、のべ2000人以上にインタビューを行う。2015年に子供を出産後、全国転勤をしながら仕事と子育てを両立。育休復帰後の働き方に悩んだ経験から女性のキャリア支援を志し、2023年、国家資格キャリアコンサルタント、CDA(キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)資格を取得。同時期、記者として得た知識を深めるため大学院に入学し、20代の仲間たちとともに国際関係論を学ぶ。上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科国際関係論専攻博士前期課程修了(国際関係論修士)。海外留学中の学生を含む大学生・大学院生のキャリア支援や、さまざまな業種で働く女性へのキャリアコンサルティングを実施している。

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