株式会社博報堂/株式会社博報堂DYメディアパートナーズ

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業種:情報(通信・マスコミ)/広告 本社:東京都

生活者一人ひとりが、自分らしく、いきいきと生きていける社会の実現を目指す

サステナビリティ活動の事例

activity 01

社員一人ひとりが能力を存分に発揮し、いきいきと活躍できる環境をつくる

博報堂は、国連関係機関やアカデミア、企業、省庁・自治体、NPO・NGO等と協働し、SDGsの普及・啓発に向けた活動を進めてきました。また、クライアント企業が経済的インパクトと社会的インパクトを同時に達成し、さらなる成長を遂げられるよう、SDGs視点からの経営コンサルティング、事業開発支援、マーケティング支援などを行っています。

こうした当社の活動を支えているのが社員です。大切な人財である社員一人ひとりがその能力を十分に発揮し、自分らしくいきいきと活躍できる環境をつくるのは会社の責務と考え、健康・健全な働き方を推進しています。

産官学連携で開発した健康経営支援プログラム「健診戦」もそのひとつ。これは、社員一人ひとりの定期健康診断の結果をデータで可視化し、昨年と比較して特に健康維持・改善した社員を表彰することで、社員の健康増進を促すことをめざしたヘルス・エンタテインメント・プログラムです。このプログラムの導入により、参加者1,087人のうち76.4%が健康維持・改善を達成しました(2022年3月期)。また、企業対抗による団体戦「健診戦VS」の実証実験も開始しています。

チームメンバーの健康にも思いを馳せながら仕事をしています

activity 02

ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンの実現に向けて

多様性の時代においては、異なる価値観を持つ多様な人財が活躍し、一人ひとりがクリエイティビティを最大限発揮できる環境を整備することが急務と考えています。当社グループでは、女性社員のキャリア形成と継続のための人財育成や環境づくりを推進。育児休暇からの復職率は95.7%となっています(※1)。

また、博報堂・博報堂DYメディアパー トナーズでは、社員の「主体的な成長」に投資してパフォーマンスを上げるために、独自のタレントマネジメントシステム(人事制度)を導入し、社員の成長を促す職務付与、強みを伸ばすためのキャリア設計等を実施。2023年3月期にはリスキリング・プログラムを開始し、各自のニーズにあわせた成長機会を提供しています。

フレキシブルな勤務時間、テレワークの有効活用、育休制度をはじめとした休暇取得制度の推奨など、あらゆる人財が働きやすい環境を整備し、社員が自由にやりたいことを行い、アイデアを出し合える体制づくりに力を入れています。

  1. 2022年3月期。対象:博報堂、大広、読売広告社、アイレップ、博報堂DYメディアパートナーズ、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム

中期経営計画において「人的資本の強化」を掲げています

サステナビリティ活動におけるビジョン

「生活者一人ひとりが、自分らしく、いきいきと生きていける社会の実現」。これが、博報堂DYグループがめざすサステナビリティゴールです。

当社では、「博報堂DYグループサステナビリティ推進委員会」および「サステナビリティ推進室」を通じて、環境や人権、ダイバーシティ,エクイティ&インクルージョンを重要なテーマとして掲げ、グループを挙げてサステナビリティに取り組んでいます。

TBWA/HAKUHODOでは気候変動に対してどのようなアクションをすればよいかわかりやすく具体的に紹介する対策集『気候変動アクションガイド』を発表するなど、グループ全体での活動は多岐にわたります。

クリエイティブ、マーケティング&イノベーション、データ/テクノロジー基盤により、より良い未来を描いていくことが、社会から強く求められている博報堂DYグループの役割であると考えます。

SDGsを社会実装するための取り組みを積極的に展開しています

サステナビリティな人

博報堂 MaaSプロジェクトメンバー

左)畠山洋平 第二MDコンサルティング局

右)堀内悠 DXソリューションデザイン局

地域の社会課題解決を目指す
共助・共創モデル開発『ノッカル』

日本の地方においては、公共交通機関の衰退や高齢に伴う 運転免許返納者の増加が進む中、「移動すること」における 生活者課題が顕在化しています。博報堂はこの課題解決を目指し、様々なステークホルダーと連携しながら新しい公共交通 サービスを開発し、地域の皆様とともに社会に根付かせてい く「生活者発想型MaaS*」構想の実装プロジェクトを推進しています。

プロジェクト発足のきっかけは、畠山の個人的な経験にありま した。「田舎に1人で住む母親が、免許返納後にどうやって移 動するのだろうか」という、一人の生活者としての「問い」が 社会の課題でもあるという気づきとなり、この生活者課題の 解決に取り組む決断に至ったのです。

ノッカルのサービス設計のポイントは、町の生活者や事業者 になじみやすいプラニングを徹底したことです。大前提とし て、赤字が当然のようになってしまっている地域交通ですか ら、外野である博報堂が余計なコストのかかるソリューション を持ち込まないよう、地域の既存アセットをフル活用する設計 を志しています。(堀内)

最大の特徴は、日本の地方部ならどこでも 当てはまる「車社会」をアセットとして捉えたクリエイティビ ティ。地域に住んでおられる一般の「マイカードライバーとそ の車両」を主役とし、ご近所さんをついで送迎する「マイカー 公共交通」として社会実装しています。

  1. MaaS:Mobility as a Service

※本ページ内の掲載内容は2023年4月3日時点のものです。

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