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サステナビリティプロジェクトを立ち上げ「夢・クリエイション」を未来につなぐ

バンダイ、BANDAI SPIRITS はこれまで、サステナビリティ分野においても積極的に活動を行ってきました。ガシャポンのカプセルを回収してリサイクルカプセルに生まれ変わらせる「ガシャポン カプセルリサイクル」や、回収したランナーをそのまま粉砕して新たなプラモデル製品へと生まれ変わらせることを目指す「ガンプラリサイクルプロジェクト」などはその一例です。また、BANDAI SPIRITS のプラモデル生産工場の「バンダイホビーセンター」は、グリーン電力と太陽光パネルの導入により、CO₂ 排出量が実質ゼロとなっています。

2023年3月からは、サステナビリティプロジェクト「未来・クリエイション」を始動。

同プロジェクトは両社共通の企業スローガンである「夢・クリエイション」を未来につなぐためのプロジェクトで、「トイホビー事業拠点のCO₂排出量15%削減」「安全安心の商品・サービスの提供」「未来を担う子どもたちに向けた教育・体験価値の提供」という3つの目標を掲げ、「会社」「部門」「役員・社員」がそれぞれ当事者意識を持って役割を達成することを目指すものです。

「トイホビー事業拠点のCO₂排出量15%削減」に向けては、浅草のバンダイ本社へのグリーン電力導入をはじめ、今後もカーボンニュートラルを実現するためのアクションを行っていきます。

「バンダイホビーセンター」本館（右）・新館（左）
（本館壁面のソーラーパネルは2006 年設置のもの）

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未来を担う子どもたちのために、ものづくりや環境への興味を育むきっかけを提供する

「未来を担う子どもたちに向けた教育・体験価値の提供」に準じた取り組みとしては、2023年3月22日(水)よりバンダイ本社 2F に「トーマス・エジソン特別展」を開設しました。同展では、公益財団法人バンダイコレクション財団が栃木県壬生町で運営している「エジソンミュージアム」の収蔵品の中から、実際に動かすことができる蓄音器・白熱電球・トースターなどを展示し、エジソンの生涯や名言などとともに紹介します。

また、こどもの職業・社会体験施設「キッザニア東京」内に、3月28日（火）からパビリオン「おもちゃ工場」を出展しました。パビリオンでは、ものづくりの面白さを子どもたちに知ってもらうとともに、使用済となった「カプセルトイ」のカプセルを回収・再利用し、環境に配慮した商品がつくられていることを伝えます。これにより、サステナビリティへの興味・関心を持ってもらうきっかけを提供できればと考えています。

トーマス・エジソン特別展（2023年3月22日〜）

バンダイ、BANDAI SPIRITSは、「夢・クリエイション」を企業スローガンに掲げ、キャラクターなどの知的財産（IP）を軸にさまざまな事業を展開してきました。誰かの「あったらいいな」を想像して形にし、それらをたくさんの人のもとに届けて、本当に「いいな」と思ってもらう……。これが私たちの企業活動の原点です。そしてこれからは、誰にとっても「いいな」と思える社会や地球にももっと思いをめぐらせて、社員から役員まで、一人ひとりがより当事者意識を持ってサステナビリティに向き合っていくことが大切だと考えています。