ふくおかフィナンシャルグループ

  • SDGs
  • ESG
  • DE&I(D&I)
  • DX
  • SX

業種:金融/地銀 本社:福岡県

福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行、福岡中央銀行、みんなの銀行を傘下にもつ、広域展開型の地域金融グループ。「あなたのいちばんに。」をブランドスローガンに人々の最良な選択を後押しし、すべてのステークホルダーの成長に貢献する「ザ・ベストリージョナルバンク」を目指します。

サステナビリティ活動の事例

activity 01

世界レベルのSDGs評価で、持続可能な地域社会の実現に貢献する

ふくおかフィナンシャルグループ(以下、「FFG」)は、地域の持続的な発展に貢献するために、地域が抱える社会課題、環境課題の解決に取り組んでいます。その一環として、2021年にSDGs支援子会社「株式会社サステナブルスケール」を設立しました。

サステナブルスケールは、SDGsの取り組みを通して持続的に成長する地域社会と、それを支える企業の創出・成長を促す“架け橋”となることを目的としています。お取引先の持続可能性を重視した経営の転換、いわゆる「サステナビリティ·トランスフォーメーション(SX)」の実現に向けた取り組みに向けて伴走し、地域社会の健全な成長に貢献することを目指しています。

2021年11月には、法人のお客様のSDGsの導入のサポートを目的に九州大学と共同開発した「ESG/SDGs スコアリングモデルサービス“Sustainable Scale Index”」の提供を開始しました。

本サービスを通じて、銀行担当者と地域の企業との対話機会を増やし、SDGsの切り口から、幅広いテーマを取り上げることで、地域の企業の持続成長に向けた支援につなげてまいります。

企業のSDGsの取り組みを適切に評価し“見える化”

activity 02

地域の金融リテラシー向上に貢献するため、金融経済教育に取り組む

FFGでは、地域社会の金融リテラシーの普及・向上において、地域金融機関が果たすべき役割は大きいと考え、さまざまな取り組みを展開しています。たとえば、2022年7月にオープンした「キッザニア福岡」に、オフィシャルスポンサーとして福岡銀行がパビリオンを出展。次世代を担う子どもたちに、銀行の役割やお金の大切さを伝えることで、子どもたちの健全な成長・育成につなげていくことを目的としています。

また、金融経済教育の長期 KPI(重要業績評価指標)として、「2030年度までに金融経済教育受講者数(※)10万人(年間約1万人)」を目標に掲げました。自治体や学校と連携し、高校生には「資産形成」に関する授業を、社会に出ることを目前とした大学生や大学院生にはゼミやインターンシップなど従来からの金融講座を提供することで、金融に対する理解浸透に貢献しています。あわせて、YouTubeをはじめとするSNSで若年層に向けて金融知識を発信しています。

受講者数=当社グループの実施する各種金融セミナーや職場体験、出張授業などの金融教育受講者など2020年度から2030年度までの総合計人数

キッザニア福岡では銀行のお客さんと銀行員どちらの体験もできる

サステナビリティ活動におけるビジョン

FFGでは、グループ経営理念の実践にサステナビリティの観点を取り入れ、その考え方を明文化した、「サステナビリティ方針」を以下のように定めています。

『ふくおかフィナンシャルグループは、グループ経営理念に基づく事業活動への取り組みを通じて、「地域経済発展への貢献」と「FFG 企業価値の向上」の好循環サイクルを創出し、持続可能な地域社会の実現に貢献してまいります。』

FFGは、地域との密接な関係、多くの取引先を有する地域金融機関として、地域社会の持続的な成長に貢献 することが使命であると考え、以下の3つの活動に注力します。

①お客さまのSX支援
FFGの独自商品である、ESG/SDGsスコアリングモデルサービス『Sustainable Scale Index』を起点とした、ファイナンスやコンサルティングの提供によるサステナビリティ経営支援を通じて、持続可能性を重視した経営の転換、いわゆる「サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)」の実現に向けた取り組みを推進します。
②地方創生
産学官と連携しながら、地域の課題解決や新たなビジネス機会の創出、販路拡大に主体的に取り組むことで、地域に根差したFFGだからこそできる地域成長への貢献を目指します。
③FFGのSX実現
①②と併せ、気候変動への対応や地域の金融リテラシー向上などの環境・社会課題の解決を通じて、FFG 自身の「SX」を実現します。

サステナビリティな人

◆ふくおかフィナンシャルグループ
営業統括部 サステナビリティ推進企画グループ
調査役
青木 美誉子(Aoki Miyoko)

SDGsを“見える化”して
サステナビリティ経営をサポートしたい

青木美誉子さんが担当するサステナビリティの推進業務は二本柱で構成されています。一つはサステナブルファイナンス商品など、SDGsに関連する自社商品の企画・開発。そしてもう一つは、法人のお客さまに対してサステナビリティを取り入れた経営のサポートをする業務です。なかでもお客さまと面談・対話をしながらサステナビリティ企業としての歩みをサポートする業務では、大きなやりがいを感じるといいます。

「FFGでは、お客さまのSDGs/ESG活動を指標化するサービスを提供しています。これによってサステナビリティ経営がどこまで実現できているのかが可視化され、お客さまも“見える化”することで自社の優先課題が明確になると、喜んでいただいています」と青木さん。地域企業に対して、サステナビリティに関する理解を促進するのが自身のミッションだと語ってくれました。

◆ふくおかフィナンシャルグループ
経営企画部 広報グループ 兼 サステナビリティ統括グループ
副調査役
田中 実(Tanaka Minoru)

サステナビリティを通して、
会社、そして社会の“全体感”を理解する

FFGが取り組むサステナビリティ事業に対して、主に“情報”の面で関わっている田中実さん。自社ホームページや各種アンケートの回答を通じてサステナビリティに関する情報を発信したり、評価機関との対話を通じて自社の取り組みを対外に示すなどの業務を担当しています。

「これまでは営業の分野でキャリアを積んできましたが、サステナビリティの業務を担当するようになって、さらに視野が広がりました。世の中で何が重視されていて、自分はそれにどう関わればいいのか、常に考えるようになりました」と語る田中さん。社内各部と連携して情報収集しつつ、サステナビリティに関するセミナーにも積極的に参加し、日々勉強を続けています。

※本ページ内の掲載内容は2024年2月26日時点のものです。

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業種:金融/地銀 本社:福岡県

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