大和ハウス工業株式会社

  • ESG
  • SDGs
  • カーボンニュートラル
  • 再生可能エネルギー
  • D&I

業種:メーカー/建設 本社:大阪府

「人・街・暮らしの価値共創グループ」として、住宅や商業施設、物流施設などの建築に加え、環境エネルギーなど、幅広い事業を展開。社会課題の変化や世の中のニーズを的確に捉え、それらの解決に向けた新たな事業の創出に挑み続けています。

サステナビリティ活動の事例

activity 01

人がいつまでも生き生きと暮らせるよう、いまこそ、街の「再耕」へ

高度経済成長期に大和ハウス工業が開発した郊外型住宅団地を再耕※する「リブネスタウンプロジェクト」を行っています。そこに暮らす人々と共に考え、街と暮らしに寄り添い続けたい。未来に向かって輝き続ける街の価値を築いていきたいという想いを持って取り組んでいます。
兵庫県三木市にある「緑が丘ネオポリス」では、再耕にあたり街の中にミニ胡蝶蘭の栽培施設ココランハウスを立ち上げました。独自の栽培技術で育成したミニ胡蝶蘭「COCOLAN(ココラン)」の名前は、共に・つなぐという意味を持つ「Co-(コ)」と「小さい」の「小(コ)」を蘭(ラン)の花に込めています。ここでは、地域にお住いの高齢の方や障がいのある方など誰もが携わることのできる作業を実現し、生きがいのある毎日を創出しています。
また、次世代との交流も広がり、三木市の全小学校の卒業式では、在校生たちがアレジメントしたCOCOLANをお祝いの気持ちと共に卒業生に贈るイベントなども実施しています。さらにフラワーロス・ゼロチャレンジとして、出荷できなかったCOCOLANを、切り花や押し花として商品化する「COCOLAN CYCLE SYSTEM」も構築しています。
「幸福が飛んでくる」という花言葉を持つCOCOLANを通じて命を慈しむ気持ち、思いやりの心を育むだけではなく、地域活性化や地域交流など、街や人々の「架け橋」のような存在を目指しています。

  1. 再耕:大和ハウス工業による造語。「戦後の高度成長期、土地を切り拓き、街をつくり、暮らしを育んできた私たち。時代が大きく変わろうとしているいま、もう一度街を耕し、お客さまの暮らしを耕し、この国の新しい未来を耕す」という想いが込められている。

「COCOLAN」を通じて雇用創出とコミュニティ形成に取り組む

activity 02

日本が誇る桜のある風景を、次代につなぐ「Daiwa Sakura Aid」

奈良県・吉野の林家に生まれた創業者・石橋信夫は、何よりも自然を愛し和の精神・和の文化をこよなく愛していました。
大和ハウスグループは、創業者ゆかりの地であり、世界遺産でもある奈良県吉野山を中心に、日本を象徴する花である桜と、これまで大切に受け継がれてきた素晴らしい風景を次世代につなぐ活動を、ステークホルダーの皆さまと共に実施しています。
吉野山の桜保全活動では、吉野山に桜育成園を開設し、公益財団法人吉野山保勝会や地元の桜守、ボランティアの皆さまとシロヤマザクラを種から育成。1年間のサイクルを通じて、一つひとつの作業が桜の育成にむすびついていることを学び、桜が元気に育つように、1本1本丁寧に育てています。そして、5年程成長した苗木を山に還しています。
また、チャリティーコンサートなどを開催し、桜の現状や桜の魅力を発信するともに、会場で桜の保全のための募金活動を行っています。
私たちは、創業者のDNAを引継ぎ、桜を次代へ守り続けていくことで、日本が誇るべき文化や伝統を未来につなげていきます。

桜とともに「和」の心をつないでいく

サステナビリティ活動におけるビジョン

SDGsと脱炭素に向けた取り組み

「何をしたら儲かるかという発想でことにあたるな。どういう商品が、どういう事業が世の中のためになるかを考えろ。会社は社会の公器やからな。」創業者である石橋信夫が常に社員に語っていたこの言葉は、大和ハウスグループの原点です。これは、創業以来追求してきた事業の根幹を成す精神であり、今も変わることはありません。創業者精神を受け継ぎ、歩んできた私たちの道は、いつしかSDGsと重なり、同じ未来へと向かっていると考えます。
現在、大和ハウスグループでは太陽光発電・風力発電・水力発電などの環境エネルギー事業を展開しています。この背景には、1990年代には創業者が予見した「21世紀の事業は風と太陽と水」という言葉があります。早くから、環境エネルギー事業部を立ち上げ、再生可能エネルギーや省エネ、創エネを手掛けてきました。
そして、大和ハウス工業の創業100周年にあたる2055年を見据えて、2016年度に環境長期ビジョン“Challenge ZERO 2055”を策定しました。また、日本政府による「2050年カーボンニュートラル宣言」に賛同し、事業活動に伴うGHG排出量を2030年度までに50%削減(2015年度比)し、2050年度にはネットゼロを目指す脱炭素目標を掲げています。サステナブル(持続可能)な社会の実現を目指しグループ、グローバル、サプライチェーンを通じて環境負荷“ゼロ”に挑戦を掲げ、SBT、EP100、RE100の3つの国際イニシアティブに加盟し、その目標達成に向け、取り組みを加速しています。

脱炭素に向けた大和ハウスのまちづくり「コ“Re”カラ・シティ」

※本ページ内の掲載内容は2022年6月1日時点のものです。

大和ハウス工業株式会社

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業種:メーカー/建設 本社:大阪府

「人・街・暮らしの価値共創グループ」として、住宅や商業施設、物流施設などの建築に加え、環境エネルギーなど、幅広い事業を展開。社会課題の変化や世の中のニーズを的確に捉え、それらの解決に向けた新たな事業の創出に挑み続けています。