三井住友海上火災保険株式会社

  • SDGs
  • カーボンニュートラル
  • スマートシティ
  • D&I
  • DX

業種:金融/損害保険 本社:東京都

向き合うから、強くなる。~Tough Spirits,Big Heart~
三井住友海上が中核を担うMS&ADインシュアランスグループは、損害保険事業の日本国内での保険料シェアは第1位、世界においてもトップ10の一角を占めます

サステナビリティ活動の事例

activity 01

企業火災保険向け「カーボンニュートラルサポート特約」、脱炭素化の取組みを支援

三井住友海上とあいおいニッセイ同和損害保険株式会社は、2021年8月より、企業向けの火災保険において、被災建物等の復旧時に、新たにCO2排出量削減に繋がる設備等を採用する際の追加費用を補償する「カーボンニュートラルサポート特約(脱炭素化対策費用補償特約)」を販売し、企業の脱炭素化に向けた取組みを支援しています。
脱炭素に向けた取組みは世界中で加速しており、CO2排出量を削減する新しい設備や技術が開発されています。今後は、火災や風水災等で損害を被った建物や設備を復旧する場合においても、追加費用をかけてCO2排出量の削減に繋がる設備等を採用する企業が増えると想定されますが、従来の火災保険は、一般的な工事や設備修理等、元の状態に復旧する費用までしか保険金をお支払いできませんでした。
この取り組みは「Build Back Better*1」の考えを踏まえ、脱炭素社会実現への貢献を目的とし、復旧時のCO2排出量削減に繋がる追加費用を補償する新しい特約です。

  1. 創造的復興。災害発生後の復興段階において、元の状態に戻すだけでなく、より強靱な対策を講じてまちづくりを実現するという、防災分野で提唱されている概念

本社ビル。コンセプトは生物多様性と気候変動への適応に貢献すること

activity 02

官民連携DXで道路点検をサポートする「ドラレコ・ロードマネージャー」

三井住友海上と株式会社アーバンエックステクノロジーズは、2021年12月より、全国の自治体や道路修繕事業者に対して道路等のメンテナンスを支援するサービス「ドラレコ・ロードマネージャー」の販売を開始しました。
本サービスは、三井住友海上の自動車保険に付帯するドライブレコーダーにアーバンエックスのAI画像分析技術を搭載し、収取したデータを活用することで、従来のようなパトロール走行を行うことなく、広範囲の路面情報を把握することを可能にするものです。これを行うことで、高額な専用点検車両や専門職員の目視確認が不要となり、コストや点検担当者不足の課題を解消することができます。
また、地域企業と連携した自治体DXを推進し、事故につながる危険な道路損傷の早期修繕につなげることで、SDGsの達成・安全なまちづくりにもつながります。

路面状態を自動連携・クラウド上で一元管理

サステナビリティ活動におけるビジョン

三井住友海上は、MS&ADインシュアランスグループの一員として、グローバルな保険・金融サービス事業を通じて、安心と安全を提供し、活力ある社会の発展と地球の健やかな未来を支えます。
当グループは、経営理念(ミッション)を「グローバルな保険・金融サービス事業を通じて、安心と安全を提供し、活力ある社会の発展と地球の健やかな未来を支えます」と定めています。この経営理念の実現に向け、「価値創造ストーリー」を紡ぐ企業活動を通じて、社会との共通価値を創造し、「レジリエントでサステナブルな社会」を目指します。信頼と期待に応える最高の品質を追求し、ステークホルダーとともに、地球環境と社会の持続可能性を守りながら、誰もが安定した生活と活発な事業活動にチャレンジできる社会に貢献し続けます。
その中でも、喫緊の対応が必要とされる「気候変動への対応」、「自然資本の持続可能性向上」及び「人権尊重」における課題に優先的に取り組むこととし、具体的な数字を設定し達成に向けて取り組んでいます。

三井住友海上のポジショニング

サステナビリティな人

執行役員 本島 なおみ

1987入社。火災新種損害サポート部、経営企画部、グループ会社など多岐にわたる部門を経験。1995年に産育休を取得。育児とキャリアの両立に自分自身が悩んだ経験を踏まえ、遠い未来をおそれずに目の前の仕事に一生懸命取り組むことを大切にしている。2014年より傷害疾病損害サポート部長、2018年よりMS&ADホールディングス(株)のD & I担当の執行役員を兼務する。

これまでのキャリアで印象に残っているのが、上司に「昇進したい」と伝えたときのこと。私にとってはとても勇気のいることでしたが、思い切って話したところ、上司がしっかり受け留めてくれました。
昇進するために私には何が足りないのか、克服するためにはどうすればいいか、もっと活かすべきところはどこなのか、きめ細かく指導してくれました。また業務知識を増やすために「米国の訴訟実務を見たい」と伝えたところ1年間の研修を企画してくれ、女性で初めて海外での長期実務研修を経験することもできました。自分の未来を切り拓くためには、「自信をもって発言する」という勇気と行動力が欠かせません。私が後輩社員を指導するときには、「恥ずかしい」「自信がない」そんな意識を変えることを大切に、男女の別なく同じように挑戦の機会を与え、成功体験を積み重ねてもらうことを意識しています。
大勢の社員にメッセージを発する機会が格段に増え、その度、多くの後輩女性から「励みになる」との反応をいただきます。それも私の大切な役割だと感じるとともに、自分の影響力の大きさを正しく認識し、発言・行動していくことを意識しています。会社で働く人はみな、どうすれば会社をよりよくすることができるのか、担当範囲を超えて考え行動しなければなりません。その思いは以前と同じですが、会社全体に範囲を広げることを目指して努めています。

※本ページ内の掲載内容は2023年4月26日時点のものです。

三井住友海上火災保険株式会社

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三井住友海上が中核を担うMS&ADインシュアランスグループは、損害保険事業の日本国内での保険料シェアは第1位、世界においてもトップ10の一角を占めます