株式会社サイバーエージェント

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業種:IT・情報処理/インターネットサービス 本社:東京都

インターネット広告事業、ゲーム事業に続き、「ABEMA」を中心としたメディア事業を育てながら、「新しい力とインターネットで日本の閉塞感を打破する」をパーパスに掲げ、持続的な成長を続けています。

サステナビリティ活動の事例

activity 01

新しい価値を生み出し経済成長へ貢献、活気あふれる社会を実現する「あした会議」

サイバーエージェントは、パーパス「新しい力とインターネットで日本の閉塞感を打破する」にある通り、新市場を開拓し事業を生み出し続けることが会社の持続的な成長、そして社会の活性化につながると考えています。
当社には継続的に事業を生み出し続けるための様々な独自の取り組みがあります。その代表的な成功事例が2006年から開始した「あした会議」です。
例えば「あした会議」の決議にて、エンターテインメント産業における収益化のデジタルシフト支援の子会社や、企業のDX推進に特化した子会社、小売向けにAI技術を活用した無人店舗ソリューションの提供・開発を行う子会社が設立されました。
これが実現可能なのは、「あした会議」で経営に関する重要な情報の共有や、意思決定が行われるため、いわゆる新規事業を提案するビジネスプラン・コンテストではなく、役員会議に相当するレベルの提案がされるから。そのため、「あした会議」は現在、当社の持続的成長に欠かせない重要な経営会議となっています。
今後も「あした会議」などを通じて新規事業や成長のための仕組みを創出、新しい価値を生み出して雇用や日本の経済成長へ貢献し、活気あふれる社会の実現に努めていきます。

「あした会議」から生まれた32の子会社による創出額(2021年9月末時点)

activity 02

社員の挑戦を応援し後押しするカルチャー

サイバーエージェントは人材の「採用・育成・活性化・適材適所」を重視しています。また、社員一人ひとりがモチベーション高く挑戦し、決断機会を数多く経験することが個人の成長につながり、ひいては事業の成長、業績の向上につながると考えています。
そんな当社には社員の挑戦を応援する社内異動制度「キャリチャレ」があります。「キャリチャレ」は現部署で1年以上経つと、挑戦したい他部門またはグループ会社への異動をチャレンジできる制度です。
当社では定期異動は行っていないため、自らチャレンジしたいことを伝える場として「キャリチャレ」という制度を利用してもらいます。
また、20代の選抜リーダーで構成された、若手人材育成のための全社横断プロジェクト「YMCA」もあります。その取り組みの1つには、将来の役員や事業責任者になる素質のある人を育成する次世代幹部候補育成プログラム「BREAK8」があります。事業部からの推薦と公募によって十数名を選抜し、経営基礎力を高めるインプットとアウトプットを繰り返すことで、次世代経営幹部候補の「発掘」と「覚醒」を目指しています。

各部署からの求人募集が集約される社内システム「キャリバー」

サステナビリティ活動におけるビジョン

サイバーエージェントはイノベーションなくして持続的な成長はかなわないと考え、変化対応力を強みに様々な新規事業を創出すると同時に、多くの独創的な社内施策に取り組み、型にはまらない企業カルチャーを生み出してきました。2021年に制定したパーパス「新しい力とインターネットで日本の閉塞感を打破する」に向かって、インターネット企業として培った経験、テクノロジーとクリエイティブを武器に、社会の進化を牽引していく存在を目指しています。
具体的には、あらゆる産業のデジタルシフトに貢献すること、新しい未来のテレビ「ABEMA」を、いつでもどこでも繋がる社会インフラにすること、テクノロジーとクリエイティブの融合で世界に挑戦すること、年功序列を排除し、21世紀型の日本的経営を体現すること、時代の変化に適合し、グローバルカンパニーを目指すこと、インターネットを通じて日本を元気にすることが含まれています。
そのために、成長産業であるインターネットに軸足をおき、変化対応力を支える「創出力」「技術力」「人材力」を強化し、持続的な成長を目指します。

価値創造モデル

サステナビリティな人

左:サイバーエージェントAI事業本部
AIクリエイティブDiv統括
毛利 真崇

右:早稲田大学 理工学術院
森島 繁生教授

デジタルヒューマンによる「感動体験」を実現するための組織を超えた取り組み

サイバーエージェントは4年前からCGに力を入れはじめ、最先端のコンピュータビジョン・CG技術を牽引する第一線の研究室として注目をされている早稲田大学 森島研究室とタッグを組み取り組んでいます。4年前にゼロベースで始まったこの取り組みは、デジタルヒューマンによる「感動体験」を実現するという想いを共有しながら、企業と大学の枠を超えて行っています。
4年の間に、次世代のクリエイティブ表現を実現する「極予測AI人間」「デジタルツインレーベル」をリリース。「デジタルツインレーベル」は、著名人をCG化しキャスティングする事業です。例えば俳優さんは役になりきってお芝居をして感動を与える、スポーツ選手だと試合を通して熱狂を生み出しますが、それらがデジタルのコピーロボットになった時、同じように感動を与えられるかにチャレンジするものです。
2021年10月には深層学習に基づいた写実的な人体表現の生成実現を目的としたCG研究専門組織「デジタルヒューマン研究センター」を設立しました。今後も、CG研究を加速させデジタルヒューマンの制作スピードと品質の向上を目指し、活用の場を拡大していきます。

※本ページ内の掲載内容は2023年4月3日時点のものです。

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業種:IT・情報処理/インターネットサービス 本社:東京都

インターネット広告事業、ゲーム事業に続き、「ABEMA」を中心としたメディア事業を育てながら、「新しい力とインターネットで日本の閉塞感を打破する」をパーパスに掲げ、持続的な成長を続けています。