株式会社ファンケル
- SDGs
- D&I
- ウェルビーイング
- サーキュラーエコノミー
- 3R/4R
業種:メーカー/化粧品 本社:神奈川県
無添加化粧品やサプリメントのパイオニアであり、製造から販売まで一貫して行うメーカー。
「正義感を持って世の中の『不』(不安、不便など)を解消しよう」を理念として掲げ、挑戦を続けています。
activity 01
暮らしでできるエコ活動と「FANCL リサイクルプログラム」
日々の生活と密接なトピックスをテーマに、「私たちの暮らしで身近にできるエコ活動」などの情報発信に取り組むとともに、使用済みの化粧品容器を回収する「FANCL リサイクルプログラム」など、お客様とともに取り組むリサイクル活動を実践しています。
「FANCL リサイクルプログラム」は、直営店舗に設置した専用BOXで化粧品容器を回収し、プラスチックの資源循環を目指す取り組みです。神奈川と東京の6店舗から取り組みを開始したこの取り組みは、お客様や自治体の協力により着実に広がっていき、2023年3月中旬からは、ほぼ全国の店舗で回収が可能になりました。回収された容器は「植木鉢」などの新たな資源にリサイクルされ、ファンケル本社がある横浜市や学校などにこれまで約4,500個を寄贈。緑豊かな街づくりや環境教育に貢献しています。
またファンケル社内でも、回収BOXを設置し、従業員が積極的に参画するほか、オフィス内の古紙や飲料の紙パックなどを分別回収して資源循環する取り組みを行っています。
回収容器の累計本数は約58,000本(2023年1月末時点)
activity 02
「ファンケル 神奈川SDGs講座」を開講。高校生と一緒に商品開発・SDGs情報発信
「ファンケル 神奈川SDGs講座」を開催し、公募で集まった高校生たちと一緒に、次の3つのステップで、SDGsをコンセプトにした商品パッケージデザイン(2品目4品種)の開発と、情報発信に取り組みました。
- ① SDGsをコンセプトにした商品デザインの共同制作
- ② ファンケルが行う化粧品容器の回収を促進するアイデアの企画・実施
- ③ 上記①、②と連動したSDGsの大切さを伝えるPR活動の企画・実施
2023年2月には、「みんなで一緒にカラフルな未来を描いていけるような、明るくて楽しいSDGsでありたい」 という考え方をもとに、高校生の皆さんの思いが詰まった商品を実際に発売。商品発売会・メディア向け説明会も、生徒たちが主体的に取り組みました。
この講座では、高校生たちがSDGsを学ぶだけでなく、高校生たち自身のSDGsへの想いを形にしていくデザインコンセプト立案、デザインの検討~最終調整まで、皆で意見を出し合って進めました。さらに一般の生活者に向けたSDGs意識向上・リサイクル活動参加を促す情報発信プランも高校生たち自身で考え、PR動画を制作し公開しています。こうした活動をきっかけに、未来を担う世代からサステナブルな輪をさらに広げていける取り組みを、ファンケルはこれからも続けてまいります。
ファンケル 神奈川SDGs講座の様子
高校生と共同開発する講座以外にもSDGsについて学ぶ講義形式の講座も行っています
(写真右)
高校生たちの想いが形になったファンケル商品パッケージ
1980年の創業以来、社会課題解決型企業として成長してきたファンケルグループ。2018年には「ファンケルグループ サステナブル宣言~未来を希望に~」を策定しました。
◎ファンケルグループ サステナブル宣言~未来を希望に~
ファンケルは、「正義感を持って世の中の『不』を解消しよう」という創業理念に基づき、地球環境、社会課題など「未来への不安」に立ち向かい、ステークホルダーとともに「希望」をつくります。現在と未来に生きる人々の笑顔のために、持続可能な社会を目指します。
この宣言に基づいて設定した3つの重点テーマについて、それぞれ目標を設け、具体的なアクションにつなげています。
- 〇環境
- 企業活動のあらゆる面で、重要課題として「CO2排出量削減」「プラスチック使用量削減」「持続可能な調達」「資源循環(廃棄物対応)」を掲げ、定量目標を設定し、具体的なアクションに取り組みます。
- 〇健やかな暮らし
- 独自性のある製品・サービスを通じ、人々の「健康寿命の延伸」「基本的な栄養ニーズへの対応」「生活の質(QOL)の向上」に貢献します。
- 〇地域社会と従業員
- 創業以来の企業文化「人間大好き」を大切に、「ダイバーシティ&インクルージョンの推進」「地域社会への貢献」「美と健康の教育機会の創出」を掲げ、誰もがイキイキと輝ける社会づくりに貢献します。
2004年時点と比べて、ボトルのプラスチック使用量を約40%削減
キレイと元気の旬な情報をお届けしているファンケルのWEBメディア『FANCL CLIP』。
お客様にSDGsを身近に感じていただきたいという思いから2022年1月にSDGsカテゴリーを新設し、SDGsをテーマにした記事をサステナビリティ推進室で執筆・掲載しています。
編集担当3名がファンケルのサステナビリティ活動やSDGsに関連する取り組みを取材・執筆し、毎月1-2本程度を公開しています。地球の未来が少しでもよりよいものになるよう、お客様とともに取り組むSDGs活動の発信を進めてまいります。
https://www.fancl.co.jp/clip/sdgs/index.html
「FANCL CLIP」編集部SDGs担当 左から中川、町田、宮澤
※本ページ内の掲載内容は2023年6月7日時点のものです。