株式会社ゼンショーホールディングス

  • SDGs
  • DX
  • フェアトレード

業種:サービス/フードサービス 本社:東京都

《企業理念:世界から飢餓と貧困を撲滅する》
外食事業において国内ではNo.1。この「食のインフラ」を世界中に築きフード業世界一を目指しています。

サステナビリティ活動の事例

activity 01

フェアトレードでおいしいコーヒーを未来へとつなげる「THINK EARTH COFFEE」

「THINK EARTH COFFEE」 は、フェアトレードを通じ持続可能なコーヒー生産に貢献することを目指すフェアトレード専門のコーヒーブランドです。
「世界から飢餓と貧困を撲滅する」という企業理念のもと、創業されたゼンショーホールディングスのフェアトレードは、2007年に東ティモールへの支援から始まりました。産地の生産者組合から直接買い付ける「ダイレクトフェアトレード」により、高品質かつ持続的なコーヒー生産と生産者の生活向上に取り組み、これまでに全国のすき家やココス、はま寿司など、国内外約3,000店舗でフェアトレード商品を提供してきました。
そして16年目を迎えた2022年に、「THINK EARTH COFFEE」を立ち上げ、より多くのお客様に気軽にお楽しみいただけるよう食品スーパー等でコーヒー(粉・ドリップ)を販売するフェアトレード専門コーヒーブランドへと”進化”しました。
フェアトレード商品は、公正な価格で買い付けるため、一般的なコーヒー豆よりも価格が高くなります。だからこそ、品質の良い生豆をコーヒー鑑定士と焙煎職人の手によってさらに磨きあげ、お客様に心から満足していただける商品を届ける努力を続けています。
おいしいフェアトレードで、生産者の安定した収入と暮らしを実現し、コーヒー生産を持続可能な産業にしていけるよう取り組みを進めていきます。

学校施設や集落の中に水道設備を敷設。衛生的な水を安定的に(東ティモール)

activity 02

生産者に寄り添いながらフェアトレードを推進しています

ゼンショーのフェアトレードは世界18か国で展開しています。コーヒー豆や紅茶のフェアトレードを通じて、生産者の経済的自立を支援するとともに、売り上げ価格に含まれる社会開発資金*1を、生産者や現地の人々の暮らしとそこに住む子どもたちの未来のために活用しています。生産者や現地の方々との丁寧なコミュニケーションを大切にし、地域ごとにどのような活動が必要か話し合いながら、教育環境の整備や農業技術の向上、女性支援などのプロジェクトに役立てています。
東ティモールでは、年間を通じて衛生的で十分な量の水を使うことができるよう、コーヒー生産者が暮らす集落の中に水道設備の敷設を行いました。それにより、水不足による不衛生な生活環境が改善され、水汲み労働の負担も軽減。野菜畑や家畜用にも水を使えるようになり、安定的な食糧と余剰分による副収入を得ることができるようにもなりました。また、労働環境の改善や生産者の生産技術および品質意識の向上を目指し、農事技師の育成やコーヒー保管庫の建設、収穫量の落ちた古いコーヒーの木の植え替えなど、産地の状況や生産者のニーズに合わせて取り組みを行ってきました。
これからもフェアトレード品目や取り組み国の拡大を目指すとともに、各国で必要な生産者支援を継続して取り組んでいきます。

  1. 原料買取価格の中で現地の人々が必要とする様々な生活改善活動に充てられる金額のこと

生産のサスティナビリティと地域社会の自立や発展のために

サステナビリティ活動におけるビジョン

ゼンショーグループでは、持続的・安定的な食材の調達に向け、①環境保全、②食品ロスの削減、③生産者・地域の社会的発展等の実現を目指し様々な取り組みを行なっています。

<社会貢献活動の一例>

  1. 1)フェアトレード
    途上国の生産者と公正な価格での取引を行い、安定的に高品質な商品をお客様にお届けする取り組みを実施しています。
  2. 2)「食」の社会貢献活動
    災害時における支援や学術支援、小中高生向け職場体験学習などの活動を実施しています。
  3. 3)社会インフラとしてのゼンショー
    365日、いつでもどこでも、ゼンショーが途切れることなく「食」を提供し続け、地域社会を支える活動を実施しています。
  4. 4)社会的養護のもとで暮らす子どもたちへの支援
    社会的養護下で暮らす子どもたちが経済的な理由で進学や社会での活躍を阻害されることなく、自らの能力や適正にあった進路を選択し、意欲的に学業に専念できるよう支援しています。
    ※一般財団法人 ゼンショーかがやき子ども財団(2019年7月設立)による活動です。
  5. 5)学術支援
    海外展開にともない、各国への学術支援を通して良好な関係の構築と人材育成を行っています。
  6. 6)うなぎの食文化の継承と資源保護
    うな丼の売上の一部を活用し、うなぎに関する研究や資源保護活動の支援等を行なっています。
    ※一般財団法人 鰻の食文化と鰻資源 を守る会(通称うなぎ財団、2019年4月設立)による活動です。

2022年3月には当社グループにおけるサステナビリティ戦略を統括・推進する部署として地球環境室を設置しました。引続きお客様や社会の課題に真摯に向き合い、フェアトレードや省エネ、食品廃棄物への対応などに取組むことで、フード業ならではの価値創出と当社グループの持続的な成長を実現してまいります。

各活動の詳細については、本社サイトにてご覧いただけます。

被災地で牛丼等を無料提供(東日本大震災)

※本ページ内の掲載内容は2022年6月1日時点のものです。

株式会社ゼンショーホールディングス

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業種:サービス/フードサービス 本社:東京都

《企業理念:世界から飢餓と貧困を撲滅する》
外食事業において国内ではNo.1。この「食のインフラ」を世界中に築きフード業世界一を目指しています。