西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)

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  • TCFD

業種:運輸・倉庫/鉄道 本社:大阪府

鉄道を社会基盤として 持続的に運営する使命を果たすとともに、 安全で豊かな社会づくりに貢献するため、課題克服に向けてさまざまなチャレンジを行っています。

サステナビリティ活動の事例

activity 01

ソフトバンクと共同で「自動運転・隊列走行 BRT」の実証実験を実施

JR 西日本とソフトバンク株式会社は、2020 年 3 月にまちづくりと連携した持続可能な地域交通としての次世代モビリティサービスの実現に向けて、「自動運転・隊列走行 BRT*1」の開発プロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトは、日本初となる連節バスの自動運転化および自動運転バス車両の隊列走行の実用化を目指すものです。
2021年9月に専用テストコースの走行路が完成し、3種類の自動運転車両(連節バス・大型バス・小型バス)を用いて、車種が異なる自動運転車両が合流して隊列走行などを行う実証実験を開始しました。テストコースでの実証実験を通して、「自動運転・隊列走行 BRT」の技術確立とシステムの標準パッケージ化を目指し、2020 年代半ばをめどに次世代モビリティサービスとして社会実装を進めていく予定です。
今後は、まちづくりと連携した持続可能な地域交通の実現に向けて、関心をお持ちの方々との対話を積極的に進め、次世代モビリティサービスの社会実装を目指していきます。

  1. Bus Rapid Transit(バス高速輸送システム)

実現を目指すBRTのイメージ。滋賀県に専用テストコースを整備

activity 02

新技術や省エネ車両・設備を活用し、2050年にゼロカーボンの実現を目指す

JR西日本グループはSDGsの観点から「将来世代を含め、誰もが生き生きと活躍し続けられる西日本エリアの実現」をめざし、安全・安心、地域共生、地球環境の3分野を重点分野として取り組みを進めています。
2021年4月に環境長期目標「JR西日本グループ ゼロカーボン 2050」を策定し、2050年にJR西日本グループ全体のCO2排出量「実質ゼロ」を目指す取り組みを開始。その達成に向け 、まず2030 年度にCO2排出量 46%削減(2013 年度比)を目指しています。
目標達成のために、新技術を取り入れて将来的にはカーボンフリーの次世代車両への転換を検討すること、省エネ車両や設備のさらなる導入を進めること、環境や利便性を高めることでCO2排出量が少なく地球環境にやさしい輸送機関である鉄道を選択していただくことを目指しています。
地球温暖化による気候変動への対応は事業継続に向けた重要な経営課題であると認識し、気候変動に適切に対応し地球環境保全に取り組むことで、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

将来世代を含め、誰もが生き生きと活躍し続けられる西日本エリアの実現をめざす

サステナビリティ活動におけるビジョン

当社グループは、鉄道事業を核に、お客様の暮らしを支え、地域の社会、経済の発展に貢献することを使命としています。
鉄道の安全を基盤に、地球環境にやさしい鉄道の強みを活かしてカーボンニュートラルに貢献し、地域の豊かな自然や文化、そしてまちづくりを地域活性化につなげていくサイクルを通じて社会課題の解決に取り組むことで、私たちのめざす未来である「人々が出会い、笑顔が生まれる、安全で豊かな社会」を実現していきます。こうしたことがサステナブルな社会づくりにつながるものと考えています。将来世代を含め、誰もが生き生きと活躍し続けられる西日本エリアを実現することで、SDGsの達成にも貢献していきます。
また、サステナビリティ推進のためにCSR推進委員会を設置しています。ここでは様ざまな観点から俯瞰的に総合評価を行い、各分野委員会などへ必要なフィードバックを行っています。

安全は事業の根幹をなす最重要課題として、別格で位置づけて

※本ページ内の掲載内容は2022年6月1日時点のものです。

西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)

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業種:運輸・倉庫/鉄道 本社:大阪府

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