株式会社集英社

  • SDGs
  • ウェルビーイング
  • DE&I(D&I)
  • ジェンダー
  • ソーシャルグッド

業種:広告・出版・マスコミ/出版 本社:東京都

多数のマンガ誌やファッション誌などのほか「ナツイチ」でおなじみの文庫、文芸書、新書、児童書といった書籍も幅広く出版する総合出版社です。

サステナビリティ活動の事例

activity 01

女性編集者が企画・主導する【「体・心・性」によりそうウェルネスサイト「yoi」】

2021年、集英社は「体・心・性」によりそうウェルネスサイト「yoi」(ヨイ)をローンチしました。
このプロジェクトは当時入社4年目の女性ファッション誌編集者が発案し、社内の「企画提案ボックス」に応募したことからスタートしたものです。

企画のコンセプトは、「正確でおしゃれで面白い、女性の体と生理と性のためのWebメディア」。女性向け雑誌編集者としての仕事を通じて感じていた、「女性の働き方や、体の変化」というトピックへの読者の高い関心に応えること。ならびに発案者自身が、「自分の体や心や性を大事にしながら生きていく」というテーマにより深く向き合いたいという思いがベースにあります。

企画書を受けて、会社も「yoi」の事業化をサポート。女性誌、マンガ、文芸とさまざまなフィールドから、20代・30代を中心とした女性編集者を募り、従来の雑誌編集部とは異なる「全社横断型の組織」として、yoi事業室が発足しました。現在は「yoi」のWebサイトにて、あらゆるジェンダー・年齢の読者へのエンパワメントとなる多彩なコンテンツ(読み物、コミック、動画など)を発信しています。

「yoi」とは「you,our,I」の頭文字をとった名前です

activity 02

「スラムダンク奨学金」「集英社こどもみらい会議」などの社会・文化事業

営利事業としての出版物・コンテンツ制作だけでなく、さまざまな社会的・文化的な取り組みを、社外/社内で進めています。その一例を紹介します。

〇スラムダンク奨学金
バスケットボール選手として、将来アメリカの大学・プロでの活躍を目指すプレーヤーを支援する奨学金制度です。高校2年生を対象に募集され、アメリカの大学進学準備校での約1年間の学費・生活費を、返済不要で支給します。『スラムダンク』の作者・井上雄彦氏の呼びかけにより設立され、作品の印税の一部と集英社の拠出金で運営されています。
〇集英社こどもみらい会議
「子どもたちが、雑誌・書籍・コミックスを通して想像力を育み、豊かな体験を得て、未来に羽ばたいて欲しい」そんな願いから、2016年にスタートした取り組みです。“子ども”に関するあらゆることの社内シンクタンクを目指し、子どもの実態調査、読者研究、社内セミナーなどの活動に取り組んでいます。
〇その他
「本は文化を支える源である」との観点から取り組む「読書推進活動(一ツ橋文芸教育振興会)」
パラスポ―ツ支援ポータルサイト「パラスポ+」 など

「集英社こどもみらい会議」の活動より。

サステナビリティ活動におけるビジョン

集英社はさまざまな出版事業を通じて、新しい考え方や生き方を提案して社会をリードする「文化発信者」としての役割を担ってきました。「持続的な経済成長」「環境保全」「誰もが尊重される多様性ある社会へ」といったサステナビリティも、それに連なるテーマです。

例えば「集英社新書』の近刊や、好評重版のタイトルをいくつか挙げると、『LGBTとハラスメント』『武器としての国際人権』『カオスなSDGs』『人に寄り添う防災』など。多様な視点とファクトに基づく、考えるヒントに満ちた出版物を刊行し続けています。また『SPUR』をはじめとしたファッション/ライフスタイルメディアでも、各誌の誌面やWEBコンテンツ、広告展開など、さまざまな形でSDGsや社会課題解決に資する活動を展開しています。

さらに集英社は、マンガや小説といった創作の分野においても、人々の夢を応援してくれる作品、自分を肯定してくれる作品、さまざまな愛の形を描く作品など、多様性の肯定につながる作品の数々を世に送り出し、世界中で幅広い層から支持を集めています。

このような集英社の企業活動自体が、多様性あるサステナブルな社会への貢献につながると考えています。

※本ページ内の掲載内容は2023年5月24日時点のものです。

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業種:広告・出版・マスコミ/出版 本社:東京都

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