キヤノン株式会社

  • SDGs
  • カーボンニュートラル
  • ジェンダー
  • サーキュラーエコノミー
  • TCFD

業種:メーカー/精密機器 本社:東京都

イメージングのグローバルリーディングカンパニーとして、精密機器・電気機器の研究・開発・生産・販売・サービスを展開。

サステナビリティ活動の事例

activity 01

技術開発の推進により、新たな価値創造と社会課題の解決をめざす

キヤノンは創業当時から、業界をリードするコア製品を生み出す「コアコンピタンス技術(コア技術)」、技術蓄積のベースとなる「基盤要素技術」、商品化技術のベースとなる「価値創造基盤技術」を多様に組み合わせる「コアコンピタンスマネジメント」を展開し、新事業領域を開拓してきました。

コアコンピタンスマネジメントを通じで生み出された新たな事業は、新たな価値創造、社会課題の解決に向けて役立つことが期待されています。たとえば、当社が開発した「ひび割れ検知AI技術」は、高解像度カメラで撮影された点検用画像から、幅0.2mmの細いひび割れもAIを用いて検知できます。これにより、点検技術者の作業工数が大幅に軽減。「進みゆく老朽化」という社会インフラの課題解決に貢献しています。

また、キヤノンが開発した世界初の320万画素SPADセンサーは、暗闇でもフルHD(約207万画素)を超える320万画素でカラー撮影が可能。自動運転や医療用の画像診断機器、化学計測機器などに用いるセンサーとしての活用も見込まれています。
キヤノンはこれからも、技術開発を推進し、新たな価値創造と社会課題の解決をめざします。

activity 02

さまざまな個性や価値観をもつ人材が、互いに高め合いながら成長する企業へ

キヤノンは、「共生」の理念と、創業以来の企業DNAである「人間尊重」のもと、ダイバーシティ推進のための全社横断組織「VIVID(Vital workforce and Value Innovation through Diversity)」を設置。性別や年齢、障がいの有無などにかかわらず、公平な人材の登用や活用を推進中です。

また、本社および国内グループ会社では、2019年から「心のバリアフリー研修」を実施しています。これは、障がいのある方や性的少数者の方が実際に不便に感じていることや、配慮すべきポイントなどを学ぶことで、社員一人ひとりがダイバーシティ&インクルージョンの考え方を理解することが目的です。2021年までに、経営幹部を含むのべ5万9,228人の社員が受講しました。

あわせて、「人材の成長こそ事業の強化を支える原動力である」と考え、積極的な人材育成を推進。研修施設「CIST(Canon Institute ofSoftware Technology)」の設立や、研修と社内公募を合体させた「研修型キャリアマッチング制度」の実施などを通じ、一人ひとりがキャリアを築き、活躍できる機会を創出しています。

全社を挙げてダイバーシティ&インクルージョンを推進しています

サステナビリティ活動におけるビジョン

キヤノンは、1988年より「共生」を企業理念に掲げ、サステナビリティ活動を推進してきました。

すべての人々が、文化、習慣、言語、民族、地域などあらゆる違いを超えて共に生き、共に働き、互いに尊重し、幸せに暮らす社会。そして、自然と調和し、未来の子どもたちに、かけがえのない地球環境を引き継ぐことのできる社会。このような社会の実現に向け、テクノロジーとイノベーションの力で新たな価値を創造し、世界初の技術、世界一の製品・サービスを提供するとともに、社会課題の解決にも貢献していきます。

キヤノンは2050年にCO2排出量ネットゼロをめざし、開発・設計から、生産、輸送、使用、リサイクルにいたる製品ライフサイクル全体で、CO2排出量の削減に取り組むほか、トナー・インクカートリッジの自動リサイクルや、回収した複合機を新品同様に蘇らせるリマニュファクチュアリングといった高度な資源循環に取り組んでいます。

これからもすべての企業活動を通じて、持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組んでいきます。

キヤノンの最新鋭リサイクル⼯場「キヤノンエコテクノパーク」

※本ページ内の掲載内容は2022年4月3日時点のものです。

キヤノン株式会社

  • SDGs
  • カーボンニュートラル
  • ジェンダー
  • サーキュラーエコノミー
  • TCFD

業種:メーカー/精密機器 本社:東京都

イメージングのグローバルリーディングカンパニーとして、精密機器・電気機器の研究・開発・生産・販売・サービスを展開。