三井化学株式会社

  • ESG
  • カーボンニュートラル
  • サーキュラーエコノミー
  • 3R/4R
  • TCFD

業種:メーカー/化学 本社:東京都

三井化学は「化学」という技術を使って様々な「素材」を創り出し、世界中、社会の様々な社会課題にソリューションを提供している会社です。

サステナビリティ活動の事例

activity 01

社会課題解決に向けた挑戦!2050年カーボンニュートラルを目指して

温暖化による地球規模での気候変動とそれによってもたらされる災害が世界各地で頻発してきています。これらはCO2をはじめとした温室効果ガス(GHG)による影響であり、温暖化は人為的な影響であることが科学的にも分かってきています。ものづくりの根幹を成す素材メーカーである三井化学グループは、自社グループの経済活動によるGHG排出をニュートラルに持っていくべく、またサプライチェーンを通した社会のカーボンニュートラル実現に向けて、行動を進めています。2020年11月には三井化学2050年カーボンニュートラル宣言を行い、自社から排出されるGHGの削減とともに、GHG排出量の削減に貢献する製品・サービスの提供・社会実装による「削減貢献量(Avoided Emission)」の最大化を目指すことを宣言しました。
自社から排出されるGHGの削減に向けた1つの取り組みとして、化学企業の要であると同時にGHG排出量の多いナフサ分解炉の燃料転換に挑戦しています。燃料をメタンからアンモニアに転換することによって、燃焼時に発生するCO2を限りなくゼロにすることを目指しています。

三井化学は2050年カーボンニュートラル企業へ

activity 02

BePLAYER™とRePLAYER®で目指すリジェネラティブな未来

三井化学グループはBePLAYER™(ビープレイヤー)とRePLAYER®(リプレイヤ―)でリジェネラティブ(Regenerative:より良い状態に積極的に再生していくこと)な未来の実現を目指しています。
BePLAYER™とは、カーボンニュートラルの実現に向けて社会のバイオマス化を推進する取り組みです。
バイオマス原料への転換は資源循環の促進と化石資源の使用抑制に繫がることから、バイオマスプラスチック製品群の拡充を図っています。当社グループは日本で初めてバイオマスナフサを原料とし、バイオマス原料使用分を特定の製品に割り当てるマスバランス方式で、バイオマス化学品やバイオマスプラスチックの製造を開始しています。
RePLAYER®は、サーキュラーエコノミーの実現に向けて廃プラ等の廃棄物を資源として有効活用するリサイクルを推進する取り組みです。バージンプラスチックに対する社会のニーズや変化に対応すべく、廃プラスチックのケミカルリサイクルやマテリアルリサイクル、包装材料のモノマテリアル化に加え、スタートアップ企業の支援など、幅広く可能性を検討しています。

世界を素から変えていく

サステナビリティ活動におけるビジョン

三井化学グループでは、経済軸・環境軸・社会軸から成る3軸経営(トリプルボトムライン)を深化させ、長期的視点に立った経営により、社会課題の解決に向けた取り組みを行うことで、社会と共に持続的に成長・発展していくことを目指しています。
2021年度には、新たな成長軌道を描くため、15~20年先に当社が目指すべき企業グループ像や目指す未来社会を定義し、その実現に向けた新長期経営計画「VISION 2030」を策定しました。
当社グループはVISION 2030に基づき、Blue Value®・Rose Value® *1 製品・サービスの提供をはじめとする、社会価値創造を通じて、グローバルに存在感のあるサステナブルな企業グループを目指しています。

  1. Blue Value®・Rose Value®
    三井化学グループが目指す未来社会実現のため、提供する製品・サービスの環境および社会への貢献を見える化し、その価値をステークホルダーの方々と共有できるようにしたもの。製品・サービスを用途別に独自の指標で評価し、環境貢献価値の高いものをBlue Value®製品、QOL向上貢献価値の高いものをRose Value®製品として認定している。

三井化学グループのビジョン

※本ページ内の掲載内容は2022年6月1日時点のものです。

三井化学株式会社

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業種:メーカー/化学 本社:東京都

三井化学は「化学」という技術を使って様々な「素材」を創り出し、世界中、社会の様々な社会課題にソリューションを提供している会社です。