損害保険ジャパン株式会社

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業種:金融/損害保険 本社:東京都

「挑戦が成長を生む。成長が未来を創る。」 社員一人ひとりの成長が組織・会社の成長につながり、会社の成長が社会への貢献につながります。

サステナビリティ活動の事例

activity 01

自然災害に備えた保険商品の開発・提供と仕組みづくり−
災害に強いまちづくりを目指して

損保ジャパンは、自社の強みを活かして、災害に強い都市づくりに貢献するとともに、地域の皆さまの「安心・安全・健康」に資するサービスの実現に取り組んでいます。

■ICTセンシング技術による防災・減災サービス保険と技術の掛け合わせで、社会課題に挑む
SDGsの重要なテーマである自然災害。災害大国といわれる日本は、これまで多くの被害に見舞われてきました。インフラの老朽化が進み、台風による激しい風雨が落橋やがけ崩れを誘発するケースも増えており、対策が急務となっています。こうした社会課題の解決に向けて、損保ジャパンではICTセンシング技術を活用した自然災害における防災・減災サービスの共創を開始しています。災害発生後の復旧に関する補償に加えて、ICTとの連動により災害発生前にインフラ損害等の予兆を把握し、事前対策についてのリスクマネジメントとともに事業の安定経営などの支援を行います。このサービスは、エネルギー会社などのインフラ企業や自治体など、多数の企業・団体が強い関心を示し、すでに多数の問い合わせが入っています。

■災害に強い地域社会を構築する「水災害プロジェクト」
気候変動で激甚化する台風や各地の豪雨。「水災害」が保険会社の経営へ与える影響は深刻です。そこで、災害に強い地域社会に向けた協働の仕組み「水災害プロジェクト」を進めています。早期避難を後押しする保険の提供や、迅速かつ的確に被害状況を把握し保険金を支払う仕組み作りのほか、AIを活用した防災・減災システムの開発・提供などを行っています。
なお、「水災害プロジェクト」は、社内副業制度「SOMPOクエスト」を活用し全国から集まった有志メンバー15名で取り組みを開始しました。営業・保険金お支払い部門・本社部門から参加しているメンバーが、それぞれ自分の経験と強みを活かし、価値を創造したいという強い想いで活動をしています。
今後、リスクとデジタルの専門家としての強みやさまざまなステークホルダーとのパートナーシップを活かし、人々がより「安心・安全・健康」な生活を送れるよう取り組みを発展させていきます。

activity 02

『ONE SOMPO WIND サービス』を通して日本の洋上風力の普及に貢献

再エネ海域利用法の改正により、これまで足踏み状態だった洋上風力がいよいよ動き出しました。日本政府は、2040 年までに4500万キロワットまで増やす計画を発表するなど、再生エネルギーの切り札として期待を寄せています。損保ジャパンでも、SDGs の達成に貢献する大本命として洋上風力を見据えてきました。
『ONE SOMPO WIND サービス』という損保ジャパンオリジナルのトータルサービスでは、洋上風力発電事業者を対象に建設作業から事業運営までのリスク評価と、リスクを包括的に補償する保険をセットで提供しています。リスク評価は、日本の洋上風力固有のリスクを評価するために東京大学と共同研究を行い、オリジナルのリスク評価モデルを開発しました。これにより事業者は、どこまで保険をかけたら良いのか明確になりました。

企業営業第六部エナジー室 2007年入社 関口 直明

サステナビリティ活動におけるビジョン

SOMPOグループでは2021年度、この先の20年、50年という長期のスパンでグループが何を目指していくのかを「SOMPOのパーパス」として定めました。
SOMPOのパーパス実現に向けたドライバーとなるのは「人」です。当社では、社員一人ひとりが自らの人生、あるいは働く意義である「MYパーパス」と「SOMPOのパーパス」を重ね合わせ、自身の「MYパーパス」に突き動かされて自律的に働くことが、SOMPOのパーパス実現には不可欠であると考えています。
そのために、「自分自身はどのような人間なのか」「自分にとっての幸せとは何か」「自分自身が人生において成し遂げたいことは何か」「会社のパーパスとMYパーパスのどの部分が重なり合い共鳴するのか」といったことについて深く考え、向き合うことの重要性をトップ自ら発信し、浸透を図っています。
また、SOMPOのパーパスやMYパーパスへの認知・理解・共感を促すだけでなく、職場の上司と部下が「MYパーパスをテーマとした1on1」を実施し、一人ひとりのMYパーパスの実現に向けた将来のありたい姿(MYビジョン)に向けて、MYチャレンジを引き出す対話を実践し、習慣化することを目指しています。このような対話をグループ全体で実施し、新たなチャレンジとイノベーションが生まれる企業文化を作ることで、「SOMPOのパーパス」を実現していくことを目指しています。

サステナビリティな人

「The Action! ~SDGsカードゲーム~」を説明する岡本さん
DX専門サイト「JDIR(JBpress Digital Innovation Review)」より転載

サステナビリティ推進部
岡本かなえ

「オリジナルのSDGsカードゲームを制作」

入社以来、営業部門で自動車ディーラーを担当。担当先で「地域貢献やSDGsに関わるような取り組みを推進したいと思っている」という話を聞いたのが始まりで、「何かお手伝いできることはないかと考えました。実はそれまで全く関心がなかったので、イチからSDGsを勉強しました。当社の取り組みについて調べてみたところ、当社が社外からSDGsに関して高い評価を得ていることを知り、社員に知られていないのはもったいないと思いました。一方で、担当先ではセミナーを開催したらどうだろうと思いました。関心のない人にも楽しんで学んでいただけるものはないかと考えていたところ、カードゲームで学べるものがあると聞き、外部のファシリテーターをお呼びして実施しました。とても好評いただいたため、カードゲームを使って会社として何かできないかと考えました。このゲームの一番の目的は、SDGsの理解だけでなく、当社の取り組みを社員にもっと知ってもらうことでしたから、カードの中にその要素を盛り込むことにし、オリジナルにこだわりました。そして、これを使って営業社員がステイクホルダーとのパートナーシップを築くのに活用してほしいと思いました。

※本ページ内の掲載内容は2022年6月1日時点のものです。

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