インターンシップにはどんなカバンを持っていく?服装別の選び方とポイントを解説
インターンシップ・キャリア公開日:2025.06.11

インターンシップにはどのようなカバンを選んだらよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。スーツや私服など服装によって適切なバッグが異なります。本記事では、種類や素材などの選び方のポイントや、「リュックやトートバッグはあり?」といった疑問について解説します。ぜひ参考にしてみてください。
インターンシップにはどんなカバンを持っていくべき?
インターンシップに参加する際のカバンは荷物が入ればなんでもいいわけではないのをご存じでしょうか。実はカバンも服装同様に第一印象に影響を与える重要な点の1つです。たかがカバンと軽視せず、社会人としてのマナーを意識した選び方を心がけましょう。

上記は、インターンシップのカバンを選ぶ際の基準です。インターンシップでは、基本的にビジネススーツを着用するため、スーツに合わせたビジネスバッグがベストです。黒や紺など落ち着いた色のものを選びましょう。
一方、私服を指定されている場合は、服装に合わせたシンプルなデザインのカバンを選びます。
インターンシップ先の企業の雰囲気に合った服装とカバンの組み合わせを意識するとより好印象につながります。事前に企業の雰囲気を知るには、企業の採用ページや公式SNS、就職情報サイトのクチコミをチェックするのがおすすめです。
■インターンシップにリュックはNG?
インターンシップではリュックの使用は避けたほうが無難です。リュックはカジュアルな印象を与えるため、ビジネスシーンにふさわしくないと考える企業もあります。
そのため、スーツの場合だけでなく、私服の場合も基本的におすすめできません。リュックしかもっていない場合は、可能であれば適切なビジネスバッグを購入しましょう。
ただし、予算的に購入が難しい場合は、黒など落ち着いた色のシンプルなリュックであれば大きな問題にはなりません。
なお、社会人でも「ビジネスリュック」と呼ばれるシンプルでスーツに合わせやすいデザインのリュックを使用している人はいます。入社後に職場の雰囲気や取引先企業など仕事で関わる人たちの価値観などがわかった上で、問題ないと判断した場面で使用することが多いです。そのため、そういったことをまだ判断できない新卒入社時やインターンシップ参加時は、ビジネスバッグを選んでおくと安心です。
■インターンシップにトートバッグはNG?
インターンシップでスーツを着用する場合、トートバッグはカジュアルすぎるため避けるべきでしょう。
一方、私服の場合、企業の雰囲気によっては許容されることもあります。その際は、黒や紺などの落ち着いた色でシンプルなデザインのものを選ぶことがポイントです。
私服であってもキャラクターものやロゴが目立つようなカジュアルすぎるデザインのバッグは避けましょう。
インターンシップに白いカバンをもっていってもいい?
インターンシップでは白いカバンは避けたほうが無難です。白はややカジュアルな印象を与えることがあります。ビジネスシーンでは黒や紺などの落ち着いた色が一般的なため、浮いてしまう可能性があるでしょう。
【スーツの場合】インターンシップにおすすめのカバンは?

インターンシップでスーツを着用する場合は、ビジネスバッグがベストです。黒や紺などの落ち着いた色で、装飾がないシンプルなデザインが望ましいでしょう。
素材については、合皮や本革、ナイロン、ポリエステルなどさまざまな選択肢があります。それぞれの素材は特徴があるため、自分の好みや予算、使用シーンに合わせて選びましょう。
もしビジネスバッグを持ち合わせていない、どうしても準備できない場合は黒や紺の肩掛けできるタイプのA4サイズのシンプルなトートバッグを用意するとよいでしょう。
ただ入社後も当面はビジネスバッグを使用することが想定されるため、極力準備するように心がけましょう。
【私服(オフィスカジュアル)の場合】インターンシップにおすすめのカバンは?

インターンシップで私服(オフィスカジュアル)を着用する場合は、トートバッグやショルダーバッグが適しています。カジュアルすぎないシンプルなデザインを心がけましょう。企業の業界や社風をしっかり考慮することも大切です。特にレザー加工のトートバッグは、きちんとした印象を与えるためおすすめです。
なお、布製のバッグを選ぶ場合、柔らかくて形が保ちにくいものは、書類が曲がったりするため避けたほうがよいでしょう。

キャリアアドバイザーからの一言
私服でインターンシップに参加する場合でも、ビジネスバッグを持参することに違和感はありません。むしろ、ビジネスバッグはきちんとした印象を与えられます。私服との組み合わせも全く問題ないです。
【基本】インターンシップのカバン選びのポイント
インターンシップで使用するカバンは、企業からの第一印象を左右する重要なアイテムです。ここでは、インターンシップで好印象を与えるためのカバン選びのポイントを解説します。
■黒や紺などの落ち着いたカラー
インターンシップで使用するカバンの色は、黒や紺などの落ち着いたカラーが最適です。これらの色はビジネスシーンで広く受け入れられており、プロフェッショナルな印象を与えることができます。
一方、ビジネスの場では派手な色やデザインは避けることが望ましいです。色は控えめで清潔感のあるものを選ぶことが好印象につながります。
■企業の雰囲気に合ったもの
スーツを着用する場合は、ビジネスバッグなどのフォーマルなカバンを選べば間違いありません。
一方、私服の場合は事前に企業の雰囲気を把握しておくことが重要です。自由な雰囲気の企業と、フォーマルな雰囲気の企業では適切なカバンが異なります。
企業のホームページや先輩の体験談などを参考に、業界や企業文化に合ったカバンを選びましょう。
『キャリタス就活』の「企業を探す」では、さまざまな企業についての情報を掲載しています。あなたの気になる企業の雰囲気や文化を把握するために、ぜひご活用ください。
■ハイブランドでないもの
インターンシップで使用するカバン選びでは、明らかなハイブランドのバッグも控えたほうが無難でしょう。ハイブランドのカバンを持っていくと、仕事よりも見た目を重視している印象を与えたり、自己主張が強いと受け取られたりする可能性があります。
シンプルで機能的なカバンを選ぶことで、仕事に対する真摯な姿勢をアピールできます。
■A4サイズの書類やパソコンなどが入るもの
インターンシップ中は書類や場合によってはパソコンを持ち歩くケースもあります。そのため、A4サイズの資料がきちんと収まるカバンを選びましょう。書類が折れ曲がったり、パソコンが傷ついたりしないよう、十分な容量と適切な形状を備えたものが理想的です。
機能性を重視し、大切な持ち物をしっかり守れるサイズとデザインのカバンを選ぶことがポイントです。
■床に置いたときに自立するもの
インターンシップでは、床に置いたときに自立するタイプのカバンがおすすめです。椅子に座るときや持ち物を整理するときなど、カバンを床に置く場面が多々あります。
自立するタイプは、カバンが倒れず、見た目もきちんとした印象を与えることができます。安定して置けるよう、カバンの底がしっかりとしているものを選ぶとよいでしょう。
■耐久性・耐水性に優れているもの
インターンシップでは毎日カバンを持ち歩くため、耐久性と耐水性に優れたものを選びましょう。通勤時の混雑や日常的な使用による負荷に耐えられる丈夫な作りのカバンは、インターンシップ中に壊れる心配が少なく、安心して使用できます。
また、インターンシップ中に突然の雨や飲み物をこぼすといったアクシデントも考えられます。予期せぬ事態でも、大切な書類やパソコンを守れるような耐水性のある素材が安心です。

キャリアアドバイザーからの一言
インターンシップで使用するカバンは、内側に仕切りや複数のポケットがあるものを選ぶと便利です。筆記用具や名刺、スマートフォンなど小物の収納に適したスペースがあれば、必要なときにすぐ取り出すことができます。物の出し入れがスムーズにできるように、整理しやすい収納構造のカバンがおすすめです。
インターンシップ参加前に確認したいカバンのチェックポイント
・カバンが汚れていないか
・持ち手や角が擦り切れていないか
・シミやニオイがついていないか
・色あせや劣化がないか
・型崩れしていないか
・ファスナーや金具が壊れていないか
インターンシップでカバンに入れておくもの

インターンシップに向けて、持ち物に漏れがないようしっかり準備しておきましょう。ここでは、カバンに入れておくべきアイテムを解説します。必要なものをきちんと揃えて、万が一の状況にも対応できるように事前準備しておきましょう。
・学生証
・健康保険証
・スケジュール帳・メモ帳
・筆記用具
・クリアファイル
・スマートフォン
・印鑑
・現金
・腕時計
上記は、インターンシップの期間にかかわらず必要な持ち物です。必ずカバンに入れたり、携帯するようにしましょう。
なお、そのほかにあると便利なアイテムや、宿泊を伴うインターンシップでの持ち物については、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

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インターンシップのカバンに関するよくある質問
■Q.インターンシップに適したカバンはどこで買える?
A.インターンシップに適したカバンは、衣料量販店やスーツ量販店などで購入できます。またオンラインショッピングサイトにも豊富な選択肢があり、インターンシップに適したカバンが多数取り揃えられています。一般的な価格帯は3,000円〜10,000円程度です。
■Q.インターンシップに持参したカバンは採用選考に影響する?
A.インターンシップのカバン自体が直接、採用選考の結果を左右することは少ないですが、第一印象の一部として間接的に影響する可能性はゼロではありません。社会人としての常識やビジネスマナーを理解しているかという点で評価されるケースも考えられます。
清潔感があり、TPOに合ったデザインのカバンを選ぶようにしましょう。
■Q.泊まりのインターンシップの場合、どんなカバンがいい?
A.宿泊を伴うインターンシップでは、日中の仕事用バッグとは別に、衣類や日用品を入れるためのキャリーケースやボストンバッグを持参するのがおすすめです。
ビジネスシーンに適した黒や紺などの落ち着いた色で、移動や宿泊先での持ち運びがしやすい軽いカバンがよいでしょう。
■Q.インターンシップで私服を指定されたら何を着る?どんなカバンにする?
A.私服が指定されているインターンシップでは、清潔感のあるビジネスカジュアルな服装がおすすめです。
カバンも同様に、シンプルなデザインのトートバッグやショルダーバッグが適しています。ただし、業界の特徴も考慮し、職場の雰囲気に合わせるようにすると間違いはありません。
以下の記事でインターンシップの服装について詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

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インターンシップのカバン選びは、第一印象を左右する重要なポイントです。また、期間中は企業の一員として行動することになるため、場にふさわしいカバンを選ぶことで、社会人としての基本的なマナーをしっかりと示すことができます。派手な色やデザインは避け、自分の服装やインターンシップ先の企業の雰囲気に合ったものを選びましょう。
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