【例文10選】インターンシップの自己紹介では何を伝える?話すときのポイントも紹介

インターンシップ・キャリア

公開日:2025.06.04

【例文10選】インターンシップの自己紹介では何を伝える?話すときのポイントも紹介

インターンシップでの自己紹介は、第一印象を決める重要な場面です。この記事では、自己紹介の例文や、企業が自己紹介で見ること、自己紹介に入れる項目、話す際のコツなどを具体的に紹介します。重要な要素をおさえて好印象を与えられるように意識しましょう。

インターンシップで自己紹介を設ける目的は?

インターンシップで自己紹介の時間が設けられるのは、主にアイスブレイクを目的としています。企業の担当者やこれからともに活動する参加者同士に自己紹介をすることで、円滑にコミュニケーションを取れるようにしたいと考えています。

特にグループワークでは、活発な意見交換が求められる場面も多くあります。事前にお互いの人柄を知っておくことで、チーム内のやりとりがスムーズになり、よりよい成果につながることも期待できます
こうした理由から、自己紹介はインターンシップにおいて欠かせないプロセスといえるでしょう。

インターンシップで自己紹介をするタイミングはいつ?

インターンシップで自己紹介をするタイミングはプログラムによって異なりますが、一般的には以下の3パターンがあります。自己紹介の内容を効果的に伝えるためにも、どのようなシチュエーションで話すことになるのか事前に把握しておきましょう。

■事前の担当者との顔合わせ

インターンシップがはじまる前に、事前に企業の担当者と顔合わせの機会が設けられることがあります。このような場では、参加者としての心構えや注意事項の説明とあわせて、簡単な自己紹介を求められるケースも少なくありません

顔合わせは本番前の貴重なコミュニケーションの場となるため、しっかりと準備しておくことをおすすめします。

■インターンシップ初日の挨拶

インターンシップの初日には、企業の社員やほかの参加者が集まる場で自己紹介を行うケースが多いです。自分の基本情報や人柄を全員に知ってもらうことで、のちにコミュニケーションをとるきっかけにもなります。

■インターンシップ中

インターンシップ中、グループワークがはじまるときなどには改めて自己紹介の機会を設けられることもあります。このような場での自己紹介は、単にお互いの人柄を知るだけでなく、強みや特技を伝えることで役割分担にも生かせます。

また、インターンシップ中に担当者以外の社員の方々と接する機会があれば、積極的に自己紹介をしましょう。

インターンシップの自己紹介では何を見られている?

インターンシップの自己紹介では何を見られている?

インターンシップでの自己紹介は、形式的な挨拶以上に大きな意味があります。具体的には何を見られているのでしょうか。ここでは、企業側がこの短い時間の中で何を見ているのかを解説します。

■参加者の人柄

1つ目は「参加者の人柄」を見ています。自己紹介は、企業の社員の方はもちろん、一緒に活動するほかの参加者にとっても、あなたの人柄を知るための貴重な情報共有の場です。

この短い時間で第一印象が決まるからこそ、自分の人柄を伝えられるようにしっかりと準備しましょう。自己紹介は自分の魅力をアピールする絶好の機会でもあります。

■基本的なマナー

2つ目は「基本的なマナー」を見ています。企業側は参加者の人柄だけでなく、社会人としてふさわしい基本的なマナーにも注目しています。

適切な服装や清潔感のある髪型、礼儀正しい態度、丁寧な言葉遣い、円滑なコミュニケーションなどは、いずれも社会人として最低限求められるポイントです。
特に敬語などの言葉遣いは、緊張すると間違えやすいため事前に練習しておくと安心です。

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■時間配分や対応力

3つ目は「時間配分」や「対応力」を見ています。インターンシップの自己紹介では、時間を指定されるケースもあります。

企業側は、参加者が自分の情報を与えられた時間内で過不足なく話せるかという時間管理能力も見ています。また、緊張した場面でも冷静さを保ち、場の雰囲気に合わせて臨機応変に対応できるかも重要な評価ポイントとなるでしょう。

なお、時間指定がない場合は、基本的に1分程度を目安にまとめるのが適切です。

■インターンシップへの意気込み

4つ目は「意気込み」です。企業側は自己紹介を通して、参加者がどれほどの熱意と意欲をもってインターンシップに臨んでいるかに関心をもっています。

インターンシップでは、スキルや知識以上にやる気が重視されることも多いです。そのため、自分の参加意欲をしっかりと伝えることが大切になります。好印象を与えるためには、内容だけでなく、大きな声で明るく話すなど伝え方にも気を配りましょう。

インターンシップの自己紹介で好印象を与えるコツは?

インターンシップでの自己紹介に入れる項目

インターンシップでの自己紹介に入れる項目

インターンシップでの自己紹介では、限られた時間内で自分の魅力や意欲を効果的に伝える必要があります。ここでは、自己紹介に入れるべき項目と自分をより印象的に伝えるためのポイントを紹介します。

■大学・学部・学科+名前

自己紹介の導入では、自分の所属している大学・学部・学科と名前を伝えましょう。基本情報は自己紹介の第一歩となるため、相手に正確に伝わるように大きな声でハキハキと話すことが重要です。


「初めまして、〇〇大学〇〇学部〇〇学科から参りました、〇〇(苗字+名前)と申します。」

■自分を紹介する簡単なエピソード

自己紹介では、自分についての簡単なエピソードを話すと印象に残りやすくなります。趣味や特技、最近取り組んでいることなど、コミュニケーションのきっかけとなるようなエピソードを伝えましょう。


「私は休日に自転車で新しいカフェを探すのが趣味です。先月は都内で10店舗ほど巡りましたが、特に下町エリアの古民家カフェが印象に残っています。コーヒーには少し詳しいので、もしご興味がある方がいればいつでもお声がけください。」

エピソードは、自分の人柄や価値観が伝わるような内容を選ぶと効果的です。共通点が見つかり、会話が広がりやすくなります。おすすめのエピソードは、以下のとおりです。

おすすめのエピソードの例
・大学で学んでいること
・部活・サークル
・アルバイト
・趣味・特技
・出身地・地元のエピソード
・最近の出来事
座右の銘

■インターンシップに参加した理由や意気込み

インターンシップに参加した理由や目的を伝えましょう。なぜその企業や業界に興味をもったのか、インターンシップを通じて何を学びたいのかを具体的に述べます。
あいまいな表現は避け、自分の言葉でしっかりと伝えることで、企業側に好印象を与えられます。


「私がこのインターンシップに参加した理由は、広告業界の実務を経験したいと考えたからです。大学ではマーケティングを学んでいますが、授業で得た知識を基に、実際の現場ではどのように企画が生まれるか知りたいと思いました。

このインターンシップを通じて、クリエイティブな発想力と実務に役立つスキルを身につけたいと考えています。」

■締めの言葉

自己紹介の最後は、「ご指導のほど、よろしくお願いします」や「お世話になりますが、よろしくお願いします」などの丁寧な挨拶で締めくくりましょう

このような結びの言葉は、相手への敬意と謙虚な姿勢を示すとともに、今後の関係構築への意欲を伝える大切な役割となります。


「短い期間ではありますが、この貴重な機会に多くのことを吸収し、成長したいと思っております。至らない点もあるかと思いますが、ご指導のほどどうぞよろしくお願いいたします。」

【時間別】インターンシップでの自己紹介の例文

インターンシップでの自己紹介は、与えられた時間によって内容を調整する必要があります。ここでは、時間別の例文を紹介しますので、状況に合わせて参考にしながらアレンジしてみてください。

■15秒の場合の例文

〇〇大学〇〇学部〇〇学科から参りました、〇〇(苗字+名前)と申します。

大学ではマーケティング理論を専攻し、ゼミではデジタルマーケティングの研究をしています。データ分析を活用したマーケティングに興味があり、今回のインターンシップに参加しました。どうぞよろしくお願いいたします。

15秒の短い自己紹介でも、大学・学部・学年と名前は必須です。続いて、自分の専攻や興味ある分野、なぜその企業を選んだのかという志望動機を簡潔に伝えましょう。最後は丁寧な言葉で締めくくることで、好印象を与えられます。

■30秒の場合の例文

〇〇大学〇〇学部〇〇学科から参りました、〇〇(苗字+名前)と申します。

大学では消費者心理学を学んでおり、大学の広報チームでSNS運用を担当しています。デジタルマーケティングに興味があり、実践的なスキルを身につけたいと思い、こちらのインターンシップに応募しました。

インターンシップでは、チームでの活動にも積極的に取り組み、意見交換を大切にしたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

30秒の自己紹介では、15秒の自己紹介に肉付けして述べましょう。特に、志望動機やインターンシップで学びたいことを具体的に伝えると好印象です。最後に自分の人柄が伝わる一言を添えると記憶に残ります。

■1分の場合の例文

〇〇大学〇〇学部〇〇学科から参りました、〇〇(苗字+名前)と申します。

大学では情報技術と社会の関わりについて学んでおり、特にAIを活用した業務効率化やデジタル変革に関心があります。学生団体では広報責任者として、企業と連携したイベントの企画や運営を経験し、チームでの調整力や発信力を身につけました。
また、独学でプログラミングを学び、簡単なToDoアプリの開発にも取り組んでいます。

今回のインターンシップでは、ITコンサルティングの現場に触れ、実務理解を深めながら、自身の課題発見力や提案力を磨いていきたいと考えています。

ご指導のほど、どうぞよろしくお願いします。

1分の自己紹介では基本情報に加え、学生時代の具体的な活動やアピールしたいこと、志望動機を話します。自分の人物像を知ってもらえるような内容を意識するとよいでしょう。

なお、時間指定がない場合も1分程度にするのが適切なので、上記の例文を参考にしましょう。

■1分半の場合の例文

〇〇大学〇〇学部〇〇学科から参りました、〇〇(苗字+名前)と申します。

大学では経営戦略を専攻しており、特に企業における顧客満足度向上の取り組みに関心をもっています。
その興味のきっかけとなったのは、カフェでのアルバイト経験です。3年間、接客を担当する中で、お客様から「もう少し甘さ控えめのスイーツがあるとうれしい」といった声をいただき、そうした声を店長に伝えたところ、実際に仕入れ内容の見直しが行われたことがありました。小さなことでも、行動につなげることでサービス改善に生かされると実感しました。

今回のインターンシップでは、実際に商品開発に関わる体験ができることをとても楽しみにしており、積極的に学びを深めたいと考えています。
また、本日はグループワーク形式とのことですので、メンバーの皆さんと協力しながら、チームに貢献できるよう全力で取り組みます。

至らない点もあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

1分半の自己紹介では、基本情報に加え、複数のエピソードを具体的に話しましょう。メリハリがつくように要点を絞り、聞き手が理解しやすい言葉で話すことが大切です。学生生活・アルバイト・志望動機などテーマごとに整理すると伝わりやすくなります

【業界別】インターンシップでの自己紹介の例文

志望する業界によって、自己紹介で強調すべきポイントは異なります。ここでは、主要な業界別に自己紹介の例文を紹介します。

■メーカー業界

〇〇大学〇〇学部〇〇学科から参りました、〇〇(苗字+名前)と申します。

大学では材料の強度や製品設計を学んでいます。学内のものづくりサークルの活動では、エコカー製作の車体設計を担当しました。趣味で模型製作もしており、細かい作業が好きです。

高品質な製品づくりで知られる御社で、実際の製造工程や品質管理の仕組みを学びたいと思い、今回のインターンシップに応募しました。積極的に質問し、多くのことを吸収したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

メーカー業界では、ものづくりへの関心や姿勢をアピールすることがポイントです。学業や趣味で培った知識や製品に関する考察力、改善・工夫した経験などを具体的に伝えましょう。

■建設・住宅・不動産業界

〇〇大学〇〇学部〇〇学科から参りました、〇〇(苗字+名前)と申します。

幼いころから家族で訪れた歴史的建造物に惹かれ、大学では構造力学を学んでいます。サークル活動で、古民家再生プロジェクトに参加したことがきっかけで、持続可能な住環境づくりに関心をもつようになりました。将来は人の暮らしを豊かにする空間設計に携わりたいと考えています。

今回のインターンシップでは、設計や現場管理の実務を学び、建築業界への理解を深めたいと思っています。5日間という短い期間ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

建設・住宅・不動産業界では、建築やまちづくりへの関心を伝えるのがよいでしょう。安全性・環境配慮への意識の高さも重要となります。設計や構造に関する知識を学んだことがあれば、その経験についても触れましょう。

■金融業界

〇〇大学〇〇学部〇〇学科から参りました、〇〇(苗字+名前)と申します。

小学生のころから家計簿をつけることが習慣で、自然とお金に関する興味をもつようになりました。大学では金融工学を専攻し、投資分析サークルでは企業価値評価の研究を行っています。特にフィンテック(※)に関心があります。

将来は、テクノロジーを活用して資産形成をサポートする金融のプロフェッショナルを目指しています。

今回のインターンシップでは、金融商品開発や顧客対応を学び、業界や職種への理解を深めたいです。どうぞよろしくお願いいたします。

※「Finance(金融)」と「Technology(技術)」を組み合わせた造語

金融業界では、数字への関心や分析力をアピールすることがポイントです。また、経済トレンドへの洞察力、リスク管理を意識する姿勢、誠実な対応力などが評価されやすい要素です。さらに、顧客志向の姿勢を伝えるのもインターンシップの場ではプラスになります。

■商社業界

〇〇大学〇〇学部〇〇学科から参りました、〇〇(苗字+名前)と申します。

高校時代の海外留学をきっかけに国際ビジネスに興味をもちました。大学では貿易論を専攻し、英語とスペイン語を学んでいます。ビジネス研究会では新興国市場の調査プロジェクトをリードしました。

将来はグローバルな視点で社会課題解決に貢献したいと考えています。そのためにも、今回のインターンシップでは、実際の商談プロセスや海外取引におけるリスク管理を学び、実践的な知識と視点を身につけたいと考えています。

至らない部分もあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

商社業界では、語学力やコミュニケーション能力、国際的な視野、異文化への適応力などを伝えられるとよいでしょう。チャレンジ精神や交渉力についても触れるのもポイントです。

■サービス業界

〇〇大学〇〇学部〇〇学科から参りました、〇〇(苗字+名前)と申します。

接客業のアルバイトを3年間経験し、顧客との関わりからサービス業に強い関心をもちました。大学ではホスピタリティマネジメントを学び、顧客満足度向上に必要な要素について理解を深めています。

また、サークル活動では学園祭の企画運営を担当し、チームでの協力の大切さを学びました。今回のインターンシップでは、現場での顧客対応やサービス設計について学びたいと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

サービス業界では、コミュニケーション能力と顧客視点をもっていることをアピールするとよいでしょう。また、ホスピタリティ精神や臨機応変な対応力、チームワークの経験を伝えることもおすすめです。

■IT・ソフトウェア・通信業界

〇〇大学〇〇学部〇〇学科から参りました、〇〇(苗字+名前)と申します。

中学時代に自作アプリを開発したことをきっかけに、プログラミングに興味をもちました。大学ではデータサイエンスを専攻し、PythonやJavaScriptを使った開発を学んでいます。

サークル活動では、地域のお店を紹介する簡単なWebアプリを仲間と制作した経験があり、その中で設計や実装の役割を分担しながら進める難しさと楽しさを実感しました。今回のインターンシップではアジャイル開発の現場を体験し、チーム開発の実践力を高めたいと考えています。

ご指導のほどどうぞよろしくお願いいたします。

IT・ソフトウェア・通信業界では、プログラミングや開発経験などの実践的なスキルを具体的にアピールすることがポイントです。また、新しい技術への好奇心や学習意欲、論理的思考力も重視されます。

【プログラム別】インターンシップで自己紹介するときのポイント

インターンシップのプログラムは、企業や業界によって目的や内容が異なります。ここでは、プログラム別に自己紹介するときのポイントを解説します。

■短期インターンシップで自己紹介するときのポイント

短期インターンシップとは、5日以上2週間未満の期間で実施される就業体験をメインとしたインターンシップです。短期インターンシップでは「協調性」と「意欲」が求められます

自己紹介では明るく簡潔に話し、周囲のメンバーと円滑にコミュニケーションを取れる姿勢を示しましょう。

■長期インターンシップで自己紹介するときのポイント

長期インターンシップとは、2週間以上にわたる就業体験をメインとしたインターンシップで、より深い業界理解や専門的なスキル習得が目的となります。自己紹介では専門的な内容を交えながら、具体的に「学びたいこと」や「興味のある職種」について話すことが効果的です。

長期間の関わりとなるため、自分の目標や関心分野を伝えることで、適切な業務や指導が受けられるでしょう。

■オープン・カンパニーで自己紹介するときのポイント

オープン・カンパニーとは、企業や業界の情報を知るために実施される就業体験のない超短期のプログラムです。インターンシップではありませんが、オープン・カンパニーでも自己紹介を求められることがあります。オープン・カンパニーでは「第一印象」と自分の「興味関心」を示すことが重要となります。選考要素がないため、リラックスして臨みましょう。

自己紹介の際は大学名や名前などの基本情報と参加理由を短く簡潔に伝えるのがポイントです。

インターンシップの自己紹介で好印象を与えるコツ

インターンシップの自己紹介で好印象を与えるコツ

インターンシップでの自己紹介は、第一印象を左右する重要な場面です。簡潔かつ的確に自分をアピールすることで、企業やほかの参加者に好印象を与えることができます。ここでは、インターンシップでの自己紹介で好印象を与えるコツを解説します。

■大きな声で明るく話す

自己紹介は、インターンシップでの第一印象を決めます。大きな声ではっきりと話すことで好印象につなげることができます。緊張した状況では、早口になりやすいため意識して少しゆっくりと話すよう心がけましょう。

また、笑顔で明るく自己紹介することで、ポジティブな印象を与えることができます。口角を上げるよう意識しましょう。

■丸暗記ではなく自分の言葉で話す

自己紹介において企業は「自分の言葉で話しているかどうか」も見ています。内容を丸暗記して臨むのではなく、自己紹介の重要なポイントと全体の構成だけを頭に入れておき、その場の雰囲気や状況に合わせて柔軟に話すことが好印象につながります。

暗記に頼ると、時間制限の変更や質問が入ったときに対応できなくなったり、緊張で内容を忘れてしまう可能性があります。

■指示がなければ1分程度にまとめる

インターンシップでの自己紹介は、時間指定がない場合は1分程度を目安にまとめるのが適切です。短すぎると情報が不足し、長すぎると聞き手の集中力が途切れてしまうことがあります。時間を測りながら何度か練習し、過不足なく話せるようにしておきましょう。

■ほかの応募者の自己紹介もしっかりと聞く

インターンシップでは、ほかの応募者の自己紹介にしっかりと耳を傾け、適切なリアクションを取ることで好印象を与えられるでしょう

自分の自己紹介に集中するあまり、ほかの参加者の話を聞き流してしまう方がいますが、企業は聞く姿勢も見ているのでこれは避けるべきです。

また、ほかの参加者の情報をしっかり把握しておくことで、グループワークなどの場面でスムーズなコミュニケーションができるようになります。

自己PRと混同するのはNG!自己紹介と自己PRの違いは?
インターンシップにおいて、自己紹介と自己PRは異なる目的をもちます。

自己紹介はあくまで自分を相手に知ってもらうための情報提供の場です。
一方、自己PRは自分の強みをアピールする場面となります。

自己紹介の段階で長々と自己PRをしてしまうと、本来の目的から外れてしまうので、必要以上の情報は省き、簡潔に伝えることを意識しましょう。

インターンシップ選考での自己PRのポイントは?

インターンシップの自己紹介に関するよくある質問

■Q.インターンシップの自己紹介でのNGポイントは?

A.自己紹介では、「自己紹介が短すぎる、または長すぎる」「企業研究不足が透けて見える」などが内容面でNGとされています。また、声が小さい、目線が下向き、暗い表情など、態度面にも注意が必要です。印象をよくするために、内容を練るだけでなく話し方や態度にも意識を向け、自信をもって伝えることが大切です。

■Q.オンラインインターンシップの場合、自己紹介するときに注意すべき点は?

A.オンラインでは通信環境や音声の質によって聞き取りづらくなることもあるため、いつも以上に丁寧で明瞭な話し方を意識しましょう。対面よりも、表情や反応をわかりやすく示し、はっきりと大きな声で話すことがポイントです。また、画面越しでも目線を意識し、カメラを見ながら話すよう心がけてください。

■Q.インターンシップ選考で、動画自己紹介をするときのポイントは?

A.動画で自己紹介を行う際は、カメラ映りと音声の質が特に重要です。まずは、明るく静かな場所を選び、顔がはっきり見える位置にカメラを固定しましょう。また、マイクテストを事前に行い、周囲の雑音をできるだけ減らすことで、クリアな音声を届けることができます。

動画では何度も撮り直せるという利点があるため、表情豊かに話すことを意識し、自然な印象を与えるように心がけましょう。原稿を手元に置くことは可能ですが、棒読みにならないようにあらかじめ練習を重ねておくことが大切です。

インターンシップの自己紹介で好印象を残し、貴重な経験を得よう

インターンシップでの自己紹介は、第一印象を左右する大切な場面です。明るくはきはきと、自分の言葉で伝えることを意識しましょう。また、自分の発言だけでなく、ほかの参加者の話にもきちんと耳を傾けることで、協調性や積極的な姿勢を印象づけることができます。緊張する場面ではありますが、自分らしさを大切にしながら、堂々と自己紹介をしてみてください。

『キャリタス就活』では学生の皆さんが安心してキャリア選びに臨めるよう、多数の企業情報やサポートを提供しています。特に就活の悩みを解決する「就活成功ガイド」では業界研究や面接対策など就活に役立つコンテンツを豊富に取り揃えています。あなたの就活にぜひ『キャリタス就活』をご活用ください。

PROFILE

キャリタス就活編集部
『本音をきく、本気でこたえる。』をテーマに、就職活動・就活準備をがんばる皆さんに向け、インターンシップ・キャリア情報やES・面接対策など、さまざまなシーンに役立つ情報をお届けしています。「面接がうまくいかない」、「そもそも就活って何からはじめるべき」など、皆さんの本音に寄り添った記事を配信しておりますので、ぜひこの機会にご活用ください。

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