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九州・沖縄エリア -就職希望企業ランキング

決定! 就職希望企業ランキング

上位は常連企業が占めたが、
新たな顔ぶれが多数ランクイン。

キャリタス地元就活&U・Iターン【九州・山口・沖縄エリア】では、2025年3月卒業・修了予定の会員を対象に、就職希望企業のアンケート調査を実施した。 3月1日の採用広報解禁と共に就職活動が本格化した。昨年に続き企業の新卒採用意欲は旺盛で、学生に優位な売り手市場が続く中で人材の確保に向け危機感を持つ企業も多い。 母集団形成の重要度が増していることから、採用広報や対象地域の拡大、プレ期のアプローチなど早期戦略の強化を図る企業が増えている。

企業研究

COMPANY RANKING

<九州・山口・沖縄エリア>総合ランキング(1~100位)

トップ3に変動も。大手志向は根強い

昨年2位から順位を上げ、はじめて総合1位となったのは、西日本シティ銀行だ。西日本フィナンシャルホールディングスグループの地方銀行で、幅広い分野のグループ企業力を生かした総合力で、福岡市の「天神ビッグバン」「博多コネクテッド」などの再開発計画にも携わる。2位の九州旅客鉄道(JR九州)は昨年8位から順位を上げた。「安全とサービスを基盤として九州、日本、そしてアジアの元気をつくる企業グループ」「地域を元気にする」という使命のもと、人々の暮らしに深くかかわる事業を展開。3位のふくおかフィナンシャルグループは、現在4つの地方銀行(福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行、福岡中央銀行)、日本初のデジタルバンク(みんなの銀行)を中心に、地域金融機関としては日本で最大規模を誇る。1位の西日本シティ銀行、3位のふくおかフィナンシャルグループ共に25年4月入行者初任給の大幅引き上げを決めたことも学生からの支持を得た要因と見られる。昨年5位からひとつ順位を上げたのが福岡トヨタ自動車だ。同社は23年3月期に、過去最高の売上と販売台数を記録しており、毎年10位以内に入る常連だ。5位の九州電力は、昨年7位から順位を上げた。6位のTOTOも昨年13位から順位を上げている。7位の安川グループは、安川電機を中核に、世界中で事業を展開している。8位の西日本鉄道は、鉄道および路線バス・高速バスの運営や国際物流事業、住宅事業、ホテル・レジャー事業など、幅広いフィールドにおいて、同社の強みを活かしたアプローチによる「まちづくり」を行っている。9位のアソウ・ヒューマニーセンターは、麻生グループの総合人材サービス事業を担っている。10位にはEコマースを中心としたIT事業を展開するベガコーポレーションが入った。

<九州・山口・沖縄エリア>総合ランキング(1位~10位)


<九州・山口・沖縄エリア>総合ランキング(11位~100位)

順位 企業名 Point 前年順位
順位 企業名 Point 前年順位

※前年順位(-)は、100位圏外

【調査概要】

■調査主体
キャリタス地元就活&U・Iターン【九州・山口・沖縄エリア】

■調査方法
就職情報サイト「キャリタス就活」会員の中で、九州・山口・沖縄出身および同地区の大学・大学院、短大、高専、専門学校生が対象。アンケートフォームで九州・山口・沖縄地区に本社を置く就職希望企業名(民間企業)、最大5社を連記。1位を5点、2位を4点、3位を3点、4位を2点、5位を1点として計算した。同地区でのインターンシップイベントならびに就職イベントの会場内と、キャリタス就活のサイト内で実施した。

※官公庁を除く民間企業で集計

■調査期間
2023年5月27日~2024年4月1日

■有効回答数
1,021名

西日本新聞・朝刊2024年4月25日(木)に掲載