多様性あふれる社員たちの「好き！」「面白い！」を原動力に、ワクワクと感動を世界中に届ける出版社・それが集英社です。

私たちの事業

社員の「ワクワク」を原点に、多様な出版物・ サービスを世界に届けています

多様な出版物・サービスをつくり出し、国内だけでなく世界
に展開する総合出版社です。

〇多様な雑誌
マンガ誌……「少年ジャンプ」「りぼん」「ヤングジャンプ」など
ファッション誌……「non-no」「MORE」「LEE」「MEN’SNON-NO」など…
文芸誌……数々の文学賞作品を生み出した「すばる」「小説すばる」
取材誌（芸能／ジャーナリズム）……「Myojo」「週刊プレイボーイ」など

〇多様な書籍
2023年1月発表の第168回直木賞受賞『地図と拳』（小川哲）をはじめとする文芸作品や幅広い一般書籍、「ナツイチ」でおなじみ集英社文庫、多彩なラインナップの集英社新書、さらに辞典、美術書、写真集……など

〇デジタル分野
マンガアプリ「少年ジャンプ＋」「マンガMee」「ヤンジャン！」
自社作品の海外向けプラットフォーム「MANGA Plus bySHUEISHA」
コマースメディアやデジタルメディアの連携によるサービス
「HAPPY PLUS」
キャラクタービジネスを展開する「ジャンプキャラクターズストア」……など

これら多様な出版事業・サービス展開を支えているのは、多様性にあふれる社員たち。一人ひとりが、自分の「ワクワク」を大切に、「自分が好きなもの」「面白いと思うもの」を、夢中で追求しています。そして自分が好きだからこそ、好きな作家、好きなファッション、好きなモデル……それらの「良いところを引き出して、もっと一緒に、すごいことをしたい」。そのまっすぐな気持ちが、私たちの仕事の原動力となっています。だから、さらに良いものを、次々と世界に届けていける。働く人たちの「創意」「熱意」「誠意」が、事業の好循環を生み出しています。

私たちの特徴

企業理念

一人ひとりが、自分の好きなことに夢中で取り組む＝集英社らしさ

2026年には、創業100周年を迎える集英社。社是である「創意」「自信」「協調」を大切に、さまざまなマンガ・雑誌・書籍をつくり続けて、子どもから大人まで幅広い年代の読者を魅了してきました。例えば、「少年ジャンプ」から登場した、数々の人気タイトルやキャラクター、「non-no」「Seventeen」から生まれたファッショントレンドや人気モデル・スター、文芸誌「すばる」「小説すばる」が発掘した芥川賞・直木賞作家の数々……集英社が発信してきた魅力的なコンテンツは、数え切れないほど世に羽ばたいています。
そして今、「日本中の人たちをワクワクさせたい」という私たちのミッションは「世界中の人々を、同時にワクワクさせたい」へと拡大しています。マルチメディア、イベント、ライツ・ブランドビジネス、デジタルコンテンツと、事業の新しい領域・可能性も広がる中、「幅広いフィールドで、社員一人ひとりが、自分たちの好きなことに、楽しく取り組んでいく」、それが集英社らしさだと考えています。集英社の新しい仲間となる皆さんにも、自分の好きなこと・面白いと思うことを、思いっきり語ってほしいと思います。

技術力・開発力

新しい才能の育成力

集英社は創業当時、多くの人気作家を擁する先行他社と勝負していくために、新人作家の発掘・育成に注力する必要がありました。そうした背景もあり、新しい才能の発掘や、新人に寄り添って育成していくノウハウには自信があります。
〇マンガ……
これまで数々の新人マンガ家が、世界的な人気クリエイターにまで成長してきました。その実績と信頼のもと、新人作家からの持ち込み作品は増え続けており、さらにインターネットなどを通じて、編集者側からのアプローチにも積極的です。新人確保においては、多様なコンテンツ展開を可能とするライツ事業も強みとなっています。また、マンガ家志望者・新人マンガ家を対象とした「ジャンプの漫画学校」を始め、各種講座も開講しています。
〇小説・文芸……
「すばる文学賞」「小説すばる新人賞」「集英社ライトノベル新人賞」「ノベル大賞」などの文学賞を主催し、各賞の選考には編集者も関わります。直木賞受賞作家には「小説すばる新人賞」出身者も多く、みずみずしい文学の感性とエンタメ性を兼ね備えた新人の発掘には定評があります。
〇モデル・タレントなど……
「Seventeen」や「non-no」「MEN’S NON-NO」などファッション誌の専属モデル、また「ヤングジャンプ」「週刊プレイボーイ」などの新人グラビアから、芸能界のトップスターまで成長を遂げた例は数え切れません。また著名な料理研究家などにも、ファッション／ライフスタイル誌の「LEE」からデビューした方が数多くいます。
いずれも雑誌というシステムのもと、成果が毎号ダイレクトに示されることで編集者が継続的に成長でき、より良い企画・新人育成につながる好循環がもたらされています。

職場の雰囲気

社員同士の活発なおしゃべりが、働きやすい職場環境にもつながっています

作品の話題はもちろん、スポーツやテレビ番組、お気に入りの飲食店など……社員同士でいろんな話をよく交わしていて、それが仕事のアイデアにつながることも。またそうした社員同士の話しやすさが、子育てや介護など、それぞれのライフステージにおける困りごとを、周囲と相談しやすい雰囲気を醸成しています。例えば、男性社員の育児についての話題から、男性の育休取得の輪が広がっていったり、子育て世代の社員同士が助け合う関係性が築かれたり。諸制度に加えて、職場の風通しの良さが、働きやすい環境にもつながっています。もちろん、プライベートについてあまり話したくない人のことも尊重しています。

〇女性社員の育児休業取得率……100%（2019年～2021年）
2019年～2021年の3年間に出産した女性社員は計21名。その全員が産前産後休暇を取得したのちに、育児休業を取得しています。産休・育休開始前および復職前には、本人・所属部署の上長・人事部の三者による面談の場を設けています。妊娠期間中の体調にはじまり、産休・育休の取得希望期間、復職後の保育状況や働き方など、社員一人ひとり事情は異なります。不安や心配事をきめ細やかにヒアリングして、産休・育休取得から復職までを、円滑に進められるように体制を整えています。

〇育児休業を取得した女性社員の復職率……100%（2020年～2022年）

〇男性社員の育児休業取得率……2020年：16.7%／2021年：26.7%／2022年：17.7%

写真からわかる私たちの会社

私たちの仕事

それぞれの個性と「好き」を大切に、仕事に取り組んでいます

好きなマンガや映画についていくらでも語り合える人、マンガ・小説好きが高じて入社した人、ファッションやメイクが好きだった人……個性あふれる、いろんな社員が活躍するのが集英社です。それぞれが好きなもの・ワクワクするものを追求しながらも、みな仕事には「誠実」に取り組んでいます。また作家・マンガ家・カメラマン・デザイナーなど、さまざまな分野のプロフェッショナルと自信を持ってお付き合いできるようにと、各自が高いモチベーションで仕事に取り組んでいます。

もちろん収益は考えながらも、それぞれが「やりたいことをやる」「失敗を恐れずに、新しいことをやる」という機運が会社全体にあります。長年の間、どの雑誌も毎号新しいことに挑戦し、トライ＆エラーで成長してきました。現在、領域を拡大している新規事業にも、そうした姿勢が根本にあります。

それぞれの社員がいちばん楽しいと思うことに挑戦できるよう、採用後では第一に新入社員の希望、第二に本人の適性を重視して配属先を検討しています。

職種別に仕事を知る

• 編集

  集英社には、雑誌・書籍・WEBメディア合わせて約50の編集部があります。カテゴリー／ジャンルは大きく次のように分けられます。
  〇マンガ編集
  少年・男性コミック……「少年ジャンプ」「ヤングジャンプ」「少年ジャンプ＋」など
  少女・女性コミック……「りぼん」「マーガレット」「別冊マーガレット」など
  〇書籍編集
  文芸誌・文芸書・文庫・ライトノベル・児童書
  新書・ノンフィクション（ビジネス書・学術書・美術書など）
  〇取材誌編集
  ファッション誌（女性／男性）……「non-no」「MORE」「LEE」「SPUR」「MEN’S NON-NO」「UOMO」など
  ジャーナリズム誌……「週刊プレイボーイ」「web Sportiva」「集英社オンライン」など
  芸能誌……「Myojo」
  
  編集の仕事内容は、担当する出版物のジャンルや形態によって異なります。いずれも、マンガ家、作家、カメラマン、タレント、モデル、デザイナー、スタイリストなど、さまざまなクリエイターの皆さんと共同で、魅力的なコンテンツをつくっていく仕事です。基本となるのは、担当する作家や作品、取材テーマの面白さ、モデルやタレントの魅力を引き出して、世の中に広く伝えていくこと。「さまざまな分野の才能ある人に出会えて、その才能に寄り添いながら一緒に仕事ができる」「自分が見守ってきた才能が、大きく飛躍してメガヒット作を生み出す瞬間に立ち会える」など、たくさんのやりがいに満ちた仕事です。
  また編集の仕事は紙媒体を起点に多様化し、担当作品の映像化やキャラクターグッズ化、TikTok動画やインスタライブといったSNS／デジタル展開のディレクション、イベント運営など、さまざまな可能性が広がっています。マンガ『鬼滅の刃』と「MORE」「MEN’S NON-NO」などファッション誌のコラボなど、編集部同士の連携も活発に行われています。

• 営業

  集英社の営業部門は、大きく次の4つに分かれています。それぞれ、担当する媒体などにより、職種がさらに分かれます。
  
  〇販売
  デジタルを含む自社出版物をより多くの読者に手に取ってもらうため、編集部や宣伝部などとも協力し合い、媒体ごと／作品ごとにさまざまなアプローチによる販売戦略・販売促進を行ないます。著者のサイン会・各種フェア・イベントなどの書店店頭施策を企画・実施することも多々あります。デジタル販売部は書誌データの作成、管理も業務に含まれます。
  
  〇宣伝イベント事業
  自社出版物の宣伝およびイベント業務を行います。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌・ネットなど各種媒体に掲載してもらう広告や、ポスター・街頭看板・電車の中吊り広告などの多様なプロモーション展開、「ジャンプフェスタ」「Seventeen夏の学園祭」のような読者イベントの運営、集英社文庫「ナツイチ」のような各種キャンペーン展開、キャラクターグッズ製作など、業務内容は多岐にわたります。
  
  〇広告
  雑誌ブランドやマンガなどの自社コンテンツを、広告主（クライアント）のブランディング戦略に活用してもらえるようセールスします。広告主・広告会社・各編集部をつなぐ橋渡し役となり、純広告やタイアップ広告、コラボイベントや商品開発など、最適な課題解決を提案・展開していきます。社内のあらゆる媒体に関わることができ、その中でも自分が良いと思うコンテンツでクライアントに貢献し、かつ読者・消費者にも楽しんでいただける広告を展開していく面白さがあります。
  
  〇資材・制作
  製紙会社・印刷会社・製本会社と連携し、さまざまな出版物に使われる用紙の選定・発注、ならびに発売までのスケジュール、原価、装丁などを管理する部署です。本だけでなく、付録についても製作の進行・管理に携わります。雑誌やコミックスが、発売日にきちんと書店さんに並んで、楽しみにしている読者に届けるために欠かせない職種です。

• 事業

  〇ライツ
  書籍やコミックを、アニメ化、映画化、テレビドラマ化、ゲーム化、舞台化など、さまざまな展開に導く職種です。柱のひとつは、版権業務。著者から委託された権利をもとに、契約や出資の交渉などを行ないます。アニメや映画の製作・配給会社、テレビ局、グッズ制作メーカーなどさまざまな方が関わるチームを組織して、みんなで大きな盛り上がりを作っていく・盛り上がりの瞬間に立ち会える楽しさがあります。製作委員会の主幹事をつとめる場合は、大きなプロジェクトのリーダーを担っていく、やりがいがあります。
  また海外でのコミックス・書籍の出版やマルチメディア展開におけるライセンス事業など、グローバルな活躍の場が広がっているのもライツ事業の魅力です。
  
  〇コンテンツ事業
  集英社のコンテンツを源泉に展覧会などの有料イベントやグッズなどを企画・制作し、出版だけに留まらないコンテンツの魅力をさらに引き出し、ファンの期待に応えるため、各編集部と連携しながら事業を展開しています。
  
  〇新規事業開発
  集英社の持つ豊富なコンテンツやアイデア、ノウハウをつかって「新しい事業をつくる」仕事です。NFT事業やXR事業など幅広い分野に取り組んでいます。

• 管理

  経理／総務／法務／人事の4つのセクションに分かれています。会社組織の運営には欠かせない部門であり、またさまざまな作品が世に出るまでを支えています。
  ・全ての職種の人が働きやすい環境づくり
  ・編集や営業の新しい挑戦に対して、会計面からのサポート
  ・業務上の困りごとへの法律的な面からの協力
  ・個性あふれる媒体や働く社員たち、幅広い事業を俯瞰的に見ることができ、また採用から関わった若手の活躍や成長を見守れるなど、さまざまな形で「縁の下の力持ち」としてのやりがいを感じられます。

この会社で働くメンバー

福利厚生・研修・社内制度

福利厚生・社内制度

◎福利厚生／諸制度
社会保険完備、財形積立（会社利子補給有）、退職年金（15年確定給付年金・終身年金）、住宅資金融資、教育資金融資、各種健康管理（人間ドック・消化器健診・婦人科健診など）、育児休業、介護休業、自己啓発休業、語学研修援助、海外業務研修制度、次世代育成支援 など
諸施設／全国の旅館・ホテル・各種スポーツ施設と契約

◎育児・介護中の社員をサポートする、様々な両立支援制度
さまざまな年代、性別の読者に向けて魅力的なコンテンツを届けていく会社だからこそ、それぞれ個性や得意なことを活かして活躍できるよう、社内の環境整備を進めています。

〇出産・育児関連
女性……
妊娠休暇（月2日まで。半休可）、妊娠時短（午前60分・午後60分まで）、産前産後休暇（16週間）

男性……
妻出産休暇（3日間）、出生時育児休業（生後8週以内のうち4週間）

男女……育児休業（最長満2歳まで）、育児時短（最長2歳8週まで／1日2時間まで）、保育時短（未就学児。遅出または早退を1日1時間または2時間）、看護休暇（小6までの子1人につき年5日間。1時間単位の休暇取得可）、特例出勤・退勤（未就学児の定期予防接種、定期健診）、ベビーシッター補助（小3まで）、病児保育補助（小3まで）、在宅勤務

〇介護関連
男女……介護休暇（要介護家族1人につき年5日間。1時間単位の休暇取得可）、介護時短（最長3年間。遅出または早退を1日合計2時間まで）、介護休業（要介護家族1人につき最長2年間）、在宅勤務

研修制度

〇新入社員研修
入社から約2ヶ月間の研修を行い、各部署への配属となります。
・書店研修、印刷会社・製本会社見学
・スポーツ研修……新入社員が内容を企画し、全員で楽しく汗を流します。
・各部研修……マンガ家、小説家、起業家、俳優などをスペシャル講師に、社会人としての心構えや、出版社の社員に求められることなどを講義していただきます。
・次年度採用HP企画案のプレゼン大会……3～4名の小グループで、自由に意見やアイデアを出しながら話し合いを進め、発表を行ないます。ここでのアイデアをもとに次年度の採用HPのコンセプトを決定します。

〇その他の研修・諸制度
全社員が対象。さまざまな学びの場で、出版人としての知識をアップデートします。
・入社3年、5年、10年などの節目や、管理職（副課長・副編集長）昇任時の研修
・メンター研修／景品表示法セミナー／デジタルコンテンツセミナー／コンプライアンスセミナー／人権セミナー／メンタルヘルス研修／ハラスメントセミナー／海外業務研修 など

自己啓発支援

〇自己啓発休業制度
社員各自の自主的な学びのため、2年間の休業が認められる制度です。海外留学や大学院での学びなど、使い方はさまざま。自分の携わってきた分野を深めたい／能力の幅を広げたい・など、一人ひとりの学び・成長への意欲をサポートする制度です。

〇語学学校の受講料補助

メンター制度

社歴・部署の垣根を越えた「斜めの社員交流」を促進することを目的に、「グループ研修」という制度を設けています。新入社員に対して、所属とは別の部署の先輩社員とが4～5人のグループとなり、一緒に食事などをしながら、気軽にコミュニケーションを深めています。新入社員にとっては、所属以外の部署の先輩社員と関係性を築けることは心強く、また情報交換がお互いの業務にも結びつくこともあり、先輩社員・新入社員の双方から高評価を得ている制度です。

職場環境

• 役員および管理職に占める女性の割合

  役員： 17.6%
  管理職： 39.9%

最終更新日：2023年11月2日

社員について

• 新卒採用者数と離職者数（過去3年間）

  2023年度：採用人数24名、うち離職者数0名
  2022年度：採用人数23名、うち離職者数0名
  2021年度：採用人数17名、うち離職者数0名

• 新卒採用者数の男女別人数（過去3年間）

  2023年度：男性14名、女性10名
  2022年度：男性13名、女性10名
  2021年度：男性8名、女性9名

最終更新日：2023年11月2日

会社概要