大阪府食品
江崎グリコ株式会社
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「事業を通じて社会に貢献し、より多くの人々の健康な毎日を実現することを追求し続ける」ことが「創業の精神」です。
目次
私たちの事業
菓子事業のみならず、様々な領域で新しい価値を創造し、挑戦し続けています。
●菓子事業
菓子事業では、ロングセラー商品のポッキー、プリッツ、ビスコ をはじめ、おいしくて大人から子どもまで楽しめる多彩な商品を展開しています。また、チョコレート分野初の機能性表示食品リベラ、ストレス社会で頑張る人を応援するGABA、など「健康」と結び付けた商品開発を積極的に行っています。
●アイスクリーム事業
分け合って食べられるパピコ、いろいろなおいしさを楽しめるジャイアントコーン、自動販売機で手軽に買える セブンティーンアイスなど、他にはない発想で数々のロングセラー商品を生み出してきたアイスクリーム事業。近年では、大人向けアイスの市場を切り拓く高付加価値商品の開発にも力を入れています。
●ヨーグルト・乳飲料事業
牛乳や乳製品には人を癒やすやさしさがあります。BifiX ヨーグルトは、Glicoが独自の研究により 1万種類もの菌株の中から見つけ出した、健康なヒト由来のビフィズス菌 BifiX (ビフィックス)が入ったヨーグルトです。おいしさはもちろん、健康をサポートし、体の中から綺麗になれる商品を次々に展開しています。
●食品事業
生活に深く根づいたGlicoの加工食品は、プレミアム熟カレー、クレアおばさんのシチューなどのルーや、DONBURI 亭などのレトルト商品と、どれもなじみ深いものばかり。冷めても野菜から水が出にくく、温めなおしてもできたての食感が味わえる炒め物の素 できたて革命も、Glicoの独自技術から生まれたユニークな商品です。夕食時間がバラバラで作り置きが増えている家庭環境を背景に、Glicoが目指すのは、いつでもおいしく笑顔が生まれる食卓です。
●健康事業
「すこやかな毎日、ゆたかな人生」をパーパスとするGlicoの中で、特に積極的に健康づくりに取り組む商品分野です。60 年以上にわたるアーモンド研究のノウハウを活かした「アーモンド効果」は、ビタミンEをたっぷり含むアーモンドミルク。「SUNAO」はおいしさと適正糖質を両立したアイスやお菓子、パスタなどの商品が揃っています。アスリート向けの高たんぱくのプロテインパウダーからスポーツドリンクまで網羅し、強いからだづくりを応援するスポーツサプリ「パワープロダクション」を展開。
その他、「オフィスグリコ」など、多様な事業展開をしています。
私たちの特徴
ビジョン/ミッション
一人ひとりのくらしに寄り添い、ゆたかな人生を送っていただくためのサポートを
Glicoグループのはじまりは、創業者である江崎利一の「食品を通じて国民の体位向上に貢献したい」という信念です。まだ多くの人々が栄養不良・不足の状態だった時代に、栄養素「グリコーゲン」を摂取することで病気の予防につなげたいと考え、栄養菓子『グリコ』をつくりました。この想いはGlicoのDNAとして今も受け継がれております。
そして2022年に創立100年を迎え、新たにパーパス(会社の存在意義)に「すこやかな毎日、ゆたかな人生」、ビジョン(ありたい会社の姿)に「Glicoグループは人々の良質なくらしのため、高品質な素材を創意工夫することにより、『おいしさと健康』を価値として提供し続けます」と定めました。
これらのメッセージには、人々の生活環境や価値観、ライフスタイルが多様化する現代社会においても、Glicoグループは健康ですこやかな日々を送ることがゆたかな人生につながると考え、一人ひとりのくらしに寄り添っていきたいという意志が込められています。
創立100年という大きな節目に定められたパーパスとビジョンは、私たちの原点である「お客様視点」と向き合うための指針でもあります。
そして現在は、「お客様のために何ができるのか」をとことん考え、実現に向けてチャレンジしている真っ只中です。
私たちGlicoグループが目指すのは、単なるお菓子メーカーではなく、「日常必需食品企業」。エビデンスに基づいてつくられた食品をおいしく・楽しく召し上がっていただくことで、健康的な生活を送っていただくサポートをする。そんなGlicoならではの付加価値を生みだし、届けることがミッションだと考えています。
社風
仕事に熱く、人にやさしい企業文化が根づいている
Glicoグループの特徴として、創業者 江崎利一が記した行動指針「創意工夫、積極果敢、不屈邁進、質実剛健、勤倹力行、協同一致、奉仕一貫」が、社員一人ひとりに浸透していることが挙げられます。
なかでも特に「協同一致」を重視しており、事業展開から日々の業務までワンチーム=ワンGlicoで取り組んでいます。また、「積極果敢」であることも当社の特徴のひとつです。100年におよぶ歴史・伝統を大切にしながらも、それだけにとらわれることなく、新しい取り組みに挑戦しています。
会社の雰囲気をひと言で表すと、「フレンドリー&エネルギッシュ」。社員はそれぞれに夢や志があり、情熱と向上心をもって仕事に取り組んでいます。知的好奇心が旺盛で、新しいことにも前向きにチャレンジする姿勢も特色です。仕事に対しては熱い想いをもっていますが、人にはやさしくて物腰の柔らかい人が多いといえるでしょう。そして、社員の大半はグループの理念に共感して集まった人たちなので、一体感があることも強みです。
社員同士の関係性は、いい意味でとてもフラットです。たとえば、上司に対しては役職名ではなく「さん」づけで呼び、お昼休みに食堂で会えば同席することも珍しくありません。このように風通しが良い環境なので、ミーティングなどでは年齢・キャリアにかかわらず、若手社員も積極的に意見を発信できます。
また当社は少数精鋭の体制であるため、一人ひとりが担う業務が幅広く、「お客様のため」につながる内容であれば、アイデアやスキルをかたちにすることが可能です。このように社員が思いきり活躍できるのは、グループ全体にワンチーム=ワンGlicoの姿勢が根づいているからといえます。
私たちが求める人物像は、「変革・挑戦を楽しめる人」。会社で課題があれば、自ら率先して改善するくらいの意気込みがある方に活躍していただきたいと考えています。逆に自分でつくった枠のなかで仕事をしたいという方にはマッチしないかもしれません。
Glicoグループは、食品を通じて社会貢献を目指す企業であり、誇りとやりがいをもって働けることが大きな魅力です。こうした姿勢に共感してくださる方と一緒に働くことを楽しみにしています。
キャリアに関する社内制度
一人ひとりが想い描くキャリアの実現に向けた、充実の支援体制
■新人研修
まず入社後1~2ヶ月間、全職種共通の新入社員研修を実施します。この研修では、Glicoグループにどんな部門があり、どのように事業を展開しているのかを学ぶと同時に、ビジネスパーソンとしての基本的なスキルの習得を目指します。
配属後は各部門独自での受け入れ研修を受けていただいたり、入社後2年間はOJTリーダーが日々の業務で必要な知識や技術をしっかりとサポートしたりします。もし、仕事や対人関係で悩みごとがある場合は、直属ではない先輩社員に相談できるメンター制度を設けていますので、気軽に活用してください。
■キャリア支援
キャリアに応じてさまざまな研修を用意しています。外部の研修やセミナーの受講料補助なども行い、幅広く学べる環境づくりに努めています。また、毎年、上司との面談を行い、各自が想い描くキャリアプランをもとに目標を設定し、達成するためのプランを立てて成長につなげます。
経験を積むなかで他部門への異動を希望される場合は、条件を満たせば新たなフィールドで力を発揮していただくことが可能です。その一環として実施しているのが、JICA(青年海外協力隊)と提携した取り組み。20代~30代の社員をメインに、希望者は当社に籍を置きながら開発途上国に渡り、1年程度現地での社会貢献活動に参加することができます。
■ワークライフバランス
目標とするキャリアを築くためには、長く働きつづけるための育児支援が欠かせません。Glicoグループでは、小さなお子さんをもつ社員が無理なく働きつづけられるように、充実した支援体制を整えています。女性社員の育休はもちろんのこと、男性社員も「Co育てMonth」として、必須で生後半年以内に1カ月間の休みをとるようにしています。職場復帰後も多くの社員がフレックスタイム制(コアタイムなし)やテレワークを活用して、仕事と育児を両立しています。
■健康経営
Glicoグループは健康経営を推進し、すべての社員の健康維持・増進に向けた取り組みを行っています。たとえば、日々の歩数や食事内容、睡眠の質・時間を記録できるヘルスケアアプリを導入し、運動・栄養・休息のPDCAサイクルをまわす活動が挙げられます。その他にも、歩き方セミナーや睡眠の質を高めるセミナー、糖質を適正化するロカボセミナーなどを実施しています。
写真からわかる私たちの会社
私たちの仕事
新規プロジェクト“糖質オフおつまみ”という、新たな市場の開拓にチャレンジ
健康という観点から新しい価値を生みだすことはできないか。この発想が、『糖質オフCRATZ』と『糖質オフCheeza』開発のはじまりでした。
アルコール市場では糖質オフビールが成長しており、おつまみにおける健康価値も今後より一層求められると考え、“糖質オフおつまみ”という、新たな市場創造のプロジェクトがスタートしました。
「宅飲みが定着してポテンシャルは感じていたものの確信をもてずにいました。しかし消費者調査でニーズがあることがわかり、挑戦する価値があると思ったんです」と振り返る、マーケティング担当の小武。
商品開発の流れは、まずマーケティング部とCR部にて消費者調査を行い、ターゲットのインサイトの深堀や需要性を洗い出し、その結果をもって商品開発部門と連携してど商品をつくるのか決定。開発担当者が目標とする風味や食感を実現するために配合設計をし、試作を行います。製造部門と協力して、工場での大量生産を実現させるのも大きな役割です。商品の内容が決まるとセールス部門が加わり、販売戦略の立案やお取引先様へのアプローチを行います。
「糖質オフがアピールポイントですが、おいしくなければ継続して買ってもらえません。「健康」と「おいしさ」の要素を両立させる配合設計は難易度が高いため不安もありました」と話すのは、開発担当の美登路。
セールス担当の中村は、就活時に憧れた先輩が当時のブランド担当だったこともあり、何としても発売時に店頭へ露出し、一人でも多くの消費者へ届けたいという想いをもっていました。
開発の道のりは平坦ではありませんでした。消費者調査をもとに設定した「糖質25%オフ」という目標を達成するには原材料を変更する必要がありましたが、従来品の魅力であるカリカリ感が失われてしまう課題に突き当たったのです。しかし、ここで妥協するわけにはいかない。美登路はトライ&エラーを繰り返して最適な配合を探り、オーブンの焼き方なども工夫することでベストな食感の再現に成功しました。
一方、小武は美登路と協力して、パッケージデザインや原材料などの表記に取り組んでいました。当初は“健康”を前面に打ちだしたデザインにする予定でしたが、宅飲みが好きな消費者が求めるおつまみは嗜好性が最優先であることが判明し、お酒に合う濃厚な味わいを伝えるデザインに変更。
セールス面でも課題が…。「新規性の高い商品だった為、商品の特徴・価値をどのようにして流通へ理解してもらえるか、更には最終消費者へ如何にして伝えられるか懸念されました。」と中村。
そこで本社・ショッパー企画チームのサポートを得て生活情報紙に商品特徴の紹介記事を掲載し、一人でも多くのショッパーに商品認知をいただき、一つでも多く購入していただけるよう積極的にアプローチ。また小武と美登路は、セールス担当に商品のコンセプトや特徴、商品にかける想いを伝えるため、営業所をまわりました。
こうして『糖質オフCRATZ』と『糖質オフCheeza』は2022年7月に発売。評価は上々で、一部の店舗では定番商品になっています。
このプロジェクトを通じて「商品を生みだす夢を叶えられた」と、笑みを浮かべる小武。
「自分にとって商品開発ははじめての経験だったので、今回学んだことを次に活かしたいです」
美登路は、関連部門とのコミュニケーションの大切さを実感。
「積極的に意見を交わすことで難易度の高い案件でも『よし、やってみよう!』という一体感が生まれました」セールスの最前線に立つ中村も手応えを感じているという。「尊敬する先輩が『難しいは、新しい』とおっしゃっていたのですが、この商品がまさにそれ。競争は厳しいですが、やりがいはあります」
メンバーたちは、多くの人に親しまれるブランドに育てていくため、今も全力で取り組んでいます。
職種別に仕事を知る
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マーケティング
商品の企画から消費者の方々に提供するまで、商品開発全体のプロセスに関わるのがマーケティングです。
具体的には、ヒアリングや消費者調査などを行い、その結果をもとに商品のコンセプトを設定し、どのような商品をつくるのかを決めていきます。さらにプロモーション・販売施策の立案・実施、予算や収益といった数字の管理も行います。
市場の動向や消費者ニーズを把握するために、幅広くアンテナを張ることが重要です。そして、商品開発に携わるさまざまな部門のメンバーをまとめる存在なので、リーダーシップや調整力が求められます。 -
基礎・応用研究
エビデンスに基づいた商品開発を行う、最も川上の過程を担うのが基礎・応用研究です。
「おいしさとは何か」、「食感の良さとは何か」といった根本的な課題と向き合い、新しい素材の探索や分析を行うことで、人々の健康課題解決となるベースを築きます。
そのため知的好奇心と共に、未知の素材の開発に向けて取り組む粘り強さが必要な仕事です。 -
商品技術開発研究
マーケティング部門と協力して、商品のコンセプトやテーマに沿ってどのような商品をつくるのかを具現化します。配合設計やラボでの試作を行い、工場での生産に向けて製造部門(技術開発)と連携して仕様を決めることも大切な役割です。
また、基礎・応用研究で見つけた新しい素材をどのように商品に活かすのかを検討する取り組みも担当。近年は機能表示商品市場が成長しているため、機能評価の仕事も増えつつあります。
このように、マーケティングと基礎・応用研究の両方の視点とスキルを活かせる職種です。 -
技術開発
ラボで試作を重ねた新商品や新しい製法を用い商品を工場で大量生産するために、生産ラインの設計から導入までの進行管理をはじめ、製造の効率化、品質向上に向けた取り組みなど、エンジニアとして工場におけるさまざまな業務のコーディネートを担当します。
近年DXやAIの導入が進んでいる領域で、会社の躍進・成長に大きく貢献できる、やりがいのある仕事です。 -
セールス
スーパーやコンビニエンスストア、食品専門店など、Glicoの商品を販売していただくショッパーといわれるお客様に営業活動を行う仕事です。マーケティングが消費者の方々にアプローチするのに対して、セールスはお店や小売業を展開する企業にアプローチするのが特徴です。
単に商品を仕入れていただくための営業ではなく、「消費者の方々はどんなニーズをもっているのか」、「魅力のある売り場をつくるためにはどうすれば良いのか」など、ショッパーが抱える課題解決につながる提案を行います。そのため商品情報はもちろん、市場動向も把握することが必要です。
福利厚生・研修・社内制度
- 完全週休2日制
- 実力主義の評価制度あり
- 資格取得支援制度あり
福利厚生・社内制度
制度:社会保険完備(健康保険、厚生年金、雇用保険、労働災害補償保険(労災))、持家促進(住宅貸付金・財形貯蓄・財形融資)、社宅・借上げ寮、住宅補助、単身赴任帰省旅費補助、ふれあい支援補助、育児休職制度、介護休職、グリコカムバック制度、社内公募制度、社員持株会、個人年金保険 他
施設:契約保養所、契約スポーツクラブ 他
研修制度
Glicoコアバリューに基づいた「軸」「智恵」「実践」を研修体系に反映したカリキュラムを実施しています。
《若手》新人研修、新卒2年目研修、新卒3年目研修
《中堅》任用者研修、管理職候補者研修、中堅選抜研修、ヒューマンアセスメント研修
《管理職》マネジメント研修
上記の他、階層別研修、選抜研修、指名制の研修など
自己啓発支援
全社共通での研修、各職種で必要な専門スキルに関する研修に加え、資格取得支援制度や英会話サービスを優待価格で利用できる制度など、個人の自発的な学びをサポートしています。
メンター制度
入社から2年間はOJT(On the Job Training)期間として同じチームの先輩社員が業務面でサポートを行います。
また入社から1年間はOJTとは別でメンター制度があり、異なるチームや他部門の先輩社員がメンタル面など業務以外でのサポートを行います。
キャリアコンサルティング制度
制度あり
社内検定制度
制度あり
職場環境
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平均有給休暇取得日数
(年間)13.2日
最終更新日:
社員について
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平均勤続年数17.0年
最終更新日:
会社概要
創業/設立 | 創業:1922年2月設立:1929年2月 |
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本社所在地1 | 〒555-8502 大阪府大阪市西淀川区歌島4-6-5MAP |
事業所 | 大阪(本社)、東京、その他全国各地 |
代表者 | 江崎 悦朗 |
資本金 | 77億7300万円 |
売上高 | 連結:303,921百万円(2022年12月期) |
従業員数 | 連結:5359人(2022年12月現在) |
上場区分 | 国内上場 |
上場市場 | 東証 |
キャリタス就活編集部 特別情報
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DX注目企業
ホワイト500
ブライト500
関連情報
有価証券報告書「従業員の情報」に記載されている内容を抜粋しています。本情報は、決算期が2022年4月~2023年3月末までの有価証券報告書を主に対象としています。
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