他社にはない
独自技術に期待。
日本国内のマニュファクチャリングソリューションズ事業(以下MS事業)はエンジニアリングSBUを発足し、「営業課」「技術課」「MD課」の三課体制でお客様の課題解決を行っている。
ある日、営業課に一本の電話が入った。日本を代表する計測機器メーカーの支社であるA社から「半導体をつくる際に必要な流量計の製造や検査工程でロボットを活用できないか」という問い合わせだった。
「WEBサイトにあったロボットの動画を見て『エプソンなら自分たちが望むものをつくれるかもしれない』と直接ご連絡をくださったのです。ロボットを扱う商社や販売店の拠点がA社様のエリアにはなかったため、さまざまなサイトを入念にご覧になり、わが社の技術に目を止めてくださったとのことでした」(高山)。